やってはいけない夜泣き対策4選!夜泣きしたときの正しい対処法もご紹介

夜泣きしている赤ちゃんに対して、やってはいけないことがあるのをご存じでしょうか。
何をやっても泣き止まない赤ちゃんに、どのように対処すればよいかわからないという人もいるでしょう。
この記事でわかること
・やってはいけない夜泣き対策
・避けた方がよい夜泣き対策
・基本的な夜泣き対策
やってはいけない対策や基本的な対策を知ることで、慌てず適切に対応できるようになります。そして、心穏やかに赤ちゃんと接することができるようになるでしょう。
やってはいけない夜泣き対策について知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
記事のまとめ
- 赤ちゃんに悪影響を与える夜泣き対策は「強く揺さぶる」「口をふさぐ」などで絶対に避けるべきである。
- 避けた方がよい夜泣き対応には、すぐ抱っこや頻繁な方法変更が含まれ、生活リズムを崩す原因となる。
- 正しい夜泣き対策は環境調整や母乳・ミルクを与えることで、赤ちゃんが安心して眠れる状況を整えることだ。
やってはいけない夜泣き対策4選
夜泣きの時間をできるだけ短くしたいと考え、さまざまな対策を実践しているという方も多いでしょう。
しかし、夜泣き対策のなかには赤ちゃんに悪い影響を与えてしまう、やってはいけないことがあります。
ここでは、やってはいけない夜泣き対策を4つ紹介しているので、参考にしてみてください。
強く揺さぶる
赤ちゃんを強く揺さぶることは、乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)になる危険性があるので、絶対にやってはいけない夜泣き対策です。
乳幼児揺さぶられ症候群とは、赤ちゃんを強く揺さぶることによって、重度の脳損傷が生じることです。
赤ちゃんの頭はからだより重く、首の筋肉が未発達です。そのため、強く揺さぶると頭部に大きな力がかかってしまうでしょう。
特に、生後6か月頃までの赤ちゃんは乳幼児揺さぶられ症候群 (SBS)になる可能性が高いため、注意が必要です。赤ちゃんが泣き止まず苛立ってしまう場合には、心を落ち着かせるため一度離れたり気分転換したりしましょう。
出典:乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)(にゅうようじゆさぶられしょうこうぐん)とは | 済生会
口をふさぐ
赤ちゃんの泣き声がうるさいからといって、手やもので口をふさぐ行為は危険です。
赤ちゃんの声が響いて近隣に迷惑がかかることを心配している場合は、あらかじめ挨拶しておき、理解してもらえるようにしましょう。
また、赤ちゃんが寝る部屋に防音カーテンやマットで防音対策を施すという方法もあります。さらに、隣人の在宅時間に合わせて寝かせる部屋を変えてもよいでしょう。
なお、泣き声で保護者がイライラしてしまう場合には、一度、赤ちゃんを安全な場所に寝かせてからその場を離れ、心を落ち着かせるようにしてください。
長時間にわたって放置する
泣き止まずにイライラするからといって、長時間にわたり、赤ちゃんを放置する行為は窒息のリスクがあります。具体的には、以下のような窒息のリスクがあります。
・赤ちゃんがうつ伏せになり、寝具に顔が埋もれる
・顔の近くにあったタオルケットなどが顔を覆う、首に巻きつく
・大人用のベッドに寝かせたことで、壁とベッドのすき間に頭が挟まる
窒息は、赤ちゃんに起こる不慮の事故による死亡原因の多くを占めており、保護者が注意してあげる必要があります。
イライラしている、疲れているからなどの理由で赤ちゃんを放置する場合は、安全な場所に寝かせ、短時間にしましょう。また放置している間は、必ず赤ちゃんが見える範囲で様子を見守ってください。
出典:Vol.607就寝時の窒息事故に気を付けましょう | 消費者庁
大声で怒鳴りつける
突然、怒鳴られると赤ちゃんは恐怖を感じてしまい、保護者を信頼できない人と認識して、夜泣きがさらにひどくなってしまうことが考えられます。
赤ちゃんが健やかに成長していくためにも、愛情のある語りかけを意識して、決して怒鳴ることがないようにしましょう。
避けた方がよい夜泣き対策4選

夜泣き対策のなかには、あまりおすすめできない、避けた方がよい対策というものもあります。避けた方がよいといわれる対策を取ってしまうと、赤ちゃんがぐっすり眠れず、かえって夜泣きがひどくなってしまう可能性があるでしょう。
ここでは、避けた方がよい夜泣き対策を4つ紹介していきます。ご家庭で実践している夜泣き対策が、ここで紹介する4つの方法に該当するかどうか、参考にしてみてください。
すぐに抱っこする
赤ちゃんは寝ぼけて泣いてることや、眠くてうとうとした状態で泣いていることがあります。このような状態のときに抱っこしてしまうと、赤ちゃんが覚醒し、さらにひどく泣いてしまう可能性があるでしょう。
泣き声が聞こえてもすぐ抱っこせず、少し様子を見て、寝ぼけているのか夜泣きなのか判断してください。夜泣きだと感じた場合には、本格的に泣き出す前に抱っこしあやしてあげましょう。
すぐに部屋を明るくする
生後すぐの赤ちゃんは昼夜の区別がついておらず、短い間隔で寝起きを繰り返しています。それが、生後3か月頃になると昼夜の区別がつき、暗くなったら寝て、明るくなったら起きるというリズムに変化するでしょう。
そのため、赤ちゃんが泣いたからといって部屋を明るくしてしまうと、リズムが崩れて寝つきが悪くなる可能性があります。
頻繁に寝かしつけの方法を変える
入眠儀式とは、赤ちゃんを毎日同じ動作で寝かしつける、寝かしつけのルーティーンのことです。入眠儀式を繰り返すことで習慣化され、赤ちゃんがあんしんして眠れるようになります。
頻繁に寝かしつけの方法を変えることは赤ちゃんの刺激になり、寝つきの悪さにつながるでしょう。新しい寝かしつけ方法を試す場合は、1週間程度続ける必要があります。
寝そうにないからといって寝かしつけない
赤ちゃんが眠くなさそうだからと、夜遅くまで寝かしつけをしないのは、生活リズムの乱れを招いて、夜泣きにつながります。寝そうになくても寝る時間が近づいたら、部屋を暗くして赤ちゃんに寝る時間だということを教えてあげましょう。
また、赤ちゃんが夜きちんと眠れるように、昼寝の時間にも注意してください。昼寝の時間が長くなると、夜寝るのが遅くなり、ぐっすりと眠れなくなる可能性があります。昼寝の時間は月齢によって変わりますが、1歳児であれば3時間以内に留めるようにしましょう。
出典:☆Q&A 8月 こどもの睡眠について | 瀬戸市子育て支援サイト
基本的な赤ちゃんの夜泣き対策5選

夜泣きは一般的に、生後6か月頃~1歳半頃まで続くといわれています。約1年もある夜泣きの期間をどのように乗り切ればよいのかと、悩む保護者は多いでしょう。
ここでは、基本的な夜泣き対策を5つ紹介していきます。夜泣きに悩まされている方はぜひ、こちらで紹介することを参考に対策してみてください。
出典:よくある質問 夜泣きはいつまで・・・|吹田市公式ウェブサイト
環境を整える
あんしんして赤ちゃんが眠りにつくためには、睡眠環境を整えることが重要です。寝る30分前にはテレビや明かりを消して部屋を薄暗くし、静かな環境にしましょう。
また、赤ちゃんが夜泣きする原因にはオムツが濡れた不快感や暑くて寝苦しいといったことも考えられます。寝る前にオムツを確認し、室温が赤ちゃんにとって心地よいものか確認しましょう。
出典:【第57号】赤ちゃんの夜泣きその2~夜泣き改善編NPO法人赤ちゃんの眠り研究所中西美好|大阪市
母乳やミルクをあげる
お腹が空いて夜中に泣いてしまう赤ちゃんもいます。寝る前にしっかり母乳やミルクを与え、赤ちゃんのお腹を満たしてあげると、しっかり眠れるようになるでしょう。
なお、母乳やミルクをあげても泣き止まないという場合には、夜泣きの原因がお腹が空いていることではない可能性が高いです。その場合は、ほかの対策を一つずつ試してみましょう。
スキンシップをとる
保護者に甘えたいという思いから赤ちゃんが夜泣きしている場合もあるため、スキンシップをとることも効果的な対策です。
・抱っこ
・背中とんとん
・手を握って優しく語りかける
・歌を歌う
上記のようなスキンシップをとることで、赤ちゃんがあんしんして眠ってくれる可能性があります。寝る前に赤ちゃんとスキンシップをとる時間を持ちましょう。
部屋の空気を入れ替える
何をしても赤ちゃんが泣き止まないという場合には、部屋の空気を入れ替えてみましょう。外気にふれると、赤ちゃんの気分転換になり、泣き止む可能性があります。また、保護者の気分転換にもつながるでしょう。
夜泣きが続き、保護者が寝不足になっていると、思わぬ事故が起きてしまうことがあります。外に出るときは転落や転倒などの事故に注意しましょう。
入眠儀式を取入れる
寝る前に毎日、同じ動作を繰り返す、入眠儀式を取入れるのも有効な対策です。
入眠儀式には、以下のようなものがあります。
・絵本を読む
・子守唄を歌う
・音楽を聞かせる
・手遊びやふれあい遊び
・背中とんとん
赤ちゃんがあんしんして眠れる方法がないか、簡単なものから試してみましょう。
自分を責めずに落ち着いて夜泣きに対応しよう

夜泣き対策には、絶対に避けるべき危険な行為もあります。たとえば 例えば、強く揺さぶるなど、赤ちゃんの身体に危険をおよぼす可能性がある方法です。また、赤ちゃんのためによかれと思い、取っている行動のなかには、夜泣き対策として適さない場合もあるため、注意が必要です。
どうしても赤ちゃんが泣き止まないという場合には、あまり自分を責めず、落ち着いて今回紹介した基本的な夜泣き対策を試してみましょう。