生後3か月の赤ちゃんの特徴とは?身長と体重の変化やおすすめのおもちゃもご紹介

生後3か月の赤ちゃんの特徴とは?身長と体重の変化やおすすめのおもちゃもご紹介

赤ちゃんの成長が順調であるか気になる方もいるでしょう。本記事では、生後3か月の赤ちゃんの身長や体重の目安、必要な予防接種、授乳回数と量、成長に伴う変化、おすすめのおもちゃなど、さまざまな情報を詳しく解説します。ぜひご覧いただき、毎日の育児に役立ててください。 

「赤ちゃんの成長が順調かどうか、毎日不安に感じる。」

 「生後3か月の赤ちゃんがどのように成長し、どんなケアが必要か知りたい。」

 「生後3か月になった赤ちゃんにおもちゃを買ってあげたいけど、どんなものを買えばよいの?」

上記のように、生後3か月の赤ちゃんの子育てについて、悩まれている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、赤ちゃんの身体の特徴、必要な予防接種の種類、授乳頻度の目安などについて解説しています。また、記事を読むことで、成長の際に起こるさまざまな変化や、生後3か月の赤ちゃんに適したおもちゃについても、理解することができるでしょう。

生後3か月の赤ちゃんの、健やかな成長をサポートするためにぜひ、ご覧ください。

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学齢別子育てガイド 2024.07.02

生後3か月の赤ちゃんの身長と体重

生後3か月の赤ちゃんは一般的に、身長が約60cm前後で、体重は約6kg前後まで成長するでしょう。特に体重は、出生時の約2倍くらいになります。

しかし、上記はあくまでも目安のため、お腹のなかにいた期間や生まれたときの大きさによって、数値が異なることを認識しておきましょう。

出典:1)からだの発育|松戸市役所

生後3か月では4種類の予防接種が必要

生後3か月の赤ちゃんに必要な予防接種には、B型肝炎、ロタウイルス、肺炎球菌、そして五種混合ワクチンが含まれます。

赤ちゃんを重篤な感染症から守るために、予防接種の計画を立てるようにしましょう。医師や保健師とも相談しながら、適切なタイミングで予防接種を受けることをおすすめします。

出典:生後3ヶ月で接種するワクチンは?|医療法人 小泉重田小児科

生後3か月の赤ちゃんの授乳回数と授乳量の目安

生後3か月の赤ちゃんの授乳回数は、母乳の場合1日約8~10回授乳します。

一方、ミルクの場合は3時間おきに1回与え、1日に約6回の授乳が目安です。1回につき、ミルクの量は150~200mLを目安にしましょう。

ただし回数は、生後3か月の赤ちゃんの体重増加によって、変わる可能性があります。

体重増加が良好かつ母乳で授乳する際は、赤ちゃんがほしがるタイミングで授乳しても問題はないでしょう。逆に、体重があまり増加せず、ミルクで授乳する場合は、消化を効率よくするためにも、授乳間隔をあけるようにしてみてください。

出典:3.体重増加が悪いときの対処法 |医療法人 くらしげ小児科

出典:母乳とミルク・授乳|公益財団法人 母子衛生研究会

出典:★母乳とミルクの違い|一般社団法人 世田谷区医師会 つじこどもクリニック

生後3か月で起こる変化

生後3か月の赤ちゃんは、さまざまな変化が見られるでしょう。主に身体、言語、睡眠といった点で、変化がみられるでしょう。

ここからは、その変化について詳しく解説していきますので、一つひとつ確認してみてください。

首がすわりはじめる

赤ちゃんの首がすわりはじめる時期は、一般的に生後約3か月~5か月といわれますが、個々の成長ペースによっては前後するでしょう。

赤ちゃんが目でものを追うようになると、首の発達につながっていきます。首がすわることによって、赤ちゃんはより広い視界を持ち、次第におすわりやハイハイ、歩行が可能となるでしょう。

出典:お口育て〜乳幼児編⑤|かえでファミリー歯科

声を出して笑うようになる

生後3か月になると、赤ちゃんは次第に、周りの人たちとの交流を楽しむようになり「ウーン」や「ウクン」といった喃語を話しはじめます。これらの喃語は、赤ちゃんが積極的にコミュニケーションを取ろうとしていることを示しています。

また、赤ちゃんの視界に入らない方向から声をかけると、その方向に顔を向け、笑い出す行動も見られるようになるでしょう。

出典:運動機能と精神の発達|松戸市役所

夜の睡眠時間が長くなる

生後3か月の赤ちゃんは、昼と夜の区別が付くようになり、睡眠と覚醒を繰り返す回数が減少していくでしょう。

昼間に約2~3回寝て、夜に約5~6時間寝るといったサイクルになり、次第に夜の睡眠時間が延びてくる傾向がみられます。ただし、睡眠時間には個人差が生じるので、あくまでも参考として考えてください。

出典:赤ちゃんの睡眠リズム|一般社団法人 小郡三井医師会

体全体を使った動きができるようになる

生後3か月の赤ちゃんは、体全体を使った動きが段々と発達していくでしょう。

たとえば、手のひらを合わせて動かしたり、足の裏をこすり合わせてみたり、指先をなめるといった動作がみられるようになっていきます。また、頭を左右に動かしたり、小さなおもちゃなどを、つかもうとしたりすることもあるでしょう。

出典:体軸の完成と左右の出会い |医療法人エボシライン わだち歯科クリニック

生後3か月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ

赤ちゃんが3か月になると、指先を使うようになるので、おもちゃに興味を持ちはじめるでしょう。おもちゃは音が鳴るものや自動で動くものなど、さまざまな種類があります。

ここからは、代表的な3つのおもちゃを紹介しますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

ガラガラ

ガラガラは、振ったり動かしたりすると、澄んだ音や軽快なカラカラ音が鳴るおもちゃです。この不思議な音に、赤ちゃんは夢中になって遊びます。

多くの赤ちゃんにとって、最初にふれるおもちゃの定番で、好奇心を刺激しながら、聴覚や指先、腕の筋力を鍛える助けとなるでしょう。

ラトル

ラトルはガラガラと同一とされる場合があり、さまざまな形や音色を出すおもちゃです。

このおもちゃは、握って振ることにより音を出すタイプのもの、指先などでつついて揺らして音を出すタイプのものなど、形状や色も豊富にあります。異なる種類のものを使って遊んであげると、赤ちゃんがより楽しめるでしょう。

メリー

動くものを目で追いかけて楽しめるおもちゃがメリーです。メリーは、付属の台にかわいいマスコットが複数つるされており、回転させて遊びます。

なかには、オルゴールのメロディーが流れるといった工夫がされているものもあるので、赤ちゃんの睡眠を促す効果も期待できるでしょう。

色の識別、五感の刺激を促進させる便利なツールとして「dキッズ」の利用もおすすめです。

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詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:dキッズ|comotto

生後3か月の赤ちゃんの成長を見守ろう

ここまで、生後3か月の赤ちゃんの成長や発達について詳しく解説しました。

身体の成長による変化や、推奨される予防接種、授乳の目安や挙動の変化についてなどを理解し、適切な判断ができるよう心がけましょう。

上記を行うことによって、子育てに対する不安が減り、モチベーションも上がっていきます。また、ときには医師や子育て経験者、子育て専門のコミュニティーなどにも相談をしつつ、子育ての悩みを解決していくこともおすすめです。

赤ちゃんと過ごす毎日を楽しみながら、成長を見守ってください。

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