話せる!会える!グローバル体験くらべてみよう!世界のクリスマス「フィンランド」と「オーストラリア」編
「comotto」では、ライブ中継で世界中と子どもたちをつなぐ、「Mimmyアドベンチャー」と一緒に、2023年の12月21日にオンラインイベントを開催しました。
今回は、北半球と南半球のクリスマスを比べてみることをテーマにフィンランドとオーストラリアを中継で繋ぎます。
北半球についてはフィンランドにいるジェニーが、南半球についてはオーストラリアのメルボルンにいるエイミーが各国のクリスマスの様子を教えてくれました。この記事では、イベントの様子をお伝えします。
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まずは各国の特徴を知ろう!
まずは、フィンランドのご紹介です。
ジェニーの住んでいるフィンランドは、サンタクロースの住む村があることで有名で、日本からは飛行機で約10時間のところにあります。美しいオーロラも有名ですね。
さらに、フィンランドの人は牛乳が大好きで、牛乳の消費量は世界一だそうです。
続いて、エイミーの住んでいるオーストラリアは、とっても大きな国で日本の約25倍の広さがあります。
エイミーのいるオーストラリアのメルボルンまでは日本から飛行機で約10時間30分。カンガルーやコアラ、カラフルな珊瑚礁が有名です。
ライブ中継でフィンランドとオーストラリアのリアルな様子が見られる!
各国の紹介をした上で、フィンランドにいるジェニーに「今、窓の外がどうなっているのか」を見せてもらいました。
フィンランドは、今は冬で雪がいっぱい積もっています。
一方でエイミーのいるオーストラリアはどうでしょうか。
オーストラリアは、今は夏でとっても暑いようです。フィンランドとオーストラリアは季節が全く違いますね。
ここからは、ワークシートに沿って、ジェニーとエイミーにいろいろな質問をしていきます。
<実際のワークシート>
まずは、「what’s the time now?(今は何時?)」「Guess the Temperature!(気温は何度?)」とフィンランドのジェニーに聞いてみました。
フィンランドは「午前11時42分のお昼前」で「気温はマイナス5度」だそうです。では、オーストラリアにいるエイミーの方はどうでしょうか。
オーストラリアは「午後8時42分。夜だけどまだ外は明るくて、気温は25度と暑いようです。比べてみると、フィンランドとオーストラリアで気温も時間も大きく異なっていることがわかりますね。
フィンランドとオーストラリアのクリスマスは何が違うの?
続いて、フィンランドのクリスマスについて教えてもらいます。
フィンランドではフィンランド語でクリスマスのことを「Joulu(ヨウル)」とよび、クリスマスイブの24日にクリスマスのメインのお祝いをするそうです。
そして、クリスマスイブの朝に起きたら、まずは「おかゆ」を食べて、それから家のデコレーションをしたりお料理をします。
この日(2023年12月21日)のフィンランドは、お日さまはお昼の2時30分にはしずむため、とても早く暗くなるようでした。クリスマスイブの日は、お日さまが沈むと特別なことをする時間になり、特別なところに行くそうです。
ということで、ここでジェニーからのクイズです。特別なところとは何をするところでしょうか?
参加をしてくれている小学5年生の「MEBUKI」に回答してもらいます。「MEBUKI」の答えは「サウナ」、正解です!
サウナはフィンランドではとても有名なのもので、そのなかでも、クリスマスに入るサウナはとっても特別なんだそう。
ジェニーがサウナのなかはどうなっているのかを教えてくれました。
サウナの角には金属でできたものがあり、このなかには火をつけて暖かくなった石が入っています。その石に水をかけると、サウナのなかはゆげでいっぱいになり、暑くなりとっても気持ちが良いそうです。
そして、クリスマスサウナの後は、クリスマスのごはんの時間。クリスマスのごはんの後はもちろん、デザートがあり、ジンジャーブレッドクッキーやマーマレードをいただくそうです。
ごはんの後は特別な人がやってくるのだそう。そう、サンタクロースです。
サンタクロースの家はフィンランドの北極圏にあるロヴァニエミという町にあり、この町はとっても綺麗な場所です。
ここから世界中のみんなの家までプレゼントを渡しに行くんだと、ジェニーは教えてくれました。またジャニーが子どもの頃にサンタクロースにあった写真も見せてくれました。
次は、エイミーにオーストラリアのクリスマスの様子を聞いてみます。
オーストリアは夏でとても暑く、35度まで気温があがることもあるそうです。そのため、フィンランドとは少し違った形でクリスマスをお祝いするそう。
オーストラリアにも12月24日のクリスマスイブにサンタクロースが来てくれますが、オーストラリアでは、サンタさんにあげるためにクッキーやお茶を置いておくのだそうです。
また、クリスマスのときは家でごはんを食べる人は少なくて、外で食事をするのが一般的とのことで、エイミーが外の様子を見せてくれました。
お庭に移動すると、エイミーの旦那さんが何かを作っています。どうやらソーセージを焼いているようです。
ここでエイミーから子どもたちにクイズです。これは何を作っているのでしょうか?
答えは「バーベキュー」。オーストラリアでは、子どもたちはランチを食べた後にクリスマスプレゼントをあけて、外の芝生でクリケットをして遊びます。サッカーをする子もいるのだそう。
そして、外が暗くなりはじめたので、エイミーが家の外の様子を見せてくれました。
エイミーのいるオーストラリアのメルボルンは夜の8時30分。暗くなりはじめたとはいえ、まだ明るいようですね。
ここまでジェニーとエイミーが教えてくれた通り、フィンランドの国とオーストラリアではクリスマスの過ごし方が全然違っていました。
ここからは、日本のみんなの家ではクリスマスはどんなことをするのかを参加者の子どもたちに聞いてみます。
まずは、日本のお友達のYUIが教えてくれました。
YUIのお家では、夜早く寝てプレゼントをもらうのを楽しみにしているそう。そして、夜にはクリスマスツリーの前で写真を撮るそうです。
もうひとりMISAKIにも聞いてみます。
MISAKIのお家では、ケンタッキーを食べるそう。MISAKIは上手な英語で答えてくれました。
チャレンジタイムではジェニーとエイミーの英会話を聞いてみよう!
イベントではチャレンジタイムもありました。
チャレンジタイムでは、ジェニーとエイミーが英語で質問をし合います。子どもたちは、英語を聞いて何を話しているのかを考えます。
一度、二人の英語の会話を聞いた後は、何を話していたのかをおさらいをします。二人は英語で、こんな会話をしていたようです。
エイミー:クリスマスの夕飯で一番好きなものは?クリスマスで一番好きなものと言えば?
ジェニー:クリスマスの食べ物の中で一番好きなものといえば、さつまいものキャセロール!
ジェニー:夏が暖かいというのを聞いてとてもおもしろいと思ったよ!子どもたちは今「夏休み」をとっているの?それとも、「クリスマス休み」をとっているの?
エイミー:メルボルンの小学校はちょうど終わったばかりで昨日、学校が終わったところ。2月のはじめまでお休みになるよ。クリスマス休みと夏休みが一緒になっているからお休みが長いんだよ。
子どもたちも英語で話してみたよ!
日本のみんなからガイドの二人への質問タイムもありました。
子どもたちからは「クリスマスに何が欲しいですか?」「クリスマスには何のケーキを食べるの?」などの質問が出ていました。
そして、質問タイムの後は、みんながクリスマスに欲しいものを英語で発表してみます。
COCONA:Hello,my name is COCONA.I want camera for Christmas.(こんにちは、私の名前はここなです。私はクリスマスにカメラが欲しいです!)
SOMA:My name is SOMA.I want Robot craft, and space solar system map and a black hole map.(私の名前はそうまです。私はロボットの工作と宇宙太陽系の地図とブラックホールの地図が欲しいです。)
フィンランドとオーストラリアのクリスマスをジェニーとエイミーに教えてもらった後なので、COCONAもSOMAも楽しそうに英語を話していました。
まとめ
今回のクリスマスアドベンチャーでは、北半球と南半球の国のクリスマスを比べてみると、それぞれの環境に合わせたクリスマスの楽しみ方があることがわかりました。
子どもたちが英語を学ぶ際は、まずは英語を通した楽しい体験・体感をしてもらうことが大切です。
これからも「comotto」では、「Mimmyアドベンチャー」と一緒に子どもたちが英語を使いたいと思えるようなきっかけを提供していきます。
<インタビューでご紹介した各種情報はこちらよりご覧ください>