知育玩具は手作りもおすすめ!簡単に作れる玩具と作る際の注意事項をご紹介!

知育玩具は手作りもおすすめ!簡単に作れる玩具と作る際の注意事項をご紹介!

手作りの玩具をお子さまに与えたいとお思いの方もいるでしょう。本記事では知育玩具の手作りをおすすめする理由と注意すべきポイントを解説し、身近な材料で作れる知育玩具を紹介しています。手作りの知育玩具に興味がある方、作成のコツを知りたい方は参考にしてください。

「子どもと一緒におもちゃを作って遊んでみたい」

 「手作りの知育玩具のメリットや注意点は何?」

 「簡単に作れる知育玩具の作り方を教えてほしい」

 知育玩具を子どもへ与えたいと検討したときに、安全に遊べ、かつ子どもが楽しめる知育玩具を手作りしてみたいと考える方もいるでしょう。

本記事では手作りの知育玩具をおすすめする理由を解説し、簡単に作れて楽しめる知育玩具や、手作りする際に注意するべきポイントも紹介します。この記事を読むことで手作りの知育玩具のよさがわかり、安全に配慮した玩具で子どもの能力を引き出せるようになるでしょう。

知育玩具の効果について詳しく知りたい方、お子さまに手作りの知育玩具を作ってみたいとお考えの方は本記事をチェックしてください。

記事のまとめ

  • 手作りの知育玩具は、子どもの能力や興味に合ったものを作れるため、発達を促す効果がある。家庭にある材料で簡単に作成できる点も魅力である。
  • 修理が簡単で、壊れても家庭で直せるため、子どもが愛着を持って遊ぶことができる。子どもと一緒に修理することで、さらに創造力が育まれるだろう。
  • 手作り玩具を作る際は、誤飲防止や安全な材料の使用、鋭利な部分のカバーなど、安全性に注意が必要である。
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知育玩具の手作りがおすすめな「4つの理由」

店舗では多種多様な知育玩具が販売されていますが、実は家庭にある材料を使って作ることも可能です。愛情をこめて作ったおもちゃは、子どもの健やかな成長を促すだけでなく、既製品にはないメリットがあります。

ここからは、手作りの知育玩具をおすすめする主な理由を4つ紹介します。

子どもの能力に合った玩具を作ることができる

子どもの能力に合わせたおもちゃを作れる点が、手作りの知育玩具をおすすめする理由です。

同じ年齢でも、子どもが持つ能力や得意なことには差があります。また、何に興味を持つのかも子どもによってさまざまです。

既製品のおもちゃで子どもの能力を上手く引き出せない場合には、手作りの知育玩具を作るとよいでしょう。子どもがやりたいことに特化したおもちゃで遊ばせることで発達を促し、長所を伸ばせる効果が期待できます。

材料を新たに買わなくても作ることができる

家にあるもので作ることができる点も、手作りの知育玩具をおすすめする理由の一つです。

手作りの知育玩具では、ペットボトルや空き箱、牛乳パックや荷造りひもといった、家庭にある材料で作れます。使用済みの廃材などを使うので、費用を抑えられるのが利点です。

最近は100円均一ショップなどでも工作用品を扱っています。カラフルな飾りつけができる色紙なども取り揃えられており、低価格で材料が揃えられるのもポイントです。

壊れたときに自分で直すことができる

子どもがおもちゃを壊してしまったときに家庭で修理できるのも、手作り知育玩具の長所です。

既製品のおもちゃは作りが複雑なものも多く、壊れてしまうと家庭で直すのは困難です。しかし、手作りの知育玩具は家庭にある材料を使って作られているので、比較的簡単に修理できます。

子どもと一緒に修理することもおすすめです。修理の際に色を変えてみたり、新たな機能を追加したりすることで、おもちゃに対して一層の愛着がわき、大切に扱って遊ぶようになるでしょう。

子どもの想像力を鍛えることができる

手作りの知育玩具は、子どもの想像力を鍛える効果が高いといわれています。

家庭で知育玩具を手作りする場合、家にある身近なものが使われることが一般的です。たとえば、牛乳の紙パックや段ボールなどを使ったおもちゃの場合、普段とは異なる形で作られていることが子どもの五感に刺激を与えるでしょう。

さらに、手作りのおもちゃは簡単に作れるものも多いです。「自分も知育玩具を作ってみたい」という意欲がかき立てられることで、子どもの想像力が育まれるという効果も期待できます。

【5選】簡単に作れる手作り玩具

手作りの知育玩具は、家庭でも比較的簡単に作れます。ただ与えるだけでなく、子どもと一緒に作るのもおすすめです。既製品にはない工夫を加えることで、子どもの好奇心をそそり、お気に入りのおもちゃとして長く遊んでくれることでしょう。

ここからは、家庭にある素材を使って作れる手作りの知育玩具を5つ紹介します。

アイデアや工夫次第で本格的に!「段ボールロボット」の作り方

段ボールを使って作るロボットは、子どもに人気の玩具の一つです。

目や腕の部分に穴を開けてかぶるだけのシンプルなものから、色を塗ってカラフルに仕上げたもの、剣や盾などを装備し、通常の状態から戦闘の状態に切り替えできるものなど、アイデア次第でさまざまなロボットが作れます。

完成後に改造を加えて長く遊べるのも、段ボールロボットの魅力です。子どもと一緒に想像力を働かせて、オリジナルのロボット作りにチャレンジするのもよいでしょう。

100均の材料でもキレイ!「プラネタリウム」の作り方

夜空を感じられる「プラネタリウム」も、身近にある材料で作成できて、家族で盛り上がれるアイテムになります。

黒い画用紙を丸めて円錐形にし、複数の星型を切り抜いて好きな色のセロファンを貼ってください。星だけでなく動物や花の形を切り抜くとオリジナルの星空が作れます。

紙皿の中心に穴を開けて懐中電灯をセットし、作成した円錐形の紙をかぶせます。部屋を暗くして懐中電灯を天井に向けて点灯すると、カラフルなプラネタリウムの完成です。

手作りプラネタリウムは子どもの好奇心をそそるだけでなく、寝室で使うことで寝かしつけにも役立つでしょう。

音が鳴って楽しい!「おさかなちゃん」の作り方

布地の手触りがよく、鈴の音が心地よい「おさかなちゃん」は、乳児におすすめの知育玩具です。

鈴をカプセルトイのケースなどの丸い容器のなかに入れ、筒状に縫ったタオル地のなかへ容器を配置します。タオル地の両端を縫い留め、片方は魚の尾ひれ状になるようにしぼりましょう。目や口、ヒレをつけて完成です。

布でくるまれているのでケガの可能性が少なく、鈴の音によって子どもの五感を刺激できるでしょう。水にも強いので、お風呂場でのおもちゃとしても使えます。

いくら引っ張っても散らからない!「フェルトロール」の作り方

トイレットペーパーのような形をした「フェルトロール」も、手軽に作れていろいろな遊び方ができるおもちゃです。

さまざまな色のフェルトを同じ幅に揃えて縫い合わせ、長い布状にします。食品用ラップの芯をフェルトと同じ幅に切り、フェルトの端をボンドで接着した後にくるくると巻き付けてください。芯に紐をつけて吊り下げられるようにしたら完成です。

芯がくるくると回る様子や、カラフルなフェルトの動きが面白く、子どもが夢中になるおもちゃです。動きに合わせて「くるくるー」などと声をかけながら遊ぶとより楽しめるでしょう。

くり抜くだけで作れる!「知育色パズル」の作り方!

段ボールとカラーシールだけで作れる「知育色パズル」は、簡単なのに子どもの思考力を鍛えられるおもちゃです。

作り方は簡単で、段ボールに好みの色や柄のカラーシールを貼り、そのシールを半分ほど切り取るように段ボールをくり抜くだけです。

遊び方は、くり抜いたピースを色柄がぴったり合うようにはめていき、すべてはまったら完成です。幼児にはあらかじめ完成したパズルを渡し、ピースを外していく作業も遊びとして楽しめます。

知育玩具を手作りする際注意するべきポイント

知育玩具は、工夫とアイデア次第でさまざまなものが手作りできます。オリジナルの知育玩具は子どもの知能と個性の育成に役立つでしょう。しかし、手作りの際には子どもへの悪影響がないよう、安全性などに十分な注意が必要です。

ここからは、知育玩具を手作りする際に注意すべきポイントを3つ解説します。

誤飲しないサイズで作る

玩具を手作りする際は、子どもが誤飲しないサイズで作りましょう。

興味のあるものを子どもが口に入れてしまい、思わぬ事故につながることもあるので、のみ込めないサイズの部品を用いて作るのが重要です。大人が人差し指と親指で輪を作り、そのなかを通らないサイズが、子どもが誤飲しにくいサイズの目安だといわれています。

また、誤って耳や鼻に入らないように配慮することも大切です。小さな部品を使う場合は、本体から外れないようにしっかりと止めましょう。

舐めても大丈夫な材料で作る

手作り玩具に使う素材は、舐めても安全な材料を使うことを心がけましょう。

子どもがおもちゃで遊ぶ際には、舐めることによる危険性も頭に入れておくことが重要です。特に接着剤やテープ、塗料などには体に悪影響を与える物質が使われている場合があります。

玩具を手作りする際は、口に入れても問題ない素材かどうか、有害物質が含まれていないかをチェックしてください。

鋭利な箇所はテープなどでくるむ

子どものケガを防止するため、手作り玩具には鋭利な部分をカバーする工夫も必要です。

たとえば、ペットボトルやマグネットシートの断面などは鋭利で、手などをケガする場合があります。縁にビニールテープを巻くなどで、対策しておくとよいでしょう。

また、木材を使った玩具の場合は、ささくれなどがないかを確認してください。サンドペーパーなどで表面をなめらかにすると手触りもよく、安全に遊べます。

子どもの知育はアプリもおすすめ!

手作りのおもちゃに加えて、知育教育用のアプリを利用するのもおすすめです。

子どもの年齢に合わせた知育アプリが数多く公開されており、成長に合わせて選べます。親子で楽しめる内容のものも多く、子どもの創造力や柔軟な発想力を伸ばすとともに、コミュニケーションツールとしても使えるのが特徴です。

「dキッズ」は、子どものデジタル時間が”学べる・遊べる・夢中になれる”時間になるように設計された知育アプリです。豊富なジャンルで、実績のあるコンテンツを、人気キャラクターと楽しく学べます。詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:dキッズ|comotto

子どもの安全に配慮して楽しい玩具を作ろう!

手作りの知育玩具をおすすめする理由や簡単に作れる玩具、安全な玩具を手作りするための注意事項を紹介しました。

子どもの能力に合ったものを、家にある素材を使って低価格で安全に作れるのが手作りの知育玩具の魅力です。ただ遊ぶだけではなく、壊れたときには親子で一緒に修理するのも子どもの発想力を伸ばすのに役立つでしょう。

手作りのおもちゃに加えて、タブレットなどを使った知育アプリを使うのもおすすめです。それぞれのよい点を知り、子どもの能力を伸ばすためにも、知育玩具の手作りにチャレンジしてみてください。

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