どんぐりを使った簡単な工作を楽しもう!12個の工作アイディアや下処理の方法をご紹介

どんぐりを使った簡単な工作を楽しもう!12個の工作アイディアや下処理の方法をご紹介

どんぐりで使える工作にどのようなものがあるか、ご存じでしょうか。この記事ではどんぐりで工作する前の下準備の方法や、実際に簡単に作れるどんぐり工作について紹介しています。親子でどんぐりを使って工作したい場合は、ぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。

「どんぐりでの工作ってどんなものがあるの?」

 「どんぐりでアクセサリーや飾りを作ってみたい」

 このように、どんぐりを使った工作に興味がある方もいるでしょう。

この記事では、どんぐりを使った工作を紹介しています。どんぐりを使って、小学生の子どもと親が一緒に楽しみながら作れるもの、おしゃれに役立つアイテムなどを作れることがわかるでしょう。

また、どんぐり工作をする前のどんぐりの下準備についても紹介しています。どんぐりで工作をする場合は、下準備が必要であることがわかるでしょう。下準備の方法もわかるので、実際にどんぐり工作に取組む際の参考になります。

身近にあるもので工作してみたい方、どんぐり工作のやり方を知りたい方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみましょう。

どんぐりの工作のために必要な下準備

「どんぐり」というのは、ブナ科の果実の総称です。クリやカシワといったブナ科の多くが、果皮と呼ばれる固い殻で守られていて、おわんや帽子のようなものをかぶっています。おわんや帽子の部分は、花でいうと、花の下の枝部分にあたります。

このような姿をしているものを、どんぐりと呼ぶのが一般的です。

どんぐりはかたい果実であるため、虫やカビを防ぎ長持ちさせるためにも、工作に使用する前に下準備する必要があります。

虫がいないどんぐりの見わけ方

どんぐりは最初から固いわけではありません。やわらかい時期もあり、その時期に虫が卵を産みつけていると、どんぐりのなかに虫がいることがあります。どんぐりに虫がいるかどうか見わけるには、どんぐりを拾うときに穴があいていないか、割れていないか確認しましょう。

見た目で虫がいるかわからないどんぐりも、水につけて見わける方法があります。水に入れて浮いてきたどんぐりは、なかに虫がいる可能性があるでしょう。

長く持たせるための下処理とは

持って帰ったどんぐりは水でしっかり汚れを落とし、3分程度煮沸して、浮いてきたどんぐりを捨てましょう。このとき浮いてきたどんぐりには、虫がいる可能性があります。

煮沸しない場合は、どんぐりを冷凍して虫に対処しましょう。やり方は、拾ってきたどんぐりを約1週間冷凍するだけです。こうすることで、確実に虫を避けられるでしょう。

乾燥させてピカピカなどんぐりにしよう

煮沸、あるいは冷凍したあとのどんぐりを長持ちさせるため、直射日光をさけて、2日程度天日干しをします。カビ防止のため、どんぐりをしっかり乾燥させることが大切です。目安として、どんぐりを振ったら音が鳴るようになるまで乾燥させましょう。

どんぐりの色を長持ちさせたい場合は、どんぐりにニスを塗ることがおすすめです。どんぐりは小さいため、ビニール袋のなかにニスとどんぐりを入れてシェイクすれば、ニス塗りは完了します。

そのあとはアルミホイルにのせて乾かしましょう。何度か繰り返せば、よりピカピカになります。

【小学生向け】簡単などんぐり工作12選

どんぐりを使った工作は、小学生向けの簡単なものがたくさんあるため、紹介します。

どんぐりの形は均一ではなくさまざまで、丸っこいもの、少しとんがっているものなどがあるでしょう。さまざまな形のどんぐりをどのように使うのか、考えながら工作するとよいでしょう。

どんぐりストラップ

どんぐりにペイントしたり、パーツを作って取り付けたりしてどんぐりストラップを作れます。ペイントするための絵の具や9ピン(9の形をしている金具)、レジンや接着剤、穴を開けるキリなどが必要です。

どんぐりに大好きなキャラクターを描くことで、子どもは楽しんで作れるでしょう。穴をあけて9ピンをくっつけ、ストラップにしましょう。

また、レジンビーズを使ってキラキラしたどんぐりストラップを作る方法もあります。こちらの場合はどんぐりの実の部分をレジンで作り、なかにビーズなど好きなものを入れて、どんぐりのおわんや帽子を取りつけて完成です。

どんぐリース

秋や冬の飾りとしてピッタリなリースは、どんぐりとリースの土台、接着剤を使って作れます。

作り方は簡単で、まずはリースの土台を用意しましょう。その土台にグルーガンや接着剤(木工用ボンド)などで、どんぐりをくっつけていきます。土台が見えないように、びっしりどんぐりをつめて作るのがコツです。

どんぐりの土台に糸を巻きつけたり、どんぐりのほかにも松ぼっくりや落ち葉を飾ったりするリースもおしゃれです。糸の色を何色にするか、どんぐりと一緒に何を飾るかで個性を出せます。

どんぐりフォトフレーム

どんぐりやフォトフレームの土台、接着剤を使って、フォトフレームを作ってみましょう。リースと同じ要領でフォトフレームが作れます。

はじめにフォトフレームの土台を用意し、どんぐりを土台に置いて、バランスを確認します。どんぐりの置き方が決まったら、接着剤を使って取り付けていきましょう。このとき、フォトフレームの土台が見えないようにぎっしり付けることがコツです。

どんぐりだけでなく、松ぼっくりや枝、葉っぱなどを一緒に付けてもかわいくなります。

どんぐりオブジェ

どんぐりを組み合わせた絵の具や接着剤を使って、クリスマスツリーやどんぐりファミリーなどのオブジェを作ってみましょう。

どんぐりを使ったクリスマスツリーは、厚紙を下に敷き、その上にどんぐりを接着剤で積み重ねていけば完成します。

どんぐりの数が少なければ、紙粘土で土台となるクリスマスツリーを作って、それにどんぐりを付けていってもよいでしょう。松ぼっくりなどを使って工夫するのもおすすめです。

また、どんぐりを使って、家族を作ってみましょう。どんぐりにはさまざまな形があるため、大きなものをパパとママに、小さなものをお姉ちゃんや自分に、といったように使えます。どんぐりに絵を描いて、落ち葉や枝で手や足、服などを作ってみましょう。

どんぐりアクセサリー

どんぐりを使って、ネックレスやブレスレットといったアクセサリーを作れます。どんぐりと糸やゴム、9ピン(9の形をしている金具)とキリなどを用意しましょう。

どんぐりのネックレスは、しっかりとニスを塗り重ねたどんぐりを使い、どんぐりに穴をあけて、9ピンを取り付け、糸を通して作ります。市販されている木の葉を取り付けてもおしゃれになるでしょう。

どんぐりのブレスレットは、なるべく小さく大きさの揃ったどんぐりを集め、穴をあけて、糸やゴムを通してつなげれば完成です。どんぐりにニスを塗っておけば、きれいなブレスレットになります。

どんぐりやじろべえ

どんぐりを使ったやじろべえを作るには、どんぐりと竹ひご3本、キリなどが必要です。

作り方は、どんぐり3つのお尻の部分にキリで穴をあけ、1つのどんぐりは左右の部分にも穴をあけましょう。お尻に穴をあけたどんぐりに竹ひごをつけて、どんぐりの左右にあけた穴にそれぞれつなげましょう。左右に穴のあいたどんぐりのお尻部分にも竹ひごをつけたら完成です。

中心の竹ひごは短めにすると、バランスがとれます。

どんぐりアート

どんぐりと紙や絵本を使って、どんぐりアートを作ってみましょう。

作り方は簡単で、紙を使う場合はどこにどのようにどんぐりを使うのか、考えて絵を描いていきます。できあがったら接着剤で固定して、飾ってもよいでしょう。

絵本を使う場合は、絵本の絵にどんぐりを置いていきます。どのようにどんぐりを置くのか、子どもたちはさまざまなアイディアを出してくれるでしょう。

どんぐりこま

どんぐりと爪楊枝があれば、どんぐりコマを作れます。

作り方は簡単で、コマにするためのどんぐりを用意して、どんぐりのお尻部分に爪楊枝を刺せば完成するため、接着剤などもいりません。

爪楊枝の部分を持って、どんぐりコマを回して遊びましょう。そのまま遊ぶだけでなく、どんぐりに絵を描いてみることもおすすめです。

どんぐりにはさまざまな形があるため、同じような回り方にはなりません。大きいどんぐりや丸いどんぐり、ほかより平べったくなっているどんぐりなどを使うと、回り方の違いを楽しめます。

どんぐりのキャラクター

どんぐりにマジックや修正ペンで絵を描いて、どんぐりのキャラクターを作ってみましょう。

作り方は、まずどんぐりを用意して修正ペンでキャラクターの目やお腹の部分を塗り、乾かします。乾いたらペンを使って、キャラクターの目やお腹、ヒゲなどを描いていきましょう。ペンで描いた部分も乾けば完成です。

どんぐりに描いていくため、どんぐりが小さいと大変です。なるべく大きめのどんぐりを用意しておきましょう。

どんぐりと松ぼっくりのクリスマスオーナメント

クリスマス飾りを、どんぐりや松ぼっくりで作ってみましょう。必要なものは、どんぐりや松ぼっくりと絵の具やニス、グルーガンまたは接着剤、ウッドスライスや使いたい飾り、キリなどです。押しピンも用意すると便利でしょう。

はじめに、どんぐりを手に持って絵の具で色をつけていきましょう。このとき、どんぐりのお尻部分にキリで穴をあけて押しピンなどを刺し、そこを持てば絵を描くのが楽です。

どんぐりの色が見えなくなるよう色を塗って乾かしてから、サンタやクリスマス飾りの絵を描いて、2日程度乾かします。ニスを塗り重ねて、さらに2日程度乾かしましょう。

ウッドスライスに松ぼっくりや絵を描いたどんぐりを、接着剤やグルーガンを使って置いていきます。スパンコールや使いたいクリスマス飾りなども、同じように置いていけば完成です。

どんぐりと落ち葉でファッションショー

どんぐりと落ち葉、枝やペンなどを使って、ファッションショーをしてみましょう。

まずどんぐりを顔の部分に見立てて、ペンで絵を描きます。そのどんぐりを置いて、枝を手や足に見立てて置き、落ち葉を洋服のように見立てて置いていきましょう。

落ち葉を使って、さまざまな服を作ることができます。親子でファッションショーをしてみましょう。

オリジナルどんぐりすごろく

どんぐりと大きめの紙、ペンやセロハンテープを使って、どんぐりすごろくを作ってみましょう。

まずはどんぐりのなかから、縦に安定して置けるどんぐりを選んで、ペンで顔を描きましょう。ある程度大きさのある紙に、すごろくのシートを描きます。また、紙を横に長めに切って4等分に折り、1~4の数字を書いてサイコロを作ったら完成です。

すごろくシートを広げ、どんぐりで作った駒を置き、サイコロを振って遊びましょう。

どんぐりで親子一緒に楽しもう!

どんぐりを使った工作には、子どものイメージを実現でき、親子で簡単に行える特徴があります。

どんぐりを使い、親子でオリジナルのストラップやアクセサリーなどを作ってみましょう。どんぐりだけでなく松ぼっくりも使って、秋・冬にふさわしい飾りを作ることも可能です。簡単に作れるものが多いため、親子でぜひ、チャレンジしてみてください。

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