【テーマ別】運動会のスローガン例17選!スローガン決めで注意することもご紹介
運動会のスローガン決めで注意すべきことをご存知でしょうか。この記事では、運動会のスローガン例17選と、スローガン決めの際に注意すべき3つのことを紹介しています。どのようなスローガンにするか悩んでいる方は、ぜひ、チェックしてみてください。
「小学校の運動会で使える、かっこいいスローガンってある?」
「インパクトのある運動会のスローガンって何だろう?」
日本では春や秋に運動会を行う学校が多いですが、運動会に合わせて決めなければならないことといえばスローガンです。
スローガンは、クラスや学年ごと決める場合がありますが、どのようなスローガンにするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、小学校から高校までの運動会・体育祭に向いているスローガンについて、意図や作られた理由を交えながら実際の例を紹介します。
スローガンを決める際に注意すべき点も解説しているため、より大会にぴったりのスローガンが決められるでしょう。
運動会や体育祭のスローガン決めにお悩みの方は、ぜひ、この記事を参考にしてください。
運動会のスローガンを決める際に注意すべきこと3つ
運動会のスローガンは、運動会を開催して成功させるために重要な役割を担っています。
そのような重要なスローガンを決める際には、ここから紹介する3つのことに注意して決めることをおすすめします。これからスローガンを決める方は、ぜひ、参考にしてみてください。
誰にでもわかりやすい簡単なものにする
スローガンとは、運動会でみんながめざす目標を、わかりやすい言葉で簡潔に表すものです。難しい漢字や言葉は避け、学校に通う子どもみんながわかるスローガンにしましょう。
保育園や小学校低学年のクラスのスローガンを決める際は、特に子どもが理解できるわかりやすい言葉でスローガンを決めるようにしましょう。そうすることで、子どももスローガンを覚えやすくなり、運動会に意欲的に取組めます。
前向きな気持ちになれるものにする
スローガンは運動会全体のテーマや、クラス・チームの雰囲気を表すため、みんなが一丸となって明るく前向きになれるような言葉を選びましょう。
「笑顔」や「楽しい」「がんばろう」という言葉は、子どもでも理解できるわかりやすい前向きな言葉で、おすすめです。子ども達が「運動会をがんばろう」と思ってくれるような、前向きで楽しい気持ちになれるスローガンにしましょう。
テーマや目標に合わせたものにする
学校ごとや開催年ごとに、運動会におけるテーマや目標は異なります。生徒みんなで楽しめる運動会をめざしている学校もあれば、一人ひとりが本気になって取組む運動会をめざしている学校もあります。
学校の運動会の雰囲気やテーマに応じて、スローガンを決めるとよいでしょう。
中学校の体育祭のスローガン決めであれば、上学年のスローガンも参考にしましょう。先輩にあたる上学年は中学校の在籍年数が長いため、学校の雰囲気や運動会のテーマをよく理解しています。
上学年のスローガンも参考に、それぞれの運動会のテーマや目標に合ったスローガンを決めましょう。
おすすめの運動会スローガン例【笑顔編】
ここから、さまざまなテーマ別に運動会に向いているスローガンの例を紹介します。
四字熟語や英語を使用したスローガンも紹介するため、そのまま使用したり、組み合わせて使用したりとスローガンのアイディアの参考になるでしょう。
みんなの笑顔があふれる(小学校名)運動会
「笑顔」という言葉は、幼い子どもでもわかりやすいシンプルな言葉です。明るく前向きになれるため、運動会のスローガンとして多く用いられます。
「みんなの笑顔があふれる」と表現することで、みんなが楽しめる和やかな運動会だとイメージしやすくなります。子どもみんなが理解できるスローガンのため、学校全体が笑顔で楽しく、一生懸命運動会に取組める雰囲気になるでしょう。
笑顔キラキラみんなが楽しい運動会
キラキラと笑顔が輝くように、参加する子どもたち一人ひとりが心の底から楽しめる運動会にしようというテーマが伝わりやすいスローガンです。
「笑顔」と「キラキラ」はどちらもシンプルでわかりやすく、幼稚園児や保育園児・小学校低学年の子どもでも理解できる、とても前向きな言葉です。
運動会を一生懸命頑張る子どもたちの姿が、本当にキラキラ輝いているように見えるでしょう。競技に一生懸命に取組みながらも、笑顔をキラキラ見せて楽しんでもらいたいというテーマが伝わるスローガンになっています。
笑顔いっぱいみんなが主役の運動会
運動会は、運動が得意な子が目立つ行事ですが、参加する一人ひとりの思い出に残るような運動会にしたいと考えている方もいるでしょう。このスローガンは、「みんなが主役になってほしい」という思いが、子どもたちに伝わる素敵なスローガンです。
このスローガンを掲げることで、参加する子どもたち一人ひとりが、笑顔いっぱいに楽しんで、みんなが主役になれるような運動会をめざせるでしょう。
おすすめの運動会スローガン例【チームワーク編】
運動会は、クラスや学年別のチームで協力して勝利をめざすことが必要です。チームワークを大切にできるようなスローガンは、運動会に向いているでしょう。
ここではチームワークを意識したスローガンを紹介するため、参考にしてください。
みんなで力を合わせて元気いっぱい頑張ろう!
運動会では、チームワークを試される団体競技がたくさんあります。綱引きや組体操・クラス対抗リレーなどは、チームで一丸となって取組まないと勝利できない種目です。
チームワークを意識してもらうために「みんなで力を合わせて」という言葉は、シンプルでわかりやすく、スローガンに向いています。あとに続く「元気いっぱい頑張ろう!」「みんなで運動会を頑張ろう」という気持ちにしてくれる、スローガンでしょう。
みんなを信じてめざす勝利!
団体競技が多い運動会ですが、一緒に取組む仲間を信じることで勝利につながる種目があります。特にクラス対抗のリレーや組体操は、一緒に戦うみんなを信じることが大切です。
運動会は友達や仲間を信じて、同じ目標をめざす機会として、子ども達にとって大切な行事です。みんなを信じること、みんなと一緒に同じ目標である「勝利」をめざすことが、わかりやすく伝わるスローガンになっています。
なかよしパワーで勝利をつかめ!秋の大運動会
チームワークを意識したスローガンのなかで、「なかよしパワー」という言葉がインパクトのある響きになっているスローガンです。
子ども達が本気になって取組む運動会では、普段の仲のよさを団体競技に活かすことができます。普段から友達となかよしだからこそ、相手を信頼し、一緒の目標に向かって頑張れるでしょう。
運動会がはじめてという小学校1年生や、幼稚園児・保育園児にとっても「秋の大運動会」という言葉が、ドキドキワクワクさせるような、運動会に期待を持てるスローガンになっています。
おすすめの運動会スローガン例【四字熟語編】
中学校や高校では、チームの特色を出すために、おしゃれでかっこいいスローガンにしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。かっこいいスローガンにするためには、「四字熟語」を活用することがおすすめです。
ここでは、四字熟語を用いたスローガンを紹介します。
完全燃焼~最後まで全力を出しきれ!~
運動会では、一人ひとりが本気になって競技に取組むことが必要です。「完全燃焼」という言葉から、一人ひとりが全力で一生懸命に取組んでほしいという気持ちが伝わるスローガンになっています。
「最後まで全力を出しきれ」というメッセージも、子ども達をあと押しするような言葉です。運動会が終盤になるにつれ、子ども達も疲れてきて、本気で取組めなくなることもあります。
そのような時もこのスローガンを見ることで「最後まで頑張ろう!」という気持ちにさせてくれるでしょう。
一致団結〜みんなのパワーを見せつけろ!~
チームワークを意識できる「一致団結」という言葉が目を惹く、運動会に最適な四字熟語を使ったスローガンです。「みんなで力を合わせて、運動会で勝利をめざそう」という思いが、子ども達にも伝わる表現で、わかりやすくなっています。
チームワークが試される団体競技が多い運動会ですが、「みんなのパワーを見せつけろ」という言葉が、子ども達の気持ちを鼓舞して後押ししてくれるようなスローガンでしょう。
「一致団結」という言葉は、幼稚園児・保育園児のような幼い子どもでも耳にしたことがある言葉なのではないでしょうか。「みんなで頑張る」ということをイメージしやすいため、子ども達の士気も上がるでしょう。
完全無欠~みんなで勝ちとる金メダル~
「完全無欠」とは、欠点や不足がなく完璧で、非の打ちどころがないことを意味しています。運動会に取組む生徒一人ひとり、非の打ちどころがないくらいに力を出しきることで、金メダルを勝ち取れるという気持ちを全面に出したスローガンです。
誰か一人でもやる気がなかったり、勝利に向かって本気を出さなかったりすると、勝利から遠のいてしまいます。運動会に参加する一人ひとりが一生懸命、本気を出して頑張ろう、という気持ちを子ども達に伝えられる、かっこいいスローガンです。
おすすめの運動会スローガン例【英語編】
ほかのクラスや学年のスローガンと差をつけたい場合や、日本語よりかっこいい言葉でスローガンを決めたい場合は、英語を用いるのがおすすめです。見た目もかっこよく、シンプルな英語であれば幼い子どもでも理解できるスローガンになります。
ここでは、英語を用いたスローガンについて紹介します。
one for all all for one(一人はみんなのためにみんなは一人のために)
ラグビーのチームプレイの精神を表す言葉でもある「one for all,all for one」は、「1人はみんなのために、みんなは1人のために」という意味があります。
後半の「all for one」は「みんなは1つの目的のために」と解釈されることもありますが、チームワークが大切な運動会に適している英語のスローガンでしょう。
一人のミスはみんなで引き受けて、次に臨もうというチームワークを大切にしたこの言葉は、あらゆる場面で使用されることが多く、子ども達も一度は耳にしたことがあるでしょう。
馴染みのある英語でスローガンを掲げることで、英語の意味を理解できる機会にもなり、みんなで協力しようという気持ちも芽生えます。
Do your best(ベストを尽くそう)
中途半端な気持ちで運動会に参加するのではなく、運動会に取組む一人ひとりがそれぞれのベストを尽くすことで、最高の運動会として思い出に残すことができるでしょう。
「Do your best」という英語はシンプルながらも、「ベストを尽くして頑張ってほしい」という気持ちが子ども達にも伝わりやすいスローガンです。
We can do it(僕たちならできる)
「We can do it」は直訳すると「僕たちならできる」という意味になりますが、場面によって「やってやろうじゃないか!」「僕たちならやれる!」というような意味としても使われます。
運動会では普段やらないような綱引きや組体操など、全身を使って、仲間と協力して臨む競技がたくさんあります。「僕たちならできる」という強い気持ちを持って挑めば、必ず成功して勝利に近付けるというメッセージを伝える、運動会に適したスローガンです。
Fly high(高く飛べ)
「Fly high」は「高く飛べ」という意味のほかに「高みをめざせ」という意味もあり、スローガンによく用いられる英語表現です。
仲間と一緒に高み(勝利)をめざして頑張ろうという気持ちを、子ども達に伝えられる、シンプルでわかりやすい英語のスローガンでしょう。
おすすめの運動会スローガン例【色編】
小学校の運動会では「赤組」「白組」、中学校以上になるとクラスごとに色をわけて、色別で戦うことが多いです。子ども達自身が属しているチームを意識しやすく、やる気になれることが多いため、色を用いたスローガンはおすすめです。
ここでは、色別にスローガンを紹介します。
赤組:最後まで燃えつきろ!赤のパワーで全力疾走
「情熱の赤」など、熱く燃え上がる炎を連想させる「赤」にちなんだ、全力で運動会に取組んでほしい熱い気持ちが込もったスローガンです。
赤色のように、一人ひとりが全身全霊で運動会に取組み、全力で燃え尽きるくらい頑張ろうというメッセージが、子ども達のやる気に火をつけるでしょう。
赤色のスローガンに、四字熟語である「完全燃焼」を組み合わせると、どちらも「燃え尽きる」ことを連想させるため、相性がよいでしょう。色のイメージとあう四字熟語や英語を組み合わせると、オリジナルのスローガンができ上がります。
白組:稲妻みたくとどろけ白組!
空にとどろく稲妻を「白色」に連想させた、疾走感のある爽やかなスローガンです。稲妻のように力強く、運動会でベストを尽くそうというメッセージが込められています。
先ほど紹介した「Do your best」と組み合わせることで、よりインパクトのあるスローガンになるでしょう。「とどろけ」という表現も、空に強く打ち付ける稲妻のような力強さを感じさせて、運動会に最適なスローガンになっています。
青組:空まで高く駆け上がれ!青空パワーでめざすは優勝
空をイメージさせる「青色」のスローガンは、空まで駆け上るくらいの一生懸命さや、青空のようなチームワークのよさを伝えるスローガンです。
「高く駆け上れ」という表現も、幼い子どもでも理解できるシンプルさで、心を一つにして頑張ろうという気持ちにさせてくれるでしょう。
「青空」という言葉も、爽やかに晴れた日を連想させる、運動会にぴったりなスローガンです。
緑組:緑の力は無限大!大地の力を呼び起こせ
自然をイメージさせる色である緑色は、チームで力を合わせると壮大な力になることをイメージさせるような、スケールの大きいスローガンです。
「無限大」「大地の力」からも、緑色が持つ大きな力をイメージしやすく、自信を持って運動会を楽しめるようなスローガンになっています。
このほかにも「自然体で勝とう!」「柳緑花紅」のような「緑」をイメージさせる言葉を、用いるのもおすすめです。
運動会のスローガンを素敵なものにしよう
運動会のスローガンは四字熟語や英語、色を使って、さまざまなかっこよさを表現できます。子ども達がわかるように難しい表現を避け、運動会に対して前向きな気持ちになれるような言葉を選ぶことが大切です。
クラスやチームごとにスローガンを作ることは、運動会の準備や当日も楽しむ以外にも、運動会への参加意識を高めるきっかけになります。大人になった時に「子どもの頃参加した運動会は楽しかった」と思い出せるような、印象に残るスローガンを作れるとよいでしょう。
今回ご紹介したスローガン例を参考に言葉を組み合わせて、自分たちらしいスローガンを作りましょう。