【18選】牛乳パックを使った手作りおもちゃ例をご紹介!作る・使う際の注意点も詳しく解説
牛乳パックで手作りのおもちゃを作ってみたいという人はいませんか。この記事では、牛乳パックを使った手作りおもちゃを紹介しています。作るとき・使うときの注意点も解説しているので、安全に使える手作りおもちゃを作りたい人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
「牛乳パックが余っているから手作りのおもちゃを作ってみたいけど、どんなアイデアがあるの?」
「牛乳パックを使ったおもちゃを作るときや使うときの注意点は?」
このように、牛乳パックでおもちゃを作ってみたいと考えていても、どうすればいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、牛乳パックを使って手作りできるおもちゃを18個紹介しています。また、牛乳パックでおもちゃを作るときや、実際に作ったおもちゃを使うときの注意点も解説しています。
この記事を読めば、牛乳パックの手作りおもちゃに関する知識を身に付けることが可能です。その知識をもとに、子どもの性格や好み、成長度合にぴったりなおもちゃを自作して遊べるようになるでしょう。
子どもに手作りのおもちゃを作りたいと考えている人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
【18選】牛乳パックを使った手作りおもちゃ例
牛乳やジュースを飲み終わった後の紙パックは、さまざまな工作に活用できるアイテムになります。飲み終わったらすぐ捨てるのではなく、きれいに洗って乾かしておきましょう。
防水加工されている紙パックは、軽くて扱いやすいため、工作に用いやすいというメリットがあります。
本記事では、牛乳パック(紙パック)を使って簡単にできる手作りおもちゃを18種類ピックアップしました。ぜひお子さまと一緒に作ってみてください。
手作りランタン
牛乳パックで作るランタンは意外に本格的で、ほんのりとした優しい灯りが空間を照らします。飾りづけ次第でオリジナルの模様を楽しめるところも、おすすめのポイントです。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・トレーシングペーパー
・カラーセロファン
・LEDランプ(100円ショップでも購入可能)
・はさみ
・のり
・セロハンテープ
・カッター
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの口を開いたら、4つの側面を長方形に切り抜きます。角の部分は残しておきましょう。
2.牛乳パックの側面の大きさに合わせたトレーシングペーパーに、4つの折り目を付けます。(1cmほどのりしろを残しておきます。)
3.好きに切ったカラーセロファンを、トレーシングペーパーにのりで貼ります。
4.牛乳パックの底の部分を上にして、飾り付けたトレーシングペーパーを巻き付けます。(のりしろの部分が牛乳パックの角に当たるようにします。)
5.巻き付けたトレーシングペーパーをセロハンテープで固定して、LEDランプに牛乳パックを被せたら完成です。
LEDランプに牛乳パックを被せるときは、牛乳パックの口の部分に切り込みを入れておくと被せやすくなります。
牛乳パックで作る積み木
ただの積み木ではなく、シャカシャカと音が鳴るところがこのおもちゃの特徴です。今回はお米を使用していますが、中身を変えることで違った音も楽しめます。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個(1個の積み木に対して)
・折り紙
・お米(積み木の中身の部分になります。変更可能です。)
・はさみ
・セロハンテープ
・ペン
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックを高さ14cm程度の長さに切り、開いている方から四隅の角に7cm程度の切り込みを入れます。
2.立方体になるように、内側に折りたたんで折り目をつけます。
3.牛乳パックのなかにお米を入れたら、再度内側に折りたたんで立方体にします。
4.中身がでてこないようにセロハンテープで四隅を留めたら、牛乳パックの側面を折り紙やペンで飾りづけして完成です。
積み木のなかに入れるものや量は、自由にアレンジできます。また、積み木の形や高さを変更しても面白いでしょう。
ミニ滑り台
牛乳パックでできた小さな滑り台は、紙で作った人形やビー玉など、いろいろなものを滑らせて遊ぶことができます。牛乳パックが使えない場合は、ティッシュ箱などの空き箱でも代用可能です。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・画用紙
・はさみ
・のり
・クレヨン
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックを半分に切って、上半分をセロハンテープでつなぎ、滑る部分を作ります。余った分は滑らせる人形や動物の台紙として利用します。
2.牛乳パックの下半分に滑る部分をセロハンテープでつなぎ、滑る部分や台となる部分に画用紙を貼ります。
3.余った切れ端を滑る部分の側面につけて、滑らせる対象が横に落ちないようにすれば完成です。
4.台紙にクレヨンで動物など好きなものを描き、半分に折って滑りやすいようにします。
上手く滑らない場合は、滑らせる台紙の裏におはじきや小石などの重しをつけると、スピードがアップします。
手作りおもちゃのプロペラ船
水に浮かせて遊べる牛乳パックの手作りおもちゃとしておすすめなのが、プロペラ船です。プロペラを回すだけで船を動かせるため、お風呂やプールなど、いろいろなところで遊べます。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・輪ゴム1個
・割りばし
・ハサミ
・カッター
・接着剤
・テープ
・ペン
・定規
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの側面に、定規とペンでカットする線を引いて、ハサミやカッターで切ります。
2.船の側面と底面が浸水しないように、テープで補強します。
3.側面に割りばしを接着剤でつけます。このとき、船の後ろから数cmほど割りばしがはみ出るようにします。(割りばしも濡れないようにテープで補強しましょう。)
4.1で切り取った切れ端を横半分に切り、4つに折りたたんで全体をテープで補強します。
5.はみ出していた割りばし部分に輪ゴムを引っかけ(両端を何度か巻き付けてしっかり固定する)、輪っかのなかに4を入れてテープで固定します。これが羽の部分になります。
6.羽を何回かくるくる回した後、水の上に浮かせると船が動きます。
簡単に手作りできるジャンプカエル
ジャンプカエルは、はじめての手作りおもちゃにおすすめです。作った後は、どこまで遠く跳ばせるかや、ジャンプカエルでレースをするなど、さまざまな競争で遊べます。必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個(4個分作れます)
・輪ゴム2個
・はさみ
・油性ペン
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックを切り開いて、7cm×14cmの大きさに切ります。
2.切ったパーツを半分に折って2個の正方形を作り、それぞれの正方形の白い面に自由に絵を描きます。
3.パーツを半分に折った状態で、折り目と反対側の方に5mm程度の長さの切れ目をそれぞれ2つずつ入れます。(切れ目が4つできます。)
4.折っていたパーツを開き、切れ目と切れ目をつなぐようにして絵の裏側の面に輪ゴムを2本引っかけます。
5.絵の裏側の面を外側にして、輪ゴムを伸ばしながら折り曲げて完成です。
基本的な遊び方としては、端を指で押さえた後に指を離すだけです。指が離れると勢いよく飛び跳ねます。
幼児が楽しめるいないいないばあ
「いないいないばあ」は、乳幼児におすすめの手作りおもちゃです。保護者が子どもに使うだけではなく、子ども自身が使って遊ぶこともできます。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック2個
・画用紙(20cm×28cm)1枚
・画用紙(白)1枚
・テープ
・はさみ
・色鉛筆
・のり
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの口部分の四隅に切り込みを入れて、内側に折って入り口をふさぎ、テープで固定します。これを2個作ります。
2.2つの牛乳パックを横に並べて、表と裏の両面に画用紙を貼り付ける。
3.牛乳パックを開閉するようにして、裏表それぞれの画用紙に折れ目を作ります。
4.白い画用紙に2つの絵を描いて(人の顔や動物の顔、キャラクターなど)、1つずつハサミで切り取り、牛乳パックの裏表に貼り付けて完成です。
絵が上手く描けない場合は、写真やイラストをそのまま貼り付ける方法もあります。
おさかなバッグ
こちらは、手作りおもちゃというよりも、子どもたちのマイバッグとして使える作品です。飾りつけ次第で、いろいろな季節感を演出することができます。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・包装紙(折り紙やカラープリントした用紙でもOK)
・折り紙(魚用/何色か準備)
・色画用紙(箱の装飾用)
・ティッシュペーパー(魚の中身用)
・ビニール袋(魚用)
・モール
・麻ひも
・マスキングテープ(魚の装飾用)
・丸シール
・油性ペン
・両面テープ
・カッター
・ハサミ
・目打ち
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの底から13cm程度のところを切り、両面テープを側面周囲に貼り付けます。
2.包装紙を牛乳パック周囲に貼り付けます。(余分なところは切ります)
3.縁の2か所に目打ちで穴を開けて、紐通し用の穴を作ります。
4.(飾りの魚づくり)ティッシュを丸めて好きな色の折り紙で包み(2個)、ビニール袋の端に1個ずつ入れます。
5.ビニール袋をひねりながら閉じ、10cm程度に切ったモールで固定します。
6.魚の尾の部分になるビニール袋の残りの部分を適当な長さで切り、マスキングテープで魚を飾り付けます。シールやペンで目を描いてもよいです。
7.牛乳パックの方は画用紙を自由にカットして飾り付け、両面テープで魚を貼ります。
8.麻ひもを縁に空けた穴に通して結べば完成です。
牛乳パックでタンバリン
子どもだけでも簡単に作れる牛乳パックのタンバリンは、優しい鈴の音を楽しめる手作りおもちゃです。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック2個
・画用紙
・鈴1個
・毛糸または紐
・穴あけパンチ
・はさみ
・テープ
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックを開き、横方向に切って3等分にします。
2.切った牛乳パックを三角にしてテープなどで固定し、合体して六角形にします。
3.側面を柄つきの折り紙や画用紙で覆い、それぞれの三角形の外側に鈴を付けるための穴を開けます。
4.毛糸または紐に結び付けた鈴を穴から通して固定すれば完成です。
乳幼児が使う場合は、鈴を口に入れてしまう可能性があるため、穴のなかに鈴を入れて、側面を画用紙などでふさいであげましょう。
おばけがでるよ
ちょっとしたビックリ要素がある牛乳パックの手作りおもちゃとしておすすめなのが、「おばけがでるよ」です。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・輪ゴム4個
・白画用紙(7cm×4cm)8枚
・色画用紙(18 .5cm×15cm)1枚
・接着剤
・はさみ
・セロハンテープ
・定規
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの口部分と底部分を切り、横に4cm幅の大きさで4等分にします。
2.4等分したパーツに3mmの切り込みを入れます。(1パーツにつき4か所必要です。場所は2つの角の上下になります。)
3.4枚のパーツをセロハンテープで横につなぎ合わせ、バネのような状態にします。
4.切り込み部分に輪ゴムをはめます。
5.白画用紙におばけの絵を描いて切り抜き、3の側面に貼り付けます(片面4か所に貼り付けます。)
6.色画用紙を切って箱を作り、下部分の一部に切り込みを入れます。
7.箱のなかに、折りたたんだ5を入れたら完成です。
手作りの小鳥の家
こちらは、牛乳パックで作る巣箱です。作った後は小鳥の巣箱として使えるほか、野鳥探しなどアウトドアシーンでも活用できます。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個(500mLサイズ)
・折り紙
・ハギレ
・毛糸
・小枝(細めのもの)
・絵の具
・カッター
・筆
・木工用ボンド
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの側面(注ぎ口側)に大きな丸を描いて、カッターで切ります。
2.(牛乳パック全体の飾り付け)絵具で色を塗るか、ハギレや毛糸を使って飾り付けます。牛乳パックを2個準備できれば、それぞれの飾り付けが楽しめます。
3.屋根に木工用ボンドを多めに塗り、小枝を並べて貼り付けたら完成です。
水に浮かぶラッコ
水に浮かべて遊ぶ牛乳パックの手作りおもちゃで、貝殻に見立てたボトルキャップを叩くことで音を鳴らすこともできます。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・ペットボトルの蓋2個
・はさみ
・油性ペン
・ホチキス
・セロハンテープ
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックを半分程度のところで切り、底部分の方を下2cm程度残して角を切ります。
2.切った部分を90度外側に開いて、1か所にラッコの顔、その反対側にラッコの体を描く。左右にはラッコの手の部分を描きます。
3.余白の部分を切り取り、手の部分を内側に入れます。
4.余った牛乳パックの一部を丸く切り取ります。(大きさはペットボトルのなかに入るサイズにしましょう。)、ラッコの両手にホチキスで止めます。
5.4で丸く切ったものを、ペットボトルの蓋の内部に爪を使って押し込みます。
6.余った牛乳パックを正方形に切り、ペットボトルの蓋を真ん中に貼り付けます。
7.6を5の下にはめ込んで、ペットボトルの蓋同士を叩き合えるようにしたら完成です。
ぞうさんの小物入れ
小物入れにリメイクされることも多い牛乳パックですが、ちょっとした仕掛け付きの小物入れにすることで、子どもが楽しめるアイテムに変身します。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・画用紙
・のり
・はさみ
・カッター
・クレヨンなど描くもの
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックを半分に切り、使う方の底側半分に好きな色の画用紙を貼ります。
2.別の画用紙(できれば青色)でゾウの耳となるパーツを作ります。
3.牛乳パックの側面にゾウの顔を描きます。
4.牛乳パックの四隅の角に切り込みを入れ、顔を正面にした状態で左右の切り込みからゾウの耳を通します。
5.後ろ側の角にも耳のパーツを通したら完成です。
牛乳パックの長さや画用紙の色を変えることで、ゾウ以外の動物にもできます。子どもの好きな動物や、キャラクターにするのもおすすめです。
絵が変わるおもちゃ
こちらは、牛乳パックを使った絵本のようなおもちゃで、プレゼントカードとしてもアレンジ可能です。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック2個
・はさみ
・油性ペン
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックを2個とも切り開き、飲み口部分と底部分を切り離します。
2.切り離した1個を半分に切り、折り目に切り込みを2か所入れていきます。(A)
3.もう1個も半分に切って、それぞれの両端を2~3mm切り落として2つ折りにします。(B)
4.(A)を開いたら、表側の切り込みの右側に(B)で作った部品を1つ差し込みます。
5.4を裏返して、(B)で作ったもう1つの部品を、同じように切り込みの右側に差し込みます。
6.表に戻して、全体に好きな絵を描きます。
7.切り込み部分が山になるようにじゃばら折りし、折り目部分を開いたら違う絵を描き込んで完成です。
描き込む絵にストーリー性を持たせると、ちょっとした絵本のように楽しめます。
牛乳パックで作るバス
動かして遊ぶおもちゃが好きな子どもにおすすめなのが、牛乳パックで作るバスです。バスの模様や使う箱をアレンジするだけで、バス以外の乗り物も作れます。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・厚紙
・折り紙
・ストロー
・セロハンテープ
・はさみ
・のり
・絵の具
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの口部分をテープでふさぎ、長方形の箱の状態を作ります。
2.全体に折り紙をのりで貼り付けます。
3.厚紙で丸い形を4枚作り、真ん中にストローを通すための穴を開けます。
4.牛乳パックにストローを通すための穴を4か所開けます。
5.牛乳パックの横幅よりも少し長めにストローを切り、4に通して両端に3を通します。通したときに余ったストローの部分は、切り込みを入れて開きテープで留めます。
6.車輪の表面に黒い折り紙を貼って、車体には絵の具で好きな絵を描く。白い折り紙で窓ガラスを作れば完成です。
牛乳パックで作るアコーディオン
伸び縮みするアコーディオンは、実際に音は鳴りませんが、音楽に合わせて使えば雰囲気を楽しめるでしょう。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック3個
・カラーガムテープ(ビニールテープ)
・折り紙
・リボン
・はさみ
・両面テープ
作り方は、以下のとおりです。
1.(本体づくり)2個の牛乳パックの飲み口部分と底部分を切り取り、残った真ん中部分は半分に切っておきます。
2.1のパーツの上下の側面に折り目をつけ、一列に並べたらテープで表裏それぞれ貼り合わせます。
3.(取っ手部分づくり)残った牛乳パックの飲み口部分と底部分を切り離し、2と同じ長さになるように調整して切ります。
4.3を縦半分に切り、本体の左右の側面それぞれに貼り合わせます。
5.リボンを2本カットして、本体の左右に輪っかになるように貼り付けます。このとき、穴を開けてリボンを通し、玉結びして固定するとよりしっかり固定できます。
6.折り紙や画用紙で飾りつけたら完成です。
回して遊ぶ手作りコマ
こちらの手作りおもちゃは、子どもの力でも簡単に回せるところがポイントです。また竹串や爪楊枝など、先のとがったものを使っていないため、安全に遊べるようになっています。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・ペットボトルキャップ
・ボタン
・シール
・セロハンテープ
・はさみ
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの四隅を切り開き、4枚の角を丸めます。
2.真ん中にペットボトルキャップをセロハンテープで貼り付け、裏返して真ん中にボタンを貼り付けます。
3.シールで飾り付けたら完成です。
ボタンはなくても問題はありませんが、あった方が安定して回りやすいでしょう。また、牛乳パックの切り方はアレンジできます。
牛乳パックで手作り万華鏡
牛乳パックを使うと、手作りできれいな万華鏡を作ることも可能です。なぜ、きれいな模様ができるのか、子どもの考える力を養えるなど、知育おもちゃとしての効果もあります。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・画用紙
・銀色の折り紙
・両面テープ
・セロハンテープ
・はさみ
・サインペン(複数の色)
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックの飲み口部分を切り離し、切った部分を四角すいに折り曲げます(四隅を内側に折り込みます。)折った後はテープで固定します。
2.四角すいの部分に銀色の折り紙を両面テープで貼り付けます。側面にはみでても問題はありません。
3.画用紙に模様を描き、牛乳パックに模様が内側になるように貼り付けてセロテープで固定すれば完成です。
牛乳パックをスライドさせることで、内側の模様が銀色の折り紙に反射して万華鏡のようになります。
牛乳パックで竹とんぼ
牛乳パックとストローだけで簡単に作れる竹とんぼは、工程が少ないため子どもでも作りやすいおもちゃです。どこまで飛ばせるか、競争して遊ぶこともできます。
必要な材料や道具は、以下のとおりです。
・牛乳パック1個
・ストロー
・カラーのビニールテープ
・マジックペン
・ホチキス
作り方は、以下のとおりです。
1.牛乳パックを2cm×16cmのサイズに切り、マジックペンで裏表に模様を描きます。
2.ストローを13cmの長さに切り、端に縦の切り込みを入れます。(2か所)
3.1を半分に折り、ストローの切り込みに差し込んだらホチキスで留めます。(裏表1か所ずつ)
4.羽の部分を斜め下に折り、両端にビニールテープをつけ、羽を広げたら完成です。
「comotto」では、未就学児の創造力を伸ばすアイデアやイベントを紹介しています。
ここまで紹介したようなおもちゃ作りに関するイベントや、教育サービスに関する情報も豊富なため、子育てに役立つ情報を気軽にチェックしたい人におすすめです。
牛乳パックを使ったおもちゃを作る際に気をつけるべきこと
牛乳パックを使って手作りおもちゃを作る、または実際に作ったもので遊ぶ場合、子どもと一緒だからこそ、保護者は安全面に配慮することが大切です。
ここからは、牛乳パックを使ったおもちゃを作る際に、保護者が気を付けるべきことを3つ解説します。
0歳はアレルギーの有無が確認できないため注意が必要
牛乳パックを使うときに注意したいのが、アレルギー源となる可能性がある乳タンパクの存在です。牛乳パックに付着した乳タンパクは水洗いだけでは落ちず、パックの内側に染み込んでいる可能性があります。
そのため、牛乳アレルギーがある子どもの場合、子どもが触ったときや口に含んだときにアレルギー症状がでないよう、注意や対策が必要です。
特に0歳から2歳の乳幼児の場合、体が未成熟であることから、何らかの症状がでたとしてもアレルギー症状かどうか判別することが難しいとされています。
このことを踏まえ、牛乳パックの手作りおもちゃを作るときはよく洗うなど、より注意しながら取組みましょう。
ハサミなど道具でケガをしないようにしよう
牛乳パックは硬くて厚みがあるため、ハサミで切るときなどに強い力が必要です。そのため、子どもが力を入れてハサミで切ろうとした際に、勢い余って手を切ってしまう危険性があります。
切り口で手を切ってしまう可能性もあるため、子どもがケガをしないように保護者が配慮することが大切です。
子どもと一緒に工作するときには、あらかじめ切り込みを入れておいたり、切った面にテープを貼って保護したりなど、しっかりと対策しておきましょう。
子どもは誤飲する可能性もあるため注意しよう
牛乳パックのおもちゃを作っている途中、または作り終わった後に、子どもがパックの破片や出来上がったおもちゃを口に入れてしまう可能性があります。
大きいものであれば吐き出せますが、小さいとそのまま誤飲してしまうリスクがあるため、細心の注意を払いましょう
対策としては、切った後のパックの破片はすぐに片付ける、誤飲できない大きさのおもちゃを作るなどが挙げられます。
牛乳パックを有効活用しておもちゃを作ろう!
廃材として捨てられることが多い牛乳パックは、ちょっとした工作で「子どもと楽しめる手作りおもちゃ」としてリサイクルできます。
今回紹介した手作りおもちゃはいずれも簡単なため、子どもと一緒に遊ぶだけではなく、作ることも楽しみやすいでしょう。
牛乳パックで手作りおもちゃを作ってみたいという人は、本記事で紹介した注意点を踏まえて、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。