子どもから「お金の大切さがわかった!」との声も!
お金の授業を開催しました

2023年10月18日



お金の授業を開催

近年注目を集めているお金の教育。子どものころから、お金の大切さを学び、お金と上手に付き合えるようになっておくことは、子どもの将来のためにとても大切です。

comottoは、お金の大切さや上手な付き合い方を、お子さまへ学ばせたいというご家庭へ向けて、2023年10月1日に東京都の秋葉原で開催された『AKIBAまなびフェスタ』内にて、「comotto&野村お金の授業 サイコロゲームで円高・円安を学ぶ購入体験をしよう」を開催しました。今回はその様子をお伝えします。

世界のお金や通貨を知ろう!

野村ホールディングスの酒井さん

今回は野村ホールディングスの酒井さんに、先生をしていただきました。

お金の授業は、まずは子どもたちに世界にはさまざまな通貨があることを知ってもらうところからスタートです。

会場には、世界の国旗が投影されて、それがどこの国かをクイズ形式で当てていきます。早速、「最初の国はどこでしょうか?」と先生が問いかけると、子どもたちは「アメリカ!」と大合唱。その後は、ブラジル、中国、インド…と続いていきました。

中には、ほとんどの国を知っている子どももいて、そんな物知りな様子を見た他の子たちは「あの子すごい!」と刺激を受けている様子でした。

アメリカのUSドル紙幣

国の名前の後は、各国の通貨の名前を当てるクイズへと続きます。

ここでは、クイズだけでなく、先生がアメリカのUSドル紙幣の実物を子どもたちに見せてくれました。US紙幣の実物を初めてみた子どもたちの「日本と全然違う!」と驚いた様子も見ることができました。

どっちが円安?円高?

お金の授業の説明とクイズ形式のデモンストレーション

子どもたちが、世界の通貨に興味を持ってくれたところで、続いては円安・円高の仕組みを学びます。

急に聞かれると、大人でも混乱してしまいそうな円安・円高の考え方ですが、お金の授業は子どもたちが理解できるように、クイズ形式で進んでいきます。

お金のクイズデモンストレーション

先生から、「みんなが、日本の車の会社の社長さんだとしましょう。1ドルが100円との時と、1ドル130円の時、アメリカで100万ドルの車を売るとしたらどちらで車を売りたいですか?」とクイズが投げかけられます。

最初は「えっ!?」と驚いた様子を見せた子どもたちですが、「1ドルが100円のとき、車は100万円で売れるから…」と、指で数えたり、鉛筆を使って計算したりと、各々で考え始めます。

正解が、1ドル130円の時に車を売った方が30万円も多く儲かると分かった時には、「30万も多かったら、ほしいと思っているゲームソフトが何十本も買える!」と、目を丸くしているお子さまもいました。子どもたちが、少しずつ、円安・円高を身近に捉え始めている様子が伝わってきます。

お金のクイズデモンストレーション

サイコロを振ってかわせレートを体感!輸入体験!

輸入体験ゲームの準備とサイコロを振る子どもたち

子どもたちが、円安・円高の基本的な考え方を学んだところで、お金の授業は輸入体験ゲームへと移行します。

輸入体験ゲームとは、サイコロを降って出た目の数に合わせて、1ドルあたりの円の為替レートが変わっていくゲームです。例えば、1ドル150円の為替レートからスタートして、サイコロの出た目の合計値で為替レートが140円、155円などと変わっていきます。

サイコロの出た目と為替レートの変化を楽しむ子どもたち

さらに、サイコロを8回ふるうちに、3回消しゴムを輸入しにいく必要があり、3個のサイコロを一番安く輸入できた(1ドルあたりの円の為替レートが安いときに買いに行けた)、人が優勝というルールです。

早速、子どもたちにサイコロをふってもらいました。

輸入ゲームで消しゴムを輸入する子どもたち

2つのサイコロの出た目の合計値によって、サイコロをふるごとに為替レートは「150円→140円→135円→140円→…」と、どんどん変わっていきます。

子どもたちは「自分は、いつ消しゴムを輸入しに行こうか?」と楽しみながらも、必死に考えている様子が伝わってきます。

先生によると、こういった体験を通じて、普段の生活では、円安や円高を気にすることがなかった子どもたちの視野が広がり、子どもが興味を持って継続して学んでいくきっかけになるそうです。

そしてゲームでは、1ドル135円など、円高になったタイミングで、子どもたちがいっせいに消しゴムを輸入しに動きます。

消しゴムを手に入れた子どもたちの喜びと感想

ある男の子が、「こんなに安く輸入できたよ!」と手に入れた消しゴムを見せてくれました。

手に入れた消しゴムを見せてくれる男の子

3個の消しゴムを輸入した際の金額は、子どもによって、合計400円であったり、360円であったりとさまざまです。

お金の大切さを学ぶ子どもたち
お金の大切さを学ぶ子どもたち

ゲームでは、「安く輸入できたよ!」と喜んだり、「もっと安く輸入できたのに!」と悔しがったり、子どもたちの心が動いている様子を見ることができました。

さらに、普段ほしいものがあるときは、保護者の方におこづかいをもらったり、保護者の方に買ってもらっている子どもたちにとって、輸入ゲームを通じて、お金の裏にある為替の仕組みを体感したことは、「これからは為替レートを毎日確認します!」なんて感想を残してくれた子どももいるほどに、とても良い経験になったようでした。

お金ってどうしたらもらえるの?お金の大切さを学ぼう

お金の大切さを学ぶ子どもたち

輸入体験ゲームの後は、先生をcomottoの木村先生にバトンタッチ。ここからは、お金が大切な理由を子どもたちと考えていきます。

先生からは早速、「みんなは今、ほしいものはありますか?」と問いかけがありました。会場の子どもたちからは、「カードゲームのboxがほしい!」「うまい棒がほしい!」などさまざまな意見が飛び出します。

お金の大切さを学ぶ子どもたち
お金の大切さを学ぶ子どもたち

その後、木村先生から「相手のほしいものと、自分のほしいものを交換することが商売なんだよ。」と、教えてもらった子どもたち。保護者の方のほしいものを聞きにいきます。

お金の大切さを学ぶ子どもたち

子どもたちの質問に対して、保護者の方は、お子さまに対してやってほしいことを伝えます。

ここでは、「お手伝い(お皿洗いなど)をやって1回50円をおこづかいとしてもらえるとしたら、あなたのほしいものは106回お手伝いをしたら買うことができるね!」といったイメージで、子どもたちはお金やお手伝いの大切さを学んでいきました。

お金の大切さを学ぶ子どもたち

そして授業の最後は、comottoが提供しているcomottoウォレットというアプリをご紹介して締めくくりました。

comottoでお金の大切さを学びませんか?

お金の大切さを子どもたちに学ばせるために、comottoでは、comottoウォレットをご紹介しました。comottoウォレットは、子どもがお手伝いをすることで、ご両親からおこづかいをもらい、おこづかいの管理をスマホで簡単に行えるアプリです。

子どもがどれだけお手伝いをして、おこづかいをもらい、そのおこづかいでどれだけほしいものを買うか、をアプリを通じて楽しみながら学ぶことができます。親子でコミュニケーションを取りながら、お金に対する理解が深まることでしょう。

お金の大切さを学び、おこづかいの管理を通じて、賢くお金を使えるようになる。comottoウォレットが、親子の教育の一環として活用されていくことでしょう。