【誰でも簡単】折り紙の紙飛行機の作り方をご紹介!長く飛ばす方法や楽しく遊ぶ工夫についても解説

子どもと一緒にできる折り紙で紙飛行機の作り方を知りたい人はいませんか。この記事では、誰でも簡単に折れる紙飛行機の折り方のほか、長く飛ばす方法や遊び方の工夫を紹介しています。子どもと楽しめる紙飛行機の折り方に興味のある保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「子どもと一緒に折り紙の紙飛行機を作りたいけど、作り方を忘れてしまった」
「折り紙の飛行機を長く飛ばすにはどうすればいい?」
「折り紙の飛行機で子どもと一緒に楽しく遊ぶ工夫ってある?」
このように、折り紙での紙飛行機の作り方を知りたい人や、遊び方について興味があるという保護者の方もいるのではないでしょうか。

本記事では、さまざまな種類の折り紙の紙飛行機の作り方の紹介とともに、長く飛ばす方法や親子で楽しく遊ぶ際の工夫についても解説しています。

この記事を読むことで、さまざまな折り紙で紙飛行機を作ることが可能です。その知識とともに、遊び方や長く飛ばすコツを把握することで、より折り紙の紙飛行機を子どもと楽しめるようになるでしょう。

子どもと紙飛行機を作りたいと考えている保護者の方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

【子どももできる】正方形の折り紙で作る紙飛行機の折り方

紙飛行機は、正方形または長方形どちらの折り紙でも作れますが、まずはスタンダードな正方形の折り紙で作る紙飛行機の作り方を紹介します。

用意するものは、正方形の折り紙のみです。作り方としては、以下の手順になります。

1.折り紙を半分に折って折り目を作る。(色のついた面を外側にする)

2.開いて正方形の状態に戻したら、真ん中にできた折り目に合わせて角を折る。(片方のみ)

3.真ん中の折り目に合わせて、さらに両端の角を折る。

4.さらに両端を真ん中の折り目に合わせて折り、全体を半分に折る。

5.さらに山折りし、翼の部分を作る。さいごに手で持って形を整える。

上記の手順で折っていけば、まずはスタンダードな紙飛行機が完成します。初めて紙飛行機を作る子どもでも簡単にできるところがおすすめです。

【7選】長方形の紙を使う紙飛行機の折り方

長方形の紙飛行機は、正方形のものと同じくらいしっかり飛ばすことができるほか、タイプによって折り方の難易度が変わってくるところが特徴です。

また、長方形で折ったタイプの紙飛行機の方が、飛行時間が長いという傾向が見られます。

ここからは、長方形の紙を使う紙飛行機の折り方を8種類紹介していくため、ぜひ参考にしてください。

のしいか飛行機

「のしいか飛行機」は、伝承折り紙と呼ばれる折り紙作品の1つです。見た目は平たく、台形のような形をしているところが特徴です。

折り方は、以下のとおりです。

1.長辺を下にし、半分に折って折り筋を付ける。(色が付いている部分が外側)

2.一度開き、左上の角を下の端に合わせるように折る。

3.2で折ってできた三角の外側にある角を同じ三角形の上側にある角に合わせるように折る。

4.3でできた三角の外側にある角(頂点)を三角部分の底辺に向かって折る。(角が少しはみ出るような形にする)

5.折り紙全体を1で作った折り筋に沿って半分に折る。

6.下の端と折り目が平行になるように折り返し、下の端を少し上に折り翼の部分を作る

7.裏返して6と同じように折る。

8.翼を広げてから、少し折っていた端を垂直に起こしたら完成。

ジェット機

「ジェット機」も、伝承作品と呼ばれる折り紙のひとつです。上手く作れれば、勢いよく飛んでくれるところが子どもたちに好まれやすいでしょう。

折り方は、以下のとおりです。

1.長方形の折り紙を横長の状態に置いて、半分に折って折り筋を作る。

2.一度開き、片方の両角を折り筋に合わせるように内側に折る。

3.2の状態から折った側の両角を折り筋に合わせて内側に折る。

4.折り込んだ側にできた端の角(頂点)から色の境目に合わせて内側に折る。

5.4で折った頂点を折り目の1cmの感覚を開けて右側に折り返す。

6.折り筋に合わせて半分に折り、表裏の1枚の紙を2/3ほど折り、翼の部分を作る。

7.翼を広げて形を整えたら完成。

ちなみにジェット機型は先端が尖っているため、投げる際には先端が人に刺さらないように注意が必要です。

さきおれ飛行機

先端が尖っているタイプが多い紙飛行機のなかで、先端を尖らせない形にしているところが「さきおれ飛行機」の特徴です。先端部分の重さがほどよい重心となって安定するため、飛びやすいでしょう。

折り方としては、以下のとおりです。

1.翼を作る前のスタンダードの紙飛行機を作る。

2.頂点を内側に少し折る。(全体の1/6程度)

3.裏返して半分に折り、表裏をそれぞれ半分ほど折り下げて翼の部分を折る。

4.形を整えたら完成。

へそ飛行機

よく飛ぶ紙飛行機の形のなかでも代表的なものの1つが「へそ飛行機」です。折っている途中の一部分が「へそ」のように見えることが、名前の由来となっています

折り方としては、以下のとおりです。

1.横長の状態から半分に折って、左側の両端を外側に向かって三角に折る。

2.そのまま開いて、三角に折った方の頂点を色の境目から2cmほど開けて内側に折る。

3.左端の両角を折り筋に合わせて三角に折る。

4.真ん中にあるはみ出た三角(おへそ)を外側に向けて折る。

5.左側にある先端を小さい三角の形に折る。

6.おへそ部分が外側になるように全体を半分に折る。

7.表裏の上部分を斜めに折って翼を作る。このとき、左右の端の幅がそれぞれ同じ幅になるように折ることがポイントです。

8.折った翼を戻して折り目を平らにしたら、翼を開いて形を整えて完成。

左右の翼のバランスが崩れないようにすると、きれいに飛びやすくなります。

カマキリ飛行機

画用紙などを使ってカマキリのイラストを貼り付けると、よりカマキリらしい見た目になります。

折り方としては、以下のとおりです。

1.長方形の紙を縦半分に折り、一度開き、折り筋に合わせて上の部分を三角に折る。

2.裏返した状態で、折り筋に合わせて両側を折る。

3.上の折り込み部分のみを開き、開いてひし形になった部分を半分に折る。

4.全体を半分に折り、中央に合わせて両側を折り返して形を整えたら完成。

カマキリのイラストを貼り付ける場合は、完成させた後でのりで貼り付けるのがおすすめです。

アクロバット飛行機

「アクロバット飛行機」は、上手く折ることができれば宙返り飛行ができるという面白い特徴を持っている飛行機です。

折り方としては、以下のとおりです。

1.縦半分に折って折り筋をつけて、一度開き、折り筋に合わせて三角に折る。

2.折っていない方を基準に2cm程度のところに三角の頂点が来るように合わせて折る。

3.三角を作った方の両端を折り筋に合わせてさらに三角に折る。

4.真ん中あたりにできた三角の部分を、色の境目に合わせて下側に折る。

5.4で折った部分と同じ幅になるように、下側の角を戻すように三角に折る。

6.裏返して向きを変え(上側だった部分が左側になるように)、横半分に折る。

7.表裏を左右の中心を結ぶ線に沿って下側に折り、翼部分が水平になるように広げて完成。

そのまま投げると真っ直ぐ飛ぶ場合もあるため、宙返りさせたい場合は翼の後ろ部分を反らすように軽く曲げると宙返りしやすくなるでしょう。

かっこいい飛行機

かっこいい飛行機を作りたい人におすすめなのが、名前のとおり「かっこいい紙飛行機」です。

イチョウの葉のような変わった形をしているところが特徴で、ほかの紙飛行機と違ったものを作りたいというお子さんにおすすめです。

折り方としては、以下のとおりです。

1.横長の状態から縦半分に折り、折り筋を作る。

2.一度開き、両角を折り筋に合わせるように三角に折り、三角の頂点を三角がない方に合わせるように折る。

3.2で折った三角部分の頂点を2cmほど残して折り返す。

4.折り筋に合わせて後ろに半分に折り、向きを変えて1枚めくる。2本の線を合わせるように折る。

5.下側を少し上に折り、裏側も4と同じように折る。

6.翼を広げて、5で少し折った部分を垂直に起こしたら完成。

折り紙の柄を変えることで、よりスタイリッシュでかっこいい見た目にすることができます。

「ワンダーボックス for docomo」では、ここまで紹介した紙飛行機のように、遊び感覚で組み立てられるタイプの教材がたくさんあります。

五感を使って、手を動かして試行錯誤ができるアナログの良さと、デジタルの良さを掛け合わせた新感覚の学びをSTEAM領域のバラエティ豊かなテーマでお届けします。(※対象年齢4歳〜10歳)。


詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:ワンダーボックス for docomo|ドコモ

紙飛行機を長く飛ばす方法とは?

紙飛行機は、折り方や紙飛行機の形に気を付けるだけでなく、飛ばし方を意識することで長く遠くに飛ばせるようになります。

ここからは、紙飛行機を長く飛ばす方法とそのポイントを紹介します。飛ばす方向や、風の抵抗などを考えた飛ばし方を知っておきましょう。

どこまで遠く飛ばせるのか競争したい場合は、より遠く飛ばせる方法を選ぶことが大切です。

風上に向かって斜め上に投げる

紙飛行機を飛ばすとき、飛行機を風に乗せるために、先端を風下に向けて真っ直ぐ投げる人は多いでしょう。

しかし、長く飛ばしたい場合は、飛行機の先端を風上に向けて、斜め上に投げる方がいいとされています。

これは、本物の飛行機の離陸をイメージした投げ方です。揚力を利用することで高く舞い上がるため、長く飛ばすことが可能です。

翼は前から見て「Y」になるようにする

長く飛ばすためには、翼の角度調整も必要です。

普通に投げる場合、前から見た紙飛行機の形が「T」の字になっていることが多いですが、こうすると上手く飛ばずに落ちてしまいます。この方法には、投げる際に風の抵抗を受けやすくなるという難点があります。

長く飛ばしたい場合には、前から見て紙飛行機の形が「Y」になるようにして、風の抵抗を受けにくくするのがポイントです。

真っ直ぐ前に押し出すように飛ばす

腕を真っ直ぐにして、前に押し出すように投げるのも飛行機を長く飛ばすポイントです。ダーツの矢を投げるような感覚を思い出すとわかりやすいでしょう。

前に押し出すように投げることで推進力のままに飛ぶため、下手に角度をつけるよりも長く飛びやすくなります。力任せに投げてしまうと、腕が曲がりやすいうえに真っ直ぐ飛びにくく、すぐに落ちやすくなるため注意しましょう。

ただし、これはあくまでも風の影響を受けにくい室内での話です。屋外で投げる場合は、風上に向かって斜め上に投げる方法を使いましょう。

紙飛行機で楽しく遊ぶためにできる工夫

紙飛行機は、ただ折って飛ばすだけでも十分遊びになりますが、ちょっとした工夫で遊びの幅を広げることができます。

紙飛行機を使って、もっといろいろな遊びをしてみたいと考えている人向けに、紙飛行機で楽しく遊ぶためにできる工夫を紹介します。

以下に挙げる2つの方法を使って、お子さまと飛行機レースを楽しんでみてください。

ゲーム形式で紙飛行機を飛ばす

紙飛行機をただ飛ばすだけではなく、飛ばすことで得点を得られるようなゲーム形式にすると、競争要素が加わって楽しさが増します。

たとえば、籠や床に点数を書いてそこに投げ落とすようにして高得点を競うゲームもいいでしょう。

ほかには、天井から的を吊るしてそこに紙飛行機を投げ当てる「的当てゲーム」などもおすすめです。

どちらも、ただ投げるだけでは狙った場所に当てることは難しく、紙飛行機の形や折り方を工夫する必要があります。

どうすればより高い点数が取れるか、どう投げればよりあたりやすくなるかなどの試行錯誤が、ゲームの面白さを増してくれるでしょう。

紙飛行機にイラストを描く

小さい子どもとの紙飛行機遊びでは、折ったり飛ばしたりするだけでなく、折った紙飛行機にイラストを描くのもおすすめです。

見た目が普通の紙飛行機であっても、自由にイラストを描くことで、自分のオリジナル紙飛行機ができあがるため、子どもも喜んで取組んでくれるでしょう。

投げた際に目立つため、すぐに自分のものを見つけやすいところもおすすめのポイントです。

親子で楽しく紙飛行機を折ってみよう

紙飛行機は折り方によって、さまざまな形の紙飛行機になります。子どものレベルに合わせて折り方の難易度を上げていけば、子どもの創造力や思考力を刺激する教材にもなるでしょう。

また、折って投げるだけではなく、記事中で紹介した長く飛ばす方法や、得点が入るゲームなどを取入れれば、親子で一緒に幅広い楽しみ方を満喫できます。

今回の記事を参考に、ぜひお子さんと紙飛行機づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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紙飛行機 2024.03.29