【comottoキッズレポート】小学校4年生の女の子による「ユーグレナ理科実験教室」の体験談
2023年10月23日
comottoは、動物や植物、そして実験が好きなお子さまへ向けて、2023年10月1日に東京都の秋葉原で開催された『AKIBAまなびフェスタ』内にて、「ユーグレナ理科実験教室 supported by comotto」を開催しました。
今回は小学校4年生の女の子に、キッズレポーターとしてイベントに参加していただきました。この記事では、キッズレポーターの「好奇心」「思考力」「主体性」をキーワードに、イベント内でのシーンを切り取って、みなさまにお伝します。
新しい発見が、好奇心を育てる!
イベントでは、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の培養液や、簡易顕微鏡を用いて実際に生きているユーグレナを観察する機会がありました。まずはここから、キッズレポーターの「好奇心」が生まれたシーンを切り取ってご紹介します。
ユーグレナとは、世界共通の学名であり、日本で使われる和名ではミドリムシと呼ばれています。ビタミンやミネラル、アミノ酸など子どもに摂って欲しい栄養素が豊富に含まれており、ユーグレナは野菜嫌いな子どもの救世主として注目されています。
(「あんしん・安全な自然素材のユーグレナ」について詳しく知りたい方はこちら)
ユーグレナは藻の仲間であり、光合成を通じて、地球温暖化の原因といわれている二酸化炭素を吸収します。
理科実験教室で、キッズレポーターはユーグレナの培養液を観察しました。
キッズレポーターは、「この緑色の液体はどうなっているのだろう?」と、中身が気になっている様子です。
ユーグレナの培養液を振ってみたり、においを嗅いでみたり、キッズレポーターはいろんな方法でユーグレナの培養液を観察します。このように、知らない物事に対して、「なんだろう?」と積極的に知ろうとすることは、好奇心を育てる良いきっかけになりますね.
ユーグレナの培養液をしばらく観察すると、「においもしないし、まわしてみてもあまり変化しないなぁ。」とキッズレポーター。そこで、簡易顕微鏡を用いて実際のユーグレナを観察してみました。
「えっ!?顕微鏡の中で、たくさんのユーグレナが動いている!」と、思わず声をあげるキッズレポーター。確かに、インパクトがありますね。
「緑色だけじゃなくて、白い透明っぽいのも見えるよ!」と、先ほど観察した三角フラスコでは緑色の液体にしか見えていなかったのに、その液体の中にたくさんのユーグレナがいたことにキッズレポーターは驚きを隠せない様子でした.
このように、新しい発見をする経験は、子どもの好奇心を育ててくれるものです。まずは、キッズレポーターの知的好奇心が刺激されて、そこから学びが生まれた印象的なシーンのご紹介でした。
考えるキッカケが、思考力を伸ばす!
ユーグレナ理科実験教室では、「アルギン酸」を用いてユーグレナの培養液に膜を作り、球状のユーグレナボールを作る実験を行いました。ここでは、実験の中で生まれた、キッズレポーターが「思考する」シーンをご紹介します。
キッズレポーターは、スポイトを使ってユーグレナボールを作っていきます。実際にやってみると、「あれ?表面で固まっちゃったよ.」と、上手くまん丸の形のユーグレナボールを作ることができません。
「なんでだろう?」と悩むキッズレポーター。「スポイトが液体の表面についたのがよくなかったのかな.」と原因を考えて再挑戦です。
その後も、「スポイトに空気が入らないように、気をつけないといけないのかな?」、「もう少しゆっくりスポイトから液体を押し出してみよう!」など、1回ごとに思考をめぐらせて、試行錯誤。その結果コツがつかめたようで、丸くてカラフルなユーグレナボールを作ることができました。
キッズレポーターのように、課題の解決策を自ら考える経験は、思考力を高める上でとても重要です。
実験の後半では、キッズレポーターが「いろんなことが気になっちゃう!」と、「ユーグレナーボールがどのような感触なのか?」を自分の手で触って確かめていました。
気になったことを自ら確かめて、考えるための情報を集めていく姿勢は、思考する癖をつけるためにはとても大切なことです。
理科実験のような、実体験を通じた学びは、子どもに考えるキッカケを作るにはとても相性が良いと言えますね。キッズレポーターの思考力が発揮された印象的なシーンのご紹介でした。
気になって自ら行動することで、主体性が芽生える!
「ユーグレナ理科実験教室」では、ユーグレナの観察や実験を通じて、キッズレポーターが感じた疑問を先生に質問できる時間がありました。ここでは、キッズレポーターの「主体性が芽生えた」シーンを切り取ってお伝えします。
理科実験教室の最後に、「ユーグレナに含まれる油がバイオ燃料の原料になり、そのバイオ燃料で飛行機のフライトも既に実施していること」を先生から教えてもらったキッズレポーター。ちなみに、ユーグレナは、二酸化炭素と太陽の光、水があれば増え、ユーグレナの細胞を絞ると油が取れて、この油を原料の一部としてバイオ燃料が作れるそうです。
この説明に対して、キッズレポーターは会場のみんなの前で手を上げて、「飛行機を飛ばすには、どれくらいの数のユーグレナが必要なんですか?」と積極的に質問をしていました。
先生は、「ユーグレナの培養のための円形のプールを研究で使っており、そのプールを何回も、何回も、使うほどの数のユーグレナが必要なんだよ.」と説明してくれました。
「思っていた数よりも、ずっとたくさんのユーグレナが必要なんだ!」と、キッズレポーターは質問をしたことで、更なる気づきを得たようです。イベントの終わりには、「実験や先生への質問を通じて、たくさんのことが知れてすごく楽しかった!」と、キッズレポーターはとても充実した表情をしていました。
このように、疑問を解決するために、子どもが「自ら行動する経験」は、子どもの主体性を伸ばす上でとても大切ですね。以上、キッズレポーターの主体性が芽生えた印象的なシーンのご紹介でした。
理科実験を体験することで、成長の機会を得よう!
今回は、「comotto」が2023年10月1日に開催した、「ユーグレナ理科実験教室 supported by comotto」の様子をお伝えしました。
こういった理科実験は、子どもたちが動物や自然にさらに興味を持つきっかけとなります。子ども向けの理科実験教室に興味を持っている保護者の方は、今回のイベントでのキッズレポーターの様子を子育ての参考にしていただけたら幸いです。
また、「comotto」は、学校だけでは学べない、家族とともにすすめる学びや、金融教育プログラムや農業体験など多くのイベント、子育て応援プログラムといったサービスを提供しています。気になるイベントやサービスがある方は、ぜひ一度体験してみてください。
「あんしん・安全な自然素材のユーグレナ」について詳しく知りたい方はこちら