新生児にもおもちゃは必要?知育のやり方やおすすめのおもちゃを紹介!

新生児にもおもちゃは必要?知育のやり方やおすすめのおもちゃを紹介!

新生児のおもちゃや知育について疑問をお持ちの方も多いでしょう。この記事では、おもちゃが必要な理由やおもちゃの選び方のポイントなどを解説し、新生児に適したおもちゃやアプリについても紹介しています。知育おもちゃに関する疑問を解消したい方はぜひ、参考にしてください。

「新生児のうちからおもちゃは必要?」

 「赤ちゃんの知育によいおもちゃは、どんなものがあるの?」

 「新生児のおもちゃ選びで気を付けることは?」

 そういった疑問をお持ちのママやパパは多いでしょう。特にはじめてのお子さんの場合は、わからないことがたくさんあります。不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では新生児の知育の仕方や、おもちゃが必要な理由を解説しています。また、新生児におすすめのおもちゃと選ぶポイント、アプリ知育についてもご紹介しますので、今後おもちゃを購入する際は、スムーズに選べるでしょう。

新生児の知育おもちゃについてお悩みのママやパパも、この記事を読めば、おもちゃについての疑問が解決します。赤ちゃんとの楽しい生活のスタートのためにぜひ、参考にしてみてください。

幼児に知育を行う理由ってなに?おすすめのやり方や年齢別の具体例をご紹介!

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教育分野・手法 2024.09.06

新生児の知育のやり方

新生児の知育を考えるためには、新生児の五感について知っておく必要があります。

新生児が認識できる色は黒、白、グレーのみで、視力は近くのものがぼんやりと見える程度です。聴覚や嗅覚は胎児の間から発達し、生まれた直後からママの声を聞きわけたり、ママや母乳、ミルクの匂いを嗅ぎわけたりできます。

新生児の味覚は発展途上で、母乳やミルクの味、つまり甘みとうまみを好みます。触覚は身を守るために重要な感覚です。そのため、温度や柔らかさ、痛みやかゆさを敏感に感じ取ります。

このようなことを踏まえた上うえで、新生児の知育についてみていきましょう。

出典:子どもの発達段階における視覚と触覚の重要性と色を使った分析法(4ページ・第2章1節 視覚と触覚の始まり)|豊岡短期大学

出典:乳児の感覚の発達(1~2ページ)|J-STAGE

新生児の顔を見つめる

新生児の視力は0.02程度ですが、近くのものをしっかりと注視しています。特に人の顔に強い興味を示すため、赤ちゃんに顔を近づけて話しかけてあげてください。赤ちゃんが両目でしっかりと見つめることによって、視力がだんだんと発達していきます。

親子で見つめ合うことは、視力の発達のためだけでなく、親子のコミュニケーションにおけるファーストステップとしても大切です。

出典:第一部 子どもの発達と顔認知(1ページ・顔認知の発達)|生理学研究所

出典:子どもの発達段階における視覚と触覚の重要性と色を使った分析法(4ページ・第2章1節 視覚と触覚の始まり)|豊岡短期大学

たくさんふれあう

赤ちゃんの自己肯定感や親子の絆を育むためには、親子の関わりのなかで愛情を感じることも重要です。

スキンシップによるあんしん感は、赤ちゃんの自己肯定感を養い、精神的に安定させる効果もあります。精神的な安定は、自立心やチャレンジ精神の土壌となるでしょう。目を合わせたり、声かけをしたりする際は、積極的に赤ちゃんの体にふれてあげてください。

新生児の知育におもちゃを使う理由とは

まだ自分で動けない新生児には、一人で遊ぶためのおもちゃは必要ありません。ただし、新生児とコミュニケーションを取るためや五感や脳の発達促進のために、おもちゃを活用することは、とても有効といえます。

赤ちゃんとのスキンシップにおもちゃを取り入れることで、赤ちゃんの興味を引くことができるでしょう。

赤ちゃんの脳は生後8か月までの間に大きく成長するといわれています。この時期におもちゃを使って赤ちゃんの五感を刺激してあげることは、成長を促すのに効果的でしょう。

ここからは、新生児の知育におもちゃが有効な理由を解説していきます。

出典:乳幼児にとってのおもちゃの役割についての研究(4ページ・第3章 0~3歳頃の諸機能の発達とおもちゃの役割 第1節 0~2歳:感覚・運動的知能水準とおもちゃの役割)|名古屋芸術大学

出典:脳と行動の初期発達(3ページ・脳の構造形成 乳幼児期の脳の構造形成)|J-STAGE

五感を刺激する

新生児の知育おもちゃは五感に刺激を与えて感覚の発達を手助けします。

赤ちゃんが興味を持つように、近くでおもちゃを見せたり、音を鳴らしたりしてあげましょう。赤ちゃんは目で追ったり、耳で音を聞いたりすることで視覚や聴覚に刺激を受けます。

また、おもちゃにふれさせてあげることで、触覚の発達を促せるでしょう。

出典:乳幼児にとってのおもちゃの役割についての研究(4ページ・第3章 0~3歳頃の諸機能の発達とおもちゃの役割 第1節 0~2歳:感覚・運動的知能水準とおもちゃの役割)|名古屋芸術大学

出典:乳児の感覚の発達(1~2ページ)|J-STAGE

コミュニケーションのきっかけになる

おもちゃを使って赤ちゃんと積極的にふれあうことが、コミュニケーションのきっかけになります。

赤ちゃんはママやパパの表情をしっかりと観察しています。両親が楽しそうにしている表情から、赤ちゃんの精神は穏やかになり、愛されていると感じるでしょう。身近な大人への信頼感やあんしん感が土台となり、自己肯定感も育まれていきます。

知育のおもちゃを選ぶ基準

赤ちゃんは形や匂いを確認するために、ものを口に含むことがあります。誤飲や怪我を防ぐためにも、新生児のおもちゃ選びには細心の注意が必要です。

ここからは、おもちゃ選びの際に気を付けるべき3つのポイントについて解説していきます。

出典:乳幼児保育Ⅰ(75ページ・2.乳幼児の遊びとその環境・援助の実際 (1)1歳未満児 ①【おおむね4か月~1歳ごろ】)|豊岡短期大学

怪我をしないか

赤ちゃんに直接ふれるおもちゃのため、STマークがついているものを選びましょう。STマークは Safety Toy(安全な玩具)の略で、一般社団法人日本玩具協会の玩具安全基準に合格したおもちゃのみに表示が許可されるものです。

有害な塗料や赤ちゃんの肌や口内を傷付けるパーツが使われていないかチェックしましょう。また、誤飲のおそれがなく、壊れにくいおもちゃであれば、あんしんです。

出典:おもちゃの安全基準 玩具安全(ST)基準|一般社団法人日本玩具協会

衛生的でメンテナンスしやすいか

おもちゃは赤ちゃんのよだれや汗で汚れることもあります。汚れたままにしておくと、雑菌が増えることもあります。水洗いや除菌しやすいおもちゃを選ぶとよいでしょう。

素材は洗濯しやすい布やアルコールで拭き取りやすいシリコンやプラスチックが最適です。メンテナンスをしやすいものの方が、清潔に保てます。

心地よい手触りか

赤ちゃんがはじめてふれるおもちゃは、ぬいぐるみなど優しい手触りのものがおすすめです。赤ちゃんはまだおもちゃをしっかりと握れないため、落としてしまうこともあります。その際、怪我をしてしまうようなものは避けましょう。

さまざまな手触りといっしょに、触ったときにパリパリやガサガサといった音も楽しめるおもちゃもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

新生児におすすめのおもちゃ4選

新生児用のおもちゃはたくさん販売していますが、どのようなおもちゃが新生児の知育に役立つか、わからないという方もいるでしょう。

ここからは、おもちゃ選びの参考になるように新生児の知育におすすめのおもちゃを4種類ピックアップして紹介していきます。

自動で回るおもちゃや、音の出るおもちゃなど、新生児の感覚を刺激し養うものが多くあるので、参考にしてみてください。

モビール

ゆらゆらとゆっくり動くモビールは新生児のおもちゃにぴったりです。赤ちゃんは動くものを目で追い、焦点を合わせようとします。これは追視といわれるものです。

モビールを天井から吊るしておけば、空気の流れでゆらゆらと不規則にゆれます。その動きを赤ちゃんが注目するので、視覚の発達に効果を期待できます。電源などが不要なことも、魅力のひとつです。

出典:子どもの発達段階における視覚と触覚の重要性と色を使った分析法(4ページ・第2章1節 視覚と触覚の始まり)|豊岡短期大学

出典:よくわかる用語辞典 【子育て編】|公益財団法人 母子衛生研究会

ガラガラ

ガラガラはラトルとも呼ばれるおもちゃです。ガラガラを振るとなかに仕込まれた鈴が優しい音を鳴らします。動きを目で追うだけでなく、音も楽しむことができる、定番のおもちゃです。

形状は赤ちゃんが持ちやすいように改良され、素材も柔らかいものが多くなりました。手指が発達してくると、自分で振って音を出すようになるでしょう。

ぬいぐるみ

赤ちゃんの玩具の定番ともいえるぬいぐるみもおすすめです。新生児のうちはママやパパがぬいぐるみを動かしながら、話しかけてあげるとよいでしょう。

赤ちゃんがものをつかめるようになると、ぬいぐるみを自分で抱っこしたり、かじったりするようになります。突起物や細かい部品のついていないものを選んであげましょう。

赤ちゃんの近くにぬいぐるみを置いたままにすると、鼻や口を覆ってしまう危険があります。呼吸ができなくなることもあるので、十分気を付けましょう。

ベッドメリー

ベッドメリーはスイッチを入れると音楽に合わせて人形などのアイテムがくるくると回るおもちゃです。そのため、追視の訓練にもなり、聴覚の刺激も期待できるでしょう。

ベッドに取り付けるタイプや床に置くタイプ、ベビーカーに取り付けられるタイプなど、さまざまなものがあります。材質はプラスチック製のものや布製のものなどがあるので、好みに合わせて選んでください。

アプリを使った知育教育もおすすめ

仕事や家事でどうしても赤ちゃんに付き添えない時間があります。そんなときに頼りになるのがアプリを使った知育教育です。最近ではさまざまなデジタルコンテンツが登場しています。そのなかでもおすすめは「dキッズ」です。

「dキッズ」は、子どものデジタル時間が”学べる・遊べる・夢中になれる”時間になるように設計された知育アプリです。豊富なジャンルで、実績のあるコンテンツを、人気キャラクターと楽しく学べます。詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:dキッズ|comotto

新生児とたくさんふれあおう

新生児は身近な大人が愛情を持って関わってあげることで、あんしん感や信頼感を深めます。それを土台として自己肯定感を高め、さまざまな能力を発達させていくといわれています。そのため、ママやパパのスキンシップは非常に大切です。

赤ちゃんとのコニュニケーションの第一歩として、おもちゃやアプリを活用してみてください。

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