生後2か月の赤ちゃんに合わせた生活スケジュールや子育てのポイントを解説!

生後2か月の赤ちゃんに合わせた生活スケジュールや子育てのポイントを解説!

生後2か月の赤ちゃんに合わせた生活についてご存知でしょうか。本記事では、生後2か月の赤ちゃんとの過ごし方や赤ちゃんの成長、子育てのポイントなどをご紹介します。生後2か月の赤ちゃんの子育てについて疑問や不安がある方は、ぜひチェックしてみてください。

「生後2か月の赤ちゃんのお世話が大変で、家事が全くできない」

 「生後2か月の赤ちゃんの生活スケジュールについて知りたい」

 「ほかの赤ちゃんよりもうちの赤ちゃんの成長が遅い気がする」

 はじめて子育てを経験している方のなかには、赤ちゃんとの生活でこのような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

あやしても泣き止まない赤ちゃんを見て、疲れ果て泣きたくなるお母さんやお父さんがいるのではないでしょうか。

本記事では、生後2か月の赤ちゃんの成長や1日の生活スケジュールのポイントについてご紹介します。本記事を読めば、お世話が大変な赤ちゃんとのかかわり方や家事のコツがわかります。

生後2か月の赤ちゃんのお世話について不安のある方はぜひ読んでみてください。

記事のまとめ

  • 生後2か月の赤ちゃんとの生活は、成長に合わせたスケジュールが重要である。お昼寝や遊びを通じて、赤ちゃんのリズムを整えることができる。
  • 外出や家事は赤ちゃんの機嫌を見ながら行うべきだ。特に天気の良い日に出かけると、赤ちゃんや親の気分転換にもなる。
  • 育児は完璧を求めず、自分のペースで進めることが大切である。家事を簡略化し、周囲のサポートを得ることで、ストレスを軽減し赤ちゃんとの時間を楽しむことができる。
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生後2か月の赤ちゃんの生活スケジュール

赤ちゃんは、生まれてから毎日少しずつできることが増えていきます。昨日はできなかったことが突然できるようになり、驚くお母さんやお父さんもいるのではないでしょうか。

ここからは、生後2か月の赤ちゃんの様子や成長、生活スケジュールについてご紹介します。赤ちゃんの成長には個人差があるため、目安としてください。

お昼寝のリズムができてくる

生後2か月頃の赤ちゃんは、はっきりと昼夜の区別はついていませんが、徐々に起きている時間が増えてくるでしょう。赤ちゃんによっては、午前・お昼・夕方の3回ほど赤ちゃんのリズムでお昼寝するようになります。

産後2か月のお母さんは、慣れない育児による疲労やストレス、産後のホルモンバランスの乱れにより体調を崩しやすい状態となっています。赤ちゃんがお昼寝中は、お母さんも一緒にお昼寝をして、ゆっくり休みましょう。

出典:産後疲労|安達ウィメンズライフクリニック

体を動かして遊ぶようになる

生後2か月の赤ちゃんは、手足の動きが活発になり、手足をバタバタさせる様子を見ることができるようになります。まだ握力は弱いですが、おもちゃを持たせるとしばらく握ることが可能です。

視力は0.01~0.02くらいですが、追視が広くできるようになります。気になるものは顔を左右に動かして、目で追ったりじっとみつめたりします。

赤ちゃんが好む赤や青、緑などはっきりした色のおもちゃで遊ばせたり、絵本を読んであげたりすると喜ぶことでしょう。

出典:562.赤ちゃんの視力はどのくらい|医療法人社団 東京みどり会 池袋サンシャイン通り眼科診療所

黄昏泣きをする子もいる

生後2か月の赤ちゃんは、特別な理由もないのに夕方になると機嫌が悪くなり、ぐずぐず泣き出す黄昏泣きをすることがあります。

黄昏泣きの場合、母乳やミルクをあげてもオムツを替えても、全く泣き止まないことがあるため、悩むお母さんやお父さんは多いのではないでしょうか。

しかし、赤ちゃんを揺さぶり、無理に泣き止ませようとするのは控えてください。乳幼児揺さぶられ症候群になり、脳に重い障害を与えるリスクがあります。

この時間にお風呂に入れるのがおすすめです。お母さんのお腹のなかにいる時に羊水に包まれていた状況と似ているため、泣き止むことが多いと考えられています。あんしんすると、静かに眠ってくれるでしょう。

出典:乳幼児揺さぶられ症候群を知っていますか?|奈良市

「あー」や「うー」などで返事をするようになる

生後2か月頃から「あー」や「うー」といった赤ちゃん特有のクーイングが出てくることがあります。クーイングとは唇や舌を使わない発声語のことで、泣き声や叫び声とは性質が異なります。

口やのどの形が成長したことにより可能となる、言葉の発達の1つです。言葉の発達のために、赤ちゃんのクーイングに合わせてたくさん話しかけてあげましょう。

あやすと笑ったり、かまってほしい時に声を出したりするようになります。今しかできない赤ちゃんとのおしゃべりを楽しみましょう。

夜に長く眠れるようになってくる

生後1か月頃までは寝ている時間が長いです。昼夜関係なく寝たり泣いたりを繰り返し、生活リズムは不安定です。

生後2か月になると、徐々に昼間に起きている時間が長くなり、夜しっかりと眠れるようになります。

赤ちゃんの生活リズムが変わると、睡眠不足になっているお母さんやお父さんも眠れる時間が増えることでしょう。

生後2か月赤ちゃんの発育にはバラつきがある

育児については、育児書やインターネット、産婦人科や自治体のプレパパママクラスで産後の生活や育児のことを学ぶ機会があります。

また、家庭によっては、祖父母世代からの育児についてのアドバイスや祖父母世代のやり方を伝えられることもあり、不安になるお母さん・お父さんもいることでしょう。

しかし、赤ちゃんによって発育にはバラつきがあり、学んだ通りにいかないことがたくさんあるため、ほかの赤ちゃんと比べたり周りの言葉に一喜一憂したりする必要はありません。

大切なのは、赤ちゃんの成長を楽しみながら赤ちゃんの成長に合わせた育児をすることです。あっという間に成長してしまうので、赤ちゃんとのかけがえのない時間を大切にしましょう。

赤ちゃんに合わせた1日の生活スケジュール

赤ちゃんは、日や時間によって機嫌が異なることがあります。赤ちゃんがいつ泣き出すかわ分からないため、家事と赤ちゃんのお世話に追われる毎日を過ごすことが多いのではないでしょうか。

無理をすると、お母さんやお父さんはストレスを抱えてしまう可能性があります。赤ちゃんに合わせて余裕のある生活スケジュールを心がけましょう。

赤ちゃんの機嫌がいい午前中に家事をする

生後2か月の赤ちゃんは、午前中に機嫌がいいことが多いです。午前中に、家事の優先順位を決めて、掃除や料理の作り置きなどを済ませるのがおすすめです。

もし、赤ちゃんの機嫌のいい時間が安定しない場合、睡眠のリズムの乱れが考えられます。赤ちゃんが快適に寝られるように、寝室の睡眠環境を見直してみましょう。

また、抱っこしたり遊んだりしてみると赤ちゃんは疲れて寝てくれます。睡眠時間が安定すると生活リズムが整い、午前中は機嫌のいい時間が増えることでしょう。赤ちゃんによって個人差はあるため、様々な方法を試してみるのがおすすめです。

午前中に日光浴をして体内時計を整える

生後2か月になったら、生活スケジュールのなかに日光浴を取り入れましょう。毎日朝起きたときにカーテンを開けて5~15分の日光浴を習慣づけると、朝日を浴びて起きるようになります。

日光浴は、骨やカルシウム代謝に必要なビタミンDを体内に取り入れるのに効果的です。睡眠ホルモンのメラトニンの生成や分泌が促され、質のよい睡眠効果もあります。朝だけではなく、日光が入るお部屋で過ごすのがおすすめです。

ただし、赤ちゃんは肌が弱いため、直接紫外線に当たるのは控えてください。特に午前9時ごろから午後3時ごろは日差しが強くなるため注意しましょう。

出典:ちょっとだけ日光浴をしてみませんか。|東京かつしか赤十字母子医療センター

出典:日光浴について | 市川すずき消化器・内視鏡クリニック

出典:赤ちゃんの紫外線対策は?|浜松市

生後2か月の時点で気をつけるべき子育てのポイント

生後2か月の赤ちゃんは徐々に生活のリズムが整ってきますが、まだお世話が大変な時期です。一生懸命に育児をしようとした結果、お母さんやお父さんがストレスにより体調を崩してしまう恐れがあります。

すべてを完璧にこなそうとする必要はありません。気をつけるべきポイントを押さえて、余裕のある子育てをしましょう。

赤ちゃんの機嫌と天気がよい日に外出する

外出は、赤ちゃんの質の良い睡眠効果やとお母さんやお父さんの気分転換になるため、おすすめです。しかし、雨の日や雪の日、夏の暑い日や冬の寒い日など天気が悪い日は避けましょう。

また、買物やほかの用事のついでにお散歩するのもおすすめですが、準備している間に赤ちゃんが泣いてしまい外出どころではなくなってしまった場合は、無理して外出する必要はありません。

ゆっくりと外出できるとき時を選び、赤ちゃんとの外出を楽しみましょう。

出典:日光浴について | 市川すずき消化器・内視鏡クリニック

家事を自動化して負担を減らす

赤ちゃんが泣く度に抱っこしたりあやしたりしていると、毎日掃除できていなかったり、買物できなかったりすることもあるでしょう。

そのような時は完璧に家事をする必要はありません。お掃除グッズを使い簡単に掃除したり、ロボット掃除機を使うことで、最低限の掃除を済ませましょう。

買物には、ネットスーパーの利用がおすすめです。

赤ちゃんとの時間や一人の時間を作るために、適度に手抜きをして家事をこなしましょう。

赤ちゃんの周りの環境を整え危険を減らす

生後2か月の赤ちゃんは、手足をバタバタしているうちに、いつの間にか移動していることがあります。

油断していると、お母さんやお父さんが目を離した瞬間に、ソファーやベッドなど高い場所からの転落や、床に落ちていたものを口に入れてしまう誤飲の恐れがあるのです。

赤ちゃんの周りには危険なものを置かない、ベビーベッドに寝かせる時は柵を上げるなど、赤ちゃんが思わぬ事故に遭わないように気をつけてください。

予防接種を受けたあとはゆっくり過ごす

生後2か月から予防接種が始まり、Hibワクチン、小児肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン、4種混合ワクチンの5種類を同時接種できます。

ワクチン接種により、病気を予防したり重症化のリスクを減らしたりすることが可能なため、できる限り生後2か月から受けるようにしましょう。

予防接種を受けた後は、赤ちゃんの様子に気をつけてゆっくりと過ごしましょう。発熱や蕁麻疹の症状や、息苦しそうな様子はないかを確認してください。

赤ちゃんがいつもと変わらず元気であれば入浴可能ですが、接種した場所を強くこするのは避けましょう。副反応で嘔吐したとき時のことを考え、ミルクや授乳は接種後30分以上経過してからにしてください。

出典:赤ちゃんの予防接種デビューとワクチンスケジュール|CAPS CLINIC

出典:日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール|公益社団法人 日本小児科学会

出典:生後2か月から接種するワクチン|日本小児科学会

無理はせず自分のペースで家事や育児をしよう

赤ちゃんによって成長や過ごし方は様々です。周囲の人の言葉やインターネットの情報に惑わされて焦らないようにしましょう。

赤ちゃんのお世話も家事も、1人で完璧にこなそうと考える必要はありません。赤ちゃんのお世話は家族に頼るなど1人で抱え込まず、自分のペースでゆとりのある子育てをしましょう。

家事は手を抜いても問題ありません。大切なのは、赤ちゃんが健康に育つことです。赤ちゃんの周りにある危険に注意して、今しか見られない成長とかけがえのないひとときを楽しんでください。

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