新生児のオムツは何を基準に選べばよい?1日の使用量・替え方について解説!

新生児のオムツは何を基準に選べばよい?1日の使用量・替え方について解説!

新生児用のオムツは何を基準にして選べばいいのか、よくわからないという人はいませんか。この記事では、新生児のオムツを選ぶ基準や1日の使用量、オムツ替えの注意点などを解説しています。新生児のオムツの購入を検討している人は、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

「新生児のオムツって何を基準に選べばいいの?」

 「新生児のオムツの使用量ってどのくらい?」

 「オムツの替え方や替えるときの注意点を知りたい」

 新生児のお世話をしている人や、これからお世話をする予定の人のなかには、このような疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、赤ちゃんのオムツの種類や選ぶ基準を解説しています。また、一般的なオムツの使用量のほか、オムツの替え方や替えるときの注意点なども一緒に解説しています。

この記事を読むことで、新生児の時期はもちろん、生後2か月以降の赤ちゃんのオムツを選ぶ基準やポイントまで把握することが可能です。その知識をもとにすれば、自分の赤ちゃんに合う、適切なサイズのオムツを選べるようになるでしょう。

赤ちゃんが使用するオムツについて詳しく知りたい人は、ぜひ、この記事をチェックしてみてください。

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赤ちゃんのオムツは大きく2種類にわけられる

赤ちゃんに使用する紙オムツには、大きくわけて「テープタイプ」と「パンツタイプ」の2種類があります。

赤ちゃん用の紙オムツは、月齢や成長に合わせてタイプを切り替えるのが一般的ですが、新生児期は「テープタイプ」を使用する人が多く見られます。その理由は、テープタイプの方が、オムツ交換の際に使い勝手がよいためです。

ここでは、赤ちゃんの紙オムツの特徴について詳しく解説しますのでするため、ぜひ、参考にしてください。

テープタイプ

テープタイプは、ウエスト部分がテープになっているタイプのオムツです。テープで留めているため、ウエスト部分を調整しやすくなっています。オムツを当てるのも外すのも簡単なので、手早くオムツ交換することが可能です。

また、テープタイプのオムツには、漏れにくく、寝たまま交換できるという特徴もあります。そのため、動きが少ない時期の新生児のオムツとしておすすめです。

パンツタイプ

パンツタイプは、パンツと同じように着脱できるタイプのオムツです。お尻にフィットしてずれにくいのが特徴で、立っている状態の赤ちゃんでも、簡単にオムツ交換できます。

そのため、ハイハイやつかまり立ちなど、動きが活発になる時期の赤ちゃんには、パンツタイプのオムツが適しているといえるでしょう。

また、薄くてコンパクトなパンツタイプのオムツは、持ち運びも便利です。使用後の処理も簡単なので、外出するときのカバンに常備しておくことをおすすめします。

新生児のオムツはどんな基準で選ぶべき?

赤ちゃん用の紙オムツは、さまざまな種類のものが販売されています。そのため、はじめてオムツを購入する人は、何を基準に選べばよいかわからず悩むこともあるでしょう。

新生児用のオムツを選ぶ際の基準としては、以下の3つのポイントが重要です。

・通気性のよさ

・吸水性のよさ

・使いやすさ(交換しやすさ)

通気性がよいものはオムツ内が蒸れにくいため、オムツかぶれが防げるでしょう。また、吸水性のよいものは、肌を守るだけではなく、尿や便の漏れを防ぐ効果も期待できるのでおすすめです。

そのほか、オムツは頻繁に交換する必要があるため、使いやすさや交換しやすさも重視して選びましょう。

出典:おむつかぶれ|中野こどもクリニック

体重が5kgまでなら新生児用オムツを使うことができる

基本的に、「新生児用オムツ」の対象は、生後4週間以内の新生児です。

ただし、赤ちゃんの体型には個人差があるため、新生児用オムツが利用できるかどうかは、パッケージに掲載されている目安体重で判断しましょう。

一般的に、新生児用オムツが使える体重の目安は、約5kgまでとされています。

しかし、この数字はあくまでも目安です。オムツを選ぶ際には、子どもの体型や成長を踏まえて検討することが大切です。

体重3kg未満の新生児は「新生児小さめサイズ」を使う

新生児のなかには、体重が3kg未満の小さい体型の子もいます。

このような場合は、新生児用オムツのなかでも、さらに小さめの「新生児小さめサイズ」の使用がおすすめです。

ただし、自分の子どもに合うオムツのサイズは、実際に出産して体重を確認してみなければ判断できません。

出産前に新生児用オムツを用意しておきたいという人もいるでしょうが、出産してから体重を確認し、改めて準備しても問題はありません。

新生児は平均で1日に6~9枚使う

新生児は排泄機能が未熟なため、排尿や排便を抑制できません。そのため、1日の排泄回数は、おしっこが約15~20回、うんちは約15回近くにものぼります。

お尻の汚れをそのままにしないよう、新生児のオムツは、できるだけこまめに替えてあげましょう。この時期の1日のオムツ使用量の平均は、約6~9枚といわれています。

おしっこの場合、1回の量自体は少ないため、毎回交換する必要はありませんが、こまめに替えないとオムツかぶれを起こす可能性があるため、注意が必要です。

うんちについては、量にかかわらず毎回交換する必要があるため、日によっては約10~15枚のオムツを使用することもあるでしょう。

出典:トイレットトレーニングはいつから始めるの?(子どもの排泄について)|つだ小児科クリニック

オムツを替える際の注意点

オムツを替えるときには、以下のポイントに注意しましょう。

・オムツを替えるたびにキレイに拭く

・便のときはお尻を洗う

・水分が残ったままにならないように、お尻を乾かしてからオムツを閉じる

・オムツ替えはこまめに行う

いずれの注意点も、新生児のオムツかぶれを防ぐために大切なポイントです。また、使用済みのオムツを捨てる際に、臭いが出ないように密封することも重要になります。

そのほか、技術的な面では、片足または両足を引っ張る行為や、オムツの締めすぎにも注意が必要です。

出典:おむつかぶれ|中野こどもクリニック

オムツを替える際にあるとよいもの

オムツを替えるときには、新しいオムツ以外に、以下のものを準備しておくと便利です。

・お尻拭き

・ベビーオイル

・脱脂綿またはガーゼ

・蓋つきのバケツ(使用済み紙おむつ専用のボックスまたは消臭機能があるビニール袋でも可)

お尻拭きや脱脂綿・ガーゼは、お尻の汚れをやさしく拭きとるために使います。ベビーオイルは、肌の乾燥を予防するために使うもので、ベビークリームやワセリンでも代用可能です。

また、蓋付きのバケツは、使用済みのオムツをそのまま捨てるだけでなく、ゴミの日まで保管する際に便利なアイテムとなっています。布オムツを使用している場合も、洗濯までのつけ置き洗いに活用できる点でおすすめです。

ほかにも、オムツを替える場所として、オムツ交換台もしくはマット、タオルまたは毛布があるとよいでしょう。

オムツのサイズアップにおすすめのタイミング

オムツのサイズアップを検討するタイミングとしては、体重が5kgを超えた時期がおすすめです。赤ちゃんの体型に、使っているオムツが合わなくなってきたら、サイズアップを検討しましょう。

サイズアップを検討するポイントは、以下のとおりです。

・テープの留める位置が外側になってきた

・オムツを外した際にウエストや太ももが赤くなっている、ゴムの跡がしっかり残っている

・オムツを履いたときにお尻が完全に覆えていない

ほかにも、立ち上がりやハイハイなど、赤ちゃんの運動能力が上がったタイミングで、テープタイプからパンツタイプに切り替えるのがおすすめです。

適切なサイズのオムツで新生児の快適な生活を守ろう

生まれて間もない赤ちゃんは体重が軽いため、新生児用のオムツを使う必要があります。赤ちゃんのオムツにはいくつかの種類や基準があるので、子どもの成長に合わせて選んでください。

また、赤ちゃんの肌はデリケートなため、こまめなオムツ交換が大切です。オムツを替えるときにも、保湿を意識して肌を守ってあげましょう。

適切なオムツ選びは、新生児が日々を快適に過ごすための大切なポイントです。

自分の子どもの成長に合う適切なオムツを選ぶために、ぜひ、本記事を参考にしてください。

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