【小4・教科別】自主学習ネタおすすめ30選!ネタを探すコツも紹介
小4の自主学習で、何をネタにしたらいいかわからない、ネタを探すコツを知りたいという方もいるでしょう。この記事では、小4の教科別の自主学習ネタおすすめ30選や、ネタを探すコツを紹介しています。どのようなネタがあるのか気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
「小4になったから、低学年のときよりも難しい自主学習を頑張りたい」
「自主学習のネタが思いつかない」
「5教科以外の自主学習は何をやるべき?」
など、普段の自主学習について、悩みを持っている子どもも多いのではないでしょうか。
この記事では、小4の自主学習について、さまざまな分野のテーマを紹介しています。この記事を読めば、どのようなものがネタになるかがわかるでしょう。
また、5教科以外の自主学習ネタにもふれているため、より自由なテーマで学ぶことが可能です。主要教科に紐づけたり、調べ学習を取入れたり、さまざまな自主学習ができるようになるでしょう。
自主学習のネタがなかなか探せず、勉強が進まないという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
自主学習(自学)とは
自主学習(自学)とは、さまざまな分野の学習から、学びたい題材を選んで行う家庭学習のことです。
そのため、自分で課題となるテーマを探し、学習内容が同じものにならないように工夫する必要があります。
得意な科目だけでなく、苦手な科目への取組みも必要となるため、自分にあった自主学習のネタを探すようにしましょう。
【小4国語】おすすめの自主学習ネタ
国語の自主学習では、授業の予習や復習のほかに、漢字やことわざ、慣用句などを学んで語彙を増やすのがおすすめです。
小4の国語では、読書に親しむ態度を育てることが目標です。また、調査したことについて筋道を立てて話す力や、段落の関係性や使い方を取入れた文章を読み書きする力を身に付けることができるでしょう。
ここからは、国語の自主学習のネタになるような題材を紹介しましょう。
好きな本の感想文を書いてみよう
文学小説を読むのが難しいと感じる場合は、漫画などでもよいでしょう。
本を読んで、自分の気持ちを文章で表現することが大事です。
自分がどのように感じ、何を考えたのかを感想文としてまとめましょう。ほかには、自分が好きな本のランキングを作る、読んだ本のあらすじをオリジナルで書くのもおすすめです。
漢字の成り立ちや意味を調べてみよう
漢字の成り立ちを知ることで、漢字を覚えやすくなるでしょう。また、漢字に対して親しみを覚えたりすることがあります。
そのほか、教科書に使われている漢字を選び、象形文字、指示文字、形声文字、会意文字のどれに当たるのか、調べてみるのもおすすめです。
身近な言葉を調べて辞典を作ってみよう
国語辞典を使いこなせるように、ニュースや新聞などで見た知らない単語をノートにまとめてみましょう。まとめたノートは、自分だけの辞典になります。
辞書を引くことは、知識や語彙力を高めるために役立ちます。また、自分で気になることを調べる姿勢も身に付きます。国語辞典に慣れたら、漢字辞典や英和辞典など、さまざまな辞書を活用してみることをおすすめします。
ことわざや慣用句について調べてみよう
ことわざや慣用句を身に付けることで、会話の質が高まる可能性があります。読書をする上でも、使われている言葉の意味がわかるため、読んだ本に対する理解が深まるでしょう。
ほかには、ことわざや慣用句の由来を調べる、動物や数字が含まれたものを集めるのもおすすめです。
あいさつについて調べてみよう
日常的に使うあいさつの由来について調べてみましょう。「言葉の由来を学ぶと新たな発見があります。
また、世界のあいさつを調べるのもおすすめです。日本にはあって、世界にはないあいさつなどが見つかる可能性があります。言語に対する理解力が上がるでしょう。
【小4算数】おすすめの自主学習ネタ
小4の算数の目標は、数量や図形についての基本的な知識や技能を身に付け、計算の楽しさを学ぶことです。
家庭学習では、図形やグラフについて理解を深めたり、計算力を伸ばせたりするような自主学習のネタを探してみましょう。
身の回りの図形を探そう
身の回りにあるものから、教科書に載っている図形と同じものを探してみましょう。
たとえば、プリンや跳び箱などを横から見ると、台形のように見えます。ほかにも、サイコロは立方体、筆入れは直方体など、さまざまな形が見つかるでしょう。
見つけた図形を分類し、それぞれの形の特徴を考えてみるのも、おすすめです。
身の回りのグラフを探そう
ニュースや新聞を見ると、円グラフや棒グラフ、折れ線グラフなどを見つけることができます。自主学習のネタとして、それぞれのグラフが、どのようなことを表すのに適しているかを考えてみましょう。
また、実際にグラフを書いてみるのもおすすめです。たとえば、一週間分の気温を調べて、折れ線グラフにしてみるのも面白いでしょう。
自分で問題を作ってみよう
自分で問題を作るということは、自分でアプローチ方法を考え、さまざまな視点から問題に向き合うことにつながります。
解答としたい内容について、どのようにすれば問題として成立するのかを考えることは、理論的な考えを育てる助けになるでしょう。また、自分で問題を作ると、算数的な考え方や、導き出した解答についての理解が深められます。
いろいろな図形を自分で描いてみよう
たとえば、各図形の展開図を描くのもおすすめです。はじめから何も見ずに描くのは難しいため、教科書や資料を見て描いてみましょう。
慣れてきたら、どのように展開図を描いたら正しい形が作れるか考察するのも、自学ネタになります。その展開図が正確かどうか確認したいときは、紙に書いて切り取り、組み立ててみましょう。
出典:C 図形|文部科学省
身の回りのものを分数で表してみよう
たとえば、ケーキやピザなどを切るときには、分数で表すことができます。6人家族なら、ピザを6等分にするときに「一人分は1/6」など、分数で表現する練習をしましょう。
また、分数でわけられているものをいくつか選び、そのなかから「足して1」になる組み合わせをパズルのように選んでみるのもおすすめです。
【小4理科】おすすめの自主学習ネタ
小4の理科の目標は、人体の作りや天体の動き、電気による働きを、力や熱と関連づけて調べることです。
理科の家庭学習では、授業のサポートをするネタを選んだり、自分の興味や理解を深めたりするような自主学習のネタを探してみましょう。
乾電池の回路図を描いてみよう
乾電池の回路には、「直列つなぎ」と「並列つなぎ」がありますが、それぞれ電流の強さが違います。
それを踏まえて、どちらの豆電球が明るくなるかを調べるのも、面白い学習です。乾電池の数によって明るさはどう変わるか、段階的にまとめてもよいでしょう。
星座を観察してみよう
図鑑などを使って、今の季節に見ることができる星座の名前や形を調べてみましょう。
選んだ星にまつわる物語がある場合は、その内容をまとめてみたり、一等星にはどのようなものがあるかを調べるのもおすすめです。
雲が少ない夜であれば、外に出て、肉眼で見える星座を探してみましょう。
植物や動物を図に描いてみよう
絵にすることで、体の模様や色などの特徴を把握できるため、より深く理解できます。
実際に見たことがある植物や動物であれば、どこで見たのかを書き、どのようなものを食べているのかなどを調べましょう。また、図鑑などには載っていない内容で、気づいたことをまとめてもよいでしょう。
天気を観察してみよう
晴れの日の気温を調べる、雨が降る仕組みを調べるなど、天気の学習にはいろいろなテーマがあります。
そのなかでも、雲にはさまざまな種類があるため、雨が降る前に現れた雲や、霧のような薄い雲などの名前を図鑑で調べるのも、面白いネタになります。
そのほか、虹ができる仕組みや、自分の住む町の気候にどのような特徴があるのかなどをネタにするのもよいでしょう。
体の仕組みについて調べてみよう
人や動物の、骨や筋肉の働きや、その動きについて調べてみましょう。体を支える骨がどのような形をしているか、どこにどのような骨があるのかなど、調べて絵を描きます。
さらに、腕や足を曲げたときや重いものを持ったときに、筋肉がどのような状態になっているか、絵と文章で説明してみましょう。
実際に骨や筋肉の絵を描いてみることで、より理解が深まります。
【小4社会】おすすめの自主学習ネタ
小4の社会の目標は、地域の歴史・文化を調査することや、地図や資料を効果的に活用して、地域の特色や関係性を理解することです。
家庭学習では、地図記号を取り上げたり、地域の特色や歴史について理解を深めたりするような自主学習のネタを探してみるのをおすすめします。
地図を見て都道府県を覚えよう
日本には、47個の都道府県があります。地図を見ながら場所と形を覚え、都道府県名や県庁所在地を書けるようにしておきましょう。
自分で日本地図を描いたり、白地図を貼ったりなどして、空欄に書き入れるような学習がおすすめです。
そのほか、各県と県庁所在地とを対応させながら、表にまとめてみるのも、よい自主学習ネタです。漢字で正確に書けるようにしましょう。
身の回りにある建物や場所の地図記号を調べてみよう
地図を見ながら、自分の活動範囲にある地図記号を探し、実際にどのような建物や場所があるのか調べてみましょう。
地図記号は、地図を見る際にとても役立つ記号です。覚えておけば、一生使える知識になるでしょう。
探した地図記号を自主学習ノートに書き出したあとに、身の回りにある建物や場所には、どのようなものが多いか、考察してみるのもおすすめです。
世界遺産と文化遺産について学ぼう
現在、日本に登録されている世界遺産と文化遺産について、その特徴や場所、登録された時期などを調べて、詳しくまとめてみましょう。
自分の家のそばにあるものや、近年登録されたものについて調べ、世界遺産と文化遺産の違いをノートにまとめるのがおすすめです。
地域の歴史や文化を調べてみよう
自分が住んでいる町に歴史的な建造物がある場合、どのような場所なのか調べるのも、面白い自主学習ネタです。
寺や神社、お城などに着目し、いつ建てられたのかなどをまとめましょう。ほかの地域の歴史的な建造物と比較してみるのもおすすめです。
実際に足を運び、感じたことや考えたことも付け加えるとよいでしょう。
伝記や歴史の本を読んでまとめてみよう
好きな戦国武将や、住んでいる町にゆかりのある人などを選んで、どのようなことを行ったのかをまとめてみましょう。
地域の図書館や、学校の図書室などに置いてある、歴史や伝記の本や漫画などを読んで、簡単に経歴をまとめることからはじめるのがおすすめです。学習のなかで面白い内容の本に出会えれば、歴史や偉人への理解を深めることができます。
【小4英語・外国語】おすすめの自主学習ネタ
小4の外国語教育では、聞くことや話すことなど、主に英語でのコミュニケーションを学びます
本格的に英語の授業がはじまるのは小学5年生のため、その前に、基礎部分を固めるような自主学習のネタを探してみましょう。
英語で手紙を書いてみよう
相手に伝わることを意識して英語で手紙を書くことで、英語に対する理解が深まります。
インターネットなどを使って英語で書かれた手紙を探し、その意味を調べながら書き写してみるのもおすすめです。読める単語を探して、どのような意味になるか考えながら学ぶとよいでしょう。
身の回りにあるものの英語を調べてみよう
食べ物や料理など、身の回りにあるものを英語でどのように書くのか調べてみましょう。
自分の好きな食べ物やスポーツなど、カテゴリを決めて単語を調べ、繰り返し書いて練習するのがおすすめです。
日本語との共通点や、気づいたことなどをまとめると、英語に対する理解が深まるでしょう。
ローマ字で日記を書いてみよう
今日の出来事を一度日本語で書いたあとに、その文章をローマ字にして、日記を書いてみましょう。
日記を書くことで、ローマ字のルールを覚えられます。ローマ字はパソコンで文字を打つ際には必要な知識になるでしょう。ローマ字を使ってタイピングできるように、自主学習としてローマ字の勉強を取入れてみましょう。
いろいろな文章をローマ字に直せるようになれば、より一層、学習が楽しくなるため、ぜひ、チャレンジしてみてください。
見かけた英単語の意味を調べてみよう
普段の生活のなかで、英単語を見かける機会は多いでしょう。そのなかで、気になる英単語があったら、英和辞典やインターネットで調べると学習につながります。
ノートに調べた単語と意味を書いたら、その隣にイラストを描くのも理解力を深めるよい方法です。絵があることで、より覚えやすくなるため、楽しく学ぶことができるでしょう。
授業で使った英語の文章をまとめてみよう
授業で英語の文章にふれる機会があったら、それらを書き写してみましょう。実際に書いたりまとめたりすると、覚えることにつながり、英単語の語彙力が身に付きます。
余裕が出てきたら、単語の品詞や文法について調べるのもおすすめです。より一層、英語の理解が深まるでしょう。
5教科以外の簡単で面白い自主学習ネタはある?
自主学習のメリットは、自分が気になるテーマを選んで学習できることです。学びたい分野があれば、主要教科以外のテーマにも取組んでみるとよいでしょう。
ここからは、5教科以外の自主学習のネタを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
家族のお仕事について調べてみよう
自分の家族がどのような仕事をしているのか、インタビューしてまとめるのも面白い自主学習ネタです。
両親はもちろん、祖父母や兄弟まで、普段どのような仕事をしているかを調べることで、家族に対する理解が深まる可能性があります。
インタビューするなかで、自分が将来つきたい職業などの参考になることもあるでしょう。そのほかに、自分が気になる仕事を調べてまとめてみるのもおすすめです。
インターネットについて学んでみよう
現在、小学校ではプログラミング教育が必修化されています。子どもたちは、授業のなかでパソコンの基本的な操作を学び、プログラミングを体験しながら、さまざまな情報を活用する力を養います。
学校の授業とは別に、普段からプログラミングに向き合う学習を取入れてみてはいかがでしょうか。
「comotto」では、プログラミングを学べるコンテンツを提供しています。
プログラミングを活用したイベントなども適宜開催しているため、インターネットで情報を扱うことに苦手意識を持たず、熱中して取組めるようになるでしょう。
出典:新学習指導要領を踏まえたプログラミング教育の推進について|文部科学省
いろいろな音楽を聴いて感想を書いてみよう
教科書に載っている曲のなかから、音楽を聴き、感想などまとめてみましょう。
楽譜を見ながら聴くのもおすすめです。音楽を聴いたときに気付いたことや、感じたことを自分の文章にしてみます。
どのようなジャンルの曲かをはじめ、作詞家、作曲家を調べ、曲が書かれた背景などを調べると音楽に対する理解がより深まるでしょう。
有名な芸術作品を見ながら観察して絵を描いてみよう
インターネットや図鑑、教科書などで探しましょう。
絵を描きながら、気づいたことや考えたことなどをメモにとり、その芸術作品が作られた背景や、作った人などを調べて、ノートにまとめるのがおすすめです。
料理に挑戦して日記をつけてみよう
気になる料理や、好きな料理を調べて実際に作ってみるのも、よい自主学習ネタです。
選んだ料理について、食材を選ぶ方法や野菜の切り方、料理の手順などをまとめましょう。食べたときの感想や家族の反応のほか、調理工程で難しかったところや、栄養バランスについて調べてみるのもおすすめです。
クイズで学習ができるサービスを活用する
自主学習のテーマに悩んだら、クイズなどを活用してみるのもよいでしょう。
「comotto」ではご自宅で10分でできる 自学のネタとして、「学校だけでは学べない社会の表裏」を提供しています。
小学校高学年向けのクイズ動画。社会で起こるさまざまな出来事に関する、表(メリット)と裏(デメリット)を題材にしたクイズ動画に挑戦することで、社会について楽しく学べます。
下記よりお子さまと一緒にクイズ動画に挑戦いただけます。
自主学習(自学)ネタを探すコツ
自主学習のネタが思いつかず、何をテーマにしたらいいか、決め手がないときのために、ネタの探し方や選び方を知っておきましょう。
ここからは、テーマ探しのコツを紹介します。
改めて探さなくても、普段の生活のなかから自主学習のネタが見つかることがあるため、以下の項目を、ぜひ参考にしてみてください。
好きなこと・興味のあることから探す
自分が好きな教科や、興味のある分野ならば、楽しく学習できるネタが見つかる可能性が高くなります。
自主学習のテーマには、特に決まりがないため、5教科の学習以外から選ぶことも可能です。
普段の生活のなかで気になることがあれば、それを深く掘り下げて調べてもよいでしょう。学習を進めるなかで、さらに興味を持てる分野が見つかる可能性もあるため、おすすめの自主学習ネタです。
なお、5教科に関係する分野を選ぶ際は、学習内容から大きく逸れないようにすることも大切です。
授業で気になったことをより深く調べてみる
たとえば、自分が好きな授業のなかで、もっと深く知りたいと思ったことなどは、取組みやすいネタでしょう。
学習を進めるなかで、さらに興味を持てる箇所が見つかる可能性もあるため、おすすめです。
また、理解が不十分なまま進んでしまった授業内容が気になる場合は、復習するのもよい方法です。あやふやだったところをしっかりと覚え直し、苦手だった分野を理解できます。
生活のなかから探す
普段の生活のなかからネタを探したいというお子さまであれば、自然を体験したり、環境について学ぶのがおすすめです。
「comotto」では小学生の自由研究など、校外学習の機会として、イベントを適宜開催しています。
「comotto」のイベントは、子どものための自主学習のテーマになるような題材や、金融教育、キャリア教育、創造力を養う教育など、学校だけでは学べない、将来にとって大切なことを学べます。
現在、募集中・開催予定のイベントは下記よりご確認ください。詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
出典:イベント|comotto
身近な疑問を自主学習で楽しく調べよう
小学校4年になると、学びの範囲も広がります。
自主学習のネタも、低学年よりも難しいものにチャレンジする必要が出てくるため、よいテーマが思いつかずに苦労する場合もあるでしょう。
本記事では、小4の教科別の自主学習ネタとネタを探すコツを紹介しました。
本記事で紹介したコツを参考に、「自由にテーマを決められる」という自主学習の利点を活かしながら、さまざまなテーマの学習に取組んで行きましょう。