子どもの防犯対策でできること5選!持たせておきたいグッズや選び方もご紹介!

子どもの防犯対策でできること5選!持たせておきたいグッズや選び方もご紹介!

小学生になった子どもの防犯対策について悩んでいる人はいませんか。この記事では、親ができる子どもの防犯対策のほか、持たせておきたい防犯グッズについて紹介しています。子どもの防犯対策をしっかり考えたいという人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

「子どものための防犯対策でできることってある?」

 「子どもに持たせる防犯グッズのおすすめや選び方を教えてほしい」

 子どもの防犯に関する意識を持っている人たちのなかには、このような不安や疑問、興味を持っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、子どものために親ができる防犯対策のほか、子どもに持たせておきたい防犯グッズの選び方やおすすめのグッズを紹介します。

この記事を読むことで、子どもに対してどのような防犯対策をする必要があるのか理解することが可能です。その知識をもとに、親だけではなく子ども自身も安全を守るための意識をもって生活することができるでしょう。

子どもの防犯対策について興味がある人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

記事のまとめ

  • 小学生の防犯対策は、親だけでなく子ども自身も意識することが大切である。親ができる具体的な対策を5つ紹介している。
  • 防犯グッズとしては、防犯ブザーやGPSトラッカー、キッズケータイが推奨されており、子どもが危険な目にあった際の対策として有効である。
  • 防犯対策を家庭内で話し合い、子どもが安全に生活できる環境を整えることが重要である。各家庭に合った対策を実践してほしい。
キッズスマホとはどんなスマホ?選び方や子どもに持たせるメリット・デメリットを解説

キッズスマホとはどんなスマホ?選び方や子どもに持たせるメリット・デメリットを解説

子育てのヒント・接し方 2024.10.07

子どもの防犯対策に親ができる5つのこと

小学生になった子どもは交友関係や行動範囲が広がるため、親の目が届かない部分が出てきやすいです。また共働き世帯だと、子どもだけで留守番させなければいけないケースもあります。

そのため防犯に関して、親だけではなく子どもも意識して対策をしてもらうことが大切です。ここからは、子どもの防犯対策として親ができることを5つ紹介します。

子どもの名前を他人に見られないようにする

子どもの持ちものに名前を書く場合、他人から見える位置に書いていると不審者にも名前を知られてしまいます。名前を知らない人から呼ばれると、子どもの警戒心が薄れてしまうリスクがあるので注意が必要です。

このため子どもの名前を持ちものに書く場合は、裏側など他人から見えない位置にしましょう。また家の周りに、子どもの名前がすぐ見えるようなもの(傘など)を置かないことも対策の一つです。

危険な場所を把握して行かせない

住み慣れている地域であっても、危険な場所はいくつかあります。普段人通りが少ない薄暗い道や草木が生い茂った公園など、人目に付きにくい場所は子どもが危険な目に合うリスクが高い場所です。また駐車場も、車に連れ込まれる・事故にあうなどのリスクがあります。

このようなリスクから子どもを守るために、子どもの行動範囲のなかで危険な場所がないか親子で把握することが必要です。その上で、危険な場所に近づかないことを言い聞かせます。

それでも、危険な場所を通らなければいけない場合もあります。このため危険な場所の近くに交番などの逃げる場所はあるか、人通りの多い場所へのルートはあるかなど、対処を検討することも大切です。

外出時には「いかのおすし」を守らせる

「いかのおすし」は、警視庁が考案した親子で覚えられる防犯標語です。具体的な内容は、以下のようになっています。

・知らない人について「いか」ない

・知らない人の車に「の」らない

・怖かったら「お」おごえで叫ぶ

・連れて行かれる前に「す」ぐ逃げる

・親や近くの大人に「し」らせる

これを普段から親子で一緒に確認することで、子どもの防犯意識を高めやすくなります。子どもでも簡単に覚えられる簡単な構成になっているため、気軽に実践しやすいところがおすすめです。

出典:おやこでまなぼう!「いかのおすし」で毎日安全!|警視庁

留守番時には「いいゆだな」を守らせる

「いいゆだな」はALSOKが提唱している標語です。主に鍵っ子など家で一人で留守番する子どもに向けた内容となっており、以下のようになっています。

・「い」えのカギを見せない

・「い」えのまわりをよく見る

・「ゆ」うびんポストをチェック

・「だ」れもいなくても「ただいま」

・「な」かに入ってすぐ戸じまり

普段から子どもに言い聞かせておくことで、留守番中に不審者からの被害に遭うリスクを下げやすくなります。

出典:いいゆだな第1回 マンガでわかる「防犯・防災」 vol.5|ALSOK

子どもを1人にさせない

親ができる子どもの防犯対策として鉄則とされているのが、子どもを1人にさせないことです。不審者は1人でいる子どもを狙いやすい傾向があるので、誰かが一緒にいることで狙われるリスクを下げやすくなります。

ただ、親が常に子どもといることは難しいです。このため、外にいる時は友達など複数の子どもで行動するよう声をかけておくことがおすすめです。

【3選】子どもに持たせたい防犯グッズ

子どもの防犯対策に関しては、未然に防ぐための対策だけではなく、実際に子どもが危ない目にあってしまった時の対策も考える必要があります。子どもが万が一危ない目にあった時に、1人でも対応できるようおすすめされているのが、防犯グッズです。

ここからは、子どもに持たせたいおすすめの防犯グッズを3つ紹介します。

防犯ブザー

防犯ブザーは威嚇ブザーとも呼ばれていて、簡単な操作で大きな音を周囲に響かせる防犯グッズです。ボタンを押すだけ、または紐を引っ張るだけで周囲に大きな音を響かせるため、恐怖で声が出なくなった子どもでも、周囲に身の危険を知らせることができます。

手動で簡単に操作できるため子どもでも扱いやすく、犯罪を中止させる効果が期待できるところもポイントです。

選ぶ時のポイントは、以下のとおりです。

・一目で防犯ブザーだとわかるか(不審者へのけん制になるため)

・音の大きさ(85デシベル以上が推奨)

・子どもの使いやすさ

出典:性能基準に適合する防犯ブザーのサンプル音について|警視庁 生活安全企画課

GPSトラッカー

GPSトラッカーは見守りGPSとも呼ばれていて、子どもが持っていると保護者のスマホアプリに子どもの位置情報を送信してくれます。スマホの持ち込みができない学校や、まだスマホを持たせられない子どもの防犯グッズとしておすすめです。

またGPSトラッカーに搭載された機能として、AIが子どものよく行く場所や行動範囲を学習してくれます。この機能によって、よく行く場所への出発や到着を自動的に親側のスマホに通知してくれるところも便利です。

GPSトラッカーは、いざという時に電池切れしないように電池持ちが長いもの、GPS性能の高いものを選びます。

キッズケータイ

キッズケータイは子ども用のスマホで、緊急時に素早く親と連絡が取れる手段として便利です。種類によっては防犯ブザーやGPSを搭載しているものもあり、複数の防犯グッズの機能がまとまっているところがおすすめとなっています。

ただ、学校が持ち込みを禁止している場合があるので注意が必要です。また子どもがキッズケータイを使ってアプリやサイトで遊ぶ際に、ネット上の危険にさらされるリスクもあります。

ネット上のリスクに関しては、特定のアプリやサイトを制限する機能がついているものもあるので、そちらを検討することが大切です。

ほかにもキッズケータイを選ぶポイントは、以下のとおりです。

・家族と同じキャリア回線

・スマホかガラケーか(前者は多機能、後者はシンプルで防犯機能や見守り機能に特化)

・見守り機能などの必要な機能が搭載されているか

・耐久性や防水性が優れているか

ドコモのキッズケータイは、大切なお子さまをみまもれます

はじめての子ども用の携帯の購入を検討されている方におすすめなのが、ドコモのキッズケータイです。

ドコモのキッズケータイには、「おかえり通知」機能があり、お子さまが帰宅すると保護者の方のスマートフォンにSMSで通知が届きます。

また、お子さまが見守り範囲から離れたら、保護者の方のスマートフォンとキッズケータイにお知らせが届く「みまもりアラート」機能※1も搭載しています。

 ※1 対応機種:SH-03M、KY-41C

さらに、「イマドコサーチ」※2を利用すれば、キッズケータイやスマートフォンなどのGPS機能を使って、子どもの居場所を探せて、見守ることができます。保護者の方がドコモ以外の回線をお使いでもご利用になれます。

※2 キッズケータイとは別にお申込みが必要です。

イマドコサーチの詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:イマドコサーチ

そして、いざというときを想定して、保護者の方のスマートフォンの専用アプリから、お子さまのキッズケータイのマナーモードを解除できる「遠隔操作」※3の機能も搭載されています。

※3 対応機種:SH-03M、KY-41C

ほかにも、防犯ブザーに連動して緊急連絡先 へ発信をしてくれる、いざというときの防犯ブザー※4を掲載。

 ※4 対応機種:SH-03M、KY-41C

家族などのあらかじめ登録した相手とのみ、通話と「+メッセージ」でのやりとりが可能です。 

「+メッセージ」は、パケット通信料でメッセージのやりとりができ、お子さまが撮影した写真やスタンプも送信できて、家族と楽しくコミュニケーションができます 。

もちろん、サイトへのアクセスや、SNSへの投稿ができないため、Webトラブルに巻き込まれるリスクも軽減してくれます。

また、お子さまが持ち歩きやすいコンパクトなサイズの「キッズケータイ コンパクト」もございます。キッズケータイ、キッズケータイ コンパクトの詳細や利用条件等は、下記リンク先よりご確認ください。

出典:キッズケータイ|docomo

実際に、NTTドコモのキッズケータイを購入した理由を調査※したところ、

以下の理由が特に多くあがりました。

・事件・事故などの緊急時の連絡のため(37.1%)

・塾や習い事に通い始めたから(36.0%)

・小学校に入学したから(29.0%)

・保護者が仕事に出るようになったから(13.0%)

・周りの友人が子ども向け携帯電話を持ち始めたから(9.3%)

※キッズケータイKY41-C購入者431名に選択式で調査を行った。

子どもが小学校に入学をしたり、習い事をはじめるなどして、親とはなれる時間が増えた際に、親子間の連絡や防犯対策を目的に購入されたことがわかります。

できる子どもの防犯対策はすべて行おう

小学生の防犯対策は親が主導で行うだけではなく、子ども自身にも防犯の意識を持ってもらう必要があります。屋外だけではなく、鍵っ子などの1人で留守番する子どもでも犯罪に巻き込まれるケースがあるため、要注意です。

そのためには親子で防犯についてしっかり話し合い、子どもが危険な出来事に巻き込まれない対策を実践していく必要があります。

今回紹介した記事を参考に、各家庭に合った防犯対策や防犯グッズをできる限り活用してはいかがでしょうか。

小学校入学後の登下校が心配!安全に通学させるには親は何をすればよいのかを解説

小学校入学後の登下校が心配!安全に通学させるには親は何をすればよいのかを解説

子育ての悩み 2024.10.07