【comottoキッズレポート】小学校3年生の女の子によるお金の授業の体験談

2023年10月8日



comottoは、お金の大切さや上手な付き合い方を、お子さまへ学ばせたいというご家庭へ向けて、2023年10月1日に東京都千代田区秋葉原で開催された『AKIBAまなびフェスタ』内にて、「comotto&野村お金の授業 サイコロゲームで円高・円安を学ぶ輸入体験」を開催しました。

今回は小学校3年生の女の子にキッズレポーターとして、イベントに参加していただきました。この記事では、キッズレポーターの「好奇心」「思考力」「主体性」をキーワードに、イベント内でのシーンを切り取って、みなさまにお伝します。

実物に触れる体験が、好奇心を刺激する!

お金の授業の中では、円安・円高の違いを学ぶ時間があります。ここでは、キッズレポーターが日本の2,000円札と、アメリカの1ドル札の実物に触れる機会がありました。まずはここから、キッズレポーターの「好奇心」が生まれたシーンを切り取ってご紹介します。

キッズレポーターは、初めて触れる1ドル札に「日本のお金と違って、海外の人が真ん中にいておもしろい!この人は誰だろう?どうして、日本のお札よりも小さいの?」など、さまざまな疑問が湧いてきた様子です。

実物に触れることで、子どもの「知りたい」という好奇心は大きく膨らみ、子どもの「知りたい」という気持ちは学びの原動力になります。

ワークブックには、「お札にはその国を代表する人や動物、建物などがえがかれているのね。」と解説が書いてあり、「1ドル札の真ん中にいる海外の人は、アメリカを代表する人なんだ!」と、キッズレポーターは1つ疑問を解消。知的好奇心が刺激されて、そこから学びが生まれた印象的なシーンのご紹介でした。

自ら考えることで、思考力が伸びる!

お金の授業の中では、円安・円高の仕組みを体感するために、輸入体験ゲームが行われました。このゲームは、サイコロを投げるごとに、1ドルあたりの為替レートが140円、155円などと目まぐるしく変わっていきます。子どもたちは、為替レートが自分の輸入にとって有利だと思うタイミングを見極めて、消しゴムを輸入しに動く必要があるというルールです。

ここでは、輸入体験ゲーム内に生まれた、キッズレポーターが「思考する」シーンをご紹介します。

輸入体験ゲームでは、サイコロの出た目の合計によって、「1ドル150円→160円」、「1ドル160円→155円」と為替レートがどんどん変動していきます。為替レートが変動するたびに、キッズレポーターは「うーん、まだかな。安くなると思う。」「もうちょっと安くなりそうだから、様子をみる!」などと、頭を常にフル回転。周りの子どもたちの様子を見ながら、自分の出方を思考しました。

また、「1ドルが140円台になったら買いに行く作戦にする!」と、輸入体験ゲームの展開を予想して、作戦を立てている姿も印象的でした。

そして、為替レートが1ドル140円台に変動すると、「買いに行く!」と他の子どもたちに混じって、キッズレポーターも消しゴムの輸入に動きます。

キッズレポーターは、オレンジジュースの消しゴムを輸入。達成感に満ちた表情をしています。「自分で思考して、行動する。」キッズレポーターの思考力が発揮された印象的なシーンのご紹介でした。

自分で解決策を見つけるから、主体性が芽生える!

授業では、「いま何かほしいものがあるかな?」「そのほしいものは、いくらくらいだと思う?」など、先生のさまざまな問いかけが行われます。「今はぬいぐるみが欲しい!」「2,000円くらいだと思う!」などとキッズレポーターは、その問いかけに答えていきます。

先生からは、「欲しいものがあるときは、どうしますか?」とさらに問いかけが続きます。
この問いかけに対して、「お年玉をもらう?」「おうちの方にお願いする?」など、キッズレポーターはいろいろな方法を考えました。

そして、キッズレポーターの最終的に出した答えは、「お手伝いをして、おづかいをもらう!」ということ。

キッズレポーターは、「掃除や洗濯などお手伝いを1回したら、もらえるのは50〜100円くらいかな。」と、会場の保護者の方にも相談に行きつつ情報を集めて、「何回お手伝いをしたら、ぬいぐるみを自分で買うことができるのか?」を計算しました。

「お手伝いは、普段もしているけど、ぬいぐるみを自分で買うって目的があると、お手伝いがもっと楽しくなるかも!」と、キッズレポーターの中で、普段のお手伝いの印象が少し変わった様子です。

このように、誰かに「こうやりなさい」と言われるのではなく、子どもが「解決策を見つけるために、自ら行動する経験」は、子どもの主体性を伸ばす上でとても大切です。以上、キッズレポーターの主体性が芽生えた印象的なシーンのご紹介でした。

最後は「comottoウォレット」も体験しました!

キッズレポーターのお父さんが、スマートフォンに「comotto ウォレット」のアプリをダウンロードしてくれていたので、最後はキッズレポーターに「comotto ウォレット」も使ってもらいました。

comottoウォレットは、ご家庭でのお手伝いやおこづかい管理における、お金を「かせぐ・ためる・つかう」体験(※1)を通して、親子でお金の基本的な役割や使い方を学び、お金が自分の人生にどのように役立つのか考えるきっかけを提供しています。
※1.本サービスはアプリ上に数字を記録することでお金の管理に関する体験ができるものであり、実際にアプリを通じて金銭のやりとりが発生するものではありません。

キッズレポーターの感想は、「おこづかいをスマートフォンで確認できるのは楽しい!」とのこと。

「comottoウォレット」を通じて、子ども自身の判断でお金を主体的に扱う経験は、子どもにお金の大切さを気づかせ、子どもの主体性をグッと伸ばしてくれます。無料でダウンロードできますので、読者のみなさまもぜひ試してみてください。

また、「comotto」では、学校だけでは学べない学びや家族と一緒に学ぶ機会を、金融教育プログラムや農業体験など多くのイベント、子育て応援プログラムといったサービスを提供しています。気になるイベントやサービスがある方は、ぜひ一度体験してみてください。