【登園渋り】幼稚園に行きたくない子どもの理由と7つの対処法を解説!

【登園渋り】幼稚園に行きたくない子どもの理由と7つの対処法を解説!

「幼稚園に行きたくない」と子どもがいい出してしまって困る、という方も多いのではないでしょうか。本記事では、登園を渋った子どもにおすすめの対応、子どもが幼稚園に行きたくない理由について紹介します。登園を嫌がっている子どもがいる方は参考にしてください。

「幼稚園に行きたがらない子どもにはどう対処すればいいの?」

 「このまま子どもの希望どおりに幼稚園を休んでいいのかな?」

 「子どもが幼稚園を嫌がる理由は?」

 このように、子どもが幼稚園に行きたがらないことで悩む方は多いのではないでしょうか。

子どものいうとおり休ませてよいのか、休ませてしまうと休み癖がついてしまうのではないかと不安を抱える親もいるでしょう。

本記事では、幼稚園を嫌がる子どもの対処法、幼稚園に行きたくない理由、登園を渋る子どもに対して、してはいけないことなどを紹介します。

この記事を読むことで、登園が嫌な子どもに対して理解が深まり、子どもの気持ちに寄り添うきっかけになるでしょう。

子どもが幼稚園を嫌がって悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

「幼稚園に行きたくない」子どもへの7つの対処法

「幼稚園に行きたくない」と子どもがいい出す問題は、多くの親が通る道でしょう。どう対処すればよいのか、子どもに何かあったのではないかなど心配になる方も多いのではないでしょうか。

「幼稚園に行きたくない」子どもに対しては、なぜ行きたくないのか状況を知るためにも、子どもの話を聞くことが必要です。ここでは、子どもが気持ちよく登園できるようになるための対処法を紹介します。

無理やり登園させない

「幼稚園に行きたくない」と拒否している子どもに無理やり登園させることは避けましょう。親に強制的に幼稚園に連れて行かれると、子どもはネガティブな記憶として残ってしまいます。

親に無理やり登園させられたことで、子どもは「登園が嫌という気持ちをわかってくれない」と感じて、親子の信頼関係が壊れることにもつながりかねないでしょう。

まずは子どもの話を聞いて理解する

なぜ幼稚園に行きたくないのか、理由を子どもの話を聞いて共感しましょう。

気持ちをわかってもらえることで、子どもが落ち着きを取り戻していくでしょう。あんしんしたことで、子どもの気持ちが前向きになり、幼稚園に渋ることなく登園する可能性も高まります。

親が不安を持たずに子どもに接する

幼稚園に行きたくない理由は、親のネガティブな気持ちが影響していることもあります。たとえば、親が担任の先生の対応に不満や不信感を抱いている場合です。

親の気持ちが子どもに伝わって、子どもが担任の先生を信頼できなくなってしまう可能性があります。それが、登園渋りの理由になっていることもあるため、まずは親が幼稚園の運営に対して信頼するようにしましょう。

休ませてリフレッシュさせる

「幼稚園に行きたくない」と子どもがいってきたときは、思い切って休ませましょう。しっかり休んで精神的にリフレッシュできれば、翌日から登園できるようになる場合もあります。

ただ、幼稚園は簡単に休めると認識させてしまう可能性があるため、「幼稚園に行きたくない」という理由で休む場合のルールを決めるようにしましょう。

子どもの感情を優先して涙は我慢させない

泣いて幼稚園に行くことを嫌がる子どもも少なくありません。そのとき、親は周囲の目を気にしてしまうこともあるでしょう。幼稚園の先生に罪悪感を感じてしまうこともあります。

しかし、子どもが泣いているときは、幼稚園を嫌がっている気持ちを優先するようにしましょう。泣くことなどの感情表現を禁止すると、子どもは感情を表に出せなくなってしまいます。

嫌な気持ちが出なくなることで、余計に幼稚園を嫌いになることもあるため、泣くことを我慢させないようにしましょう。

ポジティブな言葉をかける

強制的な言葉で登園を促すのではなく、できるだけポジティブな言葉をかけましょう。

幼稚園に行くことで楽しいことがある、というニュアンスの言葉がおすすめです。ポジティブな言葉を投げかけることで、子どもも登園することへ前向きになりやすくなります。

幼稚園の先生に状況を伝える

幼稚園に行きたがらない理由には、嫌な出来事があった可能性があります。子どもが嫌がっている理由がはっきりしていた場合は、幼稚園の先生に状況を伝えましょう。

子どもがあんしんして登園できるように、子どもが嫌がるような状況なのか先生にも確認してもらい、適切な対処をお願いすることが大切です。

幼稚園以外の学びの場を提供する

幼稚園は幼稚園教育要領に基づく学校の1つです。未就学児の学びの場になっていることもあります。

「登園しない場合、子どもの学習の時間が減っている」と感じてしまう保護者も多いでしょう。この場合は、幼稚園以外で学習できる環境を作ることを考えましょう。

幼稚園以外の学びの場としては、家庭などで学習できる知育アプリの活用を考えてみてください。

「dキッズ」は、子どものデジタル時間が”学べる・遊べる・夢中になれる”時間になるように設計された知育アプリです。豊富なジャンルで、実績のあるコンテンツを、人気キャラクターと楽しく学べます。

詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:dキッズ|comotto

出典:幼稚園教育要領|文部科学省

子どもが幼稚園に行きたくない理由とは

子どもが「幼稚園に行きたくない」という気持ちになってしまうのは、幼稚園よりもあんしんする「家にいたい」が理由として大きいでしょう。

ただし、そのほかにもさまざまな理由が考えられます。どのような理由があるのか把握して、子どもの気持ちに寄り添えるようにしましょう。

親と離れたくない

子どもにとって一番あんしんできる場所は親のところです。幼稚園に行きたくない理由として、「幼稚園が嫌だ」というよりも「親と離れたくない」という気持ちが強いことがあります。

休日で親とたくさん過ごせた日の翌日に登園を渋ったときは、親が大好きで親と離れて過ごすことを寂しがっていることが理由になっているでしょう。

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幼稚園の環境に慣れずストレス

入園したばかりの場合は、毎日親といたのに急に離れて過ごすことになります。はじめて会った友達、幼稚園のルールなどに困惑してストレスを抱えることもあるでしょう。

「あんしんできる家にいたい」などと考えて幼稚園に行きたくないと、いい出す子どももいます。

環境の変化を受け入れるまで時間がかかることを理解して、子どもが登園を嫌がる気持ちをそのまま受け止めましょう。ストレスの原因がわかった場合は、担任の先生にも伝えて、問題の解決を考えていきましょう。

体調が優れていない

子どもは体調が悪いとき、それをうまく伝えられないこともあります。体調が悪いから幼稚園に行くことに自信がない、という内容を「幼稚園に行きたくない」といってしまうこともあるでしょう。

子どもの熱を測る、気持ちが悪いのか聞くなど気を配りましょう。

友達関係でトラブルがあった

幼稚園では、さまざまな友達ができることによって楽しいこともあれば、嫌なこともあるでしょう。友達関係でトラブルが発生して、人間関係が悪くなった場合「幼稚園に行きたくない」といい出すこともあります。

喧嘩をした友達がいれば、接触を避けたくなるのは珍しいことではありません。誰とトラブルがあったのか子どもに聞いて、担任の先生に相談するとよいでしょう。

行きたくないを理由に休ませるときの連絡方法

子どもを休ませるときの連絡は、直接電話をするかアプリなどの専用ツールを利用する方法があります。

電話の場合は、担任の先生ではなく事務の人との通話になることもあります。その場合は正しく状況が伝わるように所属しているクラス、子どもの名前、休む理由をしっかり伝えるようにしましょう。

最近は出欠席を専用アプリで管理している幼稚園も増えているため、手軽に連絡したい方はアプリで欠席を入力しましょう。コメントなどが書ける場所があれば、子どもの様子を記載しておくと、担任の先生にも状況が伝わりやすいでしょう。

前もって休むことが決まっている場合は、連絡帳に休む日付と理由を記載する方法もあります。ただ、連絡帳の場合は、目を通しても当日になると、うっかり忘れていることもあるため注意が必要です。

送迎時に担任の先生と顔を合わせる機会があれば、口頭でも伝えておくと連絡ミスを防げるでしょう。

「幼稚園に行きたくない」子どもにしてはいけない対応

親としては、子どものわがままを許したくない気持ちや、幼稚園に行きたがらない子どもにイライラしたことで、強制的に登園させようとすることもあるでしょう。

しかし、「幼稚園に行きたくない」子どもに、気持ちを無視した対応は禁物です。具体的には以下のようなところにも注意しましょう。

対応を間違えてしまうと、幼稚園に行きたくない気持ちが大きくなり、登園渋りが悪化することがあります。

ほかの子と比較する

登園を促すために、ほかの子どもと比べて子どもを煽るような発言をするのは、おすすめしません。

ほかの子との比較は、子どもの自己肯定感や自尊心を下げることにつながります。自己肯定感はそのままの自分を自分で肯定する感情、自尊心は自分を高く評価しようとする感情です。

親がほかの子と比較した発言をしていると、子どもの自己肯定感や自尊心が低下する可能性が高まってしまうため、注意しましょう。

行かないことを罰する

「幼稚園に行きたい」という気持ちになるには、幼稚園に行くと楽しいかもしれない、友達に会いたいなど、子どもがポジティブな気持ちになっているかが重要です。

行かないことを罰する発言も、子どもに恐怖心や嫌悪感を与えてしまいます。子どもへ発言する場合は、子どもの目線になって考えるようにしましょう。

行きたくない子どもには無理をさせないことが大事

子どもであっても「幼稚園に行きたくない」といい出すことには何かしらの理由があります。深い理由がないこともありますが、無理に登園させないことが大切です。

まずは子どもの「行きたくない」という気持ちを受け止めましょう。気持ちを受け入れることで、子どもは落ち着きを取り戻しやすくなります。また、気持ちが安定することで、登園したい気持ちが出てくる場合もあります。

登園渋りは、親として焦ることや苛立つこともありますが、この記事で紹介した内容を参考に落ち着いて対応しましょう。

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