てるてる坊主を作ったけど雨が…。ガッガリしてしまった娘には、なんていうのが正解なの?

てるてる坊主を作ったけど雨が…。ガッガリしてしまった娘には、なんていうのが正解なの?

てるてる坊主を作っても雨が降ってしまうと、子どもはがっかりしてしまうし、親としても申し訳ない気持ちになりますよね。

てるてる坊主は、科学的な根拠に基づいたものではなく、天気占いの 1 つとして親しまれています。しかし、子どもにとっては、てるてる坊主の魔法を信じて作ることで、雨が降らないという希望を託す大切な存在です。

そのため、保護者の方が「願いが叶わなかったのはてるてる坊主のせいではない」と説明しても、子どもにとっては理解しにくいものです。このような場合のお子さまへの接し方のヒントをいくつかご紹介します。

お子さまの気持ちに寄り添う

まずは、お子さまの気持ちを否定せず、「雨が降って残念だったね」「てるてる坊主が上手くいかなかったのは悲しいよね」と共感することが大切です。

先ほどの漫画のように、お子さまがてるてる坊主を投げ捨ててしまったとしても、そのことを叱る前に、まずはお子さまの気持ちに寄り添うことからはじめましょう。

その上で、てるてる坊主は科学的な根拠に基づいたものではなく、天気占いの1つであることを正直に説明しましょう。

たとえば、「雨が降ってしまって残念だったね。でも、てるてる坊主は願いを込めることで、気持ちを晴れやかにしてくれるんだよ。」であったり、「雨が降ってしまって悲しいね。てるてる坊主は、魔法の道具ではないんだ。でも、願いを込めることで、晴れを願う気持ちを表現することができるんだよ。」などと、お子さまに声をかけてみてはいかがでしょうか。

気持ちを切り替えるきっかけを作る

雨が降った後は、てるてる坊主を飾っておくのではなく、新しい遊びや活動に切り替えるきっかけを作ると良いでしょう。

そして、お子さまが再びてるてる坊主を作りたい気持ちになったら、「今日は雨が降っちゃったけど、次は晴れるようにてるてる坊主と一緒に願いを込めてみようか!」などと声をかけて、一緒に次のてるてる坊主を作ってみましょう。

その際に、願いを込めるだけでなく、晴れをイメージした絵を描いたり、飾り付けを工夫したりすることで、楽しみながら取組むことができます。

まとめ

てるてる坊主を作ったけれど、雨が降ってお子さまの気持ちが落ち込んでしまうこともあるかもしれません。だけど、保護者の方がしっかりと気持ちを理解し、寄り添うことで、お子さまは再びてるてる坊主作りを楽しむことができるようになります。

てるてる坊主を作ったけれど、雨が降ってしまった場合は、今回ご紹介した方法をぜひ参考にされてみてください。