【1日でできる】自由研究工作のアイデア16選!テーマの選び方や注意点もご紹介
子どもの夏休みの自由研究工作のテーマについて悩んでいる人は多いでしょう。この記事では、自由研究工作のおすすめアイデアやテーマの選び方、注意点などを紹介します。子どもが夢中になれる自由研究工作のアイデアを知りたい人は要チェックです。
「小学生の自由研究の工作のアイデアを知りたい」
「自由研究の工作に必要な道具や作り方は?」
「自由研究のテーマってどうやって選べばよいの?」
このように、子どもが夏休みの自由研究で工作に挑戦する予定だけれど、わからないことがたくさんある人も多いのではないでしょうか。
この記事では、自由研究の工作のおすすめアイデアを紹介しています。
この記事を読むことで、自由研究の工作に必要な材料や作り方、工作をする際の注意点、自由研究のテーマの選び方などを把握できます。その知識をもとに、自由研究の工作に取組めば、夏休みの思い出になる作品が作れるでしょう。
自由研究の工作のアイデアを知りたい人は、ぜひ、この記事を参考にしてください。
【小学校低学年向け】楽しい自由研究工作のおすすめアイデア
まずは、小学校低学年向けの自由研究工作のおすすめアイデアを紹介します。
低学年は、はじめてでも失敗しにくい工作を選び、成功体験を持たせるのがおすすめです。保護者が適度にサポートしながら、楽しく作品を作りましょう。
おしゃれな貝殻のフォトフレーム
拾った貝殻で飾るフォトフレームです。用意するものは、貝殻やきれいな石・フレームの幅が広い写真立て・木工用接着剤などです。
写真立てのフレームに貝殻や石を並べて、配置を考えます。下の方だけぎっしり飾ったり、貝殻や石、フレームにアクリル絵の具で好きな色を塗ったり、一緒にリボンやビーズなどを飾ったりするのもおすすめです。
配置が決まったら、木工用接着剤をたっぷりと付けて、その上に貝殻や石を置きます。1日以上寝かせて、木工用接着剤を十分に乾かしたら完成です。
海や川で拾った石のストーンペイント
拾った石でアート作品を作るストーンペイントです。用意するものは、石・アクリル絵の具・絵筆・パレット・油性ペン・綿棒や爪楊枝などです。
拾ってきた石は、洗って乾かしておきましょう。乾いたら、アクリル絵の具で自由にペイントしていきます。絵の具は薄めずに、2度塗りすると、石の色が透けません。
絵の具を塗る際にマスキングテープを使うと、まっすぐに塗れます。絵の具が乾いたらマスキングテープを剥がしておきます。細かい部分はペンや綿棒、爪楊枝などで描きましょう。
海の生きものや動物、鳥などを描き、100均のフレームに接着剤で貼付けると、アート作品が仕上がります。
トイレットペーパーの芯で作る万華鏡
トイレットペーパーの芯で万華鏡が作れます。用意するものは、トイレットペーパーの芯・プラ板・丸いアクリルケース・黒い色画用紙・折り紙・ビーズ・スパンコール・モール・ハサミ・カッター・スティックのり・セロハンテープなどです。
10cm×3.3cmのプラ板を3枚用意し、同じサイズの黒い色画用紙をプラ板に貼り付けます。プラ板を内側にして三角形を作り、トイレットペーパーの芯のなかに入れましょう。
黒い色画用紙の上に芯を立てておき、ペンで円周をなぞって切り抜きます。色画用紙の中央に約5mmののぞき穴を開け、芯の片側にセロハンテープで貼り付けましょう。
芯の周りに折り紙や好きな紙を貼って装飾します。アクリルケースにビーズなどの材料を入れて、色画用紙を貼っていない側にセロハンテープで留めたら完成です。
音も鳴らせる楽しいメガホン
ペットボトルで作るメガホンです。用意するものは、ペットボトル・油性ペン・カッター・ハサミ・ビニールテープなどです。
ペットボトルの底をカッターで切り取ったら、ペットボトルの半分くらいまで約2cm幅の切り込みを入れます。ビニールテープやシール、油性ペンなどで装飾し、切り込みを外に広げて折り目を付けたら完成です。
キャップを外すと、メガホンとして声援を送れます。また、叩いて音を鳴らして応援することもできるため、運動会などの応援グッズにおすすめです。
上下カップで遊べる楽しいけん玉
ペットボトルで作るけん玉です。用意するものは、ペットボトル2本・ひも・アルミホイル・ビニールテープ・ペン・カッター・ハサミなどです。
2本のペットボトルを飲み口から3分の1あたりでカットします。2本のペットボトルの飲み口同士を合わせて、ビニールテープで巻いてつなぎ合わせましょう。
アルミホイルを丸めて玉を作り、ひもの片端を巻き付けてからビニールテープで固定します。もう片端はペットボトルのつなぎ目に巻き付けてビニールテープで固定します。
シールやペンなどで自由に装飾したら完成です。ペットボトルの切り口をビニールテープで覆うと、補強になるだけでなく手を切る心配がなくなります。
きらきらスパンコールのスノードーム
ペットボトルで作るスノードームです。用意するものは、小さめのペットボトル・洗濯のり・ビーズ・スパンコール・ラメ・ホログラム・グリッター・デコレーションボール・貝殻・ハサミ・ビニールテープなどです。
ペットボトルにビーズやスパンコールなどの材料を自由に入れます。ペットボトルの約3分の1まで洗濯のりを入れ、ビーズやスパンコールなどの動きを見ながら水を足しましょう。のりの分量が多いと、動きがゆっくりになります。
キャップを閉めて、ビニールテープで巻いて留めたら完成です。子どもがキャップを開けて、間違って飲んでしまわないように、しっかり固定しましょう。
ペットボトルキャップのヨーヨー
ペットボトルキャップで作るヨーヨーです。用意するものは、ペットボトルキャップ4個・紙粘土・タコ糸・3~4cmのネジ・キリ・ドライバー・ビニールテープなどです。
ペットボトルキャップに入る量に紙粘土をわけます。2個のキャップの中央にキリで穴を開けたら、1個のキャップの穴にネジを入れてプラスドライバーでねじ込みましょう。
タコ糸を65~70cmに切り、外れないようにネジに結びます。プラスドライバーを使い、2個のキャップが平行になるようにネジでつなげます。その際、ネジが外れないように、ネジを通したそれぞれの穴のところに接着剤を付けましょう。
4個のキャップのなかに紙粘土を詰めます。ネジでつなげたキャップに、残りの2個のキャップをそれぞれ合わせたら、継ぎ目をビニールテープで巻きましょう。タコ糸の先を結んで、指が通る大きさの輪を作ったら完成です。
プラ板のかわいいキーホルダー
プラ板で作るキーホルダーです。用意するものは、プラ板・油性ペン・カラーサインペン・色鉛筆・パステル・穴開けパンチ・ハサミ・オーブントースター・アルミホイル・ピンセット・重しになる本・キーホルダー・ストラップなどです。
プラ板に油性ペンやカラーサインペンで、10cm×10cm以内のサイズで自由に絵を描きます。色鉛筆やパステルなどで絵を描く場合は、ツルツルのままだと描きにくいため、細目の#400以上のサンドペーパーで、プラ板の表面を削ってから描くのがコツです。
絵が描けたら、上部に穴開けパンチで穴を開けてから、ハサミで絵を切り抜きます。アルミホイルをクシャクシャにして、プラ板がくっつかないようにオーブントースターに裏面にして入れましょう。
加熱してプラ板が縮んで小さくなったら、やけどしないようにピンセットなどで取出します。熱いうちに、重しになる本で押さえて、プラ板を平らにします。
色鉛筆やパステルで絵を描いたものは、色移りを防ぐために水性ニスを塗りましょう。穴にキーホルダーパーツを取付けたら完成です。
【小学校高学年向け】自由研究工作のおすすめアイデア
次に、小学校高学年向けの自由研究工作のおすすめアイデアを紹介します。
高学年では、少し手の込んだ工作にチャレンジするのがおすすめです。自分なりにアレンジを加えて、ほかにはないオリジナル作品を作りましょう。
牛乳パックで作るオリジナルハガキ
牛乳パックを紙すきして作るハガキです。用意するものは、牛乳パック・紙すきセット・ミキサー・洗面器やタライなどの容器・タオル・アイロン・アイロン台などです。
牛乳パックを水洗いし、ハサミで切り開いた状態にしたら、2~3日水にひたしてふやかします。牛乳パックの表面と裏面のポリエチレンのシートを剥がしましょう。
残った白い部分を細かくちぎり、3分の2の水を加えてミキサーでドロドロの状態(パルプ)にします。洗面器などの容器に水を入れ、そこにパルプ液を入れましょう。
パルプ液をすき型枠に流し入れ、平らな板の上に置いたら型枠から外します。裏返して水気を絞ったら、金網を外しましょう。タオルで水を切り、アイロンで乾燥させたら完成です。
型枠はプラスチックトレイなどで代用できます。
空き箱で作るビー玉迷路
段ボール箱で作るビー玉迷路です。用意するものは、ダンボール箱・ペットボトルキャップ・ビー玉・鉛筆・消しゴム・カッター・木工用接着剤などです。
段ボール箱の底から5cmくらいの高さに線を引き、線に沿って切り取ります。底に鉛筆で3cm~3.5cmのマス目を書いたら、いらない線を消したり落とし穴の場所を書いたりして、迷路のルートを決めましょう。
カッターで段ボール箱を切り抜き、落とし穴を作ります。段ボール箱を裏返し、落とし穴の位置にテープでペットボトルキャップを固定します。残っている段ボールを5cm幅に切り、木工用接着剤で迷路の壁を作ったら完成です。
光がきれいなステンドグラス
偏光板とセロハンテープで作るステンドグラスです。用意するものは、偏光板・油性ペン・透明のシート・透明なシール・セロハンテープ・ハサミなどです。
透明のシートに油性ペンで好きな絵を描き、絵の上に透明のシールやセロハンテープを貼ります。絵を描いたシートを2枚の偏光板で挟み、1枚を回転させるとさまざまな色に輝きます。これでステンドグラスの完成です。
透明のシールやセロハンテープを貼る場所や重ねる枚数、重ねる向きなどによって、違った色や模様に見えます。工夫をしながら、オリジナルの作品を作ってみましょう。
割り箸で作る鉄砲
割り箸と輪ゴムで作る鉄砲です。用意するものは、割り箸2膳・輪ゴム約12本・定規・鉛筆・ハサミなどです。
1膳の割り箸を割り、ハサミで半分にカットします。そのうちの1本は、さらに半分にカットして、5つのパーツを作りましょう。
もう1膳の割り箸を割り、間に半分にカットした割り箸を挟んだら、挟まれた割り箸の先端を約1.5cm飛び出させた状態で輪ゴムで固定します。飛び出した先端部分に、短くカットした割り箸を十字に組んで輪ゴムで固定しましょう。
半分にカットした割り箸2本をVの字に組み、先ほどの割り箸のうしろの部分に挟みます。それぞれ輪ゴムで固定します。このVの字の部分が鉄砲のグリップです。
短くカットした割り箸をグリップの前に斜めに固定し、引き金を作ったら完成です。鉄砲の先端から、引き金の上部(発射棒)に、輪ゴムをかけます。引き金を指で引くと、輪ゴムが前方に飛んで行きます。
豆電球で光るきれいな星座板
空き箱と豆電球で作るプラネタリウムです。用意するものは、空き箱・豆電球・豆電球用ソケット(リード線付き)・電池ボックス・電池・工作用紙・セロハンテープ・カッター・古新聞・押しピン・黒い色画用紙などです。
奥行き20cmくらいの空き箱の前面をコの字型に残るように切り抜きます。工作用紙でソケットの台座を作ります。ソケットに豆電球を入れ、リード線を電池ボックスにつないだら、台座にソケットをセロハンテープで固定しましょう。
古新聞を数枚重ね、その上に黒い色画用紙を置いたら、押しピンで星座カードを作ります。星の並びや明るさにもこだわり、明るい星は大きめの穴にするのがポイントです。
工作用紙を空き箱の前面のコの字型と同じ大きさに切ります。空き箱と工作用紙の間に星座カードを差し込めるように隙間を作り、空き箱の前面に工作用紙を貼り付けます。
豆電球をつけて、星座カードを差し込んだら、部屋を暗くしましょう。オリジナルの星座を作ったり、好きな絵を描いたりしてもOKです。
ぷにぷに触感が面白いドーナツスクイーズ
メラミンスポンジで作るドーナツスクイーズです。用意するものは、メラミンスポンジ・柔らかい粘土・厚紙・コンパス・カッター・ハサミ・油性ペン・サンドペーパー・蓋付容器・アクリル絵の具・筆・計量スプーンなどです。
コンパスを使い、厚紙にドーナツの絵を描き、カッターやハサミで切り抜きます。油性ペンで型紙の絵をメラミンスポンジに写し、カッターで切り抜きます。ハサミでスポンジの角を取って、サンドペーパーで表面をなめらかにしましょう。
ピーナッツクリームくらいの柔らかさを目安に、クリーム粘土を作り、蓋付容器に入れます。アクリル絵の具で生地の色を作り、約6~7倍のクリーム粘土を混ぜましょう。
スポンジの片面に、色付きのクリーム粘土を薄く均一に塗ります。足付き網の上で約1~2時間乾かし、裏面も塗ったら、約2~3時間乾かしましょう。アクリル絵の具などで、ドーナツらしくデコレーションしたら完成です。
おしゃれできれいな宝石石鹸
グリセリンソープと顔料で作る宝石石鹸です。用意するものは、グリセリンソープ(クリア)・クリーム絞り袋・紙コップ・石鹸用フレグランスオイル・石鹸用の顔料・ラメなどです。
クリーム絞り袋の先端をゴムで縛り、紙コップにセットします。紙コップに石鹸用のフレグランスオイル3~4滴入れ、グリセリンソープ約50gを湯煎で溶かし、紙コップに注ぎ入れます。石鹸用の顔料を1滴入れて混ぜましょう。
色付けしたグリセリンソープ液の半分を紙コップにセットした絞り袋に注ぎ入れ、ラメをふりかけます。グリセリンソープを約15gカットし、かけらの状態で、色付けしたグリセリンソープ液のなかに入れてください。
半分残したグリセリンソープ液にさらに顔料を加え、色を濃くしてから絞り袋にすべて注ぎ入れ、ラメもさらにふりかけます。違う色のラメを加えるのもおすすめです。
絞り袋ごと紙コップから取出して、手で好きなように形を整え、また紙コップに戻します。石鹸用のフレグランスオイルを3~4滴入れて、湯煎で溶かしたグリセリンソープ約30gを注ぎ入れたら、また取出して形を整えてください。
グリセリンソープ約15gを湯煎で溶かし、顔料を1滴入れます。絞り袋に注ぎ入れ、また形を整えたら、氷水で冷やしましょう。完全に固まったら、袋から取出して完成です。
ペットボトルで作る輪ゴム動力車
ペットボトルと竹串と輪ゴムで作る車です。用意するものは、ペットボトル・ペットボトルキャップ5個・竹串2本・輪ゴム5本・接着剤・セロハンテープ・カッター・ハサミ・キリなどです。
ペットボトルキャップの中央にキリで穴を開けます。ペットボトルにカッターで切込みを入れたら、キリで竹串を通すための穴を開け、ペットボトルに竹串を通しましょう。
竹串の飛び出ている部分に、ペットボトルキャップを取付けます。取付けたら、外れないように竹串とキャップを接着剤で固定しましょう。
この部分が車輪になります。後輪部分も同じように作りましょう。
輪ゴムを3つつなげ、うしろの竹串の中央にくくりつけたら、ペットボトルの飲み口から輪ゴムを出します。飲み口のキャップの穴に輪ゴムを通し、輪ゴムを小さく切った竹串に引っかけます。セロハンテープで留めて固定し、キャップを締めたら完成です。
自由研究で工作をする際の注意点
自由研究で工作をするときは、使い慣れていない道具を使ったり、自然のなかで材料を集めたりすることもあります。危険な目に合ったり、人に迷惑をかけたりしないように、保護者が見守り必要に応じてサポートすることが大切です。
また、完成した作品は床に置きっぱなしにせずに、収納のなかなどのあんぜんな場所で保管しましょう。時間をかけて仕上げた作品が壊されてしまうこともあります。特に小さな子どもやペットがいる家庭は要注意です。
自由研究のテーマの選び方
自由研究のテーマを選ぶ際は、年齢やスキルに応じて、難易度の合うものを選びましょう。
低学年は自分で作る達成感を味わうことも大切になるため、短時間で簡単に作れるものがおすすめです。高学年は目標に向けて計画を立てて取組めるようになります。自分のアイデアも盛り込みつつ、難易度の高いものにチャレンジしましょう。
難易度が合っていても、子どもが興味のない工作をやらせるのはNGです。途中で嫌になって、投げ出してしまう可能性があります。子ども自身が興味を持っていて、楽しく取組めるようなテーマを選ぶことが何より大切です。
自由研究の工作を楽しめるようにしよう
夏休みは自由に使える時間がたくさんあるため、今まで作ったことがない作品に挑戦するのによい機会です。自由研究を通して、子どもの興味や可能性を広げられるでしょう。
使う道具や作業工程によっては、危険を伴う場合もあります。大人が見守り、ときにはサポートをしてあげながら、自由研究の工作に楽しく取組みましょう。