小学生のスマホ利用で決めておきたいルールは?決め方や注意点もご紹介!

小学生にスマホを利用させる際に、不安のある方もいるのではないでしょうか。
小学生にはスマホ利用時のルールが必要と見聞きし、どのようなルールを定めればよいか、疑問に思う方もいるでしょう。
この記事でわかること
・なぜ小学生のスマホ利用にルールが必要か
・小学生に必要なスマホルールの具体的な内容
・ルールを決めるときに注意しなければならないこと
小学生のスマホの利用にルールが必要とされる理由や、ルールにすべき内容がわかります。また、ルールの決め方のポイントを押さえることで、子どもが適切にスマホを扱えるでしょう。
小学生のスマホ利用のルールについて知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
記事のまとめ
- 小学生にスマホを持たせる際は、利用時間や場所、アプリなどの具体的なルールが必要である。
- 子どもがスマホを安全に利用するため、フィルタリング機能や家族間の話し合いを活用するべきだ。
- キッズケータイの活用や保護者自身のルール遵守も、子どもをスマホトラブルから守るポイントとなる。
小学生にスマホを持たせるときにルールが必要な理由
小学生の子どもにスマホを利用させる際には、利用方法のルールを決め、子どもが適切にスマホを使っていけるよう導くことが大切です。
もしルールを決めず、小学生に好きなようにスマホを利用させてしまった場合、スマホに依存するリスクがあります。
常にスマホを手放せなくなり、生活リズムや勉強に悪影響を与えたり、スマホのトラブルに巻き込まれたりする可能性もあるでしょう。
小学生にスマホを持たせる際に決めておくべきルール

ここからは、小学生にスマホを利用させる際に決めておきたい、具体的なルールを紹介します。
特に必要となるのは、スマホを通じて子どもが危険にさらされることを防ぐためのルールです。特別な操作をする際には必ず保護者に相談すること、保護者の目の届く範囲で使わせるなど、適切なルールを設ける必要があります。
利用時間や利用できる場所を決める
スマホを1日に何時間利用してよいか、子どもと話し合ってルールを決めましょう。
小学生の子どもに対して、日中は体を動かす遊びをさせたい場合は、夕食から寝る前までの間だけ使うといったように、利用可能な時間帯を決めておくことがおすすめです。30分ごとの短い時間の区切りで、使わせるようにしましょう。
保護者の目が届かないとルールを破ってしまう場合は、保護者に近い場所で使わせ、自室への持ち込みはNGにしましょう。
使ってよいアプリを決める
スマホは便利ですが、高額課金を促されるようなアプリや、SNSで個人情報が漏洩するリスクもあるので、子どものアプリの扱いには注意が必要です。
子どもがうっかり有害サイトを閲覧したり、個人を特定可能な情報をSNSに投稿したりしないように、リスクのあるアプリの使用は禁止しておきましょう。
子どもがアプリを使いたいというときは、必ず保護者に相談し、許可を得るようにさせておくことが大切です。
課金が必要な際は必ず相談する
なかには、小学生に保護者のスマホを共有させる家庭もあるでしょう。保護者がスマホにクレジットカード情報を登録していると、子どもが無断で課金してしまい、高額課金の請求が来てから保護者が気づく場合があります。
子どもが勝手に課金しないように、子ども用のアカウントを用意することや、課金時に必ず相談させることが大切です。
「歩きスマホ」や「ながらスマホ」はしない
「歩きスマホ」や自転車に乗りながらの「ながらスマホ」は前方不注意になり、事故にあうリスクがあるので、ルールで禁止しておきましょう。
歩いている最中や、自転車に乗っているときにスマホの操作が必要になった場合は、必ず止まって操作するようにいい聞かせることが大切です。
また、子どもが勉強中にスマホを見ることも禁止しておきましょう。勉強中にスマホを利用することで、関係のないアプリやSNSを見てしまい、学習の効率が落ちる可能性があります。
知らない人と電話やメッセージ、連絡先交換をしない
SNSを利用するようになると、子どもがネットを通じて、さまざまな人と出会う機会があります。しかしそのなかには、ネット上で別人を装い、悪意を持って子どもに近づいてくる人もいるでしょう。
そのため、子どもがスマホを通じて危険な目にあわないよう、実際に会ったことのない知らない人とは、コミュニケーションをとらないようにしてください。
常にフィルタリング機能を使うこと
子どもがスマホを利用する際にフィルタリング機能を使うことで、スマホ使用時に有害なサイトを見てしまう可能性が減ります。なかには、課金の制限やスマホの利用時間を制限する機能を持つものもあるので、探してみてください。
フィルタリング機能は、一定の基準を満たした安全なサイトのみを閲覧できるようにしたものと、有害なサイトやアプリへのアクセスを制限するものの2種類があります。いずれかを使用することで、子どもに安全にスマホを利用させられるでしょう。
自分や友達、家族とわかる内容や写真・動画などを投稿しない
ネット上で個人の特定や情報漏洩を防ぐために、自分や友達の情報、写真や動画などの投稿はさせないように決めておきましょう。
子どもが十分に気を付けていたつもりでも、SNSに投稿された情報を組み合わせることで、個人情報が特定される可能性があります。また、写真の顔は隠しても、建物の情報から住所が特定されることもあるでしょう。
子どもが投稿内容の危険性を理解できないうちは、保護者が投稿前に必ず確認する、と決めておいてもよいでしょう。
友人や他人の悪口や噂話などを投稿しない
スマホを利用し、SNSなど等で友人や他人の悪口、噂話などを投稿するとトラブルになり炎上する可能性があるので、ルールで禁止しておきましょう。
スマホを通じたやりとりでも、普段と同じような言葉遣いで接するように子どもに伝えましょう。何か嫌な目にあった際は、すぐ保護者に相談するというルールにしておけば、あんしんです。
小学生のあんぜんを守るならキッズケータイ/キッズケータイコンパクト

「キッズケータイ」は、子どもに利用させることを目的として作られた携帯電話です。Webの閲覧をできなくして子どもをネットのトラブルから遠ざけ、子どもの安全を守る見守り機能など等の機能があります。
NTTドコモのキッズケータイでは、家族などのあらかじめ登録した相手とのみ、通話や「+メッセージ」でのやりとりが可能です。また、いざというときの防犯ブザー機能など、親子にうれしい機能が充実しています。
詳細は、下記よりご覧ください。
スマホに関するルールの決め方や注意点

スマホに関するルールを決めても、子どもが簡単にルールを破るようでは意味がありません。そこで、ここからは、子どもにルールを守らせるために気を付けておきたいことを紹介します。
子どもに安全にスマホを利用させたいとしても、保護者が頭ごなしにルールを決めてはいけないでしょう。なぜルールが必要なのか、ルールを破るとどうなるかを決め、家族で守っていくことが大切です。
子どものプライバシーに関与する範囲を決める
スマホのルールを決める際は、子どものプライバシーにどこまで関与すべきか、家庭で話し合って決めておきましょう。
どのような内容を確認するか、子どもとやりとりしている相手のことも確認するかなど、具体的に決めておくとやりやすくなります。
子どもと話しながらルールを決める
子どもの意思を尊重しつつ、子どもが納得できるようなルールを決めるための話し合いを、子どもと行いましょう。
また、決めたルールを破ったときのペナルティについても話し合い、決めておくことが大切です。もしペナルティがなければ、ルール違反を繰り返す可能性があります。
スマホに関するルールを決めたら保護者も守る
ルールを決めた後は、保護者もルールを遵守することが大切です。
もし保護者が一方的な理由でルールを破ってしまうと、子どもの信頼を失い、作ったルールが意味のないものとなってしまうでしょう。
子どもと話し合って決めたルールを保護者がしっかりと守り、子どもの手本となりましょう。
家庭内でスマホルールを決めて子どもを危険から守りましょう

ここまで、小学生のスマホ利用におけるルールの必要性を紹介しました。
子どもがスマホを利用することには、さまざまなリスクがあります。子どもを危険から守るためには、スマホを利用する上でのルールを決めておくことが大切です。
スマホのルールを子どもに守らせるために、それぞれの家庭で話し合ってルールを決め、保護者もルールを遵守しましょう。