キッズスマホとはどんなスマホ?選び方や子どもに持たせるメリット・デメリットを解説
「キッズスマホ」とはどのようなものか、ご存じでしょうか。この記事ではキッズスマホの機能やキッズケータイとの違い、選び方や子どもに持たせるメリット、デメリットなどを紹介します。子どもに「キッズスマホ」を持たせるべきか悩んでいる方は、こちらを参考にしてください。
「キッズスマホがほしいっていわれたけど、それって何?」
「子どもにキッズスマホを持たせた方がいい?」
「キッズスマホを選ぶとしたらどんなことに気をつけて選べばいいの?」
近年はスマホが普及し、子ども用のスマホも登場しています。しかしキッズスマホにどういった機能があるか、子どもに持たせた方がよいかわからない方もいるでしょう。
本記事ではキッズスマホについてや、選ぶ際の基準などを紹介します。キッズスマホ自体の知識を得て、子どもに持たせる際に何を基準に選べばよいかがわかるでしょう。
また、キッズスマホを子どもに持たせるメリットやデメリットについても紹介しているため、子どもにキッズスマホを持たせてよいか判断できるようになります。
キッズスマホについて知りたい方、子どもに持たせるか迷っている方はぜひ、こちらの記事をチェックしてみてください。
記事のまとめ
- キッズスマホは、子ども専用に設計されたスマートフォンで、防犯や見守り機能が充実しているため、安心して持たせられるデバイスである。
- キッズスマホとキッズケータイの違いは、機能面にあり、スマホは多様なアプリやインターネット利用が可能だが、ケータイは主に通話やGPSに特化しているため、用途に応じた選択が必要である。
- キッズスマホには連絡手段の確保や情報収集能力の向上などのメリットがある一方、価格の高さやスマホ依存のリスクがあるため、導入の際には慎重な検討が求められる。
「キッズスマホ」とはどんなスマホ?
「キッズスマホ」とは、子どものために作られたスマホのことです。
子どもに持たせることが前提のスマホであるため、見守り機能や防犯ブザーといった機能が搭載されていることが特徴でしょう。子どもがキッズスマホを長時間使用しないよう、利用時間や利用できるアプリを制限する機能などもあります。
子どもの安全を考えた作りになっているため、キッズスマホを子どもに持たせておくとあんしんでしょう。
「キッズケータイ」との違い
キッズスマホが子ども用のスマホであるのに対して、「キッズケータイ」はいわゆる子ども用のガラケーです。
キッズスマホは一般的なスマホにある機能が利用できますが、キッズケータイは電話やメール、GPSなどの機能しかなく、子どもの見守りに特化しているという違いがあります。
大人用のスマホを渡すのはまだ早い、あるいは子どものための機能がついたスマホがほしいと考えたときに、キッズスマホがおすすめです。
ドコモのキッズケータイは、大切なお子さまをみまもれます
はじめての子ども用の携帯の購入を検討されている方におすすめなのが、ドコモのキッズケータイです。
ドコモのキッズケータイには、「おかえり通知」機能があり、お子さまが帰宅すると保護者の方のスマートフォンにSMSで通知が届きます。
また、お子さまが見守り範囲から離れたら、保護者の方のスマートフォンとキッズケータイにお知らせが届く「みまもりアラート」機能※1も搭載しています。
※1 対応機種:SH-03M、KY-41C
さらに、「イマドコサーチ」※2を利用すれば、キッズケータイやスマートフォンなどのGPS機能を使って、子どもの居場所を探せて、見守ることができます。保護者の方がドコモ以外の回線をお使いでもご利用になれます。
※2 キッズケータイとは別にお申込みが必要です。
イマドコサーチの詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
出典:イマドコサーチ
そして、いざというときを想定して、保護者の方のスマートフォンの専用アプリから、お子さまのキッズケータイのマナーモードを解除できる「遠隔操作」※3の機能も搭載されています。
※3 対応機種:SH-03M、KY-41C
ほかにも、防犯ブザーに連動して緊急連絡先 へ発信をしてくれる、いざというときの防犯ブザー※4を掲載。
※4 対応機種:SH-03M、KY-41C
家族などのあらかじめ登録した相手とのみ、通話と「+メッセージ」でのやりとりが可能です。
「+メッセージ」は、パケット通信料でメッセージのやりとりができ、お子さまが撮影した写真やスタンプも送信できて、家族と楽しくコミュニケーションができます 。
もちろん、サイトへのアクセスや、SNSへの投稿ができないため、Webトラブルに巻き込まれるリスクも軽減してくれます。
また、お子さまが持ち歩きやすいコンパクトなサイズの「キッズケータイ コンパクト」もございます。キッズケータイ、キッズケータイ コンパクトの詳細や利用条件等は、下記リンク先よりご確認ください。
実際に、NTTドコモのキッズケータイを購入した理由を調査※したところ、
以下の理由が特に多くあがりました。
・事件・事故などの緊急時の連絡のため(37.1%)
・塾や習い事に通い始めたから(36.0%)
・小学校に入学したから(29.0%)
・保護者が仕事に出るようになったから(13.0%)
・周りの友人が子ども向け携帯電話を持ち始めたから(9.3%)
※キッズケータイKY41-C購入者431名に選択式で調査を行った。
子どもが小学校に入学をしたり、習い事をはじめるなどして、親とはなれる時間が増えた際に、親子間の連絡や防犯対策を目的に購入されたことがわかります。
キッズスマホを選ぶ際には3つの基準で選ぶとよい
キッズスマホは、子どもに持たせることが前提のスマホです。そのため、子どもの安全に役立つ機能を搭載しているものを選んでみましょう。常に子どもが携帯しても、問題のないキッズスマホを選ぶことも大切です。
ここからは、キッズスマホを選ぶ際の3つのポイントを紹介します。以下のポイントを参考に、子どもに適したキッズスマホを選んでみてください。
防犯機能の有無
子どもが犯罪に巻き込まれる可能性があるため、防犯機能がついたキッズスマホを選びましょう。
キッズスマホの防犯機能で代表的なものは、防犯ブザーです。万一の際に使用することで、大きなブザー音がして周囲に子どもの危険を知らせられます。また、防犯ブザーが押されると保護者に通知したり、位置情報を送信したりする機能を持ったキッズスマホもあります。
防犯機能つきのキッズスマホを携帯させていれば、子どもだけの外出でもあんしんできるでしょう。
フィルタリング機能の有無
キッズスマホはインターネットに接続できるため、子どもが有害なサイトやアプリを利用しないようにできる、フィルタリング機能つきを選びましょう。
子どもにキッズスマホを持たせたいと考えている方でも、大人用と変わらないスマホを渡すことに不安のある方も多いでしょう。フィルタリング機能つきのキッズスマホであれば、子どもが見るサイトや利用するアプリを制限できます。子どもに持たせても、あんしんでしょう。
耐久性の高さ
子どもに持たせたスマホは強い衝撃にさらされる可能性があるため、落としても壊れないくらい丈夫なものを選びましょう。
子どもが遊びで外出したときに、雨に降られたり外の汚れが付着してしまったりすることもあります。うっかりどこかに水没させてしまう、ということもあるでしょう。
キッズスマホを選ぶ際は、耐久性の高さや、水洗い可能かどうかといったポイントで選んでみましょう。
キッズスマホを子どもに持たせるメリット
キッズスマホを子どもに持たせることで、子どもが安全に過ごせたり、情報収集能力を育てられたりするメリットがあるでしょう。子どもにキッズスマホを持たせることにはほかにもメリットがあるため、詳しく紹介していきます。
子どもにキッズスマホを渡すことに疑問や不安のある方は、こちらのメリットを参考にして、検討してみてください。
連絡が取りやすくあんしんできる
子どもにキッズスマホを持たせることで、いつでも電話などで連絡を取れるため、保護者があんしんできるでしょう。
キッズスマホであれば、電話ができない場所や状況でも、メールなどを利用できます。心配や不安になったときも、すぐに子どもの安否を確認できるでしょう。
また、もし地震などの災害があった際も、キッズスマホがあれば子どもと連絡を取れる可能性があります。
子どもに情報収集する力がつく
子どもがわからないことに出会ったときに、キッズスマホを使って自分で調べることができるため、情報収集能力が身に付きます。
子どもが疑問を感じたときに、保護者が答えられればよいのですが、その場にいないこともあるでしょう。そんなときにキッズスマホがあれば、子どもはスマホを使ってインターネットで情報を集めようとします。
わからないことがあっても自分で調べる、解決するという経験ができることから、情報収集能力だけでなく問題解決能力も育つでしょう。
位置情報取得で子どもの居場所がわかるキッズスマホには、GPSを利用して位置情報を確認できる機能が搭載されているものがあるため、いつでも子どもの居場所を把握できます。
子どもが外出しているとき、連絡が取れないときでも、どこにいるか位置情報を確認できれば、帰宅途中なのか遊んでいるのか子どもの様子がわかるでしょう。
キッズスマホの機種によって、移動履歴が見られたり、目的地への移動を完了した際に通知が届いたりする機能がついたものもあります。
キッズスマホを子どもに持たせるデメリット
キッズスマホを子どもに持たせることには、さまざまなメリットがあります。しかし、子ども用とはいえスマホを利用できるため、デメリットが生じてしまうこともあるでしょう。
ここからは、キッズスマホを子どもに持たせるとどのようなデメリットがあるか、紹介します。
キッズケータイと比べると価格が高い
キッズケータイと比べると、キッズスマホの方が端末代や月額料金が高いということは、デメリットでしょう。
キッズケータイは、インターネット検索やアプリの追加ができない機種が多く、使える機能が限られています。キッズスマホはキッズケータイよりも搭載されている機能が多いため、料金が高くなってしまうのでしょう。
価格を安くしたい場合は、安めの端末や月額料金の安価な携帯電話会社で契約してみましょう。
子どもがスマホに依存する危険がある
キッズスマホを持たせることで、子どもがスマホに夢中になってしまう危険があります。
常にスマホがないといけないと感じてしまったり、スマホに没頭して勉強や睡眠をおろそかにし、学力が下がったり寝不足になったりする可能性があるでしょう。
子どもにキッズスマホを持たせるのであれば、長時間使用していないか利用状況を確認する必要があります。利用時間を決めたり、使用場所を決めたりしておきましょう。
必要性に応じてキッズスマホの導入を検討しよう
キッズスマホは、子どものために作られたスマホです。キッズケータイよりも使える機能が多く、子どもがわからないことを自分で調べられます。位置情報も確認できるため、保護者が子どもに持たせることであんしんできるでしょう。
しかし、キッズスマホを持たせることで子どもがスマホばかり触るようになったり、キッズケータイよりもコストがかかる可能性があります。キッズスマホを子どもに持たせる場合は、それらデメリットへの対応策を考え、実施することが大切です。
キッズスマホを子どもに持たせるか考えるときは、メリットデメリットを踏まえて、検討してみてください。どのようなキッズスマホを選べばよいかわからない場合は、キッズスマホを選ぶ際の3つの基準を参考に、選んでみましょう。