中学生はいつから受験勉強をはじめるべき?学年別の受験勉強の進め方もご紹介!

中学生はいつから受験勉強をはじめるべき?学年別の受験勉強の進め方もご紹介!

中学生の受験勉強は、いつから何を勉強したらよいかご存知でしょうか。

 受験勉強をはじめた方がよいと思うが、どのタイミングでお子さまに声をかけたらよいかわからないという方もいるでしょう。

この記事でわかること
・中学生の受験勉強はいつからはじめた方がいいの?
・勉強は何をしたらいいの?
・高校受験っていつからはじまるの?

高校受験の出題範囲や入試の実施時期を把握することで、いつから何を勉強したらよいか知ることができます。お子さまの志望校に一歩近付くづくことができるでしょう。

中学生の受験勉強について知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

記事のまとめ

  • 受験勉強は中3夏からが一般的だが、難関校を目指す場合は中1・2から始めるのが有効である。
  • 学年別に基礎固め、部活と勉強の両立、定期テスト対策など重点を変えながら進めるのがよい。
  • 公立と私立で入試時期が異なるため、スケジュールを確認し早めに計画を立てる必要がある。
中学生の受験勉強は何からすればいい?時期別の対策や効率よく進める方法をご紹介!

中学生の受験勉強は何からすればいい?時期別の対策や効率よく進める方法をご紹介!

学齢・学年別子育てガイド 2025.03.19

中学生はいつから受験勉強をはじめるべき?

中学生の受験勉強は、いつからはじめたらよいかわからないといった生徒や保護者の方が多いでしょう。中学生の受験勉強は、中3の夏休みを目安にはじめるとよいとされています。

ただし、志望校のレベルによっては、中2からはじめた方がよい場合もあります。ここからは、いつから受験勉強をはじめる中学生が多いのかを含めて解説します。

一般的に中3の夏頃からはじめる

中学生の受験勉強は、中3の夏を目安にはじめる生徒が多いです部活動を引退し、受験モードとなる夏休みは、まとまった学習時間を確保できます。

ただし、難関校をめざす生徒は、中学入学当初から受験を視野に入れて勉強しておくとよいでしょう。

学習内容としては、中1・2の総復習から取り組みます。応用問題や過去問題などに挑戦する前に、基礎を固めましょう。

中2の冬からはじめるとよい

受験勉強をはじめる最適の時期は、中2の冬といわれています。

冬は、日の長さや大会の少なさといった点から、部活動の時間が短くなる傾向にあります。そのため、多くの中学生にとって、時間に余裕のある時期といえるでしょう。

中2の冬から受験勉強をはじめることで学習習慣を身に付けることもできます。

受験勉強は早ければ早い方が有利になる

受験勉強の開始時期は、早ければ早い方が有利になります。受験勉強をはじめた方がよいか悩んでいる今から勉強をはじめましょう。

特に、難関校をめざす生徒は、早くから学習に取りか掛かることがおすすめです。中3から受験勉強をはじめても、受験までに応用問題演習まで進めるには時間が足りない可能性があります。受験当日に間に合わせるためにも、早くから学習を開始しましょう。

【学年別】中学生の受験勉強の進め方

中学生の受験勉強はいつからはじめたらよいかわからないという保護者に向けて、はじめた時期で学習方法がどのように変わるのか解説します。

高校受験は、中学3年間の総復習が出題されるため、学校で習った各教科の基礎を固め応用問題に対応できるかが重要でしょう。そのため、受験勉強を早くからはじめると学習時間を確保することができ、余裕を持って対策することができます。

ここからは、時期別の学習内容をまとめたので、参考にしてください。

中学1年:受験に向けて基礎を固める

中学1年生から受験勉強をはじめる場合は、各教科の基礎定着に努めましょう。

中1の内容でわからない箇所があると、中2・3と進級しても授業についていけない可能性があります。進級後の負担を軽減するためにも、基礎を固めておきましょう。

受験勉強をはじめた中学生の多くが苦労する点として、中3の内容を勉強しながら中1・22の復習をしなければならないことが挙げられます。中学1年生から受験勉強をはじめると、余裕を持って取り組むことができるでしょう。

中学2年:勉強と部活動の両立をめざす

中学2年生は、一般的に部活動が忙しくなる時期とされており、勉強と部活動の両立が重要になってきます。

部活動で疲れて帰宅した後、勉強する体力が残っていないという中学生も多いでしょう。そのため、週に1度学習塾に通ったり、1日30分程度の自宅学習をしたり、毎日少しでも机に向かうなど勉強習慣を身に付けておくとよいでしょう。

中学3年春~夏まで:定期テストにしっかりと取り組む

中学3年生の春から夏にかけては、日々の授業内容を復習し、定期テスト対策に重点を置きましょう。

ほぼすべての地域で調査書や内申書が入試に影響します。3年生の1学期の定期テストは、これらに非常に影響を及ぼします。そのため、授業をしっかり聞き、宿題は必ず提出するようにしましょう。

余裕がある場合は、中1・2の学習内容の復習をはじめます。今までの学習内容が定着していないと、3年生の内容がわからないといった場合もあるため、復習を進め、基礎の定着に努めてください。

中学3年の夏休み:これまでの総復習と弱点克服に注力する

中学3年生の夏休みは、中1・2の総復習と苦手分野の克服に力を入れるとよいでしょう。

部活動を引退した夏休みは、まとまった学習時間を確保できます。総復習や苦手克服は非常に時間のかかる作業です。毎日コツコツ学習を進めましょう。

その際の問題のレベルとしては、基礎問題を使用します。いきなり応用問題に取り組まず、しっかり基礎を定着させることで、自然と難しい問題が解けるようになります。焦らないように心がけましょう。

中学3年秋~冬:問題集や過去問題で入試対策を実施する

中学3年生の秋から冬にかけては、入試を見据えた問題集や過去問題の演習に取り組みます。

ただし、この時期から受験勉強を開始した場合は、入試まで時間がありません。そのため、応用問題ではなく、基礎問題の定着をめざしましょう。また、得点アップしやすい理科や社会の用語を覚えることも重要です。

高校受験のスケジュールを知っておこう

公立高校と私立高校では、入試時期や出題傾向が異なります。志望校に応じた受験対策が合否をわけるでしょう。

そのため、公立高校と私立高校の受験スケジュールを把握し、学習計画を立てるようにしましょう。

また、推薦入試を利用する場合は、一般入試より1か月程度入試時期が早い場合があるため、確認する必要があります。ここからは、具体的に入試スケジュールを確認していきましょう。

公立高校の入試スケジュール

公立高校は、2月下旬から3月上旬にかけて入試テストが行われます。推薦入試の利用を検討している生徒は、一般入試より約1か月程度早い2月上旬に実施する学校が多いため、早めに対策をはじめましょう。

各都道府県によって、入試時期が異なるため、学校や塾の先生に確認してみてください。また、先生に入試時期に応じた学習スケジュールを立ててもらうことで、学習を効率よく進められるでしょう。

私立高校の入試スケジュール

私立高校の入試は、推薦入試が1月上旬から2月上旬にかけて行われ、一般入試が1月下旬から2月中旬に実施される場合が多いです。

私立高校の入試は、公立高校よりも早い時期に実施される場合が多く、多くの生徒が滑り止めとして受験します。本命の公立高校の受験対策と同時に行わなければならないため、塾や学校の先生と相談し、学習計画を立ててください。

受験勉強は早めにはじめて十分に対策しよう

多くの中学生が部活動引退後の中3から受験勉強をはじめます。ただし、中1・2など受験勉強を早くはじめると周りより一歩リードすることができ、余裕を持って受験対策をすることができるでしょう。

また、少しでも早く受験勉強を開始することで、基礎固めから応用問題演習までじっくり学習を進めることが可能です。

高校受験は1月から3月にかけて行われるため、学校の先生や学習塾の先生に相談しながらスケジュールを立てて学習を進めましょう。

小学校の入学式はいつ?1日の流れやマナー、服装と持ちものについて解説

小学校の入学式はいつ?1日の流れやマナー、服装と持ちものについて解説

学校生活 2025.03.19