ベビーマッサージのやり方を解説!はじめる時期や注意点と準備するものもご紹介

ベビーマッサージは、赤ちゃんへのメリットだけでなく、ママやパパにとってもさまざまなメリットのある行為だとご存じでしょうか。やってみたいと思っていても、デリケートな赤ちゃんに対してマッサージを行うのをためらってしまうという方も多いでしょう。
この記事でわかること
・ベビーマッサージの具体的な方法
・必要な道具やはじめる前に準備すること
・ベビーマッサージを行う上での注意点
本記事を読めば、大人へのやり方とは違う、ベビーマッサージの注意すべき点について理解することができます。そのため、あんしんして赤ちゃんとのリラックスタイムを楽しめるでしょう。
ベビーマッサージについて知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
記事のまとめ
- 赤ちゃんに適したベビーマッサージの方法と効果を解説し、親子の絆を深める重要性を紹介している。
- 始める時期、生後1か月以降を推奨し、道具の準備やパッチテストなど安全対策を具体的に述べている。
- 注意点として赤ちゃんの体調や機嫌を観察し、無理のない範囲で行うことの重要性を強調している。
ベビーマッサージとは?
ベビーマッサージとは、ママやパパが赤ちゃんの肌をやさしくなでてあげることです。マッサージをすることで、赤ちゃんにママやパパの愛情を伝え、幸せな気持ちにしてあげることができます。
具体的な効果としては、赤ちゃんの情緒を安定させ、睡眠効果を高めるため、夜泣きの軽減が可能です。また、血行を促進し、免疫力をあげたり脳や筋肉の発達を促したりする効果があるといわれています。
ベビーマッサージの効果は赤ちゃんだけにとどまりません。実際にマッサージを行うママやパパにとっても、リラックス効果が期待できます。また、直接赤ちゃんにふれることで、体調の変化を感じ取りやすくなり、結果、育児もしやすくなります。
ベビーマッサージをはじめる時期は生後1か月以降が目安

ベビーマッサージをはじめる時期に、明確な決まりは存在しません。ただし、生まれたばかりの赤ちゃんの肌はとても敏感なため、生まれた直後のマッサージは控えた方がよいでしょう。
生後1か月以降を目安に、まずは手や足先などの部分的なところからはじめ、赤ちゃんの様子を見ながら全身のマッサージに移行するようにしましょう。
ベビーマッサージに必要な道具

ベビーマッサージで必要な道具は、ベビーオイルとバスタオルとおもちゃです。
なかでも、ベビーオイルとバスタオルは、赤ちゃんのデリケートな肌に直接ふれるものです。赤ちゃんの負担とならないように低刺激なアイテムを選択しましょう。
ベビーオイルは、オリーブオイルやホホバオイルなどの100%天然由来成分で作られたものがおすすめです。人工的な香料が使用されたオイルは赤ちゃんに負担がかかる可能性があるので、香り付けされていないものがあんしんでしょう。
バスタオルは、刺激の少ない綿100%のものがおすすめです。マッサージ後のオイルを拭き取るため、フェイスタオルも数枚準備すると重宝します。
おもちゃは、マッサージ中に赤ちゃんのご機嫌をとる際に使用します。普段から遊んでいるお気に入りのおもちゃを準備しておくと、赤ちゃんも退屈せずに済むでしょう。
出典:ベビーマッサージの効果や正しいやり方は?赤ちゃんとのスキンシップで親子の絆を深めよう!|エナレディースクリニック
ベビーマッサージをはじめる前の準備

赤ちゃんは体温調節が苦手だったり肌が敏感だったりするため、必要な準備をせずにいきなりマッサージを行ってしまうと、逆にトラブルにつながってしまう恐れがあります。
赤ちゃんがあんしんしてマッサージを受けられるように、これから紹介する内容をしっかり確認して準備をしましょう。
出典:ベビーマッサージで用意するもの|エナレディースクリニック
部屋は25度前後にする
赤ちゃんがリラックスしてマッサージに臨めるように、部屋の環境を整えることが大切です。
マッサージを行う部屋の室温は、25度前後に設定しましょう。
赤ちゃんは体温調節が苦手です。マッサージの間、裸で過ごしても問題のない室温に保つ必要があります。
出典:ベビーマッサージを行うのに適した環境|エナレディースクリニック
爪を短くしハンドクリームを塗っておく
赤ちゃんの肌に直接ふれるベビーマッサージは、清潔な状態で行うことが重要です。マッサージを行う前は、必ず手を石鹸でしっかり洗い、爪を短く切って清潔に保ちましょう。
また、マッサージを行う手が荒れていると、赤ちゃんの肌を傷めてしまう可能性があるので、ハンドクリームなどを塗って手荒れを防ぐことも大切です。
出典:ベビーマッサージの効果や正しいやり方は?赤ちゃんとのスキンシップで親子の絆を深めよう! | エナレディースクリニック
パッチテストをしておく
マッサージで使用するベビーオイルが、赤ちゃんの肌に合わない可能性もあります。
肌に優しい低刺激な成分のオイルを選択することはもちろん、はじめて使用するものは事前にパッチテストを行うとあんしんです。
肌への摩擦を防ぐためのオイルなので、必ずしもベビーオイルでなくてはいけないということはありません。マッサージをする際に滑りが良ければ、ベビークリームなどを選択してもよいでしょう。
赤ちゃんの肌に合うものを選んで、マッサージを行いましょう。
ベビーマッサージをするときの注意点

ベビーマッサージは、大人に向けて行うマッサージとは違う点に注意しなければいけません。赤ちゃんは不調や痛みを言葉で表すことができないので、無理やり行ってしまうとかえって赤ちゃんの負担になってしまう可能性もあります。
赤ちゃんの機嫌や肌の状態などを注意深く観察し、場合によってはマッサージを中止することも必要です。
上から下へ向かって動かす
赤ちゃんにマッサージを施す場合、手を動かす方向に注意しましょう。
大人の場合は、下から上へと手を動かしリンパを流すのが通常のマッサージ方法です。
しかし、赤ちゃんの場合は逆の動きになります。心臓から末端へ流すように、上から下へマッサージしましょう。
体を無理に動かさない
マッサージ中、赤ちゃんはじっと止まっていてはくれません。手足を動かしたり体をひねったりと、マッサージが難しいこともあります。
しかし、そのような場合でも、無理に赤ちゃんの体を動かさないことが大切です。
特に、赤ちゃんの足はM字型が自然な形になります。無理やり足を引っ張ったりすると、股関節脱臼の原因となる恐れがあります。
赤ちゃんの様子を注意深く観察しながらやさしい力でマッサージを行いましょう。
終わったら水分を与えて休ませる
マッサージのあとは、水分補給をして赤ちゃんを休ませてあげましょう。
ベビーマッサージは赤ちゃんにとって運動と同じような状態です。マッサージを行うことで血行が促進され、筋肉も刺激するため、体には心地よい疲労感が発生します。
そのため、マッサージのあとは、授乳や白湯などで水分補給を行い、ゆっくりと体を休ませてあげることが大切です。
1回あたり20分以内を目安に行う
ベビーマッサージは赤ちゃんの体調や機嫌をよく観察して、1回あたり20分程度を目安に行うとよいでしょう。あまり長くマッサージを行うと、赤ちゃんが飽きてしまったり疲れすぎてしまったりします。
また、赤ちゃんがマッサージされているときに落ち着かない場合は、体の部位ごとに時間をわけるという方法もおすすめです。たとえば、朝は手足、夕方はお腹と背中というように、マッサージする部分をわけて短時間で行うと機嫌が保ちやすくなります。
体調が悪いときは避ける
以下のような状態の赤ちゃんにマッサージを行うのは避けましょう。
・予防接種後48時間
・授乳直後
・肌トラブルがあるとき
・機嫌が悪いとき
ベビーマッサージはリラックス効果がありますが、赤ちゃんの体調が悪いときは逆効果になる恐れもあります。赤ちゃんを抱っこしたときに顔をそむけたり、体がこわばっているようなときは無理をせず、日にちをあけて少しずつ試すようにしましょう。
ベビーマッサージのやり方

ベビーマッサージの具体的な方法について、順番に紹介していきます。
マッサージを行う時間は、赤ちゃんとの大切なスキンシップの時間です。赤ちゃんの様子をしっかり観察するとともに、こまやかに声かけをして赤ちゃんとのリラックスタイムを一緒に楽しみましょう。
足をマッサージ
手で温めたベビーオイルを、片足ずつ伸ばしていきます。脚の付け根から足先にかけて両手でやさしく包みながら滑らせましょう。
オイルを脚全体に伸ばしたら、太もも部分を内側から外側にかけてねじるようにマッサージします。赤ちゃんに声をかけ、楽しみながらマッサージを行いましょう。
次に、足裏の土踏まずからつま先までを親指の腹を使ってやさしくなでます。その後、足の指を親指から1本ずつ順番に軽い力で引っ張り、ポンと離します。
お腹をマッサージ
再びオイルを手に取り、おへそ周りを「の」の字を描くように手のひらで撫でます。力を入れてしまうと赤ちゃんが吐いてしまう恐れがあるので、やさしく行いましょう。
腸のあたりに手をあてじんわりと温めてあげると、便秘解消の効果も期待できます。
つづいて、赤ちゃんの胸に両手をあて、外周りにハートを描くように大きく撫でましょう。胸が広がることで呼吸がしやすくなります。
出典:赤ちゃんの便秘|中津川市
腕をマッサージ
赤ちゃんの肩に両手を添えしばらく置いて肩関節を温めます。そのまま腕の付け根から手首までゆっくりと両手を滑らせましょう。
このとき、二の腕部分は内側から外側に向けてやさしくねじるようにマッサージします。
最後に、赤ちゃんの手のひらを親指の腹を使って軽い力で揉みましょう。常にぎゅっと握った状態の赤ちゃんの手のひらを開いてマッサージすることで、脳が刺激されます。
背中をマッサージ
背中のマッサージを行うため、赤ちゃんをうつ伏せにしましょう。呼吸がしにくくなっていないか赤ちゃんの様子を確認することが重要です。
赤ちゃんの肩甲骨に両手をあて、背中からおしりにかけてゆっくりマッサージします。
次に、両手を少し丸めて背中を軽い力でポコポコと叩いてみましょう。背中の筋肉が強化され、ハイハイがしやすくなります。
おしりをマッサージ
最後は、おしりのマッサージです。
おしりの割れ目の上あたりにある仙骨に手をあて温めます。そのあと、おしり全体に両手をあてハートを描くように外回りに撫でていきます。
このとき、オムツかぶれや湿疹などができていないかチェックするとよいでしょう。
赤ちゃんは常にオムツをしていて、おしっこや汗でおしりが冷えている場合があります。おしり、特に仙骨部が温められると副交感神経が優位になり、赤ちゃんがとてもリラックスできます。
おしりのマッサージが終わったら、仰向けに戻して、肩から足首まで数回撫でおろしてマッサージは終了です。
ベビーマッサージを通してコミュニケーションをとろう

ベビーマッサージを行うと、赤ちゃんがママやパパからの愛情を感じるため、コミュニケーションが取れるでしょう。さらに、血行を促進したり筋力を発達させたりする身体的効果も期待できます。
デリケートな赤ちゃんの肌の負担にならないように、生後1か月以降を目安にマッサージをはじめましょう。大人に行うマッサージと違って、赤ちゃんへのマッサージは上から下に行うのが基本です。
ほかにも赤ちゃん特有の注意すべき点があるので、本記事を参考にして安全にベビーマッサージを楽しんでみましょう。