自学ノートプロをめざす!小学生の自学におすすめのネタ30選をご紹介!
「自学ノートで何をテーマにしたらいいかわからない」「自学ノートのネタがない」と悩んでいる方もいるでしょう。この記事では、小学生の自学におすすめのネタ30選を紹介しています。すぐに取組めるものばかりのため、気になる方はぜひ、チェックしてみてください。
「自学ノートで何を学んでもいいといわれても、どんなテーマにすればいいかわからない」
「自学ノートが宿題で出されることが多くて、もうネタがない」
「自学のときに、プログラミングなどの専門的なことをしっかり学ばせたい」
このように、自学ノートを何度も宿題で出され、ネタがなくなって困ってしまったという経験を持つお子さまも多いのではないでしょうか。
この記事では、小学生の自学におすすめのネタ30選を紹介しています。国・数・英・理・社の5教科について、いくつか例を挙げているため、テーマがなかなか見つからないときに参考にできるでしょう。
また、上記のほかに、プログラミングを学ぶ方法や、自然環境のイベントに参加する方法なども紹介しています。この記事を読めば、今すぐ取組むことができる自学ノートのネタを知ることができるでしょう。
この記事を参考にして、自学ノートのプロをめざしてみてはいかがでしょうか。
自学ノートではどんな学習をするの?
自学ノートは、自主学習ノートのことで、子どもが好きなことを学ぶための学習方法です。
基本的には、主要5教科である国語、算数、理科、社会、英語を中心に、そのほかの学習のなかから、自分の好きなことをテーマに学びます。どのように取組むかは、自分で思いついた方法やまとめ方となるため、さまざまなやり方が存在します。
手軽に取組める方法としては、授業の予習復習を行ったり、気になることをテーマにするのがおすすめです。
もしネタが思いつかないときは、すぐにはじめられる絵日記や漢字の書き取り、計算の練習などから行うとよいでしょう。
【国語】小1から小6におすすめの自学ノートネタ
ここからは、小1から小6におすすめの、国語をテーマにした自学ノートのネタを紹介します。
学校で習ったことを中心にした予習・復習や、雑学としても役立つ慣用句やことわざ調べなど、国語にはさまざまなネタがあります。以下に挙げる項目のなかに、気になる自学ノートネタがあれば、チャレンジしてみましょう。
絵日記を書こう
絵日記は、小1から小6まで幅広い年代に適した自学です。習った漢字を使って、今日起こったことをイラストつきで日記にしてみましょう。
絵日記を書く際に、漢字や文章を書くことで、文章力の向上も期待できます。また、イラストを描くことで色彩感覚が養われ、画力が向上するというメリットもあるでしょう。
小学校高学年では、簡単な英語で絵日記を書くのもおすすめです。英文とその意味も併せて書くことで、国語力と一緒に英語力を伸ばす練習にもなるでしょう。
慣用句・ことわざの意味を調べてまとめよう
ことわざや慣用句は、国語の授業で取上げられるため、予習や復習に適した自学です。
気になることわざや慣用句をいくつか選び、国語の教科書や国語辞典などで意味を調べたら、どのようなシチュエーションで使われているかなどをまとめましょう。
生きものや数字、体の一部分の名称が入ったことわざや慣用句を集めてみるのもおすすめです。
漢字のミニテストをやってみよう
あまり時間がないときや、短時間で自学ノートを終わらせたいときは、漢字のミニテストを行いましょう。
授業で行った漢字のテストを、そのままノートに写して解いてみましょう。返ってきた漢字のテストなどを利用するのもよい方法です。
間違えた漢字は、ノートの余白部分にくり返し練習することをおすすめします。
教科書の書き写しをしてみよう
教科書の書き写しは、子どもが手軽にできる自学です。
今授業で習っている教科書のページや、興味があるページを書き写すだけの作業ですが、漢字や文章、いい回し、段落や表記などを学べるため、国語力が向上します。
書き写す際には、教科書のとおりに漢字や文章表現を書き写すことが大切です。漢字で書かれている部分をひらがなで書いたり、文章を変えて書き写したりするのはやめましょう。
本を読んで感想文を書いてみよう
好きな本を一冊選び、好きなところまで読んで自学ノートに感想を書いてみましょう。
全部読まなくても、読めたところまでの感想で構いません。あらすじを簡単に紹介し、いちばん気になったところ、心に残ったところの理由を説明しましょう。
自分の感じたことを文章にする力や、書く力を鍛えられるのでおすすめです。
【算数】小1から小6におすすめの自学ノートネタ
小1から小6におすすめの、算数をテーマにした自学ノートのネタを紹介します。
算数の自学では、今後の学習の予習をしたり、授業でわからなかった問題を復習したりすることができます。自宅の落ち着いた環境でしっかり学習できれば、さらに理解が深まるでしょう。
手軽にできる自学として、計算問題などはおすすめです。以下に挙げる自学ネタを参考にして、算数の自学に取組んでみましょう。
苦手な問題の振り返りノートを書こう
算数で苦手な問題がある場合は、その単元を振り返って解き方を学びましょう。
小数点が苦手だったり、図形の問題が苦手だったりと、人それぞれ苦手な単元は違います。その部分を自学ノートで取上げて、じっくりと復習するのをおすすめします。
わからない箇所があったときは、教科書で調べたり、家族や先生、友達に聞いたりして、解き方を学んでいきましょう。
計算問題を解いてみよう
あまり時間がないときなど、自学ノートを早めに終わらせたいという場合には、計算ドリルやプリントを使って、計算問題を解いてみましょう。
制限時間を設けて行えば、時短になると同時に、解くスピードを上げる練習にもなるため効果的です。間違えた問題があれば、ノートの空いている場所で何度か復習するのをおすすめします。
図形を描いてみよう
コンパスや定規を使って図形を描くのが苦手な人は、何度も練習すると上達します。自学ノートに、コンパスと定規を使って、円や正三角形、二等辺三角形を描いてみましょう。
慣れてきたら、難しい図形の展開図や複雑な図形を定規とコンパスで描いてみることをおすすめします。
自分で問題を作ってみよう
今までに習った単元の内容から、自分で問題を作ってみましょう。
文章問題や図形の問題を自分で作ることで、問題の本質が理解でき、算数の力が向上する可能性があります。
もし問題を一から作るのが難しいようなら、教科書やドリルの問題の数値の部分を自分で考えて、そこだけ変えたものを解くとよいでしょう。
九九をノートに書いて覚えよう
九九をまだ覚えていない場合は、ノートに繰り返し書いて覚えるようにしましょう。一通り覚えたら、9×9マスのマス計算を作って解くのをおすすめします。
マス計算とは、縦軸と横軸に1から9までの数字をランダムに入れ、縦と横が交わるマスにかけ算の答えを書いていく練習方法です。
時間を測って、毎日解くスピードを上げられるように練習し、間違えたものがあれば空いている場所に繰り返し書いて覚えるとよいでしょう。
【理科】小1から小6におすすめの自学ノートネタ
小1から小6におすすめの、理科をテーマにした自学ノートのネタを紹介します。
理科では、身近な不思議から、宇宙や地球の不思議まで学ぶことができます。自分の周囲のことだけでなく、遠い場所にも意識を向けることで、観察能力が上がったり、発想力や創造力が身に付いたりする可能性があるでしょう。
植物を観察してみよう
草や木などの植物を観察してノートにまとめてみましょう。どんな場所に生えているのか、どのような特徴があるのかまとめるとよいでしょう。
もっと植物についてしっかり学びたいというときは、「comotto」の自然・環境のまなびのサービスを利用するのをおすすめします。
「comotto」のイベントは、子どものための自学のテーマになるような題材や、金融教育、キャリア教育、創造力を養う教育など、学校だけでは学べない、将来にとって大切なことを学べます。
現在、募集中・開催予定のイベントは下記よりご確認ください。詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
人体について学んでみよう
人体の臓器の名前と働きを、図鑑や教科書、インターネットなどで調べてみましょう。
臓器が体のどの場所にあり、どのような形や大きさをしているかなど、簡単なイラストを描いてみるのをおすすめします。
名前や形などを調べたら、臓器の働きについて調べましょう。呼吸で使っている臓器がいくつあるかまとめたり、消化に関わる臓器を調べたりしながら、呼吸や消化について学びましょう。
温度計を使って、気温の変化を調べてみよう
温度計を使い、部屋のなかや家の外の気温の変化を調べてみましょう。
どこか一箇所、測定する場所を決めて温度計を置き、気温の変化を観察して、折れ線グラフで表します。折れ線グラフを作ることで理科だけでなく、算数の自学にもなるため、おすすめです。
同じ場所で一定の時間ごとに気温を測ったり、自分の部屋と玄関など、同じ時間に場所を変えて気温を測ったり、さまざまな方法で試してみましょう。どのような変化や違いがあるかを考察してみましょう。
動物の生態系をまとめてみよう
ペットを飼っていたり、好きな動物がいたりする場合は、その動物の特徴や野生下ではどこに住んでいるかなどの生態についてまとめてみましょう。
人間やほかの動物と比べてみたり、何を食べているか、原産国はどこなのかなどを調べたりすると、さらにその動物について理解が深まるため、おすすめです。
星座を調べてみよう
星座の絵を描いて、星と星座の名前や伝説について調べてみましょう。
今の季節に見える星座や、日本からは見えない星座、海外や日本古来の星の呼び名などを調べてみるのもおすすめです。
夜に星が見える場合は、描いた星座を実際に探して、同じように見えるのか確かめてみます。惑星が見える場合は、星座との動きを比較して、惑星と星座の違いを考察してみるのもよいでしょう。
【社会】小1から小6におすすめの自学ノートネタ
小1から小6におすすめの、社会をテーマにした自学ノートのネタを紹介します。
社会を自学に選ぶことで、日本全体や、地域の特性について学べます。特に、都道府県名や地図記号などは、一生を通して役立つ知識のため、覚えておくとよいでしょう。
気になる地域を調べて地図を描いてみよう
自分の住んでいる町の隣の町や、行きたい場所、親戚が住んでいる地域など、気になる地域を調べて地図を描いてみましょう。
選んだ地域は、自分が住む地域との気候の違いはあるのか、特産品は何か、観光スポットはどこかなど、調べたことを地図に書き込んで、自分だけの地図を作ってみるとよいでしょう。
気になる地域を調べるために旅行雑誌を読んでみたり、インターネットで調べてみたりするのもよい方法です。
都道府県や県庁所在地をノートに書いて覚えよう
4年生になると、授業で都道府県を学びます。47都道府県をすべて覚えられるように、ノートに書き出してみましょう。
その際に、県名だけでなく県庁所在地も一緒に覚えるのをおすすめします。地図を見て、都道府県名と県庁所在地をいえるようになるだけでなく、県庁所在地名から都道府県がわかるように勉強するとよいでしょう。
4年生の終わりまでに、都道府県名と県庁所在地をすべていえるようになっておけば、5年生の勉強に役立ちます。
歴史上の人物について学んでみよう
歴史上で活躍した人物について、どのような功績がある人かまとめてみましょう。
たとえば、自分の好きな歴史上の人物や今住んでいる場所に歴史上で活躍した人がいた場合、その人を調べるのがおすすめです。
歴史上の人物が生きたのはいつの時代で、どのようなことを行ったのか、図書館や教科書、歴史の本から書き出してみます。
近くに史跡がある場合は、実際に訪れてみるのもよいでしょう。似顔絵を描いてみたり、その人にかかわった人をさらに調べてみたりするのもおすすめです。
野菜やくだものの産地を調べてみよう
給食や夕食で食べたものを思い出して、野菜やくだものの産地を調べてみましょう。自分が食べたものが、どの地域で作られていたのか知ることで、地域の特産品や特色を学べます。
勉強のなかで、野菜やくだものが暑い場所や寒い場所など、特定の場所でしか育たないことがわかる場合もあります。野菜やくだものの生態の特徴も理解できるでしょう。
今が旬の野菜やくだものの一覧を作ってみるのもおすすめです。
地図を見て地図記号を覚えよう
近所や気になる場所の地図をノートに写し、地図記号を書き入れてまとめてみましょう。
地図記号は小学3年生で習います。地図から探し出した地図記号を教科書やインターネットなどで調べて、何を表している地図記号か調べましょう。
地図記号の由来も調べると理解が深まります。実際に足を運んで、地図記号の場所に何があるか確認してみるのもおすすめです。
【英語】小1から小6におすすめの自学ノートネタ
小1から小6におすすめの、英語をテーマにした自学ノートのネタを紹介します。
社会のグローバル化が加速していくなかで、英語は重要な科目でしょう。
英語を自学に選べば、学校ではあまり習わないことも調べられます。
おすすめの学習方法には辞書を使い、日常会話で使う言葉などを調べたり、パソコンを使って発音を聞いて自分でも発音してみるなどがあります。これらの結果をノートにまとめておくことも、立派な自学になるでしょう。
ローマ字を書いて練習しよう
授業では、ローマ字の練習にあまり多くの時間を割かないため、自学ノートで勉強するのがおすすめです。
パソコンのローマ字入力など、ローマ字を使う機会は人生で数多くあります。早めにローマ字を習得しておきましょう。
ローマ字の50音表を自学ノートで作ったり、自分の名前をローマ字で書く練習をします。
50音表では、「たちつてと」など、ローマ字で書くと2種類の書き方が存在するものもあるため、注意が必要です。どちらのパターンも書けるように練習しておきましょう。
数字を英語で書いてみよう
1から10までの数字を、英単語帳やインターネットで調べてまとめてみましょう。
10までの数字を調べたら、10以上の数は英語でどのように書くのか調べます。さらに、百、千、一億など、大きな数はどう書くのか考察してみましょう。鉛筆の数や、靴の数など、いろいろなものの英語の数え方や単位について学ぶのもおすすめです。
日本の数の数え方との共通点や違いで気づいたことがあったら、まとめてみるとよいでしょう。
気になる単語の意味を辞書で調べてみよう
普段の生活のなかで気になる英語の単語があったら、どのような意味か辞書で調べてみましょう。
目に入った単語を調べるだけでなく、自分の気持ちを表す単語や好きな食べものの名前を英和辞典などで調べてまとめます。書けない英単語は、何度か書いて覚えましょう。
英語の辞書を引く練習にもなるためおすすめです。
英語のいろいろな挨拶をまとめてみよう
「こんにちは」以外の、「おはようございます」「さようなら」「こんばんは」などの挨拶を、英語ではどのように書くのかまとめてみましょう。
辞書やインターネットなどで調べたら、単語を何度かノートに書いて練習します。英語以外にも、ほかの国の挨拶にはどのようなものがあるのか調べてみるのもおすすめです。
好きな文章を英語で書いてみよう
インターネットの翻訳サイトを活用して、自分が気に入っている文章を英語で書いてみましょう。
教科書で読んだ文章や、読書した本の文章だけでなく、自分で考えた文章を英語にしてみます。英語にすることで、単語や文法への理解や英語への興味が高まる可能性があります。
簡単な英語の日記を書いてみるのもおすすめです。
5教科以外におすすめのネタはある?
小1から小6におすすめの、5教科以外におすすめの自学ノートのネタを紹介します。
小学生には、5教科以外にも身に付けておいた方がよい知識があります。たとえば、プログラミングを自学に取入れれば、課題の解決力や集中力が身に付きます。
5教科以外の自学にも取組んで、さまざまな能力を伸ばしましょう。
図鑑に載ってるイラストを描いてみよう
図鑑に載っている天体図や人体図、生きものなどをイラストで描いてみましょう。学校の単元として習うものがあれば、その箇所のイラストを選んで描くのも1つの方法です。
絵にすることで細かい部分に気づいたり、不思議に思うことが見つかったりする場合があります。そのような感想をまとめて自学ノートを作ったり、次の自学のネタにしたりしてもよいでしょう。
自己紹介をしてみよう
自分がどんな性格か、何が好きか、苦手なものは何か、自己紹介をしてみましょう。
「自分はこんな人間だ」と、客観的に見つめることができる可能性があります。
自分の自己紹介だけでなく、両親や兄弟などの家族の紹介をしてみるのもおすすめです。似顔絵を描いたり、普段自分が家族に対して、どのような思いを持っているか書いたりしてみましょう。
お手伝いしたことを書いてみよう
家でお手伝いしたら、完了までの手順や、やってみたことに対しての感想を書いてまとめてみましょう。
お手伝いをすることで、家事の大変さに気づき、いつも家事をしてくれている人に対する感謝の気持ちを抱くことができるでしょう。また、お手伝いができたことで自己肯定感が高まる場合もあります。
おすすめのお手伝いとして、小学校低学年なら玄関の靴を揃えたり、テーブルを拭いたりするのがよいでしょう。高学年ならお風呂掃除や、皿洗いなどをするのがおすすめです。
やっているスポーツや習い事の練習記録を書いてみよう
習い事やスポーツをしている場合、どのような練習をしたのかや、タイムや成績を記録してみましょう。
成績を記録することで、学びや気づきを得られる可能性があります。成績を伸ばすためにしたことを思い返してみたり、よい結果が出たときのポジティブ要因などを考察してみたりするのをおすすめします。
練習記録を書くことで、自分の心と体の状況を客観的に見ることができるでしょう。
プログラミングに挑戦してみよう
プログラミングを学ぶことで、物事を順序立てて考える力を身に付けることができるでしょう。
小学校に通う子どもがいるご家庭で、プログラミングに挑戦してみたいと思っているお子さまもいるのではないでしょうか。
もし、独学で学ぶことに不安があったり、近くに教室がなかったりする場合には、通信教育を利用するのをおすすめします。
「comotto」のサービスには、年代に合わせたプログラミング教育を、手軽に学べる知育アプリがあります。
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出典:dキッズ|comotto
自主学習を活用して学びを深めていこう
この記事では、小学生の自学におすすめのネタ30選を紹介しました。
本の感想を書く自学では、一冊読み終えることでそのまま読書感想文に活用できるでしょう。また、定期的に観察や研究をする自学を選ぶことには、自由研究でも使えるデータを取れるというメリットがあります。
自学ノートを上手に使って活用しながら、自分の知りたいことや気になることに取組み、学びを深めていきましょう。