5歳児向けの遊びアイデア22選!遊びのねらいや注意点も解説

5歳児向けの遊びアイデア22選!遊びのねらいや注意点も解説

保護者のみなさん、子どもの遊び選びに頭を悩ませていませんか?この記事では、5歳児の発達に合わせた20種類の遊びと、それぞれの遊びのねらいや注意点を詳しく解説します。子どもの成長をサポートする遊びのアイデアを知り、楽しく学びのある時間を共有しましょう。

5歳のお子さまをお持ちの保護者の方は、子どもの遊びについて悩んだことはありませんか?

この記事では、5歳児の成長に合わせた遊びのアイデアをご紹介します。遊びを通じて、ルールの理解、考える力や社会性の育成など、5歳児の発達に必要な要素を取入れた内容のほか、遊びの際の注意点や安全な遊び方を解説します。

この記事を読むことで、保護者の方は、5歳児に適した遊びの選び方や、子どもの成長をサポートする方法を理解できるようになるでしょう。

さらに、遊びのなかで子どもが楽しみながら学べる環境を整えるための、具体的なアイデアを得ることもできるでしょう。

5歳児に適した遊びの選び方を知りたい方は、ぜひ、読んでみてください。

5歳児の遊びのねらいとは

5歳児の遊びは、生活力やコミュニケーション能力の向上に役立ちます。この時期の子どもたちは、ルールのある集団遊びを楽しむ能力が高まり、友達と協力して複雑な遊びに取組むことが可能になります。

遊びを通じて、自分の考えを持ち、他者を尊重する能力も育ちます。

また、言葉の表現力や想像力も豊かになるため、物語や言葉遊びにも興味を示しはじめます。これらの遊びは、5歳児の社会性や創造性の発達に大きく貢献するでしょう。

ルールを理解して遊べるようになる

5歳児はルールを理解し、集団での遊びを楽しむ能力が高まります。ルールのある遊びを通じて、友達とのコミュニケーションや協力を学びます。

これらの遊びは、子どもたちが自分で考え、行動する力を育て、集団内での役割や協調性を理解するのに役立つでしょう。また、ごっこ遊びでは想像力を豊かにし、友達との関係構築にも寄与します。

友達と協力することで他者を尊重できるようになる

5歳児は友達と協力して遊ぶことで、他者を尊重する心を育てます。

集団遊びでは、意見を出し合い、共通の目的に向かって行動することが求められるでしょう。この過程で、友達の欲求と自分の欲求がぶつかりあうこともありますが、それを通じて相手への理解を深めることができます。

運動やゲーム遊びを通して、友達とイメージを共有し、楽しみながら取組むことで、自分の役割を見つけ、主体的に行動する姿も見られるでしょう。

考える力や社会性を身に付ける

5歳児の遊びは、考える力や社会性の発達に大きく寄与するでしょう。ルールのある遊びを通じて、子どもたちは自分で考え、行動する力を養います。また、友達との協力や意見の交換を経験することで、社会性が育まれるでしょう。

ごっこ遊びや集団でのゲームは、想像力を豊かにし、友達との関係構築にも役立ちます。これらの遊びは、ルールを作り、守るといった社会性を育てる重要な機会となるでしょう。

【22選】5歳児におすすめの遊び

5歳児には、室内で楽しめるさまざまな遊びがおすすめです。この年齢の子どもたちは、友達と協力して複雑なルールの遊びを楽しむようになります。以下は、5歳児に適した室内遊びの22選です。

マルバツクイズ

マルバツクイズは、子どもたちに親しまれている定番の遊びです。保育園や幼稚園では、身近な事柄を問題にして楽しく出題することが推奨されています。道具が不要なため、特別な準備はいりません。

この遊びは、子どもたちの社会性や協調性を育むのに適しており、保育園や幼稚園での活動でもよく取入れられています。

  • 大人数で集まり、問題の出題者を決めます(最初は保育者が出題者になるのがおすすめです)。
  • 出題者はマルかバツで答えられる問題を出題します。
  • 回答者は、答えを予想してマルとバツにわかれます。
  • 出題者は正解を発表します。不正解の子どもは応援に回ります。
  • 2~4を繰り返し、最後まで残った子どもが勝ちです。

椅子取りゲーム

椅子取りゲームは、音楽に合わせて動き、音楽が止まったら急いで椅子に座る室内ゲームです。この遊びは、子どもたちに勝ち負けを経験させ、ルールを守ることや集中力を高めるのに役立ちます。また、集団遊びを通じて協調性や社会性を育むことができます。

椅子取りゲームは、雨の日や梅雨の時期にも室内で楽しめる遊びで、子どもたちの発達に合わせてアレンジが可能です。

  • 参加人数より1つ少ない数の椅子を円形に並べます。
  • 子どもたちは椅子の周りに並び、音楽に合わせて歩きます。
  • 音楽が止まったら、近くの椅子に素早く座ります。座れなかった子どもは抜けます。
  • 椅子の数を残った人数より減らし、再スタートします。最後の1つに座った子どもが優勝です。

神経衰弱

神経衰弱は、記憶力や集中力を養うトランプゲームで、カードを2枚ずつめくり、同じ数字のペアを見つける遊びです。子どもたちは勝った喜びや負けた悔しさを経験しながら、感情のコントロールを学べます。

神経衰弱は、子どもたちの社会性や協調性を育むのに適しており、保育園や幼稚園での活動に取入れることが多いです。

  • トランプを裏向きにして散りばめ、ジャンケンで順番を決めます。
  • 各プレイヤーは順番にカードを2枚めくります。
  • 同じ数字のカードが出たら、その2枚を獲得します。
  • 違う数字のカードが出たら、裏返してもとの場所に戻します。
  • カードを獲得できたら、違う数字が出るまで同じプレイヤーが続けてめくります。
  • カードがなくなるまで繰り返し、より多くのカードを獲得した子どもが勝ちです。

反対信号ゲーム

反対信号ゲームは、指示された動作の反対をすることで、子どもたちの集中力や瞬発的な思考力を養います。準備や道具が不要で、室内外どちらでも楽しめるゲームです。

この遊びは、子どもたちが友達や保育者とのコミュニケーションを楽しみながら、ルールを理解し、身体をコントロールする能力を高めるのに適しています。

  • 指示を出す人(オニ)を決めます(通常は保育者が行います)。
  • オニは「両手を上げる」「立つ」などの動作を指示します。
  • 子どもたちは、いわれたことの反対をします(例:「両手を上げる」なら「両手を下げる」)。
  • 指示と同じ動作をしてしまった子どもはアウトとなり、待機場所に移動します。
  • 最後まで残った子どもが勝ちです。

かるた(百人一首)

かるたは、聞いた言葉に合わせて絵札を取る遊びで、ひらがなや言葉の学びにもつながります。百人一首やいろはかるたなど、さまざまな種類があり、子どもたちが楽しみながら日本の伝統的な遊びや慣習を学ぶことができます。

かるたは、子どもたちが日本の伝統行事に興味を持ち、新年を迎える気持ちを知るきっかけにもなるでしょう。

  • 読み札を読む人を決めます(保育園・幼稚園では保育者が行います)。
  • 絵札を床にばらばらに並べ、絵柄が表向きになるようにします。
  • 保育者が読み札を1枚ずつ読み、子どもたちは頭の文字と同じ文字を探してタッチします。
  • タッチした子どもがその札を獲得します。
  • すべての絵札がなくなるまで繰り返し、より多くの札を獲得した子どもが勝ちです。

フラフープ回し

フラフープ回しは、子どもたちが楽しみながら全身運動を行える遊びです。腰で回す基本的な遊び方から、手首や足首で回すなどの応用まで、さまざまな方法で楽しめます。

フラフープ回しは、子どもたちの運動能力やバランス感覚を養うのに適しており、保育園や幼稚園での活動で多く取入れられています。

  • フラフープの円のなかに入り、腰の位置でフラフープを持ちます。
  • フラフープを勢いよく横に回転させ、腰で回します。
  • 上手に回せるようになったら、手首や足首で回したり、複数のフラフープを同時に回したりして遊びます。

整列ゲーム

整列ゲームは、子どもたちが協力してリーダーの出したお題に合わせて1列に並ぶゲームです。この遊びは、友達とのコミュニケーションを促し、ルールのある遊びを楽しみ、遊びを進めるといった喜びを味わうのに適しています。

整列ゲームは、子どもたちが友達と考え、力を合わせて遊びを進めることで、共感や思いやりについて学ぶのに適しています。

  • ゲームに参加する子どもたちのなかから、お題を出すリーダーを決めます(通常は保育者がリーダーになります)。
  • リーダーがお題を出します。背の大きい順など、お題は子どもたちが1列に整列できるものにします。
  • 子どもたちは、出されたお題に対して、話し合いながら1列に並びます。
  • 終了の合図が鳴ったら、お題の順番どおりに整列します。正しい順番で並べていれば成功です。

ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームは、出題者が声を出さずに身体を使いお題を表現し、解答者がそれを当てるゲームです。この遊びは、子どもたちの発想力や表現力を育み、友達とのコミュニケーションを楽しむのに適しています。

ジェスチャーゲームは、子どもたちが頭のなかでイメージしたことを身体を使って、表現することで、難しいお題に対しても諦めずに最後までやり抜く力を養うのに適しています。

  • 保育者は、ジェスチャーで表現するお題を決めてスケッチブックに書いておきます。
  • 子どもたちは、出題者チームと解答者チームにわかれます。
  • 出題者チームの子どもが順番に前に出て、お題をジェスチャーで表現します。このとき、声を出さないことが重要です。
  • 解答者チームは、お題がわかったら大きな声で答えます。
  • 正解したら、出題者を交代して繰り返し遊びます。
  • 制限時間内に、多くお題に正解できたチームが勝ちです。

静電気遊び(水を曲げるストロー)

静電気遊びは、子どもたちが自然の不思議を体験し、面白さを知ることができる実験遊びです。特に「水を曲げるストロー」は、静電気の性質を活かした遊びです。

この遊びは、子どもたちが静電気の遊び方や注意点を知り、自然の不思議を体験することで、科学への興味を育むのに適しています。

  • ストローにティッシュを素早く何度も擦り付けます。
  • 蛇口の水を出し、ストローを近づけます。
  • 蛇口の水がストローの方に曲がります。

ハワイアンリレーゲーム

ハワイアンリレーゲームは、子どもたちがチームで協力しながら、楽しむことができるリレーゲームです。この遊びは、身体をうまく使いながらフラワーレイを次の子どもに渡していくことで、友達との協力や身体の動かし方を学べます。

ハワイアンリレーゲームは、子どもたちが友達と協力しながら楽しむことで、集団での遊びの楽しさやチームワークの大切さを学ぶのに適しています。

  • 子どもたちをいくつかのチームにわけ、横1列に並びます。
  • 隣の人と手をつなぎ、フラワーレイを手に持ちます。
  • 保育者の合図でスタートします。子どもは手をつないだまま、フラワーレイを次の子どもに移動させます。
  • 最後の子どもまで、手を離さずにフラワーレイを通すことができたチームが勝ちです。

ステレオゲーム

ステレオゲームは、複数の出題者が同時に異なる文字を発声し、解答者がそれらを組み合わせて言葉を当てる遊びです。このゲームは、子どもたちが周囲の言葉をしっかり聞き、語彙力を増やすとともに想像力を豊かにするのに適しています。

ステレオゲームは、子どもたちが言葉を考えるだけでなく、友達の表情や動きを読取る力を身に付けるのに適しています。

  • お題を出す子どもを決めます。決まったら前に出ます(文字数分の人数が必要です)。
  • 保育者がお題を決め、一人一文字ずつ担当を決めます。
  • 保育者の合図で、決めた文字を同時にいいます。
  • ほかの子どもたちは解答者になり、聞こえた文字を組み合わせて何の言葉かを当てます。

色氷でお絵かき

色氷でお絵かきは、色の変化を楽しみながら感覚を刺激する遊びです。色水を凍らせて作った氷を使い、紙の上で溶ける様子を楽しむことで、子どもたちの色彩感覚が育てます。

色氷でのお絵かきは、色の変化によって子どもたちの探求心が刺激されるため、創造力や表現力を育むのに適しています。

  • 水彩絵の具や食紅で色水を作り、それを氷の型に入れて冷凍庫で凍らせます。
  • 凍った色氷を紙の上で滑らせ、溶けるにつれて色が広がる様子を観察します。
  • さまざまな色の氷を組み合わせて、新しい色や模様を作り出します。

人間間違い探し

人間間違い探しは、子どもたちが友達を観察し、変化に気づく力を育むゲームです。代表の子どもが前とあとで少し変化を加え、ほかの子どもたちがそれを見つける遊びです。

人間間違い探しは、子どもたちが集中力や観察力を養い、豊かな想像力を身に付けるのに適しています。

  • 代表の子どもを2~3人決めます。
  • 代表の子どもは一度前に立ち、ほかの子どもたちはよく観察します。
  • 代表の子どもは隠れて、帽子を被ったり、髪飾りを変えたり、服を着替えたりして変化を加えます。
  • 代表の子どもが再び登場し、ほかの子どもたちは変わったところを当てます。

ピンポン玉運びレース

ピンポン玉運びレースは、子どもたちがバランス感覚を養いながら楽しむことができる遊びです。チームで協力し、ピンポン玉を落とさずに運ぶことで、集中力や協調性を高めます。

ピンポン玉運びレースは、子どもたちが協力して目標に向かう楽しさを学び、集団での遊びを通じて友達との絆を深めるのに適しています。

  • 子どもたちを複数のチームにわけ、往復できるコースを準備します。
  • 1チームにつき、一つのおたまとピンポン玉を用意します。
  • 先頭の子どもはピンポン玉をおたまの上に乗せます。そして保育者の合図でスタートします。
  • 先頭の子どもがコースを折り返して戻ってきたら、次の子どもにおたまを渡し、続けて運びます。
  • 最終走者が早くゴールしたチームが勝ちです。

コロコロドッジボール

コロコロドッジボールは、子どもたちがチームで協力しながら楽しむことができる運動ゲームです。この遊びは、ボールを転がして相手チームのメンバーに当てることで、身体を動かす楽しさとチームワークを学びます。

コロコロドッジボールは、子どもたちが身体を動かす喜びを感じながら、友達との協力やルールを守ることの大切さを学ぶのに適しています。

  • 子どもたちを二つのチームにわけます。
  • チームごとに決められたエリア内でプレイし、中央にはラインを引きます。
  • 保育者の合図でスタートし、各チームはボールを転がして相手チームのメンバーに当てます。
  • ボールに当たった子どもはゲームから外れます。
  • 最後まで残ったチームが勝ちです。

だるまさんがころんだ

「だるまさんがころんだ」は、昔から親しまれている伝統的な遊びです。オニが「だるまさんがころんだ」と唱える間に、子どもたちはオニにタッチしようと進みますが、オニが振り返ったら動いてはいけません。

この遊びでは、バランス感覚や反射神経を養えます。「だるまさんがころんだ」は、子どもたちが友達との関わりのなかで意見の違いに気づき、話し合いで解決する力を育むのに適しています。

  • オニ役を一人決め、ほかの子どもたちはスタートラインに並びます。
  • オニは「だるまさんがころんだ」といい振り返ります。振り返るタイミングは「だ」のときです。
  • オニが振り返った瞬間、子どもたちは動きを止めます。
  • オニが背を向けている間に、子どもたちはオニに近づきタッチして逃げます。
  • オニがストップといい、子どもたちの動きを止めます。
  • オニは近い子どもをタッチします。タッチされた子どもが次のオニになります。

缶蹴り

缶蹴りは、缶を使って、かくれんぼを行う遊びです。オニが隠れている子どもを見つけるスリルと、隠れている子どもがオニに見つからずに缶を蹴る楽しさがあります。友達と協力して作戦を立てながら、思いきり体を動かすことが可能です。

缶蹴りは、子どもたちが友達の名前を覚え、コミュニケーションを取りながら楽しむことで、ルールを理解し、協力し合うことを学ぶのに適しています。

  • オニを一人決め、地面に円を描いてその中心に空き缶を置きます。
  • オニ以外の子どもが缶を蹴り飛ばし、オニが缶をもとに戻している間に隠れます。
  • オニは隠れている子どもを探し、見つけたら名前を呼びながら缶を踏みます。
  • 名前が呼ばれていない子どもは、オニに見つからないように缶を蹴り飛ばし、成功すれば捕まった子どもが解放されます。
  • オニが全員を見つけるか、缶を蹴られたらゲーム終了です。

ゴム跳び

ゴム跳びは、二人でゴムひもを持ち、それを跳び越える遊びです。この遊びは、足の筋力や跳躍力、足首の強化につながり、ものを跳び越えることへの抵抗を軽減します。

保育園や幼稚園では、縄跳びの導入や運動遊びの前段階として取入れるのがおすすめです。

ゴム跳びは、子どもたちが昔ながらの遊びを知り、跳んだり、跨いだり、回ったりするさまざまな動きを楽しむことで、脚力やバランス感覚を身に付けるのに適しています。

  • 一本のゴムひもを、代表者二人が足元で持ちます。
  • もう一人の子どもは、ゴムひもを跳び越えます。
  • 成功するたびに、徐々にゴムひもの高さを上げていきます。
  • 飛び越えることができなかったら、ゴムひもを持つ人を交代します。

はないちもんめ

「はないちもんめ」は、子どもたちが手をつないでわらべうたを歌いながら、身体を動かす遊びです。この遊びは、大人数で行うと特に楽しく、異年齢保育のレクリエーションとしてもおすすめです。

同じ歌詞やリズムを繰り返すことで、子どもたちが歌を通して記憶力や思考力を育み、友達との競争による心の成長やチームワークを育むのに適しています。

  • 人数を半分にわけて二組が横一列に向かい合って並び、手をつなぎます。
  • 代表がじゃんけんをして先攻、後攻を決めます。
  • 先攻のグループが「勝ってうれしいはないちもんめ」と歌いながら前進し、後攻グループは「負けてくやしいはないちもんめ」といいながら前進していきます。
  • 歌を歌い終わったら、グループごとに相手グループのなかで誰を呼びたいかを相談します。
  • 呼ばれた二人が代表になってじゃんけんをし、負けたグループの子どもが勝ったグループに移動します。

葉っぱクイズ

「葉っぱクイズ」は、葉っぱを触り、その感触をもとに同じものを探す自然遊びです。春から秋には、遊びながらさまざまな種類の葉っぱとふれあえるため、子どもたちの五感を育むことにつながります。

「葉っぱクイズ」は、子どもたちが自然に親しみ、自然への愛着を持つことを促したり、指先の感覚や観察力を育んだりするのに適しています。

  • 保育者は園庭や公園から葉っぱを集めます。
  • 中身が見えない袋に葉っぱを1種類だけ入れます。
  • 子どもたちは袋のなかを見ないように葉っぱを触って、感触を覚えます。
  • 園庭のなかの葉っぱを触って回り、袋のなかに入っていた葉っぱと同じものを探し出します。
  • 答え合わせをして、同じものを当てることができたら成功です。

人間知恵の輪

「人間知恵の輪」は大人数で集まり、絡み合うように手をつなぎ、その手を離さずに絡まりを解いていく遊びです。この遊びは、子どもたちが協力して行うため、問題解決する力を養い、コミュニケーション能力を高めることにつながります。

「人間知恵の輪」は、子どもたちが協力して問題を解決する過程で、友達との関わりを深め、信頼関係を築くのに適しています。

  • 5~6人のグループを作り、円になります。
  • 両隣以外の子どもと手をつなぎます。右手と左手は別の子どもとつなぎます。
  • 全員が両手をつないで知恵の輪ができたら、ゲームスタートです。
  • 友達との間を跨いだりくぐったり、身体をうまく使って絡まった手をほどいていきます。
  • 全員が手を離さずに、一つの輪に戻ることができたら成功です。

デジタル教材で遊ぶ

デジタル教材で遊ぶ場合は、「comotto」の「dキッズ」がおすすめです。「dキッズ」では、遊びを通して子どもたちの学びも深められます。絵本やパズルなどを通じて、楽しみながら知識やスキルを身に付けることができます。

「dキッズ」は、子どものデジタル時間が”学べる・遊べる・夢中になれる”時間になるように設計された知育アプリです。豊富なジャンルで、実績のあるコンテンツを、人気キャラクターと楽しく学べます。

詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:dキッズ|comotto

子どもの発達に応じた遊びを選ぼう

5歳児は想像力と社会性が花開く時期です。この発達段階に合わせ、遊びを選ぶことが重要です。

たとえば、模倣遊びやリトミック遊びは、子どもの創造力を育み、リズム感や協調性を養います。また、手作りおもちゃや折り紙、砂遊びなどは、細かい手の動きを促し、集中力や創造力を高めます。

遊びを通じて、子どもの発達を支え、豊かな人間関係を築く基礎を育てましょう。

5歳児が遊ぶ際の注意点・ポイント

5歳児の遊びでは、安全な環境作りと子どもの自主性を尊重することが重要です。怪我を防ぐため、遊び場の安全確認や適切な道具の使用を心がけましょう。

また、子ども同士の小さなトラブルは自分たちで解決させ、自立心を育てるようにします。正しい道具の使い方を教え、子どもが自分で考えられるような声かけをすることも大切です。これらの配慮により、子どもは遊びを通じて社会性や協調性を学びます。

怪我を少なくする環境を整える

5歳児の遊びでは、安全な環境を整えることが重要です。

室内遊びにおいては、床の滑り止めや鋭利な角の保護、十分なスペースの確保が必要です。また、外遊びでは、安全な遊具の選定や地面の状態を確認しましょう。遊び道具は年齢に適したものを選び、正しい使い方を教えることも大切です。

これらの配慮により、5歳児は怪我のリスクを減らしながら、楽しく遊びの世界を広げることができます。

子どものけんかに介入しない

5歳児のけんかに大人が介入せず、子ども同士で話し合う機会を作ることは、社会性やコミュニケーション能力の発達に重要です。

子どもたちが自分たちの言葉で意見を交わし、解決策を見つける過程は、自立心や協調性を育てます。保育者は、安全を確保しつつ、適切な距離で見守り、必要に応じて適切なアドバイスをすることが大切です。

このようにして、子どもたちは自分の感情を理解し、他者との関わり方を学びます。

正しい道具の使い方を教える

5歳児には、遊びの道具の正しい使い方を教えることが大切です。これにより、安全に楽しく遊ぶことができ、同時に責任感やルールを守る意識も育まれます。

たとえば、けん玉やお手玉などの伝統的な遊びでは、道具の扱い方や遊び方をていねいに指導しましょう。また、紙コップや新聞紙を使った工作遊びでは、創造力を養うとともに、道具の安全な使い方を教えることも重要です。

子どもが自分で考え、工夫する力を育てるためにも、正しい道具の使い方を教えることは不可欠です。

子どもが自分で考えられるような声かけをする

5歳児の遊びにおいて、「子どもが自分で考えられるような声かけをする」ことは重要です。この年齢の子どもたちは、友達と協力して複雑なルールの遊びを楽しむようになり、自分で考えて行動する能力を育てます。

保護者は、子どもが自分のアイデアを出しやすいように、励ましの言葉をかけたり、遊びのなかで自由に発想できる環境を提供することが大切です。このような関わり方は、子どもの自立心や、問題解決能力を高めるのに役立ちます。

子どもの発達に合わせた遊びができるようにしよう

5歳児の発達に合わせた遊びを提供することは、子どもの成長にとって重要です。この年齢の子どもたちは、友達との集団遊びやルールを理解し、守る能力が高まっています。

遊びを通じて、協力する姿勢や他者への理解を深めることができます。また、手先が器用になるため、製作活動もより複雑で細かいものが可能になります。

保育者は、子ども一人ひとりの発達段階を理解し、それぞれが主体的に楽しめるような遊びの場を設定することが大切です。

このようにして、子どもたちは自分の役割を見つけ、集団のなかで自己表現を行いながら成長していきます。

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