子どもたちの好奇心をくすぐる!ドコモの「ネットワークオペレーションセンター」見学イベントの秘密を大公開

子どもたちの好奇心をくすぐる!ドコモの「ネットワークオペレーションセンター」見学イベントの秘密を大公開

「comotto 子育て応援プログラム」では、2023年の7月の終わりと8月の頭に、東京と大阪でそれぞれ2日間ずつの計4日間、「ネットワークオペレーションセンター」(以下、「NOC」と表記)というドコモの最新のシステムや技術を使ってネットワーク全体を守っている施設の見学体験イベントを開催しました。

このイベントでは、東京(品川)と大阪(南港)にあるNOCに小学生のお子さまをご招待して、施設内を見学しながら、携帯電話がつながる仕組みや災害時の電波維持方法などを学んでいただきました。

今回は、本イベントの企画運営を担当したドコモの林さんに、イベント当日の様子やイベント開催にかける想いをうかがいました。

<インタビューをさせていただいた方>

ドコモ林さん:「comotto」が提供する「comotto for Supporters」アプリのなかで提供されている特典の、キャンペーンやクーポンの企画などを主に担当。

ワクワク!「ドコモの通信の秘密」をネットワークオペレーションセンター見学で体験

イ:今回のイベントを実施するにあたって、どのような工夫をされたのでしょうか。

林: 最近はスマートフォンの普及により、小学生でもスマートフォンを身近に感じている子どもたちは多いと思います。そこで、ドコモのNOC を見学いただくことで、スマートフォンの回線がつながっている裏側に、どのような設備や仕組みがあるのかということにも興味を持っていただけるのではないかと思い、イベントの立案に至りました。

今回、子どもたちには普段は一般の方は見ることができないNOC内に入っていただくことで、特別な経験をしてほしいと思っていました。

そのためイベントでは、単に施設を見学するだけでなく、実際にNOC の設備に触れていただく機会として、電波がつながりづらい非常時に出動する車のアンテナを操作するなどの体験を取入れて、小学生の子どもたちが飽きずに楽しみながら学ぶことができるようなプログラム構成になるように工夫しました。

災害時の救世主!「移動基地局車」って何?

イ:体験のプログラムはとても好評だったそうですね。

林:はい、子どもたちに大人気でした。特に、災害時等に携帯電話の回線を安定させるために活躍する“はたらくくるま”である「移動基地局車」というものがあるのですが、これには子どもたちは興味津々でしたね。

移動基地局車には、アンテナを上下に動かすことや、向きを変えることができる操作盤が設置されているのですが、子どもたちには、実際に操作盤をコントロールして、アンテナを動かしてもらうことで、災害時の電波の重要性を学んでいただきました。

そもそも、一般の方に移動基地局車のアンテナの操作をしていただく機会はないのですが、今回はNOCの社員の方たちにご協力いただきで、子どもたちに体験していただくことができたんです。

子どもたちが楽しみながら、時には真剣に操作している様子を見て、保護者の方たちにも大変喜んでいただけました。なかには、お子さまと一緒に操作盤を操作したり、写真を撮ったりする保護者の方もいらっしゃいました。

また、後日、移動基地局車の様子を、ご参加されたお子様が夏休みの絵日記に描いてくださり、保護者の方が私たちにも送ってくださいました。このような経験がお子さまの心にしっかりと印象づいたようで、絵日記を拝見した時は、本当にうれしかったです。

普段は見ることができないネットワークオペレーションセンターの内部を公開

イ:ネットワークの施設というとパソコンの画面がたくさん設置されているイメージがあります。そういうエリアも見学できたのでしょうか。

林:もちろんです。

NOC内には、観覧デッキのようなところがあるのですが、基地局情報が映らないようにしていただければ写真撮影も可能というルールでそちらにも入っていただきました。

該当のエリアでは、各地の基地局の情報が画面に映っていたり、基地局の状態に応じて色が変わっているところなど、さまざまな情報を見ることができます。

観覧デッキでは、子どもたちは好奇心が旺盛で、ガラスに頭をくっつけて前のめりになって見学をしてくれていましたよ。

また、不思議に思ったことを、たくさん質問してくれたお子さまもいらっしゃいました。夏休みの自由研究に使うためなのか、質問の回答を熱心にメモにとっていらっしゃる姿もありました。

ラグビー選手と一緒に楽しく体を動かそう!!

イ:大阪では、ラグビーチーム「レッドハリケーンズ大阪」とのコラボ企画もプログラムの一つとして実施されたそうですね。

林:そうなんです。大阪のNOCは同じ敷地内にドコモのラグビーチーム「レッドハリケーンズ大阪」のクラブハウスがあります。そのため、NOC見学の後に「レッドハリケーンズ大阪」の選手のみなさまと一緒に運動をするプログラムも組み込みました。

ここでは、子どもたちをラグビー選手に持ち上げてもらったり、ラグビーボールを投げてポイントをゲットしたりするアクティビティを実施したのですが、子どもたちはすごく楽しそうに体を動かしていました。

子ども目線を大切に!子どもが本当に楽しめる内容を追求

イ:さまざまなプログラムを組み込まれたと思うのですが、今回のイベント開催に向けた準備ではどのような苦労があったのでしょうか。

林:イベントの企画段階から、多くの時間と労力を費やしました。たとえば、大阪まで下見に行き、ラグビーチーム「レッドハリケーンズ大阪」やNOCの社員の方たちと打ち合わせを重ね、現地の細かい確認を行うなど、お子さまに安全に楽しく参加いただくために各所との調整は密に行いました。

特に、「comotto」でNOC の見学・体験のイベントは、これまで実績はありませんでした。

そのため、小学生のお子さまがいる社員の方に、企画している内容が子どもにとって興味を持ってもらえそうかを聞いて回り、イベントのプログラム案を相談しながら内容を組み立てていきました。

その結果、子どもたちの興味を引くために、見学をするだけでなく、体験型のコンテンツやクイズなどを盛り込むようにしました。

子どもたちの可能性を広げる!学校外体験の価値

イ:実際にイベントを開催されて、林さんは子どもたちが学校以外の場で今回のような体験をすることの意義はどのようなものがあると感じますか。

林:お子さまによっては視野を広げてあげられたのかなと思っています。

ネットワークが繋がる仕組みにすごく興味を持って質問してくれるお子さまもいました。

また、大阪では、はじめてラグビーを知って「ラグビー楽しい」っていってくれたお子さまもいらっしゃいましたし、すでにラグビーをやったことがあるお子さまは、実際に選手とふれあったことで「プロなりたい」や「もっと練習をがんばる」と話してくれました。

長い目で見て、こういった経験が今後の進路や職業選択につながったらうれしく思います。

ほかにも、イベントでは子どもたち同士の交流が結構ありました。たとえば、同じチームでアクティビティをやっているときに、子ども同士で応援し合ったり、励まし合っている姿を見ることもありました。

学校以外の場で、はじめて出会う子ども同士がふれあいを持つ機会はあまり多くはないと思うので、こういった機会を得られることも、学校以外の場での体験をすることの一つの価値なのではないかと思います。

インタビュー後記(まとめ)

今回は、東京と大阪でドコモのNOCの見学・体験イベントの企画・運営を担当したドコモの林さんにお話をうかがいました。

「comotto」のイベントは、子どものための金融教育、キャリア教育、創造力を養う教育など、学校だけでは学べない、将来にとって大切なことを学べます。

現在、募集中・開催予定のイベントは下記よりご確認ください。詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

<インタビューでご紹介した各種情報はこちらよりご覧ください>

親子で楽しめるイベント情報|comotto|子どもの未来を、もっと。 – NTTドコモ

・「comotto子育て応援プログラム

・「comotto for Supporters」アプリ