牛乳パックで作る工作13選!親子で楽しく作れるアイディアをご紹介
牛乳パックを使って、さまざまな工作ができることをご存じでしょうか。この記事ではごく簡単な工作から、かわいい・かっこいい工作とともに、工作する際の注意点もまとめました。親子で工作を楽しみたい方、学校の課題に活用したい方は、ぜひこちらを参考にしてください。
「牛乳パックを使って、子どもと工作できる?」
「牛乳パックでできる工作にはどんなものがあるの?」
このように、牛乳パックを使った工作について興味がある方もいるのではないでしょうか。
この記事では、牛乳パックで作れるおもちゃを簡単なもの、女の子におすすめなもの、男の子におすすめなものの三つにわけて紹介しています。牛乳パックを使う工作のなかから、目的に近いものを探せるでしょう。材料や作り方も紹介しているため、実際に作ってみることも可能です。
また、牛乳パックを使って工作する際の注意点についても紹介しています。実際に工作する前に、知っておきたいポイントを把握できるでしょう。
子どもと一緒に牛乳パックを使って工作してみたい方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
【簡単に作れる】牛乳パックおもちゃ3選
牛乳パックは牛乳を入れているだけに頑丈で、水にも強いという特徴があります。そのため、さまざまな工作に使える素材です。
牛乳パックで簡単に作れるおもちゃを紹介します。作り方がシンプルな工作ばかりなため、子どもの工作や親子での工作におすすめです。
フリスビーを作ろう
材料
・牛乳パック一本
・ペン
・ハサミ
・両面テープ
牛乳パック一本分を使って、フリスビーを作りましょう。
フリスビーの作り方は、まず牛乳パックを継ぎ目にそって開き、真ん中の二面の上下を1cm残して切り取ります。次に、注ぎ口側も切り取りますが、二面の上下1cm部分のところだけ、3cm程度の長さを残しておきましょう。
牛乳パックの内側に、ペンで模様を描きます。真ん中の折り目で半分に折って、模様に沿ってハサミで折り目まで切れ込みを入れましょう。上下の1cm部分に両面テープを貼り、丸めて、反対の1cmの残り部分と貼り合わせれば完成です。
パズルを作って遊ぼう
材料
・牛乳パック四本分
・色画用紙
・定規
・カッターナイフ
・ハサミ
・テープ
・のり
・ペン
牛乳パックと上記の材料を使って、ブロックパズルと呼ばれるパズルを作ることが可能です。
牛乳パックの面一つに、底から7cm部分と15cm部分に印をつけましょう。残る三面には8cmのところで印をつけ、線に沿って切ります。すると、フタのついた箱のようになります。箱状の四つの隅に、1cmの切れ目を入れて左右を折り、手前の飛び出た部分は切ります。
長いフタ部分も1cmほど折って、フタを閉めるように閉じてテープで止めましょう。これを四本の牛乳パックすべてでやります。四つの箱を並べ、上の二箱の真ん中と、左右の箱を側面でつなげるようにテープでつなげましょう。
一面ごとに色画用紙を貼って、イラストを描けば完成です。全部で六通りの絵柄を描けるため、何を描くのかあらかじめ決めておきましょう。
かわいい万華鏡を作ろう
材料
・牛乳パック一本
・ペットボトル
・アルミホイル
・ラップ
・テープ
・両面テープ
・ハサミ
・カッターナイフ
・なかに入れるビーズのなど飾り
牛乳パックを使って、万華鏡を作ることができます。
作り方は、まずペットボトルの上(飲み口側)を切り取り、なかに万華鏡を入れられるように一辺の長さを測りましょう。牛乳パックを継ぎ目に沿って開き、測った長さと同じ長さになるよう三面分切ります。折り目を使って、一つで二面分作るようにすると楽でしょう。
テープを貼って三面をつなげ、三角形にしてペットボトルに入れてください。底から1cm~2cm浮かせて、上の飛び出た部分は切り取ります。
牛乳パックの柄がある方にアルミホイルを貼り、そちらが内側になるように三角形にしてテープで止めましょう。片方だけ二重にしたラップを貼ります。
画用紙や牛乳パックにペットボトルを置いて、フタ部分を作りましょう。ペットボトルよりも少しだけ大き目にカットして作ることがコツです。中心にのぞき穴を作り、三角形のラップを貼っていない部分をフタに取りつけて固定します。三角形の側面に装飾しましょう。
ペットボトルにビーズなどのパーツを入れ、フタ部分を取りつけたら完成です。
【女の子におすすめ】おしゃれな牛乳パックアイテム工作5選
牛乳パックを使って、おしゃれなアイテムを作れます。かわいらしく作れる実用的なアイテムや、子どもが興味を持ちやすいアイテムの工作ばかりです。
子どもと一緒に工作をすることで、親子の距離を縮めることもできるでしょう。ぜひ、子どもと一緒に作ってみてください。
簡単ランタンを作ろう
材料
・牛乳パック一本
・色画用紙
・クリアファイル
・両面テープ
・絵具
・糸または紐
・色えんぴつ
・ハサミ
・定規
・カッターナイフ
・セロハンテープ
・錐(穴をあけるための道具)
牛乳パックで、ランタンを作ります。クリスマスやハロウィンといった、イベントに合わせたものを作ると楽しいでしょう。
ランタンの作り方は、まずカッターナイフを使って牛乳パックの二面に窓になる部分を切り取りましょう。子どもが行うことが危険と判断したら、親が代わりにしましょう。窓をあけたら、牛乳パックに色を塗っていきます。
窓部分よりも少し大きめに切ったクリアファイルを、牛乳パックの内側から貼りましょう。画用紙を使って、ランタンの屋根部分を作ります。屋根の装飾はお好みでつけましょう。
なかに炎に見立てた紙や、キャンドル型のライトなどを入れてから、牛乳パックの口を閉じて屋根を取りつけます。牛乳パックや窓の部分に絵を描いたり、色画用紙で飾りを作って、それを貼りましょう。
牛乳パックの屋根部分に穴をあけ、糸や紐などを通せば完成です。棒や枝に吊るしたり、どこかにかけて楽しめます。
手作り貯金箱を作ろう
材料
・牛乳パック一本
・色画用紙
・ハサミ
・木工用ボンド
・セロハンテープ
・定規
・鉛筆
・貯金箱の装飾に使う包装紙やお花紙、デコレーションボールなど
牛乳パックを使って、かわいい貯金箱を自作します。まずはどんな形で作るのかを決めておくことが大切です。
作り方は、まず牛乳パックの底から12~13cmのところに印をつけ、上部から印のところまで四隅に切り込みを入れてください。
切り開いた牛乳パックの手前の一面を、なかに入れるように折ります。さらに左右の面も折ってフタをして、残った面は貯金箱の飾りになるように切っておきましょう。人形やピエロのような形にするなら、ここは頭の部分になります。
牛乳パックの側面に、お金を入れられるように入り口をあけましょう。色画用紙を使って牛乳パックの側面に貼っていきます。お金の投入口もあけて貼ってください。牛乳パックの切り落とした残りを、牛乳箱の装飾に使います。人形なら、手や足のように使えるでしょう。
好きな絵を描いたり、包装紙やお花紙などでかわいらしく装飾すると完成です。
椅子を作ろう
材料
・牛乳パック二十四本(椅子一個分)
・ダンボールなどの厚紙
・布製ガムテープ
・ハサミ
・ビニールテープ
・鉛筆
・椅子のカバー装飾用(包装紙や新聞紙、のりなど)
牛乳パックを使って、子どもが座れる椅子を作りましょう。
椅子を作るために、まず牛乳パックを開き、一面ごとに上と下をそれぞれ三角に切ります。この牛乳パックを三角形になるよう固定し、上下もビニールテープで止めておきましょう。これを二十四本分すべてやります。
三角形にした牛乳パックを、とがった部分が上になるように四つ並べておきましょう。組み合わせるように、その上にとがった部分を下にした牛乳パック三つを並べて仮止めします。ひっくり返して四つ並べた方もテープで止め、もう一つ同じものを作りましょう。
続いて、牛乳パックのとがった部分が上になるように三つ並べておきます。その上にとがった部分を下にした二つの牛乳パックをおき、仮止めして、ひっくり返して三つの方も固定しましょう。こちらも同じものをもう一つ作ります。
牛乳パックを七つまとめたものを広い面で合わせてください。その反対側に、五つまとめたものの広い面をくっつけます。上から見ると、六角形になるはずです。布製ガムテープでまとめて、固定しましょう。上、真ん中、下と三つ巻けばかなり固定でき、椅子になります。
ダンボールを椅子の大きさに合わせて印をつけ、切り取ってください。同じものを二つ作り、椅子の上と下に布製ガムテープで固定しましょう。牛乳パックが見えなくなるように布製ガムテープを巻けば、完成です。
このあとは包装紙や生地などを使い、椅子を覆えば、好きな柄の椅子になります。
映写機を作って映画館気分を味わおう
材料
・牛乳パック
・プラスチックの板
・カッターナイフ
・ハサミ
・テープ
・懐中電灯
・緩衝材
・ペン
・ラミネート紙など
牛乳パックを使って、映写機を作って遊ぶことも可能です。
まず牛乳パックの底を、ふちが少し残るように穴をあけましょう。上になる部分には、スライドを入れるためのスリット部分をカッターナイフで切ってあけておきます。牛乳パックの注ぎ口側を開き、緩衝材に包んだ懐中電灯を入れ、固定しましょう。
映写機で投影するためのスライドを作れば、完成です。プラスチックの板にペンで描いたり、ラミネート紙でラミネートして作ってもよいでしょう。
雪だるまのプレゼントBOXを作ろう
材料
・牛乳パック一本
・色画用紙
・リボン
・モール
・アルミホイル
・油性マーカー
・定規
・カッターナイフ
・ハサミ
・ボンド
・両面テープ
牛乳パックを使って、クリスマスパーティの贈りものや、お菓子を入れられるプレゼントBOXを作ってみましょう。
作り方は、まず牛乳パックの底から6cmのところに印をつけ、そこで切り取ります。切り取った上の部分は、雪だるまの絵を描いて、二つほど切り取っておきましょう。
牛乳パックの底部分に色画用紙を貼って装飾します。雪だるまにも白い色画用紙を貼って、頭の部分にリボンを張りつけておいてください。雪だるまの目や鼻、帽子や手となる棒といったパーツを作って、取りつけましょう。
牛乳パックの箱の前後の部分に、雪だるまを両面テープで貼りつけます。箱部分にペンで装飾すれば、完成です。
【男の子におすすめ】かっこいい牛乳パックアイディア5選
牛乳パックで作る工作には、男の子向けのものもあります。かっこいい工作から、外での遊びに使える工作、見た目が楽しい工作などさまざまです。
作り方や必要な材料を紹介しているため、ぜひ、本記事の内容を参考にして、実際に作ってみてください。
かっこいい車を作ろう
材料
・牛乳パック一本
・ストロー二本
・色画用紙
・ペットボトルのキャップ四つ
・ハサミ
・テープ
・のり
牛乳パックを使って、実際に走らせることのできる車を作ってみましょう。
まずは牛乳パックの入り口を開いて、注ぎ口の方を上にして置きます。車にするため、側面にあたる二面のみ車の形になるように切り取りましょう。入り口の下部分の二隅に切り込みを入れ、左右を閉じるようにしてテープで固定します。ここが車の前部分です。
続いて、車の側面部分に合わせるように上の面を折り、車からはみでた部分は切り取ります。下のあまっていた部分を持ち上げて、上の部分と合わせてテープでしっかり止めましょう。車の本体部分が完成します。
ストロー二本を車本体よりも長めに切り、両端に切り込みを入れて、ペットボトルのキャップに貼りつけてください。タイヤになります。色画用紙を縦5cm、横7cmで切ったものを二つ用意して、裏面の上下に両面テープを貼りましょう。
車本体の下に、タイヤになるストローを取りつけ、色画用紙の両面テープをはがして固定します。前輪と後輪両方取りつけたら、車が完成します。お好みで車本体に色画用紙を貼ったり、窓部分を作ったりして装飾してみましょう。
浮かぶ船を作ろう
材料
・牛乳パック一本
・布製のガムテープ
・ビニールテープ
・ハサミ
・カッターナイフ
牛乳パックは水に強いため、水に浮かぶ船を作って遊ぶことも可能です。
まず牛乳パックの注ぎ口が下にくるように置いて、側面に船の形を書きます。その形に沿って、牛乳パックの上部分を切り取っていきましょう。牛乳パックの注ぎ口の方を布製のガムテープで止めたら、船本体になります。
続いて切り落とした部分を使い、船の操舵室部分と、さらにその上の旗になるように切り抜いておいてください。切ったパーツを、本体部分にビニールテープで取りつけます。
船本体のうしろ側(牛乳パックの底部分)を、三角形になるように切り込みを入れて倒しておきましょう。こうすることで、上から水を注ぐとそこから水が出て、進むようになります。船の本体や、操舵室や旗などを、実際の船のように見立てて装飾したら完成です。
エサを食べるワニを作ろう
材料
・牛乳パック一本
・卵のパック
・ペットボトルのキャップ
・赤い紐またはリボン
・布製のガムテープ
・テープ
・色画用紙
・ハサミ
・ペン
牛乳パックを使い、動物を作ってみましょう。今回はエサを食べさせることもできるワニの作り方を紹介します。
作り方は、まず牛乳パックを縦半分で切りわけます。注ぎ口部分がうしろになるようにして、色画用紙を貼ってワニに見えるように装飾しましょう。前部分には、ワニの歯も装飾でつけましょう。卵のパックを使って目の部分を作り、そのなかに目玉部分を作って入れてください。
ワニの身体の下になる部分の牛乳パックの内側に、赤い紐またはリボンを取りつけます。紐が前後に動かせるよう、色画用紙などで押さえて、それをテープで固定するとよいでしょう。紐の先にペットボトルのキャップを貼りつけ、そのなかに布製ガムテープを巻いてくっつけておきます。
牛乳パックの上下を閉じて、赤い紐をうしろから出しておけば完成です。ワニの口からペットボトルのキャップを取り出し、目的のものにくっつけて、うしろから紐を引っ張れば、ワニの口のなかに入れて遊べます。
お風呂でできる釣りセットを作ろう
材料
・牛乳パック数本
・食品トレイ
・マグネット
・ゼムクリップ
・ヨーグルトの空きカップ
・タコ糸
・曲がるストロー三本
・ハサミ
・カッターナイフ
・ホチキス
・テープ
・油性ペン
お風呂で釣りができるおもちゃを、作りましょう。釣り上げる生きものの数に合わせて、牛乳パックや食品トレイが必要になります。
牛乳パックに、作りたい生きものの形を下書きしておき、それに合わせて切り取りましょう。海や川にいる生きものを描くとよいでしょう。食品トレイは切り取った牛乳パックの大きさに合わせて切り、三枚重ねてテープで固定しましょう。
牛乳パックを食品トレイの上に重ねて、ホチキスで固定します。頭や手足などの部分もあるなら、ホチキスでつけておきましょう。生きものの口や頭の部分にゼムクリップをホチキスで取り付けます。
次に作るのは、リールです。まずヨーグルトの空きカップを半分に切り、上の部分の切り口を合わせてテープで固定しましょう。
釣り竿になる部分として、ストロー二本の片方の断面に切り込みを入れ、重ねてテープでくっつけます。三本目のストローは適度な長さでいくつかに切り、二本のストローに合間をあけて、テープでつけていきましょう。
持ち手になる方に最後のヨーグルトの空きカップを、上部分がストロー側になるように取りつけ、リールのカップを固定します。下側のストローにタコ糸を通してマグネットとクリップをつけ、反対側をリールに巻きつければ完成です。
ゴムで跳ぶヘリコプターを作ろう
材料
・牛乳パック一本
・割り箸
・長めの平ゴム
・太いストローと普通のストロー一本ずつ
・プロペラ
・シャフト
・ビーズ
・キャップ(太いストローに合わせた大きさ)
・ハサミ
・ペンチ
・キリ
・両面テープ
・テープ
牛乳パックで、ヘリコプターを作る方法を紹介します。飛ばして遊ぶことができるため、ぜひ作って遊んでみましょう。
まずはペットボトルのキャップにキリで穴をあけ、シャフトを穴に通してビーズも通し、反対側のフックに平ゴムを通してください。ビーズの先にプロペラを取りつけ、その先のシャフトは直角に曲げておきましょう。
太いストローに両面テープを巻き、平ゴムを通してキャップをかぶせて固定しましょう。割り箸を割って一本を2.5cmに切り、平ゴムをかけてテープで固定してください。
牛乳パックの上と下部分を切り取り、開きましょう。飛行機の胴体部分(上部にのりしろが必要)、尾翼部分を切り抜きます。のりしろ部分を折り曲げ、太いストローを通すための穴をあけ、のりしろの裏とストローがふれる部分に両面テープを貼っておきましょう。
太いストローをのりしろの穴を通して固定し、もう一本のストローも、胴体部分と尾翼部分に貼りつければ完成です。胴体の下を支え、プロペラを回すことでゴムが巻けます。
牛乳パックを使って工作をする際の注意点
工作に熱中して取組むことで、集中力や忍耐力を養うことができるでしょう。
ただ、工作する際にはいくつか注意点があります。実際に工作する際は、道具の使い方や子どもの様子に気をつけて行う必要があるでしょう。
ハサミやカッターナイフでけがをしないよう扱いに気をつける
牛乳パックを使った工作では、ハサミやカッターナイフを使うことになります。ハサミやカッターナイフを使うときは、決して目を離さないことや、子どもにとって作業が難しい場合は親が代わりにすることを心がけましょう。
ハサミやカッターナイフを持ったまま歩かないように、子どもに教えることも大切です。ホチキスを止めた際は、遊んでいるときにけがをしないために、止めた側にテープを貼っておくなどの工夫があるとよいでしょう。
誤飲する可能性を頭に置いておくこと
工作する際はビーズのように細かいパーツを使うことがあります。それらは子どもが誤飲してしまう可能性があります。
工作時には子どもが誤飲しそうな小さなパーツは使わないことや、使用する場合は、簡単に取れないようにしっかり固定することなどを心がけておきましょう。
牛乳パック工作を親子で楽しもう
牛乳パックは、日常にあって身近なものです。そんな牛乳パックを使って、シンプルかつ簡単な工作や、かわいい、かっこいい牛乳パック工作をすることができます。
工作する方法や、工作のために必要なものを紹介しているため、ぜひ、こちらの記事を参考に、親子で取組んでみてください。
工作はあんぜんに行う必要があります。子どもが怪我しないよう、注意点も参考にしてみましょう。