生後7か月の子どもの特徴とは?平均身長・体重や子どもとの関わり方をご紹介
生後7か月の赤ちゃんの育て方で悩むことはないでしょうか?本記事では、生後7か月の子どもの特徴や、適した遊び方や離乳食のはじめ方、母親の健康管理などをご紹介します。子育てへの不安がある方や育て方のポイントについて知りたい方は、ぜひ、チェックしてください。
「うちの子の身長は低いのか知りたい」
「歯が生えてきそうだが、歯磨きはどうすればよいのだろうか」
「離乳食をはじめたいが、タイミングがわからない」
生後7か月の赤ちゃんの子育てをしている方で悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
本記事では生後7か月の子どもの特徴を解説し、赤ちゃんとの関わり方や食生活、また歯の磨き方や健康管理の注意点などの生活面について幅広くお伝えします。
また生後7か月の赤ちゃんの成長やこの時期にあった関わり方もお伝えします。本記事を読むことで、赤ちゃんだけでなく親の心理的負担を減らすことができるでしょう。
生後7か月の赤ちゃんの子育てについて不安のある方は、本記事をぜひご覧ください。
記事のまとめ
- 生後7か月の赤ちゃんは身長体重に個人差があり、離乳食の開始や歯磨きの準備が必要な時期である。
- 音の鳴るおもちゃや絵本などで好奇心を刺激し、親とのコミュニケーションや健診を通じて成長を見守ることが大切だ。
- 保護者も自身の健康管理に注意し、周囲の協力を得て無理のない育児を心がけるべきである。
生後7か月の子どもの身長と体重
生後7か月の男女別の身長と体重の目安です。
・男の子:平均身長65.0~73.6cm、平均体重6.7~9.9kg
・女の子:平均身長63.1~71.9cm、平均体重6.3~9.4kg
子どもの成長は個人差があるので、目安として参考にしましょう。
1か月ごとに母子手帳に記録をしている場合であれば、以前より身長や体重が増えなくなったと思う方もいるでしょう。それでも少しずつ成長していれば問題ありません。
出典:一般調査及び病院調査による乳幼児身体発育値及び発育曲線|厚生労働省
生後7か月の赤ちゃんとの関わり方
生後7か月になると上手にお座りができるようになり、手先指先も発達するため、ものをつかんだり引っ張る動作も増えてくるでしょう。
また、上下の前歯2本も生え、だんだんと離乳食に移行しはじめる時期です。
表情も豊かになり、感情表現をするようになります。育てているうちに、赤ちゃんの表情から好き嫌いがわかってくるでしょう。
ここでは、生後7か月の赤ちゃんとどのようにかかわっていけばよいのか説明していきます。
赤ちゃんに合ったおもちゃで遊ぶ
生後7か月になると指先が器用になったり、音や目に映るものへの興味が大きくなります。赤ちゃんの手先や感覚を刺激するよう、さまざまなおもちゃにふれさせてあげましょう。
おすすめのおもちゃに、音の鳴るものや色がはっきりしているもの、ボタンがあるものなどがあります。赤ちゃんが苦手なものを無理に押し付けてしまわないよう、どのようなおもちゃに関心を持っているかよく観察してみましょう。
また、この時期の育児ではおもちゃの誤飲に注意してください。赤ちゃんは小さいものを飲み込んでしまう可能性があります。取外しができる部品や付属品は注意しましょう。
7か月診断を受けさせる
子どもの健康を守るためにも、自治体の7か月診断を受けるとよいでしょう。受診の義務はないものの、子どもの発育や栄養・健康状態の確認ができる大事な機会になります。
検査の内容は赤ちゃんの身体測定や保健士・栄養士との個別相談などが中心となります。離乳食の相談、皮膚のトラブルなど、育児についての不安も相談できるでしょう。
費用の負担については、自治体によっては費用の負担なく受診ができるものもあります。気になる方は、お住まいの自治体ホームページにて確認するとよいでしょう。
歯ブラシは使わずにガーゼで歯を磨く
乳歯が生えはじめた頃の歯磨きは、口内に刺激の少ないガーゼ磨きからはじめましょう。
歯磨き用のガーゼを水で濡らし、人差し指に巻き、やさしく口のなかをぬぐいます。歯だけでなく歯茎もやさしく掃除するようにすると、歯ブラシに移行するときに赤ちゃんの抵抗感が和らぐでしょう。
1日の回数としては5~6回が理想です。授乳や離乳食を食べたあと、寝る前などに行い、いつも口内を清潔になるよう意識するとよいでしょう。
子どもの好奇心を刺激しよう
赤ちゃんの好奇心を刺激することで、感覚や脳の発達によい影響をおよぼすでしょう。まだ言葉の理解ができない段階では、視覚や聴覚を通じて「おもしろそう」という気持ちが芽生えていきます。
赤ちゃんが自分だけでできることは限られているため、親とのコミュニケーションが大事になります。また、本の読み聞かせや絵本や図鑑を一緒に見ることは大きな刺激になるでしょう。
また1つの遊びや物事に没頭しているときは、とことん集中させてあげるとよいでしょう。もっと知りたいという気持ちができ、芽生えた好奇心を伸ばすことができます。
離乳食をあげる際には硬さや頻度に注意が必要
生後7か月は食べる楽しみを知り、食べたい気持ちが強くなる頃です。食べる回数も1日1回食から1日2回食程度に増えていきます。
また少し歯ごたえのあるものでも、もぐもぐと食べられるようになります。離乳食の硬さとしては、舌で潰して食べられる程度が目安です。食材をすりつぶしたあと、小さなかたまりができるように調理をしましょう。
子どもの栄養のためにさまざまな食材を食べさせてあげるのがおすすめです。しかし魚や肉など、この時期に食べさせてよい食材なのか必ず確認しましょう。
お母さんの健康にも注意が必要
半年間くらいから生理が再開する人が多いといわれています。生理になってしまうと、身体が思ったとおりに動かないような日も出てきます。特に子どもをお風呂入れる際、大変になってくるためパートナーに協力してもらいましょう。
また、水分が母乳にいってしまうため、便秘になりやすくなるでしょう。便秘で体を痛めないためにも、水分や食物繊維を含む食事を多く摂ること、定期的にトイレに行く習慣をつけていくことなどが大切です。
自分ひとりで悩みを抱え込まないよう、パートナーや周囲の人と協力して育児をしていきましょう。
生後7か月の赤ちゃんに最適な接し方ができるようにしよう
生後7か月の赤ちゃんは、身長や体重に個人差があり、指先の発達や離乳食の開始、歯磨きの準備が必要な時期でしょう。
この時期は、音の鳴るおもちゃや色鮮やかなものに興味を示します。遊びや読み聞かせを通じて、好奇心を刺激してあげるのも大切です。
7か月健診を受けて、子どもの健康状態や成長具合を確認しましょう。保護者も健康管理が重要で、周囲の協力を得て無理なく育児を進めていきましょう。