お宮参りとお食い初めは別日に行うべき?一緒に行う場合の流れをご紹介!
小さい赤ちゃんと一緒に、お宮参りやお食い初めなどの行事を行うことに負担を感じる方もいるのではないでしょうか。本記事では、お宮参りとお食い初めを同日に行う場合のメリットなどをご紹介します。赤ちゃんの行事に興味のある方は、ぜひチェックしてください。
「お宮参りって何をするの?」
「お食い初めっていつ行うの?」
「お宮参りとお食い初めを一緒にやることはできる?」
現在妊娠中の方や、出産後間もない方は、上記のような悩みや疑問を持っているのではないでしょうか。
本記事ではお宮参りとお食い初めを同日に行う場合のメリットやデメリット、1日の流れについて紹介しています。
これを読めば、2つの行事を一緒に行う内容や方法、事前にどのような準備が必要かがわかります。
お宮参りは生後30日頃に行いますが、赤ちゃんやママの体調が不安定なことも多く、時期をずらして行うことも珍しくありません。そのため、お宮参りとお食い初めを同日に行うことに少しでも興味がある方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
お宮参りとお食い初めは一緒に行っても大丈夫!
赤ちゃんが生まれると、成長とともにさまざまな伝統行事があり、そのなかでも0歳のときに行う行事に「お宮参り」と「お食い初め」があります。
一般的には、お宮参りは生後30日頃、お食い初めは生後100日に別々に行いますが、これら2つの行事を同日に行うことが増えてきています。
今回は、お宮参りとお食い初めを一緒に行うメリットやデメリットなどをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
コスパがよい
2つの行事を一緒に行うことで、それぞれにかかる費用を抑えることができます。
たとえば、両家の祖父母などの親族を招待する場合の交通費や食事会費を1回で済ませられたり、写真撮影をプロに依頼する場合は依頼費用も抑えたりすることが可能でしょう。
参加者のスケジュール調整が楽
お宮参りとお食い初めの間隔が約2か月しかないため、参加者全員のスケジュール調整が大変な場合があります。
両親だけでなく、両家の祖父母なども集まる場合はより大変なので、2つの行事を一緒に行うことでスケジュール調整が楽になります。
赤ちゃんの体調が安定する
一般的にお宮参りを行う生後30日頃の赤ちゃんは、新生児期を過ぎたばかりで外出にも慣れておらず、体調が不安定な時期でもあります。
そのため、お食い初めの時期に合わせるなど、お宮参りを遅らせる方向で調整すると体調の不安が減少し、ママやパパもあんしんして行事を行うことができます。
ただしこんな弊害も
いくつかメリットがありますが、デメリットもあります。それは、赤ちゃんの成長を実感する機会が減ることです。
生後30日頃の赤ちゃんと生後100日頃の赤ちゃんは、それぞれ異なる表情を見せるため、お宮参りとお食い初めを別々に行うことで、成長をより実感することができます。しかし、同時に行うことで機会を1回逃してしまうでしょう。
成長を実感する機会を逃さないようにするために、生後30日頃などの節目ごとに記念写真を撮ることがおすすめです。
また、お宮参りとお食い初めを同時に行うことで、ママ、パパへの負担が大きくなります。事前にスケジュール調整や参加者の確認、食事会の場所の予約などを行わなければなりません。当日は移動やおむつ交換、授乳などの対応で、体力面での負担が大きくなります。
お宮参りとお食い初めを同日に行う場合の流れ
お宮参りとお食い初めを同日に行う場合、午前中に写真撮影と神社へのお宮参りを行い、お昼頃に食事会にてお食い初めを行う流れがおすすめです。
小さな赤ちゃんと一緒に、2つの行事を行うのは大変なこともあるので、事前に流れを決めて赤ちゃんやママ、パパの負担にならないように準備しましょう。
写真撮影
写真撮影は、お宮参りを行う前の早い時間帯がおすすめです。
理由は、時間が経つにつれて、赤ちゃんが疲れて機嫌が悪くなってしまう可能性が高いからです。まだ体力がある午前中の早い時間帯に写真撮影を行うことで、赤ちゃんの元気な可愛らしい表情を写真に残すことができるでしょう。
神社へお宮参り
写真撮影を行ったあと、午前中にお宮参りを行います。参拝のみ行っても問題ないですが、ご祈祷を受けるのもよいでしょう。ご祈祷を受ける場合は、神社によっては事前予約が必要なので、あらかじめお参りする予定の神社のHPなどで確認しておきましょう。
ご祈祷を受ける際の流れは、まず受付で初穂料をお渡しします。初穂料の金額は、事前に神社のHPなどで確認しましょう。そのあと、ご祈祷を行います。
ご祈祷の所要時間は一般的に20分~30分で、受付からご祈祷終了までは約1時間です。所要時間は神社によって多少異なります。
お食い初め
お宮参りを終えたら、食事会にてお食い初めを行います。食事会の場所によって、予約など事前の準備を怠らないことが大切です。
レストランなど外食でお食い初めを行う場合は、土日や祝日は混雑する可能性が高いので、早めに会場の予約を行いましょう。赤ちゃんを寝かせてあげたい場合は、個室を予約するのがおすすめです。
自宅で行う場合は、祝い膳などお食い初めに合う食事を注文しておきましょう。赤ちゃん用だけでなく、大人用の祝い膳を取扱うお店もあるので、必要な場合は事前にチェックしてください。
同日に行うならその分素敵なお祝いにしよう
お宮参りとお食い初めの2つを一緒に行うと、スケジュール調整など準備が大変な面もあります。その分、両親や祖父母などの親族が集まって、これまでの赤ちゃんの成長をみんなでゆっくりと楽しめる大切なひと時になるでしょう。
当日はさまざまな場面で赤ちゃんや家族の姿を写真に残し、素敵なお祝いにしましょう。