1歳児はなにができるようになる?親子でもできるおすすめの遊びもご紹介
子どもの将来のために、なにかできることはないかと考えている方は多いでしょう。本記事では、1歳児の成長と発達について説明し、この時期に伸ばしたい子どもの能力とおすすめの遊びを紹介しています。幼児教育を取入れた簡単に実践できるもののため、ぜひ、参考にしてください。
子どもは1歳になるとできることがどんどん増えていき、うれしい反面、ほかの子どもの成長と比べて不安になったり、幼児教育をはじめた方がよいのかなと考えたりする親は多いのではないでしょうか。
ここでは、1歳児の平均身長や体重、1歳児の生活の変化やできるようになることをまとめました。また、子どもの能力を育てるための、1歳児の成長に合わせた、親子でできるおすすめの室内遊びも3つご紹介しています。
この記事を読むことで、1歳児の成長や発達、これからの生活のイメージができるでしょう。また、この時期に伸ばしたい子どもの能力についても知ることができます。
おすすめの室内遊び3点は、幼児教育を取入れたものですが手軽にできるものばかりのため、ぜひ、取入れてみてください。
1歳児の身長と体重
1歳児の平均身長は、男子70.3cm~79.6cm、女子68.3cm~77.8cmです。平均体重は、男子7.68kg~11.04kg、女子7.16~10.48kgです。
子どもの成長には個人差があります。そのため、平均身長や体重に差があることは珍しくありません。平均値はあくまでも目安となります。
1歳児の発達とできるようになること
1歳児は成長・発達には個人差があるものの、赤ちゃんから幼児へと日に日に変化していく姿が見られる時期です。
まず赤ちゃん体型から幼児体型へと変わっていき、運動能力が大きく向上していきます。また、感情表現も豊かになり、喃語(なんご)でのおしゃべりもできるようになるでしょう。
夜もまとめて眠るなど、睡眠のリズムができ、食事も1日3回の離乳食が基本となるなど、生活習慣が整ってくる頃です。
ここでは1歳児の発達とできるようになることについて説明していきます。
一人で歩けるようになる
1歳児は全身の筋肉や身体のバランス感覚が発達し、それに伴い運動能力が大きく向上するでしょう。
1歳になると徐々に一人で歩けるようになります。自分の足で歩けるようになると行動範囲が一気に広がっていくため、その分危険も増えます。子どもから目を離さないように注意が必要でしょう。
おしゃべりができるようになる
1歳になると、少しずつ言葉の意味を理解していき、自分の名前を呼ばれると振り向くようになるでしょう。また、「ブーブー」や「まんま」などの1語がいえるようになり、2~3語の短い言葉であれば話せる子どもも出てきます。
上手くしゃべれず癇癪を起こすこともありますが、1歳になると簡単なコミュニケーションが取れるようになり、自分の欲求を伝えられるようになるでしょう。
3回の食事が離乳食になる
1歳児の食事は、離乳食から幼児食へと移行する、離乳食完了期になります。
3回の食事が基本となりますが、まだ1回分の食事摂取量も少なく、食べムラもありますので、不足する栄養は、間食で補給するようにします。
また、自分で食べようとする時期のため、おにぎりや芋類など、手づかみしやすい食事を用意するようにしましょう。
1歳児におすすめな遊び3選
1歳児は遊びを通じて、身体の使い方や、自分以外の他者を認知する能力を育てていきます。親子で積極的に遊ぶことは、社会生活に必要なスキルを総合的に磨くことにつながるでしょう。
1歳児の心身の健全な成長や発達におすすめの室内遊びを3点ご紹介します。自宅で簡単にできる遊びなので、ぜひ、取入れてみてください。
折り紙
巧緻性を高める遊びの1つに、折り紙があります。一般的に巧緻性とは手先が器用なことをさします。
巧緻性が身に付くと、手先や指先を上手に使えるようになることが期待できます。折り紙はキレイに折る必要はなく、紙の手触りを感じることや、自由に折ることに意味があります。
また、折り紙は目と手を使う作業でもあり、自由に折ることで、想像力や思考力を養うことができるでしょう。
同じく思考力を鍛えるという観点では「dキッズ」もおすすめです。
「dキッズ」は、子どものデジタル時間が”学べる・遊べる・夢中になれる”時間になるように設計された知育アプリです。豊富なジャンルで、実績のあるコンテンツを、人気キャラクターと楽しく学べます。
詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
出典:dキッズ|comotto
じゃんけん
コミュニケーション能力を育てる遊びの1つに、じゃんけんがあります。
じゃんけんは道具が必要なく、簡単でどこでもすることができます。とはいえ、1歳児ではまだ上手にグーチョキパーはできません。
しかし、大人や自分以外の他者とふれあうことで、感情表現や共感性を育むことができるでしょう。
新聞紙ちぎり
集中力が鍛えられる遊びの1つに、新聞紙ちぎりがあります。
新聞紙をちぎったり丸めたりすることで、手や指先の力を養うとともに、黙々と行うことで集中力が鍛えられるでしょう。
新聞紙をちぎる時のビリビリという音や、紙と紙がこすれ合う時の音など、1歳児にとって大きな新聞紙をちぎることはとても楽しく人気の遊びです。また新聞紙がなくても、自宅にあるもので簡単に代用ができます。
1歳児と適切なコミュニケーションをとろう
1歳児は、大きく成長・発達していく時期です。この時期に、適切なコミュニケーションをとることは、子どもにあんしん感を与え、親子の信頼関係を深めていくことにつながります。
コミュニケーションといっても難しく考える必要はありません。子どもにたくさんの言葉をかけ、一緒に遊ぶことがコミュニケーションになるのです。
大切なことは、親の想いを押し付けるのではなく、子どもの感情に共感と理解を示すことです。親子で積極的に遊んでコミュニケーションをとりましょう。