赤ちゃんのくしゃみが心配!疑うべき病気とひどいときの対処法をご紹介

赤ちゃんのくしゃみが心配!疑うべき病気とひどいときの対処法をご紹介

新生児がくしゃみをすると、病気ではないかと心配になる方もいるのではないでしょうか。

この記事でわかること
・赤ちゃんのくしゃみは特別なことなのか
・新生児のくしゃみで疑うべき病気の種類
・赤ちゃんのくしゃみへの対処法
・通院すべき症状

本記事を読むことで、赤ちゃんがするくしゃみについて理解でき、ひどいくしゃみをする赤ちゃんの症状を和らげられるようになります。また、赤ちゃんのくしゃみの度合いがわかれば、病院へ連れて行くかどうかの判断もつくでしょう。

赤ちゃんのくしゃみがなぜ出てしまうのか、理由について知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

記事のまとめ

  • 赤ちゃんのくしゃみは鼻の粘膜が敏感で、温度差や光くしゃみ反射が原因で起こりやすいものである。
  • くしゃみに伴い熱や咳などの症状がある場合、風邪やアレルギー性鼻炎、RSウイルス、百日咳を疑うべきである。
  • ダニやカビの除去、ペットの距離確保、たばこや香水を避けることで、くしゃみの頻度を減らせる可能性がある。
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新生児の赤ちゃんはくしゃみをしやすい

新生児がくしゃみをしていると、風邪を引いたのではないかと不安になる方もいるでしょう。しかし、新生児は鼻の粘膜が敏感なので、くしゃみが出るのはよくあることです。

たとえば、暖かい場所から寒い場所に移っただけであっても、温度差でくしゃみをすることがあります。このため、新生児が度々くしゃみをしていても、あまり心配はいりません。すぐに病気やアレルギーが疑われるわけではないということを認識しておきましょう。

出典:くしゃみ・しゃっくり [子育てQ&A]|京都府

原始反射の可能性もある

「原始反射」とは、新生児がママのお腹のなかにいる頃から現れ、生後6か月頃にはみられなくなっていく、無意識に反射する反応のことです。

この反射のなかには「光くしゃみ反射」というものがあります。光くしゃみ反射は、光を浴びてまぶしく感じたときに、くしゃみをしてしまうという反射です。遺伝によって起こる反射ですが、どのような光で反射が起こるかは個人差があり、室内でも起こる可能性はあります。

出典:原始反射|エセンティアクリニック

出典:光くしゃみ反射とは?|三浦メディカルクリニック

新生児のくしゃみで疑うべき病気

新生児がくしゃみをしても、すぐに病気だと疑う必要はありません。しかし場合によっては、くしゃみを症状の一つとする病気にかかっている可能性があります。

ここでは、新生児のくしゃみが通常と様子が違ったときに、懸念しておくべき病気について紹介します。

大人でもかかりやすい病気や、新生児がかかりやすい病気などが原因となっている場合もありますので、以下を参考にしてみてください。

風邪

赤ちゃんがくしゃみに伴って鼻水を出したり、鼻づまりしたりするときは風邪が疑われるでしょう。これに付随して熱が上がる、嘔吐する、食欲がないなどの症状が現れる場合は、風邪である可能性が高めです。

また赤ちゃんは、大人よりも鼻腔が狭く鼻がつまりやすいので注意してください。赤ちゃんは自ら鼻をかむことはできないので、鼻吸い器で吸い取ってあげましょう。

生後3か月未満の赤ちゃんが38度以上の高熱を出した場合は、風邪が重症化するリスクがあります。発熱を確認後、速やかに病院を受診しましょう。

出典:風邪症状と受診の目安|医療法人みらい といやまこどもクリニック

アレルギー性鼻炎

新生児がくしゃみだけでなく、さらさらとした質感の鼻水を出している、鼻がつまっているなどの症状がみられた場合は、アレルギー性鼻炎の可能性があります。

風邪と似ていますが、くしゃみや鼻水、鼻づまり以外の風邪症状(発熱など)がみられなかった場合には、アレルギー性鼻炎の可能性が高くなるでしょう。

新生児がアレルギー性鼻炎になる原因はさまざまで、ダニや花粉、昆虫などが原因になりやすいでしょう。

出典:【小児科・アレルギー科】子どものアレルギー性鼻炎|ハピコワクリニック五反田

RSウイルス

赤ちゃんがRSウイルスに感染した場合は、くしゃみとともに38度以上の高熱が出ます。ただし、生後3か月未満だと風邪のような症状は現れず、ミルクを飲みたがらなくなる、元気がなくなるなどの症状が現れる可能性があります。

このウイルスは生後6か月以下の赤ちゃんがかかると重症化するリスクがあるので、注意が必要です。赤ちゃんの呼吸で「ぜーぜー」や「ひゅーひゅー」といった音がする、呼吸が速い、顔色が悪くなっているなどの症状がみられた場合は、速やかに病院を受診してください。

出典:赤ちゃんのくしゃみが多い|病院へ行く目安や原因、対処法|医療法人社団 日暮里医院

出典:子供がRSウイルスに感染したら?|医療法人社団ナイズ

百日咳

もし赤ちゃんのくしゃみや激しい咳が長引くようであれば、百日咳が疑われるでしょう。

赤ちゃんが百日咳にかかってしまうと、連続する咳によって呼吸がしづらくなり、ミルクを飲むことも難しくなるおそれがあります。特に生後6か月未満の赤ちゃんの場合は、重症化のリスクが高いとされています。

赤ちゃんが息を吸うときに「ひゅー」という音がしていたら、早めに病院を受診しましょう。

出典:赤ちゃんのくしゃみが多い|病院へ行く目安や原因、対処法|医療法人社団 日暮里医院

出典:百日咳は赤ちゃんだけの病気ではありません|林クリニック

赤ちゃんのくしゃみがひどいときの対処法

赤ちゃんはよくくしゃみをしますが、あまりにひどいくしゃみを繰り返していた場合、助けてあげたいと考える保護者はいるでしょう。

ここからは、赤ちゃんのくしゃみがひどいとき、注意しておきたいポイントについて紹介します。

これらのポイントに気をつけておくことで、赤ちゃんのくしゃみが改善していく可能性があります。少し手間がかかることもありますが、保護者の手で改善していけるので、取組んでみてください。

ダニが発生しないように寝具をこまめに洗う

ダニは、ぜんそくやアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などの原因となる可能性があるので、赤ちゃんの周囲からできるだけ取り除きましょう。対策方法は以下が挙げられます。

・熱いお湯で布団を洗う

・洗濯時にはダニ予防洗剤を使う

・布団を天日干しする

・布団に掃除機をかける

熱いお湯や天日干しなどでダニを死滅させるだけでなく、その死骸も取り除くようにしてください。布団は叩くのではなく、すみずみまで掃除機で吸い取ることがおすすめです。

出典:ダニアレルギー|中野こどもクリニック

部屋を除湿してカビを発生させない

カビもアレルギーの原因となる可能性があるので、できるだけ発生させないようにしましょう。カビを発生させないためにできる対策は、以下のとおりです。

・室内干しを避ける

・定期的に換気をする

・部屋の空気を循環させる

・結露防止フィルムを貼る

・こまめに掃除機をかける

・湿度が高い場所では除湿器を使う

敷きっぱなしのカーペットなどにカビが発生していないかを確認し、問題があれば取り替えてください。

出典:子どものアレルギー性鼻炎・花粉症|葛飾バンビこどもクリニック

ペットと距離をとる

ペットを飼っている家庭では、ペットのいる環境が赤ちゃんのくしゃみの原因となる可能性があるので、なるべくペットから距離をおきましょう。

ペットそのものがアレルギーの原因になる場合や、ペットのエサにダニが発生し、そのダニによってアレルギーになる可能性などがあります。ペットを屋内に入れないことや、赤ちゃんと一緒の部屋に入れないようにすることがおすすめです。

出典:ペットとアレルギー|中野こどもクリニック

赤ちゃんがいるところでたばこを吸わない

赤ちゃんは、たばこの煙による刺激でもくしゃみをする可能性があるので、赤ちゃんのいる部屋や近くでたばこは吸わないようにしましょう。

もし赤ちゃんと同じ部屋でたばこを吸った場合、赤ちゃんも1/5本ほど吸ったことになるといわれており、これを受動喫煙と呼びます。赤ちゃんは受動喫煙により、気管支炎やぜんそく、肺炎などになりやすくなるでしょう。

たばこが起因し、赤ちゃんが突然死症候群で亡くなった事例もあるので、喫煙の場所は十分に配慮することが必要です。

たばこのほかに、香水の匂いも咳を誘発する可能性があります。赤ちゃんの周囲では使わないよう気をつけてください。

出典:受動喫煙の害(子どもをタバコの害から守りましょう)|きのした小児科クリニック

出典:気管支ぜんそく|かなづクリニック

すぐに病院へ行くべき症状

赤ちゃんはちょっとした刺激でもくしゃみをすることがあるので、あまり焦る必要はありません。ただし、くしゃみ以外にも以下のような症状がみられた場合は、速やかに病院を受診しましょう。

・母乳やミルクが飲めない

・食欲がない

・元気がない

・ぐずっている

・グッタリしている

・呼吸が苦しい様子をみせている

夜間や休日であっても、救急病院へ向かうか往診を依頼してください。

出典:赤ちゃんのくしゃみが多い|病院へ行く目安や原因、対処法|医療法人社団 日暮里医院

赤ちゃんがくしゃみをしていたら注意深く様子を見守ろう

赤ちゃんがくしゃみをしていても、基本的にはそれほど心配する必要はないでしょう。赤ちゃんは大人よりも、頻繁にくしゃみをすることがあるためです。

しかし、赤ちゃんにくしゃみ以外の症状が現れていた場合は、特に注意してください。赤ちゃんが風邪やアレルギー性鼻炎などの病気にかかり、そのためにくしゃみが出やすくなっている可能性があります。

生後間もない赤ちゃんがかかると悪化しやすい病気もあるので、赤ちゃんの様子をよく観察し、症状をしっかり把握しておきましょう。

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