小学校6年生におすすめの自由研究9選!テーマの選び方や研究を進める際のポイントもご紹介
小学6年生の自由研究のテーマ選びに悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、おすすめの自由研究、テーマの選び方を詳しく紹介しています。自由研究のテーマがまだ決まっていない方は、ぜひ、チェックしてみてください。
「小学生最後の自由研究は何にしようかな?」
「6年生にぴったりな自由研究のネタを知りたい!」
「子どもが6年生になるから、最後の自由研究を一緒に取組みたい」
このように小学6年生の自由研究に、どのようなテーマで取組むか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、簡単で面白い自由研究例、自由研究のテーマを決めるときのポイント、ほかの人とは一味違った自由研究を行うための方法について解説しています。記事を読むことで、取組みたい自由研究が見つかるでしょう。
事前に取組むテーマを決定して、計画的に自由研究を進められるよう、準備しておきましょう。
自由研究のテーマ決め、ネタ探しに悩んでいる方は、ぜひ、最後まで記事をチェックしてみてください。
【9選】小学6年生におすすめな「簡単で面白い」自由研究
小学6年生にとって、自由研究は小学校生活最後の活動になります。簡単にできて、よい作品を残したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
簡単で面白い自由研究には、磁石を使ったものや園芸用の尿素を使うものがあります。ここでは、具体的に面白い自由研究を9つご紹介していきます。
磁石から逃げる野菜たちを観察しよう
磁石から逃げる不思議なトマトの実験を行ってみましょう。用意するものは、ネオジウム磁石、ミニトマト2個、ストロー1本、タコ糸、はさみ、セロハンテープ、500mlのペットボトル2本、待ち針です。
はじめに、ストローの両端に切れ込みを入れ、そこにミニトマトのへたを差し込みます。次にストローの中心にタコ糸を結び付け、バランスをとりましょう。ポイントは、ストローが水平に安定するポイントを見つけることです。
バランスがとれたら、ネオジウム磁石をミニトマトに近づけてみましょう。徐々にトマトが磁石から逃げていく様子を、観察できます。
500mlのペットボトルに待ち針を貼り付け、その上にミニトマトを付けたストローを乗せることでも実験は可能です。もう1つのペットボトルに磁石を貼り付けて、ミニトマトに近づけてみましょう。
実験をまとめるときは、写真や絵を使って、わかりやすくまとめるのがポイントです。実験中に感じたことや、新たに発見したことをメモに残しておきましょう。
もこもこの結晶を作ろう
園芸用の尿素で、カラフルなもこもこの結晶を作ってみましょう。用意するものは、園芸用の肥料(尿素)50g、ポリビニルアルコール入りの洗濯のり5g、液体洗剤少量、計量カップ、電子秤、ペットボトル、水性ペン、厚紙、キッチンペーパー、使い捨てのカップ、受け皿です。
まずは尿素と水をペットボトルに入れて、溶けきるまで振りましょう。溶けたら洗濯のりを加え、液体洗剤を1滴たらしてください。その後、10~15分放置します。
次にキッチンペーパーを縦5cm・横15cmに切り出し、好きな色の水性ペンで色を付けましょう。また厚紙を縦4cm・横15cmに切り、キッチンペーパーと重ねてホチキスで止めてください。
重ねた紙をカップの上に、円柱にして立てます。はじめに溶かした液体をカップに注いだら、30分、1時間、1時間半と経過を観察してみましょう。
実験するときは、気温や湿度が高い場所を避けて、涼しい場所で行ってください。実験をまとめるときは、経過時間に応じて、結晶がどのように変化したかをまとめておきましょう。
5分で虹を作ろう
空にかかる虹を、家庭で簡単に再現してみましょう。用意するものは、CDディスク、懐中電灯です。
はじめは懐中電灯を使って、CDディスクの裏面を照らしてみましょう。すると色が浮き上がってくるため、照らす角度や位置を変えてどのように変化するか観察します。
発展編として、ろうそくを使った実験もあります。懐中電灯だけでなく、ろうそくの火で照らしたときに、どう変化するかを観察しましょう。
実験結果をまとめるときは、実験の様子を写真に残しておきます。また懐中電灯とろうそくで、結果にどのような違いが出たのかをまとめると、より詳しい研究になるでしょう。
塩の結晶を作ってみよう
食塩を使って、きれいな結晶を作ってみましょう。用意するものは、食塩40g、水100ml、お皿、コップです。
まずは、水に食塩を入れてよくかき混ぜてください。食塩は溶けきらず底に残りますが、実験では、上澄みの液体のみを使用します。次に上澄みの液体をスプーンで取出して、お皿に移しておきます。
時間が経って水が蒸発したら、実験は終了です。液体が蒸発して、食塩の結晶が見えてきます。
実験するときは、液体をしっかりかき混ぜたり、液体が蒸発するまで時間どおりに放置するのがポイントです。
よく飛ぶ紙飛行機を作ってみよう
遠くまで飛ぶ紙飛行機を作って、飛行距離を計測してみましょう。用意するものは、A4サイズのコピー用紙1枚です。
まずは、A4の紙を横向きに置いて、半分に折り目を付けます。次に紙を裏返して、縦長になるように置きます。手前側を中心の線に合わせるように、折り込みましょう。
折り込んだら、手前側の先端を反対側の辺に重なるように半分に折って戻します。
次に半分に折って付けた折り目に、三角形に折り込んだ両端を重ねるように折ります。折り込んだら、真ん中の縦線に沿って両端を折り込み、戻します。折り込んで付けた線に合わせて再度両端を折り込みましょう。
線に沿って折り込んだら、そこからさらにもう一回折り込みましょう。折り紙の真ん中に位置する三角形を手前側に一回、向こう側に一回、計ニ段階折ります。そのあと、ニ回目の谷折りの部分だけもとに戻します。
次に手前側の三角形を先端に合わせて折り込んで、戻してください。ここで折り紙を裏返して、半分に折ります。手前側の先端の間に指を入れて開き、折りたたんでください。さらに今折りたたんだ部分を右から左の方向に折り返しましょう。
先端を折りたたみ、先端の頂点から続くラインに沿って飛行機を開くように折ります。反対側も同様に折ります。折り紙を斜辺が左側、上底が長く、下底が短くなるように置きましょう。
先程と同じように翼の部分を少し折り返したら、反対側も同様に折ります。最後に紙飛行機を開き、翼の後ろ部分を指でひねり上げたら完成です。作るときはしっかり折り目を付けて、きれいに重ねて折るように気をつけましょう。
滞空型の紙飛行機を飛ばすときは、真上に思いきり飛ばしてください。手首のスナップを上手く使うことで、より遠くまで飛ばせます。
色が変わるハーブティーを作ってみよう
ブルーマロウを使って、色が変わる不思議なハーブティーを作ってみましょう。用意するものは、乾燥したブルーマロウの花10個、水150ml、透明なカップ3個、レモン汁小さじ1、重曹小さじ1~2、計量スプーン、かき混ぜるためのスティック、茶こしです。
まずは、カップにブルーマロウと水を入れて、かき混ぜてください。かき混ぜていくと、水の色が徐々に変化するため、経過をよく観察しましょう。よく混ぜたら、茶こしを使って、3つのカップに均等に液体が入るよう、わけます。
わけた1つのカップにレモン汁を入れて、かき混ぜてみましょう。もう一方のカップには、重曹を入れてかき混ぜます。これで実験は終了します。
実験のポイントは3つのカップの色をそれぞれよく観察することです。レモン汁・重曹の他にも身近にあるものを入れて、どのように色が変化するかを観察しても面白いでしょう。
好きな地域の特産品を調べてみよう
自分の住んでいる地域や好きな地域に焦点を当てて、特産品を調べてみましょう。調べる際には、インターネットや図書館の本・文献を参考にするのがおすすめです。
インターネットを使って調べる際には、特産品を調べたい地域の公式ホームページを見てみましょう。情報を集めたら、調べたことの概要、1つの特産品の詳しい特徴などをまとめます。
特徴に加えて、それが特産品となった歴史まで調査できると、よりよい自由研究になります。研究をまとめるときには、ノートや大きな紙に見やすくまとめましょう。また、写真や絵を積極的に活用しましょう。
史跡を見学してレポートを作ろう
歴史に興味を持っている場合、身近な史跡を訪れ、史跡の歴史について深堀してみましょう。用意するものは、カメラ、メモ帳、筆記用具、レポート用紙です。
まずは、自分が調査したい史跡をインターネットや本で調べます。見学に行きたいところが決まったら、どこに注目して見学したいのか、見ておきたいポイントはどこかを事前にまとめておきましょう。
実際に見学に訪れたら、史跡全体から細部までよく観察しましょう。印象や気になったところは、カメラで写真を撮っておくのがおすすめです。見学地の案内所に無料のパンフレットなどが置いてある場合は、貴重な資料なので、ぜひ、持って帰りましょう。
自由研究にまとめる際には、「どこに見学に行ったのか」「いつ行ったのか」「史跡の様子」「気になったこと」「感想」などをまとめましょう。より詳しくまとめるためには、史跡の時代背景や歴史についても調査するのがおすすめです。
日常的にどこから情報を得ているか調べてみよう
現代の子どもたちはさまざまな情報源から学びを得ています。SNS、本、テレビなど、日常生活でどのように情報を取入れているかを調査しましょう。用意するものは、メモ帳、筆記用具、レポート用紙です。
自由研究としてまとめる際には、自分が日頃どこから情報を得ているか書き出してみましょう。たとえば、テレビ、ラジオ、インターネット、書籍、新聞、雑誌などです。次に普段自分は、それらの媒体から、どのような情報を得ているのか書き込みます。
まとめていくなかで、興味を惹かれた媒体や気になったことを記載してみましょう。最後にレポート用紙に表でまとめたら完成です。さらに自由研究を深めるポイントとして、気づいたことや、そのメディアでしか得られない情報をまとめることなどが挙げられます。
【小学6年生向け】自由研究テーマの「5つ」の選び方
小学6年生にとっては、小学生最後の自由研究になります。今までの集大成として、よい自由研究を行うために気合が入っている方も多いのではないでしょうか。
自由研究のテーマを選ぶ際には、自分が興味関心を持っている分野や、自由研究に割ける時間から逆算して選んだりするのがおすすめです。ここでは、自由研究のテーマの選び方を5つ紹介するので、チェックしましょう。
好きなことから探す
まずは子どもの好きなことにフォーカスしてみましょう。趣味や特技、興味を持っている分野から出発することで、研究に対するモチベーションが高まります。
たとえば、好きな動物やスポーツ、アートなど、個々の興味に合わせたテーマを見つけることが大切です。
興味のあることをきっかけにする
日常生活のなかでふと気になることや知りたいと思うことがあれば、それを自由研究のテーマにするのもよいアイデアです。食やスポーツ、本、テレビなどからヒントを得ましょう。
全く興味のない分野を選んでしまうと、のちのち苦労したり、モチベーションが続かなかったりするので、注意が必要です。
日常の生活を記録に溜めておく
ちょっとしたことでもよいので、日々の出来事や感じたことをメモにまとめておくと、将来の自由研究のヒントになるでしょう。自由研究のヒントは日常生活に溢れています。
たとえば、朝の空模様、夕食のメニュー、気になる出来事などをメモしておきましょう。あとで振り返ったときに、気づかなかった面白いパターンやトピックが見つかることがあります。小さな観察力が大きな発見につながることを実感しつつ、楽しく自由研究を進められます。
分野を決めてから考える
自由研究の種類は、調べ学習、工作系、実験系、観察系など多岐にわたります。特定の分野に興味がある場合は、その分野をベースにテーマを考えてみましょう。
科学、歴史、地理など、幅広い分野から興味を持ったものをピックアップし、深く掘り下げることで面白い発見があります。
自由研究にかける時間を決める
計画的に自由研究に取組むことは成功の鍵です。今年取組む自由研究にどれぐらい時間を割きたいか、事前に考えておきましょう。
毎日のスケジュールから自由研究にかける時間を確保し、目標を設定します。時間を限定することで、焦らず効果的なリサーチや実験が可能です。小学生最高学年として、集大成となる作品を作りたい人は、十分な時間を確保しましょう。
イベントに参加してみる
自由研究のテーマを決めるために、イベントに参加してみるのも1つの方法です。家にいては気づけない、新しい発見もあるでしょう。「comotto」では小学生の自由研究など、校外学習の機会として、イベントを適宜開催しています。
「comotto」のイベントは、子どものための自由研究のテーマになりそうな題材や、金融教育、キャリア教育、創造力を養う教育など、学校だけでは学べない、将来にとって大切なことを学べます。現在、募集中・開催予定のイベントは下記よりご確認ください。
詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
ほかの人と違う自由研究をする際のポイント
小学6年生の自由研究は、小学生生活の集大成の作品となります。ほかの人と一味違った自由研究をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
ほかの人に差をつけるためには、研究内容をより深めたり、テーマに関連する人にインタビューしたりすることが求められます。ここでは、研究を差別化する際のポイントをご紹介します。
興味のある分野から深掘りをする
自由研究は自分らしいアイデアや視点を取入れることで、ほかと差をつけられるでしょう。興味のある分野を見つけ、そこから深掘りをしていくことで、独自の情報や発見が生まれます。
たとえば、生物学に興味があるならば、特定の生態系や生物に焦点を当て、ほかの研究とは異なる独自の視点を取入れましょう。
テーマの分野のプロに聞いてみる
分野のプロに直接アドバイスを求めることで、より深い知識や専門的な視点を得られます。たとえば、親が特定の分野のプロであれば、その知識や経験を活かして自由研究のテーマを設定できるでしょう。
親の職業から得られる情報や視点により、ほかの人とは異なる独自性を生み出せます。
先生に相談してみる
学校の先生は幅広い知識を持っています。自由研究のテーマに迷った場合は、信頼できる先生に相談してみましょう。先生に適切なアドバイスや参考資料を提供してもらえる可能性があります。
教室内での経験からくる洞察やアイデアも得られるため、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
教科書を読み込んでみる
教科書には基本的な知識が詰まっています。自由研究のテーマに関連する教科書を熟読することで、基礎知識をしっかりと理解し、より高度な内容に挑戦できます。
教科書を読み込んでいくことで、ほかの人とは異なる視点や深みのある研究が可能です。
計画的に自由研究を進めましょう
6年生の自由研究を成功させるためには、計画的な進行が必要です。計画の立て方や進行のポイントを理解し、工夫することで、より効果的で充実した研究を進めることできるでしょう。自由研究は興味を引くだけでなく、計画的なアプローチが成果に直結します。
まず、テーマの選定から細かいスケジュールの設定、資料収集、実験や調査の進行、レポートのまとめまで、段階的に進めていくことが大切です。計画的に取組んで、小学生最後の自由研究を完成させましょう。