「すごい」と褒められる小学生の自由研究テーマ14選!実験手順を詳しく解説
周りから褒められるような、自由研究を行いたいと考えている方もいるのではないでしょうか。本記事では、おすすめの自由研究テーマを14個紹介します。小学校の自由研究のネタ探しに困っているという方は、ぜひ最後まで記事をチェックしてみてください。
「周りからすごいといわれるような自由研究に取組みたい」
「小学校の自由研究のテーマが決まらなくて困っている」
「おすすめの自由研究ネタがあれば、実践してみたい」
このように小学生の自由研究のテーマ選びに、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「すごい」と褒められるような自由研究を行うためには、アイデアや工夫が重要です。
本記事では、自由研究の選び方、おすすめの自由研究のネタ、自由研究を上手くまとめるコツなどを詳しく紹介しています。記事を読むことで、自由研究のネタを決めるヒントを得ることができるでしょう。
興味を持てるネタがあれば、ぜひ実践してみてください。
小学校の自由研究のテーマを決定するのに行き詰まっているという方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
小学生の自由研究の目的とは
夏休みや冬休みなどの長期休みでは、自由研究の課題を出す学校があります。小学生の自由研究は、彼らにとって自主性と問題解決能力を養う手段となっています。
自由研究を通して、子どもたちは自分の興味関心や好奇心に基づき、個人の力を高めていくことができるでしょう。
小学生におすすめの自由研究の選び方
小学生にとって適切に自由研究のテーマを選ぶことは、子どもの興味関心を伸ばすことにつながります。自由研究のテーマを選ぶ際には、子どもが興味を持てるテーマを選択しましょう。
日頃からものごとに対する興味関心が高い子どもに対しては、自分の意思でテーマを選ばせることがおすすめです。一方、何に取組めばよいかわからないという子どもに対しては、インターネットや図書館の文献からヒントを得ましょう。
工作キットを用いたり、自由研究講座に参加するもの1つの方法です。これらの活動を通して、子どもの興味関心を広げていくことが、自由研究の意義になります。
「すごい」といわれる小学校の自由研究のテーマ14選
自分が頑張った作品を「すごい!」と褒められると、やりがいや達成感を感じることができます。自分の頑張りを褒められることは、子どもの自信になり、自己肯定感がより高まるでしょう。それにより今後もさまざまなことに積極的に、挑戦できるようになります。
ここでは、小学校で周りに「すごい!」といわれるような、自由研究のテーマを14個ご紹介します。
【小学校低学年向け】スライムを作ろう
洗濯のりを使ってスライムを作ってみましょう。用意するものは、PVA入りの洗濯のり50ml、ホウ砂10g、透明なカップ2つ、割りばし、40℃のお湯100mlと50ml、食用色素です。
まずは、カップにお湯100mlとホウ砂、食用色素を入れてよく混ぜましょう。次にもう一方のカップにお湯50mlと洗濯のりを入れて混ぜます。最後にホウ砂を混ぜたカップの液の上澄みを洗濯のりのカップに入れて混ぜましょう。ネバネバになったらスライムの完成です。
【小学校低学年向け】野菜の切れ端を育てて観察しよう
野菜の切れ端を使って、リボベジの実験をしてみましょう。リボベジとは「リボーン・ベジタブル」の略称で、日本語で「再生野菜」という意味です。普段は捨てられる切れ端を活用するため、気軽にはじめることができます。
観察のために用意するものは、野菜の切れ端、水を張ったトレイ、太陽光です。実験方法は、野菜の切れ端をトレイに入れるだけとなります。あとは、毎日の変化を観察し、レポートにまとめましょう。
成長の様子を写真に収めておくと、よりわかりやすい自由研究になります。実験中は、細菌が増えないよう水を定期的に入れ替えてください。
【小学校低学年向け】ストロー飛行機を作ろう
紙飛行機より遠くに飛ぶ、ストロー飛行機を作ってみましょう。用意するものは、画用紙、ストロー4本、セロハンテープです。
まずは、画用紙を縦25cm・幅2.5cmと縦15cm・幅2.5cmに切り出してください。次に先が曲がるストローを使用する時は、じゃばらの部分を切っておきます。切り出した2枚の画用紙を丸めて、テープで固定してください。
最後に2つの輪っかの間にストローを等間隔に貼り付けたら完成です。紙飛行機とどっちが遠くまで飛ぶか競わせてみても面白いでしょう。
【小学校低学年向け】ダンボールを活用したビー玉迷路を作ろう
子どもの創造力が膨らむビー玉迷路を作ってみましょう。用意するものは、有孔ボード、ビー玉、ダボ、輪ゴムです。
まずは有孔ボードにダボをランダムにさしていきましょう。次にダボとダボに輪ゴムを引っかけて、迷路を作っていきます。
最後にビー玉を転がしてみて、きちんとゴールできるか試してみましょう。タボをさす位置を工夫することで、自由に迷路を作ることができます。簡単に攻略されないよう、手の込んだ迷路を作ってみてください。
【小学校低学年向け】食べられる美しい宝石を作ろう
美しく輝く「食べられる宝石」を作ってみましょう。用意するものは、かき氷シロップ、グラニュー糖100g、水80ml、粉寒天大さじ2分の1です。
まずは粉寒天をタッパーに入れ、水を加えて電子レンジで2分加熱してください。加熱したらそこにグラニュー糖を加え、よくかき混ぜましょう。スプーンですくった時に、糸を引くくらいの状態が目安です。
次に好きな色のかき氷シロップを加えて、冷蔵庫で冷やし固めてください。固まったら、包丁でランダムに切って完成です。見た目もきれいで、食べても美味しい琥珀を楽しんでください。
【小学校高学年向け】卵の殻のアート作品を作ろう
いつもなら捨ててしまう卵の殻でアート作品を作ってみましょう。用意するものは、卵の殻、絵具、ボンド、紙です。
まずは、卵の殻を細かく砕いてください。細かくした殻に絵具を使って、好きな色を塗っていきます。乾いたらボンドで紙に卵の殻を張り付けて完成です。
貼り付ける紙を色画用紙にしたり、柄付の紙にしたりすると華やかな作品に仕上がるためおすすめです。
【小学校高学年向け】ペットボトルで雲を作ろう
空に浮かんでいる雲を、ペットボトルのなかで作ってみましょう。用意するものは、炭酸用のペットボトル、アルコール液、消臭スプレーです。
まずは、ペットボトルのなかに、アルコールを約5ml入れてください。そのあと消臭スプレーを1回吹きかけ、ふたを閉めましょう。次にペットボトルを手で包み込んで、回しながら温めましょう。ペットボトル内の曇りが取れるまで温めましょう。
最後にペットボトルを押したり緩めたりして、なかを観察しましょう。ペットボトルのなかに雲のようなものができたら完成です。
【小学校高学年向け】色や香りつきのキャンドルを作る
おしゃれでカラフルなアロマキャンドルを作ってみましょう。用意するものは、廃棄の油、凝固剤、タコ糸、クリップ、好きな香りのアロマオイル、クレヨン、好きな容器、鍋、割りばしです。
まずは、好きな色のクレヨンを約2分の1削ってください。次に廃油をこして、80℃に温めます。熱した廃油にクレヨンを加えて溶かしてください。徐々に冷えてきたら、好きな香りのアロマオイルを数滴たらし、クリップにタコ糸を付けて、底に沈めます。
タコ糸の箸を割りばしにハサミ、キャンドルを流し込む容器の中心に来るように調整しましょう。アロマオイルをたらした廃油を、容器に流し固まったらタコ糸を切って完成です。
家で捨てられる廃油を使っているため、エコロジーな自由研究となっています。実際にタコ糸に火をつけてアロマの香りを楽しみましょう。
【小学校高学年向け】モーターを作ろう
ホームセンターで手に入る材料で、簡単なモーターを作ってみましょう。用意するものは、エナメル線、銅線、木の板、磁石、紙やすり、セロハンテープ、乾電池、クリップ、ニッパーです。
まずは人差し指にエナメル線を約10回巻き付けます。そのあと両端を2回巻いて結び、外側をニッパーで切ってください。外側に伸ばしたエナメル線のエナメル部分の片方をやすりで全部剥がし、もう片方は半分だけ剥がしてください。
次にクリップの片方を伸ばします。木の板の両端に、今伸ばした部分をセロハンテープで貼り付けてください。板の中心とクリップの間に、磁石を設置しましょう。そのあと、乾電池の両端、クリップを銅線につなげてください。
最後にエナメル線をクリップに引っかけ、輪っかが動いたら完成です。身の回りのものでモーターが使われているものを調べるのも面白いでしょう。
【小学校高学年向け】電気が使えないとどうなるか調べよう
現代の暮らしに欠かすことのできない電気ですが、もし明日から電気が使えなくなるとどうなってしまうのでしょうか。使えなくなった場合を考え、レポートにまとめてみましょう。用意するものは、ノート、電気製品の説明書、電気使用量の用紙です。
まずは、身の回りで電気を使っている製品を書き出します。テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、照明などがあげられるでしょう。次にそれぞれの製品が、どれくらいの電力を必要としているのか、取扱説明書を読んで調査します。
最後に、毎月どれくらいの電力を使用しているのか用紙で確認したら、完了です。調べたことや電気が使えなくなったらどんな不便が起こるのかをレポートにまとめてみましょう。
【小学校高学年向け】アサリの観察をしよう
味噌汁の具材としても使われる、アサリの観察をしてみましょう。用意するものは、アサリ、塩、水、ノートです。
まずは、塩小さじ1杯、大さじ1杯、大さじ2杯をそれぞれ500mlの水に加え、3種類の塩水を作ります。あとは、それぞれの塩水にアサリを入れて、様子を観察しましょう。
スーパーなどで生きたアサリを購入し実験に使うことで、より詳しい自由研究を行うことができます。ノートにまとめる際は、気づいたことやアサリの写真などを一緒に記載しましょう。
【小学校高学年向け】大豆からもやしを作ろう
大豆からもやしを作ってみましょう。用意するものは、大豆、ビン、ガーゼ、輪ゴムです。
まずは、ビンの約4分の1に大豆を入れます。次に水をビンいっぱいに入れて、ふたにガーゼをかけ、輪ゴムでとめて1日付けてください。2日目以降は、ビンのなかの水を捨て、暗くて風通しのよいところに設置しましょう。
大豆から徐々に芽が出てくる様子をレポートにまとめて、自由研究は完了です。変化の様子を毎日絵に描いて記録しておくと、より詳しい自由研究になります。
【小学校高学年向け】炭電池を作ろう
炭を使って電池を作れることをご存じでしょうか。夏休みの自由研究は、炭電池の作成に取組んでみましょう。
用意するものは、備長炭、キッチンペーパー、アルミホイル、はさみ、輪ゴム2つ、食塩大さじ2、水100ml、計量スプーン、計量カップ、スポイト、トレイ、クリップ付リード線2本、バッテリーチェッカー、プロペラ付ソーラーモーターです。
まずは、水に食塩を溶かして、食塩水を作ります。次に備長炭が2cm程度両端からはみ出るように、キッチンペーパーを巻き付けてください。キッチンペーパーの両端は、輪ゴムで固定しておきましょう。
備長炭をトレイに置き、先ほど作った食塩水をキッチンペーパーにしみこませます。次にキッチンペーパーよりも短い幅のアルミホイルを、上から巻いていきます。アルミホイルとキッチンペーパーがくっ付くように、強く巻き付けましょう。これで炭電池は完成です。
完成した炭電池にきちんと電流が流れるか、バッテリーチェッカーを使って確認してみましょう。アルミホイルがマイナス、備長炭がプラスになるようにバッテリーチェッカーを取り付け、針がふれたら完成です。
最後にリード線をプロペラ付ソーラーモーターに変え、プロペラを回してみましょう。炭電池の数を増やして、直列つなぎや並列つなぎにして流れる電流の大きさを計測してみるのも面白いでしょう。
【小学校高学年向け】本立てを作ろう
夏休みの自由研究で、自分だけのオリジナル本立てを作ってみましょう。
用意するものは、背もたれ部分の木材(縦20mm・横250mm・厚さ12mm)、土台となる木材(縦200mm・横350・厚さ12mm)、足となる木材(縦180mm・横20mm・厚さ12mm)、定規、鉛筆、両面テープ、電動ドリル、マスキングテープ、ねじ3本(スリムビズ35mm)、クランプ、糸ノコ、サンドペーパー180番、木工用ボンド、アクリル絵の具、パレット、筆、水入れです。
まずは、土台の木材を横長に置き、端から2cmの箇所に、鉛筆で線を引いてください。裏面には、端から2.6cmの箇所に線を引きましょう。
次に背もたれと土台の木材に、好きなデザインを描きましょう。先程線を引いたところに両面テープを貼り付け、背もたれの木材を立ててください。両面テープで固定されたら、電動ドリルを使って、深さ35mmの穴を開けていきます。
次にあけた穴に、ネジで仮止めしてください。仮止めして印を付けたら、ネジを一度外して、木材同士も離しておきましょう。仮止めが木材同士が固定されたら、糸ノコを使って、下書きしたデザインをもとに切ります。
糸ノコで切った部分は、サンドペーパーで表面をなめらかになるよう磨いてください。背もたれの木材にボンドを塗り、土台にくっつけます。ある程度乾いたら、電動ドリルを使ってネジで再度固定しましょう。
次に本が背もたれの木材に寄りかかるよう、土台の裏側に足となる木材を貼り付けてください。最後にアクリル絵の具で、色を塗ったり、絵を描いたりしたら完成です。
お気に入りの本や、学校の教科書などを立てかけてみましょう。
小学生が自由研究を上手くまとめるコツ
小学生の自由研究は工作・観察・研究・調査など、どのジャンルに取組んだとしても、レポートをしっかり書きましょう。まとめる項目はテーマによって異なりますが、基本的なポイントを押さえながら整理することが重要です。
たとえば、テーマ選定の背景や目的、実験手順、結果の要点、個人的な発見や感想などを簡潔にまとめましょう。写真や絵があると、自由研究の様子がよくわかり小学生の友達からも「すごい!」といわれるような研究になります。
小学校で「すごい」と褒められる自由研究のテーマを選ぼう!
小学校で「すごい!」と褒められる自由研究のテーマを選ぶ際には、子どもが興味を持っており、かつ、学びがあるテーマを選ぶことが鍵となります。小学生の子どもたちにとって刺激的で、実際に手を動かして学べる実験を選んであげましょう。
簡単な自由研究に取組んだとしても、まとめ方やアイデアで勝負することで、「すごい!」といわれるような発表を行うことができるでしょう。