激ムズな早口言葉6選!早口言葉で子どもに身に付く能力もご紹介
親子で一緒に楽しめる早口言葉に興味をお持ちの方はいませんか。この記事では、短めと長めの激ムズな早口言葉の紹介や、早口言葉から得られる効果について解説します。子どもと一緒に遊べる早口言葉を知りたい方は、チェックしてみてください。
「早口言葉は何歳からできるのだろう」
「子どもでも楽しめる早口言葉はあるの?」
「激ムズな早口言葉を知りたい」
親子一緒に早口言葉を楽しみたい方には、このような疑問があるのではないでしょうか。
この記事では、子どもと一緒に楽しめる短めの早口言葉や、大人でも難しい長めの早口言葉に加え、早口言葉によって得られるポジティブな効果も併せて解説しています。
本記事を最後まで読むことで、親子でコミュニケーションができる早口言葉を把握できます。それだけでなく、表情筋や滑舌の向上といった会話に必要なメリットも知ることができるでしょう。
子どもと一緒に遊べる早口言葉を知りたい方や、大人でも難しい上級者向けのものに興味がある方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。
記事のまとめ
- 親子で楽しめる早口言葉の紹介がされている記事である。
- 短めと長めの早口言葉の特徴や、遊ぶことで得られる効果が解説されている。
- 発音練習を通じて、親子のコミュニケーション向上にも役立つ内容である。
早口言葉は5歳前後からできるようになる
人間は、5歳頃から文章を暗記したり、復唱したりできるようになります。
6歳くらいになると、日常的に使われている日本語を正しく発音できるようになり、7歳を過ぎたあたりから複雑で素早い発音が可能になります。
言語を習得する過程はさまざまであり、保護者や友達のいっていることだけでなく、テレビからの音声もその一つです。
もちろん、生活環境によって個人差が生じますが、家族以外の人との関わりが増える時期であるため、おおむね5歳前後で早口言葉ができるといえるでしょう。
早口言葉で遊ぶことによる効果とは?
早口言葉は、子どもだけでなく、大人にもポジティブな効果をもたらします。
発声による脳の活性化や会話に必要な表情筋の鍛錬、さらに滑舌の向上も確認されています。また、唾液の分泌が促進されるため、虫歯予防にも期待できるでしょう。
このように、早口言葉は脳機能や健康面の向上に1役買ってくれる優れた言葉遊びといえます。
出典:早口言葉で機能UP|脳梗塞リハビリステーション札幌中央
出典:唾液は虫歯予防に有効!分泌を促進する方法も紹介 |新宿ルーブル歯科・矯正歯科
【短め編】激ムズな早口言葉
さまざまな早口言葉が存在するなか、はじめから長い文言に挑戦することはおすすめできません。
短めの早口言葉からクリアしていき、段階的に長いものにトライすることで成功体験を得やすくなるでしょう。
まずは、3つの短めの激ムズな早口言葉に挑戦してみてください。
輸出車輸出湯輸出酢
読み方は「ゆしゅつしゃ・ゆしゅつゆ・ゆしゅつす」です。
1語だけでもいいづらい「ゆしゅつ」が頻発する早口言葉であることから、スムーズにいえるまで慣れが必要です。特に「ゆしゅちゅ」と発音しやすいため、意識していうようにしましょう。
はじめは「ゆしゅつ」を噛まなくなるまで反復練習し、流暢に発音できたのちに繋げて読むと上手にいえるでしょう。
交響曲 歌曲 協奏曲
読み方は「こうきょう きょく・かきょく・きょうそう きょく」です。
それぞれ発音のアクセントとリズムが異なり、噛みやすい「きょく」や「か」が続きます。特に「か」を「きゃ」と発音する間違いがあるため、注意が必要です。また「こうきょう きょく」も「こうきょくこく」とならないようにしましょう。
難易度はやや高めですが「か行」の練習にもってこいの早口言葉です。
打者 走者 勝者 走者一掃
読み方は「だしゃ・そうしゃ・しょうしゃ・そうしゃいっそう」です。
「しゃ」と「そ」を含む単語が連なる難易度が高めの早口言葉です。野球が好きな方にはお馴染みの言葉ですが「走者」以降で噛みやすいため、はじめはゆっくりと読み上げ、徐々に舌の動きを慣らしていきましょう。
「さ行」と「しゃ行」の特訓にピッタリな歯ごたえのある早口言葉です。
【長め編】激ムズな早口言葉
短めの激ムズな早口言葉が達成できたら、長めのものにも挑戦してみましょう。
長めの激ムズ早口言葉は、リズムとアクセントがより重要です。また、長文であるがゆえ一息でいい切るスピードも求められます。
ここでは、3つの長めの早口言葉とともに、噛みやすいポイントとスムーズに読むコツを解説します。
「おっとっと」取っとってっていっとったのに、なんで取っとってくれんかったん?取っとってって言っとったやん
お菓子の「おっとっと」が登場し、「と」と「っ」が連続するユニークな早口言葉です。
この早口言葉は博多弁で発音するため、他府県出身の人には容易ではありません。しかし「た行」と促音の「っ」は相性がよいため、言葉のリズムを意識すると小気味よく発音できます。
一見難しく感じる博多弁ですが、慣れてくると独特のイントネーションが癖になるでしょう。
親も嘉兵衛 子も嘉兵衛 親嘉兵衛子嘉兵衛 子嘉兵衛親嘉兵衛
あまり目にしない漢字の「嘉兵衛」が連続する早口言葉です。
字面だけ見た場合は難しそうと感じますが、読みは「かへえ」であり、決していいにくい言葉ではありません。
ただ「親も嘉兵衛 子も嘉兵衛」に続く「親嘉兵衛子嘉兵衛」がポイントで、前者には「も」がありますが後者では抜けています。気を抜くと「も」を発音してしまうため、注意しましょう。
ちなみに「嘉兵衛」という名で有名な人物は、江戸後期に海運業者として活躍した「高田屋嘉兵衛」が知られています。
この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから 竹立てかけた
この早口言葉は、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
難しい言葉ではありませんが「たけ」と「たて」が連続するため、かなりいいづらい部類に入ります。はじめは「竹立てかける」を反復練習し、スムーズに読めるようになったら全体を通して発声するといいでしょう。
なお、難易度が高い早口言葉は、ほかにも数多くあります。さらに挑戦したい方は、こちらからどうぞ。
親子で早口言葉を楽しもう
早口言葉は、遊ぶ楽しさだけでなく、健康にもよい影響を与える言葉遊びです。
はじめはいいやすく短いフレーズからスタートし、徐々に長く難しいものへとステップアップするといいでしょう。まずは、定番の早口言葉を練習してみましょう。
どこでもできる遊びの一つとして、ぜひ、早口言葉をコミュニケーションツールとして使ってみてください。