子どものお手伝いは何をさせたらよい?具体例と気持ちよく手伝わせるコツをご紹介

子どものお手伝いは何をさせたらよい?具体例と気持ちよく手伝わせるコツをご紹介

子どもにお手伝いさせる必要があるか疑問に思う方もいるでしょう。本記事では子どものお手伝いがおすすめな理由や、気持ちよく楽しんでお手伝いさせるにはどのようにすればよいか紹介します。子どもにお手伝いさせるか迷っている方は、ぜひ読んでみてください。

「子どもがお手伝いしたがる」

 「子どもにお手伝いさせるとしたら何歳から?」

 「子どもにはどんなお手伝いがおすすめ?」

 子どもが成長してくると、親のお手伝いをしたがるようになります。しかしお手伝いさせた方がよいか、どのようなお手伝いをしてもらったらよいかわからない方もいるでしょう。

本記事では、子どもがお手伝いをはじめる年齢やお手伝いをさせた方がよい理由について紹介しています。この記事を読むことで、何歳頃からお手伝いをさせるか、そもそも子どもにお手伝いをさせた方がよいかどうかがわかるでしょう。

また、気持ちよく子どもにお手伝いしてもらうための方法も紹介しているため、子どもが進んでお手伝いしてくれるようになります。

子どものお手伝いについて疑問や不安のある方、どのようにお手伝いさせればよいかわからない方はぜひ、こちらの記事をチェックしてみてください。

子どものお手伝いにはお小遣いをあげるべき?注意するべき点とお手伝い例を紹介

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子育てのヒント・接し方 2024.08.07

子どもがお手伝いをはじめる年齢は?

子どものお手伝いは、子どもと親が意思疎通できるようになる、1~2歳頃からはじめることが多いでしょう。

子どもが1~2歳の時期は、好奇心が旺盛な時期でもあります。ただ同時に、この時期は子どものイヤイヤ期にもあたるため、お手伝いしたがっていたのにイヤイヤするようになって、なかなかうまくいかないということもあるでしょう。

お手伝いは、子どもが小さなうちは焦らず、我慢強く見守ることが大切です。そして子どもの成長に合わせて、少しずつ道具を使ったり難しいお手伝いを頼んだりするようにしていきましょう。

子どもに家事を手伝わせるとかえって面倒に

子どもにお手伝いしてもらっても失敗してしまったり、のんびりやっていてなかなか終わらなかったりするため、手伝わせるより自分でやった方が早い、と考える親もいるでしょう。

特に親が共働きで、時間に追われて家事をしているような状況では、子どもに手伝わせて余計な時間や手間がかかるより、自分でやりたいと考えがちです。

しかし、子どもが親のお手伝いをすることで得るものはたくさんあります。親にとっては負担でも、子どものことを考えて少しずつ手伝わせるようにした方がよいでしょう。

お手伝いは子どもの成長のためにおすすめ

ここからは、お手伝いすることで子どもの成長にどのような効果があるかを紹介します。

子どもにお手伝いしてもらっても、親はたいして助からないケースが多いものです。しかし子どものお手伝いが子どもの成長のためになると知っていれば、我慢できる部分もあるでしょう。

子どもにお手伝いさせるべきかどうか悩んだときは、こちらを参考にして検討してみてください。

責任感が身に付く

子どもにお手伝いをさせることで、親に頼まれたことを最後までやり遂げようとする気持ちが芽生え、責任感が身に付きます。

親に頼られると、子どもは自分も家族の一員であることを自覚して、はりきってお手伝いしてくれるでしょう。

子どもにお手伝いを頼んだあとは、親は手を出さないことが大切です。まずは夜寝る前に電気を消すといった簡単なことから頼んで、子どもの責任感を育てていきましょう。

自信を持てる

お手伝いをすることで、子どもは親から頼まれたことを成し遂げた達成感を得て自己肯定感が高まり、自分に自信を持てるようになるでしょう。

親からお手伝いを頼まれることで、子どもは自分が家族にとって必要であると感じ、自分の存在意義を見出すことができます。自己肯定感が高くなれば、自分を大切にできるだけでなく、他人のことも大切に考えられるようになるでしょう。

子どもにお手伝いを頼んだあとは子どものことをしっかり褒めて、子どもの自己肯定感を育てていきましょう。

家族の共通の話題が生まれる

子どもにお手伝いを頼むことで、自然に子どもと家族に共通の話題が生まれ、家庭内でのコミュニケーションがとれるでしょう。

子どもにお手伝いを頼み、その様子を見守ることで、子どもとともに過ごす時間を確保することも可能です。特に共働きでなかなか子どもと一緒の時間がとれない家庭では、お手伝いを通じて共通の話題を作り、子どもとの絆を深めることが重要です。

子どもが成長したあとも、お手伝いを通じた親子のコミュニケーションがあると、ささいな子どもの変化に気づける可能性があります。

失敗も貴重な経験になる

失敗することも子どもにとって貴重な経験になるため、さまざまな経験を積ませてあげるとよいでしょう。

親は子どもを心配するあまり、ついつい先回りして失敗しないように立ち回ってしまいがちです。しかし、子どもは失敗したとしてもその経験から、取返しがつくことや、成功するための工夫をすることを学んでいきます。失敗してもやがて成功できるという自信も育めるでしょう。

子どもの成長を促すためにも、子どものお手伝いでは失敗体験を避けず、黙って見守ることが大切です。

お小遣いを渡せばお金の教育効果がある

お手伝いをしてもらう代わりにお小遣いを渡すことで、子どもにお金の価値や管理方法を学ばせることができます。

親に頼まれたお手伝いをしてお小遣いをもらうことで、子どもはお金を得るためには働く必要があることを学ぶでしょう。また、もらったお小遣いで自分の好きなものを購入することで、お金の大切さや購買の意味を理解する機会を得られます。

お手伝いを通じて、子どものうちからお金について計画的に考えられるようになるでしょう。

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気持ちよく子どもにお手伝いさせるには

子どもが気持ちよく、楽しんでお手伝いできれば、お手伝いすることを日々の習慣に取入れやすくなるでしょう。やがて成長すればお手伝いの大切さを理解し、進んで手伝ってくれるようにもなります。

ここからは、子どもにお手伝いを頼む際にどのような声かけをしていけばよいか、どのような内容を頼めばよいか紹介するため、参考にしてみてください。

子どもの興味がある分野を選ぶ

子どもが特に好きなことや、興味を持っていることに近い分野のお手伝いを頼んでみましょう。

例えば、折り紙が好きな子には洗濯物を折りたたんでもらったり、身体を動かすことが好きな子には外での草むしりや拭き掃除をお願いしたりできます。

また、きれい好きな子にはお片付けを担当してもらうのもよいでしょう。

遊びの一部としてお手伝いをお願いする

気持ちよく子どもにお手伝いさせるには、お手伝いも遊びの一部として考えることが大切です。

特に小さな子どもにとっては、親のお手伝いも遊びの一環になります。ただお手伝いをさせるのではなく、子どもと一緒にお手伝い遊びをすると考えれば、親もストレスを感じずに子どもの成長を見守れるでしょう。

子どものお手伝いに時間がかかることは当然のことと考え、辛抱強く子どもと向き合うことが大切です。ただし、親の時間が限られている場合は、無理をしないようにしましょう。

お手伝いの内容を細かくわける

複雑なお手伝いを頼むのではなく、1つの指示や1つの工程で終わる簡単なお手伝いを頼んでみましょう。

「〇〇を持ってきてほしい」や、「〇〇を出して」といったように、具体的で簡潔な指示がおすすめです。こうした簡単なお手伝いを通じて、子どもは達成感を得て積極的にお手伝いをする姿勢を身に付けていきます。

頼んだお手伝いが簡単なことでもしっかり褒めて、感謝を伝えてあげることが大切です。

本当に困ったときだけ手助けする

頼んだお手伝いで子どもが困っていても、親は口を出さないようにしましょう。自分で問題を解決する機会を与え、最後まで見守ることが大切です。

親がすぐに介入してしまうと、子どものやる気を削ぐことになりかねません。ただし、子どもが危険な状況に陥ったり怪我をする可能性があったりする場合は、手助けが必要でしょう。

子どもが本当に困っているときや安全が脅かされるときには、見守りつつ適切な支援をすることが重要です。

子どもに合ったお手伝いをお願いしよう

子どものお手伝いは面倒と感じがちですが、お手伝いを通じて子どもに自信や責任感を身に付けさせることができます。また、お手伝いに対してお小遣いを渡すことで、お金についての基本的な教育も行うことができます。

子どもにお手伝いをお願いする際は、子どもが楽しく、気持ちよくお手伝いに取組めるように、子どもの好きなことや興味のある分野のお手伝いを頼んでみてください。

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