小学生はどれくらいスマホを持っている?持たせる理由と選び方を解説!

小学生はどれくらいスマホを持っている?持たせる理由と選び方を解説!

小学生にスマホを持たせるべきか悩んでいる人はいませんか。この記事では、小学生でスマホを持っている割合や持たせる必要性、小学生に持たせるスマホの選び方などを解説しています。子どもにスマホを持たせるかどうか悩んでいる人は、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

「小学生でスマホを持っている割合ってどのくらい?」

 「小学生からスマホを持たせる理由やスマホの選び方を教えてほしい」

 「子どもにスマホを持たせる場合に注意することは?」

 小学校に上がった子どもをお持ちの人のなかには、このような疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、小学生がスマホを所持している割合やスマホを持たせている理由などを解説しています。ほかにも小学生に持たせるスマホの選び方や、子どもにスマホを持たせる際に注意しておきたい点も解説します。

この記事を読むことで、小学生にスマホを持たせる理由や必要性、目的を把握することが可能です。その知識をもとに、自分の子どもが小学校に上がった際にスマホを持たせるべきか、どのようなスマホを持たせるのか検討しやすくなるでしょう。

子どもにスマホを持たせるか悩んでいる人は、この記事をチェックしてみてください。

記事のまとめ

  • 小学生のスマホ所持率は43.7%であり、特に高学年での所持率が増加している傾向が見られる。インターネット利用時間もコロナ影響で増えているのだ。
  • 小学生にスマホを持たせる理由には、緊急連絡や居場所確認、学習支援などがある。目的に応じてスマホとキッズケータイの選択が重要である。
  • スマホ利用にはインターネット犯罪のリスクが伴い、子どもが加害者になる可能性もある。親子でしっかり話し合い、適切な使い方を決める必要がある。
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子どものインターネット利用時間は増加している

子どもがスマホを使ってインターネットを利用する時間は、新型コロナウィルスの影響を受け、増えている傾向が見受けられます。東京都の調査によると、新型コロナウィルスの影響でインターネットの利用時間が増えた子どもは約5割です。

また、こども家庭庁の調査によると、98.2%の小学生がスマホなどを使ってインターネットを利用していること、1日あたりの利用時間の平均が年齢の上昇とともに増えていることも判明しています。

出典:家庭における青少年のスマートフォン等の利用 調査結果|東京都

出典:令和5年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」報告書|こども家庭庁

出典:コロナウイルスとは|国立感染症研究所

スマホを持っている小学生の割合は?

小学生がスマホを持っている割合(スマホでインターネットを利用している割合)は、こども家庭庁の調査によると、43.7%となっています。東京都の調査では、小学校低学年でスマホを所持している割合は22.4%、高学年になると34.4%です。

これらの割合は年々増加傾向がみられており、子どもの成長に伴ってスマホを持たせる家庭が増えていることがわかります。

出典:令和5年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」報告書|こども家庭庁

出典:家庭における青少年のスマートフォン等の利用 調査結果|東京都

なぜ小学生にスマホを持たせる必要があるのか?

親が小学生の子どもにスマホを持たせる理由として、以下のものがあります。

・緊急連絡の手段や連絡ツールとしての活用

・居場所の確認や把握

・コミュニケーションの手段の一つ

・アプリや動画を使った家庭学習の手段

スマホを使った子どもの居場所の確認や把握は、親が子どもの側にいられない際、子どもの安全を守れる・安全を確認できるというあんしん材料になります。万が一何かあっても、すぐにメールや通話、SNSで連絡が取れる点も、スマホを持たせる理由として大きいでしょう。

目的に合わせてスマホか携帯かを選ぼう

小学生にスマホを持たせる場合の選択肢として、スマホ以外にもキッズケータイがあります。スマホはさまざまなアプリが入れられるようになっており多機能ですが、キッズケータイは子ども用でシンプルな機能のみであるところが特徴です。

どちらを選べばよいのかわからないという人向けに、ここからは目的に合わせた選び方を解説します。

SNSの利用や学習で使用するならスマホを選ぼう

通話だけでなくSNSなどのツールを使って、普段から連絡を取り合う場合や家庭学習の目的で利用するのであれば、さまざまな機能が搭載されているスマホがおすすめです。しかし、大人と同じスマホの場合は、事前にフィルタリングや使える機能の制限を設定しておく必要があります。

制限を設定するのが面倒だという場合は、キッズスマホのようにもとからフィルタリングなどの機能制限がつけられているものがおすすめです。

さらに格安SIMが使えるスマホにすれば、通常のスマホよりも通信費などのコストを押さえて利用できます。

NTTドコモでは、子どものスマホデビューが心配な方向けに「U15はじめてスマホプラン」を用意しています。

U15はじめてスマホプランとは、15歳以下のお子さまにあんしん、かつおトクにスマホデビューしていただけるプランです。使いすぎや有害サイトへのアクセスに対応できるフィルタリング機能や、危険サイトやウイルスなどの脅威からお守りするセキュリティサービスを提供し、親子で安心してスマートフォンを利用できます。

プランや料金に関する詳細は、下記よりご覧ください。

出典:U15はじめてスマホプラン|comotto

親子間の連絡や防犯目的ならキッズケータイを選ぼう

通話のみでの簡単な連絡やショートメッセージ、GPSや防犯ブザーなどの防犯機能を目的として選ぶ場合、キッズケータイがおすすめです。

キッズケータイは耐久性や防水機能がしっかりしている丈夫さが売りで、子どもに持たせやすくなっています。また、防犯機能に特化しているものが多く、あくまで通話がメイン機能なのでインターネットへの接続ができないところが特徴です。

このため、とりあえず必要最低限の機能と防犯機能があればよいという人向けだといえます。

実際に、NTTドコモのキッズケータイを購入した理由を調査※したところ、

以下の理由が特に多くあがりました。

・事件・事故などの緊急時の連絡のため(37.1%)

・塾や習い事に通い始めたから(36.0%)

・小学校に入学したから(29.0%)

・保護者が仕事に出るようになったから(13.0%)

・周りの友人が子ども向け携帯電話を持ち始めたから(9.3%)

※キッズケータイKY41-C購入者431名に選択式で調査を行った。

子どもが小学校に入学をしたり、習い事をはじめるなどして、親とはなれる時間が増えた際に、親子間の連絡や防犯対策を目的に購入されたことがわかります。

ドコモのキッズケータイは、大切なお子さまをみまもれます

はじめての子ども用の携帯の購入を検討されている方におすすめなのが、ドコモのキッズケータイです。

ドコモのキッズケータイには、「おかえり通知」機能があり、お子さまが帰宅すると保護者の方のスマートフォンにSMSで通知が届きます。

また、お子さまが見守り範囲から離れたら、保護者の方のスマートフォンとキッズケータイにお知らせが届く「みまもりアラート」機能※1も搭載しています。

 ※1 対応機種:SH-03M、KY-41C

さらに、「イマドコサーチ」※2を利用すれば、キッズケータイやスマートフォンなどのGPS機能を使って、子どもの居場所を探せて、見守ることができます。保護者の方がドコモ以外の回線をお使いでもご利用になれます。

※2 キッズケータイとは別にお申込みが必要です。

イマドコサーチの詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:イマドコサーチ

そして、いざというときを想定して、保護者の方のスマートフォンの専用アプリから、お子さまのキッズケータイのマナーモードを解除できる「遠隔操作」※3の機能も搭載されています。

※3 対応機種:SH-03M、KY-41C

ほかにも、防犯ブザーに連動して緊急連絡先 へ発信をしてくれる、いざというときの防犯ブザー※4を掲載。

 ※4 対応機種:SH-03M、KY-41C

家族などのあらかじめ登録した相手とのみ、通話と「+メッセージ」でのやりとりが可能です。 

「+メッセージ」は、パケット通信料でメッセージのやりとりができ、お子さまが撮影した写真やスタンプも送信できて、家族と楽しくコミュニケーションができます 。

もちろん、サイトへのアクセスや、SNSへの投稿ができないため、Webトラブルに巻き込まれるリスクも軽減してくれます。

また、お子さまが持ち歩きやすいコンパクトなサイズの「キッズケータイ コンパクト」もございます。キッズケータイ、キッズケータイ コンパクトの詳細や利用条件等は、下記リンク先よりご確認ください。

出典:キッズケータイ|docomo

小学生のネット上の犯罪には注意しよう

小学生にスマホを持たせるときに注意したいのが、インターネット上の犯罪に巻き込まれるリスクです。

通常のスマホはキッズケータイと違ってインターネットに接続できるので、フィルタリングをかけていないとさまざまなサイトに接続できてしまいます。そこで問題となっているのが、出会い系サイトやコミュニティサイトを通じて発生している犯罪に子どもが巻き込まれることです。

警察庁の調べによると、出会い系サイトやコミュニティサイトを悪用した犯罪に巻き込まれた18歳未満の子どもの数は、令和5年で1,663名となっています。これは前年度よりも少ないものの、全体的に高い水準であるところが問題視されています。

出典:令和5年の犯罪情勢|警察庁

実際に起きているネット犯罪とは

実際にインターネットを通じて子どもが巻き込まれた犯罪被害として、以下のような内容が挙げられています。

・自分の裸の自撮り写真を送信させられた

・コミュニティサイトで知り合った男にわいせつな行為をされた

・交際相手の男に撮影された自分の裸の写真が出回ってしまった

このようなネット犯罪は女子だけではなく男子も被害にあうケースも見られており、写真などをネタに脅迫されてしまう場合もあるので注意が必要です。

自分の子どもが罪を犯す可能性もある

ネット犯罪は自分の子どもが被害者ではなく、加害者にもなり得るリスクがあります。

たとえば、インターネット上やSNS上で行われている悪口の書き込みや無視、仲間はずれなどのネットいじめがあります。これらはエスカレートすると、SNSを使って呼び出し、暴行に発展するケースも珍しくありません。

また安易にインターネット上で書き込んだ内容が原因となり、犯罪・トラブルが起こっています。

ほかにも、以下のようなケースがあります。

・店でいたずら行為をした動画を撮影して投稿した(業務妨害)

・いたずら目的でインターネットウイルスを作成、拡散した

・生徒の情報を管理するシステムに不正アクセスし、情報を流出させた(不正アクセス)

・出会い系サイトで自分の交遊相手になるように書き込みをした

親子でよく話し合ってスマホを選ぶようにしよう

緊急用の連絡や防犯目的などから、年々子どもにスマホを持たせる年齢が上がっている傾向が見受けられます。

しかし、フィルタリングなど機能制限をかけていないとネット犯罪に巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。場合によっては自分の子どもが加害者になる可能性も出てくるため、利用する前にスマホの使い方や使う際の約束事を話し合う必要があります。

今回解説した記事を参考に、目的に応じたスマホ選びや使い方を親子でしっかり話し合ってみてはいかがでしょうか。

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