歯固めはいつからいつまで使う?時期の目安や使用時の注意点も解説

赤ちゃんの歯固めは、いつからいつまで使わせてよいものか、疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、長く使わせることで歯ならびへ影響が出ないか心配な方もいらっしゃるでしょう。
この記事でわかること
・歯固めの役割
・おしゃぶりとの違い
・歯固めの使用時期について
・歯固めの選び方
・歯固めを使うときの注意点
使用する時期について理解することで、赤ちゃんに余計なストレスを与えることなく、歯固めを使わせることができます。また、選び方や使用時の注意点を知ることで、より安全に歯固めを活用できるでしょう。
歯固めの使い方について詳しく知りたいという方は、ぜひ読んでみてください。
記事のまとめ
- おしゃぶりは1歳半〜2歳で卒業が一般的で、長期間使用すると歯並びや発達に悪影響が出るリスクがある。
- おしゃぶり使用が長引くと、顎の成長や言語発達に影響を与えるほか、耳の感染症リスクも高まる。
- おしゃぶり卒業のためには、段階的に使用頻度を減らし、子どもが納得する方法で卒業を促すことが重要である。
歯固めとは?
歯が生える不快感によって、赤ちゃんがぐずったり機嫌が悪くなったりすることを「歯ぐずり」といいます。歯固めは、この不快感を和らげ、歯ぐずりを防ぐためのアイテムです。
また、歯固めには、噛んだり舐めたりすることで脳の発達や噛む練習に役立ったり、口やあごの発達を促したりする効果も期待できます。
出典:歯固めとは| 医療法人社団 こころは はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
歯固めとおしゃぶりの違い
歯固めは、歯が生える不快感の解消や口まわりの発達を期待して赤ちゃんに使わせるという目的があり、一方のおしゃぶりは、吸わせることで赤ちゃんにあんしん感を与える目的があります。
口に入れるという共通点はあるものの、両者の目的は大きく違うので、おしゃぶりは歯固めの代わりにはなりません。
出典:歯固めとおしゃぶりの違いは?| 医療法人社団 こころは はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
歯固めはいつからいつまで使えばよい?

販売されている歯固めの多くは、対象年齢が3か月からとなっています。しかし、具体的にいつから赤ちゃんに与えてよいか、迷われている方もいるでしょう。
ここでは、歯固めを使いはじめる時期とやめるときの目安を順に解説していくので、参考にしてみてください。
乳歯が生えはじめる少し前から使うとよい
歯固めは、乳歯が生えはじめそうな頃に使いはじめるのがおすすめです。一般的に乳歯がはじめて生えるのは6か月前後といわれていますが、個人差があるので見極めましょう。
ぐずりや夜泣きが多くなる「歯ぐずり」のほか「よだれが増える」「口に手を入れる」「ものを口に入れて噛む」「歯茎が赤い、膨らんでいる」などが見られたら、歯固めを使ってみてください。
出典:歯固めは「いつから」「いつまで」使えばいい?|医療法人社団 こころは はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
やめるのは歯ぐずりが落ち着いてきたら
歯固めは、この時期までにやめなければいけない、ということはありません。また、赤ちゃんが歯固めを使いたがる間は、無理に取り上げず様子を見守ってください。
歯固めを噛むことは、歯茎に適度な刺激を与え、乳歯の成長を促します。また、口まわりを発達させることはきれいな歯ならびにもつながるため、急いでやめさせる必要はありません。
歯ぐずりが治まれば、赤ちゃんが歯固めに興味を持たなくなっていくでしょう。個人差はありますが、一般的に1歳頃になると歯ぐずりは治まってくるといわれています。
出典:歯固めは「いつから」「いつまで」使えばいい?|医療法人社団 こころは はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
出典:赤ちゃんの舌って、鍛えていますか? |ビバ歯科・矯正小児歯科
赤ちゃんにおすすめの歯固めの選び方

歯固めは、赤ちゃんが口に入れて使うものなので、安全性や衛生面に配慮する必要があります。赤ちゃんもママもあんしんして使えるよう、品質がしっかりとしたものを選ぶようにしましょう。
ここでは、歯固めを選ぶときに気をつけたい3つのポイントを紹介します。
安全性の高いものを選ぶ
歯固めの形は、ケガや誤飲の可能性がないものを選びましょう。突起などがあると、口内だけではなく、身体も傷つけてしまう可能性があります。また、赤ちゃんが噛み切ってしまいそうな素材や形状は、誤飲を避けるためにも注意が必要です。
赤ちゃんが持ちやすい形状であることも大切ですが、細長い形のものは喉の奥を突いてしまうなどの危険性があります。細長い形の歯固めを選ぶときは、喉の奥まで届かない作りになっているかを確認するようにしましょう。
清潔に保ちやすいものを選ぶ
清潔に保てるよう、しっかりお手入れができるものを選びましょう。汚れがつきにくい素材を選ぶのもおすすめです。
歯固めのお手入れ方法には、煮沸消毒や食器用洗剤での洗浄、水洗い、除菌シートや布での拭き取りなどがあります。素材や商品によっては、十分な洗浄ができないものもあるので、購入前にお手入れ方法を確認することが大切です。
赤ちゃんが興味を持ちやすいカラフルなものを選ぶ
歯固めには、さまざまなデザインのものがあります。赤ちゃんの興味をひくには、赤や緑、青、黄色などが使われた、カラフルな色合いの歯固めがおすすめです。
また、噛み心地のよいパーツがついていたり、振ると音が鳴ったりする歯固めもあります。赤ちゃんの五感や好奇心への刺激を期待するのであれば、このような商品を選ぶとよいでしょう。
赤ちゃんに歯固めを使うときの注意点

歯固めは選ぶときだけではなく、使うときにも注意すべき点があります。
気をつけてよい歯固めを選んでも、使い方が悪ければ、赤ちゃんに悪い影響を与えることになりかねません。赤ちゃんがケガなく、あんしんして歯固めを使うことができるよう、以下のことに注意してください。
無理に使わせたりやめさせたりしない
歯固めは、赤ちゃんのタイミングに合わせて使用させることが大切です。
歯固めは必ず使わなければならないものではありません。赤ちゃんが興味を持たないようであれば、使用は控えましょう。無理強いしてしまうと歯固めを嫌なものと認識してしまい、本当に必要な際に使ってくれなくなる可能性があります。
また、使っている時期が長過ぎるなどの理由で、無理に歯固めを取上げる必要はありません。歯ぐずりが治まる時期は赤ちゃんによって違うので、自然と興味がなくなるのを待ちましょう。
出典:歯固めは「いつから」「いつまで」使えばいい?|医療法人社団 こころは はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
こまめにお手入れして清潔にする
歯固めは直接赤ちゃんの口に入るものなので、こまめにお手入れをして清潔にしておきましょう。見た目はきれいでも、よだれがついたままだったり床に落としたりして不衛生な場合があります。
歯固めのお手入れ方法は商品によって違うので、取扱い説明書をきちんと確認し、正しい方法で洗浄や消毒を心がけてください。
使っている間は目を離さない
ケガや誤飲を防ぐため、赤ちゃんが歯固めを使っている間は目を離さないようにしましょう。安全性に配慮された商品であっても、赤ちゃんの思わぬ動きで事故が起こる可能性があります。
特に、移動ができるようになった赤ちゃんには注意が必要です。歯固めを口に入れたまま、ハイハイをしたり歩かせたりしないようにしてください。
適切な時期に正しい方法で歯固めを使おう

歯固めは、乳歯が生える不快感を和らげてくれるだけではなく、赤ちゃんの五感や好奇心への刺激も期待できる育児アイテムといわれています。赤ちゃんに乳歯が生える兆候が見えたら、使い方に注意しながら使ってみましょう。
歯固めは、さまざまな素材やデザインがあり、種類が豊富です。この記事を参考に、赤ちゃんとママがあんしんして使える、お気に入りの歯固めを見つけてみてください。