小学校のスマホ持ち込みのデメリットは?メリットや有効なルール・機能をご紹介

小学生になるタイミングで、スマホを子どもに持たせるという家庭もあるでしょう。
しかし、小学校へのスマホの持ち込みが問題ないかや、スマホを持ち込ませる際の注意点が気になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事でわかること
・小学校へのスマホの持ち込みの可否
・小学校のスマホ持ち込みのメリットとデメリット
・スマホ持ち込みをする際の安全対策として必要なルールや機能
小学校へのスマホ持ち込みについて理解することで、子どもにスマホを持たせる際に気をつける内容も把握できます。その上で、子どもを守るためのルールや機能を活用できるでしょう。
小学生にスマホを持たせたい人は、ぜひ読んでみてください。
記事のまとめ
- 小学校でのスマホ持ち込みは原則禁止だが、安全確保などの条件付きで許可される場合がある。
- スマホ持ち込みのデメリットは依存症や視力低下、犯罪リスクであり、フィルタリングや利用制限が有効だ。
- 緊急連絡や防犯対策などのメリットを活かすには、家庭内ルールの制定や安全機能の活用が重要である。
小学校のスマホ持ち込みは禁止?
小学校にスマホを持参させ、子どもとの連絡手段にしたいと考える親もいるのではないでしょうか。
そこで知っておいた方がよいのが、小学校へのスマホ持ち込みの可否です。令和2年時点では小学校へのスマホの持ち込みに関して、文部科学省の方針で原則禁止となっています。これは、スマホが学校での教育活動に直接必要がないものと判断されているためです。
出典:学校における携帯電話の取扱い等について(通知)|文部科学省
小学校でスマホ持ち込みできる条件とは
小学校へのスマホ持ち込みは原則として禁止されていますが、震災などの影響を受け、文部科学省は条件付きでスマホの持ち込みを許可すると発表しました。
スマホ持ち込みができる条件としては、以下のとおりです。
・スマホを緊急の連絡手段にせざるを得ない場合
・児童の安全確保のため
・児童が遠距離通学または公共交通機関を利用した通学をしている場合
・そのほかにもやむを得ない事情がある場合
このような場合は、学校側に申請することでスマホを小学校に持ち込むことができるとしています。
出典:学校における携帯電話の取扱い等について(通知)|文部科学省
小学校にスマホ持ち込みするデメリット
子どもとの連絡手段として、スマホを持たせ、小学校に持ち込ませたいと考える人はいます。その際に理解しておいた方がよいのが、スマホを持ち込みさせるデメリットです。
親の目が行き届かない学校でスマホを利用することで、どのようなリスクがあるのか把握しておく必要があります。
ここからは、小学校にスマホ持ち込みするデメリットを3つ紹介します。
スマホ依存症になるリスクがある
スマホ依存症とは名前のとおり、生活の中心がスマホとなって使用をやめられなくなってしまう依存状態をさします。
スマホにはアプリやゲーム、SNSなど、子どもにとって魅力的なコンテンツが詰まっています。自制心が発達途上である子どもだと、親の目が届かないところで夢中になり、スマホ依存症になってしまう可能性があるので注意が必要です。
対策としては、アプリや機能が制限されているキッズスマホの使用、フィルタリング機能の活用などがあります。
トラブルや犯罪に巻き込まれる恐れがある
スマホにフィルタリング機能が設定されていない、もしくはアプリなどの制限がかけられていないと、子どもは自由にインターネット上のサイトにアクセスできます。そうすると、知らないうちに危険なサイトにアクセスしてトラブルに巻き込まれる可能性があります。
また、SNSなどを通じて悪意のある人物とも接触できてしまうので、何らかの犯罪に巻き込まれるリスクもあるでしょう。
このようにトラブルや犯罪に巻き込まれないように、フィルタリング機能をしっかり設定しておく対策が必要です。ほかにも、上記のリスクを伝えた上でスマホを使う際のルール作りもしておく必要があります。
視力低下や寝不足になる可能性がある
スマホは液晶画面からブルーライトが出ており、長時間浴びると視力の低下につながる可能性があります。また、ブルーライトは視神経を興奮させる作用があることから寝つきが悪くなり、寝不足のリスクも発生しやすいでしょう。
これらは、のようなリスクを避けるためには、スマホの使用時間や時間帯の設定、ブルーライトカット対策によってリスクヘッジできるでしょう。スマホの使用時間や時間帯の設定、ブルーライトカット対策などが必要になります。
出典:BLUELIGHTブルーライトの悪影響について|日本橋みどり眼科クリニック
出典:寝る前に液晶画面を見ないようにする|泌尿器・日帰り手術クリニック uMIST東京代官山 -aging care plus-
小学校にスマホ持ち込みするメリット

小学生がスマホを学校に持ち込むことにはデメリットがある一方で、メリットも存在します。
子どもに適切なスマホの使い方を伝えられれば、スマホおよびリテラシーの理解や防犯対策などで大いに有効活用してもらえるでしょう。
ここからは、小学校にスマホ持ち込みをするメリットをより詳しく紹介します。
すぐに子どもと連絡が取れる
小学生になると親の目が届かない時間が増えるほか、行動範囲が広くなるためすぐに子どもの居場所が特定できないケースが出てきます。このため、スマホを持たせてすぐに連絡が取れる状態にしておくとあんしんです。
スマホリテラシーが身に付く
スマホリテラシーやネットリテラシーは、スマホやインターネットを正しく使うための理解力や能力のことをさします。これはスマホやネットにふれることで身に付くので、一種の学習教材として利用できるでしょう。
早い段階で学習していくことで、安全なスマホとインターネットの使い方が身に付きます。
防犯や防災の対策になる
スマホに居場所探索アプリなどを入れておけば、子どもの居場所を離れた場所からでも確認できます。災害など何かあったときにすぐに子どもの居場所が確認できるほか、連絡を取ることも容易です。
また不審者に追われているときなど子どもが危険にさらされた場合、すぐに連絡ができるので防犯対策としても効果的でしょう。
安全にスマホを使うために有効なルール・機能

緊急の連絡手段や防犯・防災対策として効果的なスマホですが、安全に子どもにスマホを持たせるためには、事前に親がしっかり対策を講じておくことが必要です。
ここからは、子どもが安全にスマホを使うために親が知っておきたいルールの内容や機能を紹介します。
家庭内で利用ルールを決める
小学生にスマホを持たせる際、大切になるのは家庭内でスマホを利用する際のルールを決めることです。
家庭内でスマホの利用ルールを決めておくことで、小学校に持ち込んだときも同じようにルールを守って使えるようになります。
ルールの具体的な例としては、以下のとおりです。
・スマホを使える時間は〇時~〇時まで
・〇〇のときはスマホを触らない(食事中、移動中など)
・課金をしない
・個人情報や悪口をネットに書き込まない
・アプリのダウンロードは親に相談、確認する
ポイントとしては、子どもも親も納得できるルールを決めることです。守れないルールでは意味がないので、しっかり子どもと話し合ってルールを決めましょう。
位置情報サービスを利用する
位置情報サービスとは、スマホに搭載されているGPS機能を活用して居場所を特定するサービスです。このサービスを使えば、離れた場所にいても子どもの居場所(子どもが持っているスマホの場所)を特定できます。
子どもが危険な場所にいないか確認できるほか、登録した場所に子どもが到着すると通知してもらうことも可能です。
このような点から、災害などの万が一に備えて活用したい機能としても推奨されています。
利用時間の制限機能を活用する
利用時間の制限機能は、名前のとおり、スマホが利用できる時間を制限できる機能です。1日の上限利用時間が設定できるものもあります。
これを活用することで、子どもがうっかりスマホを使い過ぎてしまう事態を予防することが可能です。また長時間利用による視力低下や寝不足を予防する際に、効果的な対策として挙げられています。
フィルタリング機能を設定する
ほかにもおすすめされている有効な機能として挙げられるのが、フィルタリング機能です。フィルタリング機能とは、インターネット上の有害サイトのブロックやアプリのダウンロードを制限できる機能となっています。
この機能を使うことで、子どもがインターネット上のトラブルや犯罪に巻き込まれるリスクを回避できる可能性が高くなります。
あんぜん対策の機能を活用してあんしんしてスマホを持たせてあげましょう

小学校に上がった子どもは行動範囲が広がり、親の目が行き届かない時間が増える傾向があります。そのため子どもの安全を守るために、小学校にスマホを持ち込ませたいと考える人もいます。
小学校では原則スマホの持ち込みは禁止されているものの、一定の条件を満たしていればスマホの持ち込みは可能です。ただしスマホの持ち込みにはメリットだけではなく、デメリットも存在します。
子どもにスマホを持たせる際は、親子で十分にそれらを理解した上で、事前に安全対策のルールや機能を設定してみてください。