小学5年生におすすめ!工作をする自由研究15選をご紹介!テーマの決め方についても解説
小学5年生になり、自由研究のテーマに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。本記事では、5年生におすすめしたい工作系の自由研究ネタを15個紹介します。自由研究のテーマに悩んでいる方は、ぜひ、最後まで記事をチェックしてみてください。
「小学5年生になったけど、自由研究のネタが思いつかなくて悩んでいる」
「小学生におすすめな自由研究のネタを知りたい」
「小学生の子どもと一緒に自由研究のテーマを考えたい!」
このように小学生の自由研究のネタ出しに、頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、小学5年生におすすめしたい工作系の自由研究、自由研究のテーマの決め方、スムーズに研究を進めるためのポイントについて紹介しています。記事を読むことで、お気に入りの自由研究のネタを見つけられるでしょう。
早めに自由研究のネタを考え、スムーズに研究が進められるよう準備しておきましょう。
自由研究の題材が見つからないと悩んでいる方は、ぜひ最後まで記事をチェックしてみてください。
小学5年生におすすめの工作系自由研究15選
「今年の自由研究はどんなことに取組もうか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。小学5年生の子どもたちは好奇心が旺盛なため、楽しみながら学ぶことが大切です。
ここでは、小学5年生におすすめしたい工作系の自由研究ネタを15個ご紹介します。家族や学校の友達を驚かせるような作品を作ってみましょう。
不思議な箱
箱のなかにある作品が浮いているように見える、摩訶不思議な箱を作ってみましょう。
用意するものは、厚さ5mmのスチレンボード、厚さ0.3~0.5mmのプラスチック板、固まる粘土、マスキングテープ、両面テープ、セロハンテープ、ゴム系の接着剤、画用紙です。
まずはスチレンボードから8cm角の正方形を2枚取出してください。2枚を重ねて対角線に線を引き、あとは好きな柄を描いてみましょう。
次にプラスチック板を、縦14cm・横8cmを4枚、縦13cm・横11.4cmを1枚切り出してください。切り出したスチレンボードの側面に両面テープを貼って、縦14cm・横8cmのプラスチック板を張り付けてください。角はセロハンテープで固定しましょう。
粘土で好きな作品を作ってください。作った作品を半分に切り、縦13cm・横11.4cmのプラスチック版の前面と後面に、ゴム系接着剤でくっつけましょう。
作品を張り付けた板を、対角線に合わせて箱のなかに差し込んでください。最後に画用紙を切り出し、蓋をしてください。
まるで作品が箱のなかで浮いているような光景を楽しみましょう。
ビー玉を使う迷路
段ボールで簡単に作れる、面白いビー玉迷路を作ってみましょう。用意するものは、段ボール、空き箱、ビー玉、つまようじ、折り紙です。
まずは段ボールを3.5cm幅の長方形に切り出してください。次に空き箱の底に3cm前後の線を描きます。空き箱の底に自分の思うように迷路を作ってみましょう。書いた迷路の線に沿って、段ボールを張り付けていきます。
最後にスタートとゴールに、つまようじと折り紙で作った旗を立てて完成です。
描く線によって、迷路の難易度が何倍にも跳ね上がるため、遊ぶ人を夢中にできるでしょう。難易度を上げたい人は、トンネルを作ったり、落とし穴を作ったりしてみてください。
アルミホイルの鉄の玉
アルミホイルを使って、ツルツルの鉄球を作ってみましょう。
用意するものは、アルミホイル、ハンマー、紙やすり、研磨剤、軍手です。アルミホイルの端で手を切らないよう軍手をして作業してください。
まずはアルミホイル1箱分をすべて丸めます。次に丸めたアルミホイルを均一な丸になるよう、ハンマーでひたすら叩いてください。ただひたすら叩くのは労力がかかりますが、徐々に光沢が出てきて、その変化を楽しめます。
ハンマーで叩いてある程度丸くなったら、紙やすりや研磨剤でツルツルにしていきましょう。自分の顔がアルミ玉に写るくらい、ツルツルになれば上出来です。
ペットボトルのロケット
ペットボトルで実際に飛ばせる、カッコいいロケットを作ってみましょう。
用意するものは、粒タイプの発砲入浴剤、500mlの炭酸飲料用のペットボトル、ポリ袋、ビニールテープ、約1mの園芸用の支柱2本です。
まずは園芸用の支柱を1本用意し、ポリ袋、ビニールテープの順で巻き付けていきます。次に、ペットボトルに入浴剤を約半分入れましょう。そのあとペットボトルに約3分の1の水を入れたら、すぐにポリ袋とビニールテープを巻き付けた支柱を差し込み、逆さまにしてください。
入浴剤が反応し泡が出て、ペットボトルが飛んで行ったら実験成功です。自由研究として発表する時は、写真や動画に実験の様子を収めておきましょう。
作ってみようVRゴーグル
ブラックライトとティッシュ箱を使って、星空やお化けを映し出せるVRゴーグルを作ってみましょう。
用意するものは、大きさの同じティッシュ箱を2つ、画用紙、輪ゴム、アルミ箔、ブラックライト用のペン、ブラックライト、厚紙、ゴム系接着剤、テープです。
まずはティッシュ箱の上部を切り抜き、側面に約1mmの差込口を作ってください。次にもう1つのティッシュ箱の下面を横半分に切り、2つのティッシュ箱を接着剤で止めます。
ティッシュを取出す部分に鼻が入るくらいの穴をあけ、側面にも直径約2cmの穴をあけます。箱の内側には、アルミ箔を張り付けてください。
画用紙を縦24cm・横4cmに2枚切り出し、鼻が入るように穴をあけた箱の左右に画用紙を貼ってください。端は輪ゴムを引っかけてテープで止めます。
次に厚紙を縦25cm・横21.3cmに切り出してください。厚紙を縦置きにして、下から10.5cmの部分を谷折り、上から3cmのところには印をつけておいてください。厚紙の中心部分にはブラックライト用のペンで絵を描いてみましょう。
絵を描いた厚紙を箱のなかに差し込みます。あとは完成したVRゴーグルを被って、側面の穴からブラックライトを差し込みましょう。
難易度が高い工作なので、ぜひ挑戦して小学生の友達を驚かせましょう。
ガラス瓶で作る温度計
温度によって浮かぶガラス瓶が変わる、神秘的な温度計を作ってみましょう。
用意するものは、バケツ、温度計、1.5L以上のペットボトル、蓋がしっかり閉まる小さなガラス瓶4個、ビーズ、水、お湯、氷です。
まずはバケツに水を入れて、温度計で水の温度を測ってください。次に4つのガラス瓶にビーズを約半分入れて、蓋をしっかり閉めましょう。水を入れたバケツにガラス瓶を1つ入れ、バケツの中心より少し上に浮かぶくらいに、ガラス瓶のなかのビーズの量を調整してください。
次にバケツの水を少し減らし、水の温度を約3℃下げます。そして2つ目のガラス瓶で再度バケツの中心あたりにガラス瓶が浮くように調整してください。
次にバケツにお湯を加えて、温度を3℃上げましょう。そのあと3つ目のガラス瓶と同じように調整します。そのあとさらにお湯を加えて、温度を3℃上げてください。そして4つ目のガラス瓶と同じようにビーズの量を調整します。
最後に1.5Lのペットボトルに水を入れて、4つのガラス瓶を入れてください。水の温度が変わるごとに浮かんでくるガラス瓶が変わります。ビーズの色を4色にわけると、より観察しやすくなるでしょう。
ミニチュアの家
つまようじ使って簡単なミニチュアハウスを作ってみましょう。用意するものは、つまようじ、瞬間接着剤、はさみ、紙、ペンです。
まずは紙で作りたい家の設計図を描いてください。設計図をもとに、つまようじに瞬間接着剤をつけて、壁や床、屋根などの家を作るために必要なパーツを作っていきます。
瞬間接着剤が乾いたら、はさみを使って細かい部分を成形します。最後に各パーツを接着剤でくっつけて完成です。材料がつまようじのみで作れるため、簡単な家から壮大な作品まで作れます。
モーターを作ってみよう
乾電池を使ったモーターを作ってみましょう。用意するものは、単三マンガン乾電池、ネオジウム磁石、アルミ箔、クリップ、はさみです。
まずは丸まっているクリップを伸ばして約半分に切り、先端を丸く巻いてください。クリップを切った断面はケガをする可能性があるため、注意しましょう。
次にアルミニウムを幅1cm、長さを乾電池とクリップの長さ+3cmくらいにしてください。クリップの丸めた部分に磁石をつけ、反対側を乾電池の中心にぶら下げましょう。
アルミニウム箔の一方を乾電池にくっつけ、もう一方を磁石に近づけた時に磁石が回転したら完成です。アルミニウム箔には電流が流れており、流したままにすると電池が熱くなり危険なため、長時間の実験は止めておきましょう。
手作りはがき
トイレットペーパーを使った紙から作るはがきで、大切な人へ送ってみましょう。
用意するものは、トイレットペーパー、ペットボトル、お湯、洗濯のり、タッパー、アイロン、雑巾、鉢底ネット、好きな花や葉っぱです。
まずはトイレットペーパーを細かくちぎって、ペットボトルのなかに入れてください。そこに60℃に熱したお湯とキャップ1杯分の洗濯のりを入れ、蓋をして3分間振りましょう。トイレットペーパーが溶けたら、タッパーに流し入れ、はがきの大きさに切った鉢底ネットを沈めてください。
次に鉢底ネットを持ち上げて、雑巾に乗せてください。破けないように注意して、指でゆっくりと水分を抜きましょう。水分を抜いたら好きな花や葉っぱを並べてください。花の上に紙を優しく乗せ、ティッシュを使って水分をしっかり抜きましょう。
ネットから紙をはがし、アイロンをかけ、端を整えたら完成です。絵具やペンを使ってカラフルなはがきに仕上げましょう。
手作りスノードーム
ペットボトルでできる、簡単スノードームを作ってみましょう。
用意するものは、小さいペットボトル、水、ビニールテープ、はさみ、割り箸、保冷剤、水性ペン、ラメ、ビーズ、発砲トレイです。
まずは、水性ペンで発泡トレイを好きな色に塗り、細かく切ってください。次に切った発砲トレイとビーズ、保冷剤のジェルをペットボトルのなかに入れます。
ペットボトルに水を入れて割り箸でかき混ぜましょう。最後にラメを入れて蓋を締め、ビニールテープで蓋を固定してください。ラメが輝く美しいスノードームの完成です。
作って遊ぼうクレーンゲーム
段ボールを使った本格的なクレーンゲームを作ってみましょう。用意するものは大きめの段ボール、細めの突っ張り棒、糸、大量のクリップ、景品です。
まずは、つぶれている段ボールを組み立てます。次に両面と正面、景品を取出す部分を切り抜きましょう。クリップを「J」の形に曲げて、テープでクリップに固定します。用意した突っ張り棒に「J」に曲げたクリップを張り付けてください。
景品にも同様にクリップをつけたら完成です。突っ張り棒を駆使して、上手に景品をゲットしましょう。
手作り風見鶏
風の向きを知るために、手作り風見鶏を作ってみましょう。
用意するものはA4サイズのスチレンボード、カッター、カッターマット、定規、割り箸、ストロー、ビニールテープ、紙コップ、ビー玉です。
まずはスチレンボードに二等辺三角形を描いて、カッターで切り出してください。次に切り出した二等辺三角形を三角形と台形になるように切りわけましょう。割り箸を用意して、切りわけた三角形と台形を両端に貼り付けます。
割り箸を指に乗せて、重心を探し出し、見つけたポイントにストローを垂直に固定してください。ストローのなかに割り箸を入れて、耐久性を強化し、紙コップのなかに入れましょう。ビー玉を追加して倒れないよう固定してください。
扇風機に当ててみて、風向きを確かめてみましょう。
風船ライト
風船を使ったおしゃれなライトを作ってみましょう。用意するものは、風船、和紙、でんぷんのり、プラスチックカップ、LEDライトです。
まずは、風船に空気を入れ、LEDを入れるところに円を描いてください。次にプラスチックのカップに「でんぷんのり:水=1:2」の割合でのりを作りましょう。風船に自分の好きな和紙や柄付の紙を貼ってください。
乾いたら風船に穴をあけ、あらかじめ開けておいた穴からLEDライトを入れて完成です。暗闇で照らすと幻想的な輝きが見られるでしょう。
ペットボトルの蓋でカレンダー
ペットボトルの蓋を使って、カラフルでかわいらしいカレンダーを作ってみましょう。用意するものは、ペットボトルのキャップ31個、コルクボード、チョーク3色、チョークボードスプレー、インテリアピン42個、黒のマジックペン、定規、マスキングテープです。
まずは、コルクボードにマスキングテープを貼り、上からスプレーをかけてください。ボードを乾かし、マスキングテープを剥がしたら、インテリアピンをつけましょう。定規を使って揃えるときれいなカレンダーが作れます。
ペットボトルのキャップに1~31の数字を書き、インテリアピンに引っかけてください。ボードにチョークで月や曜日を書いたら完成です。キャップの位置を変えることで、ずっと使用できるカレンダーになっています。
いろいろな色や模様のペットボトルキャップがあるため、ぜひ集めておきましょう。
小学5年生の自由研究テーマの決め方
小学5年生は高学年にあたるため、自由研究のクオリティも求められてきます。自由研究のテーマに悩む方もいるかもしれませんが、まずは自分の興味関心があるものからテーマを絞ってみましょう。
進んで興味を持てるテーマは、自由研究の素材に最適です。趣味や日常で感じた疑問をテーマに選ぶことで、取組むモチベーションも上がります。
図書館やインターネットで資料を調べ、本や記事から新しいアイデアを得るのもおすすめです。他者の研究の知見や成果を参考にすることで、自分の研究を深められるでしょう。
自由研究をスムーズに進めるためには記録をしておこう
小学生の自由研究は、最後にクラスで発表を行う場合があります。自分の研究結果を正確に伝えるためにも、研究過程はしっかりと記録しておきましょう。また記録をつけることで、計画的に作業が進み、より充実した研究成果を得られます。
日々の進捗はなるべく記録するようにしましょう。進捗を詳細に記録することで、作業の流れや問題点、発見したことを整理できます。これはあとで発表資料にまとめる際にもスムーズです。また研究中に浮かんだアイデアや新たな気づきは逐一メモしておきましょう。
好きなテーマで自由研究を進めよう!
ここまでおすすめの工作系自由研究と自由研究テーマの決め方についてご紹介してきました。自由研究を成功させる一番の近道は、好奇心と興味を持って取組むことです。好きなテーマを見つけ、その魅力に没頭することで、より深い理解と楽しさを得られるでしょう。
小学生の高学年になると、自由研究を効率的に進めるノウハウも少しずつ培えているのではないでしょうか。オリジナリティを出して、ほかの人より一歩進んだ自由研究に挑戦してみましょう。