上手く作れなかった息子に、つい否定的な言葉をいってしまいました…
お子さまと紙飛行機作りを楽しんでいたのに、つい否定的な言葉をかけてしまい、お子さまの意欲が低下してしまうととても残念ですよね。
なかには、お子さまの創造性や自主性を損ねてしまったのではないかと、心配になる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、このような状況でお子さまに接する際のヒントをご紹介します。
まずは否定的な言葉を避ける
子どもは失敗を恐れずにさまざまなことに挑戦することが大切です。
ですが、大人が否定的な言葉をかけてしまうと、お子さまの創造性や自主性を阻害してしまう可能性があります。そのため、「どうして上手にできないの」や、「もっとこうすればいいのに」など、否定的な言葉は避けるのが良いでしょう。
たとえ飛びそうにない紙飛行機でも、紙飛行機のデザインやお子さま自身が創意工夫をしたことなど、別の観点で注目してみてあげましょう。
そして、
「面白い形だね!どうしてこういう形にしたの?」
「どんな風に飛ぶか気になるね。一緒に飛ばしてみようか!」
など、肯定的な言葉を使うようにすると良いでしょう。
気持ちに寄り添って再度チャレンジを
実際に紙飛行機を飛ばしてみると、お子さまの思うように飛ばないこともあるでしょう。そういうときは、一生懸命作ったこと、挑戦したことを褒めてあげましょう。
そして、お子さまが飛ばなかったことに落ち込んでいる場合は、「飛ばなくて残念だったね」「上手くいかなかったのは悔しいよね」とまずは共感することが大切です。
その上で、
「上手く飛ばなかったのは悔しいよね。一緒に原因を考えてみようか?」
「翼の角度を変えてみたら、もっと飛ぶかもしれないよ。」
「次はどんな紙飛行機を作ってみようか?」
など、一緒に原因を考えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、紙飛行機が上手に飛ばない場合は、折り方や重心、翼の形、風向きなどについて考えてみることがおすすめです。
折り方が間違っていると、紙飛行機が上手く飛ぶように揚力が発生しないことがありますし、重心が偏っていると、紙飛行機がまっすぐ飛ばずに、曲がって飛んでしまいます。
また、翼の角度が悪い場合は、翼の角度を調整して、揚力を受けられるようにするとよく飛ぶようになることがあります。風向きが悪かった場合は、風向きを考慮して改めて飛ばしてみましょう。
いずれにしても、紙飛行機を上手に飛ばせるようになるには、練習が必要です。焦らずゆっくりと、お子さまのペースに合わせながらサポートしてあげましょう。
まとめ
今回ご紹介した声かけを参考に、お子さまに寄り添いながら、紙飛行機作りを楽しむサポートをしてみてあげてください。
親子で協力して、紙飛行機作りを楽しみながら、創造性や自主性を育んでいきましょう。