紙コップを使った工作アイデア10選!子どもと制作して楽しみを広げよう
紙コップを使って、子どもと一緒に工作をしてみたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。この記事では、おすすめの紙コップの工作アイデアや注意点などを紹介します。紙コップを使った工作アイデアを知りたい方はぜひ、参考にしてください。
「紙コップを使った工作アイデアを知りたい」
「小学生に紙コップ工作がおすすめな理由は?」
「紙コップ工作をするときに注意すべきことはある?」
紙コップを使って小学生の子どもと工作に挑戦したいけれど、作品のアイデアが浮かばないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、紙コップを使った工作アイデアを紹介しています。
この記事を読むことで、紙コップを使ったさまざまな工作アイデアに加え、紙コップ工作のメリットや注意点などを知ることができます。その知識をもとに、紙コップ工作に取り組めば、楽しい作品の数々が作れるでしょう。
この記事を参考に、子どもと一緒に紙コップ工作にチャレンジして、さまざまな作品を作ってみましょう。
小学生に紙コップ工作がおすすめな4つの理由
工作には材料が必要ですが、何も特別な材料を必要とするわけではありません。身近な材料を使っても、自由な発想力でさまざまな作品を作れます。なかでも、小学生の工作におすすめなのが紙コップです。
小学生になぜ紙コップ工作がおすすめなのか、その理由を4つ紹介します。
安いのでたくさん用意できる
紙コップは値段が安いため、たくさんの数を用意できます。100円ショップでも販売されていて、お金をあまりかけずに工作を楽しめます。
容量が少ないものは50個以上入っているものもあるため、失敗を気にせずにさまざまな工作にチャレンジできるでしょう。
サイズが豊富でアレンジしやすい
紙コップは、小さいものから背の高いものまでサイズが豊富です。作りたいものに合わせてサイズを選べて、サイズを生かした工作も可能です。
また、無地の白い紙コップだけでなく、カラー紙コップや柄入りの紙コップなどもあり、デザインも幅広いなかから好きなものを選べます。
素材がよい
紙コップは紙でできているため、ハサミで切ったりのりやテープでくっつけたりなど、子どもでも加工しやすいです。ペンやクレヨンなどとの相性もよく、絵を描くのにも適しているでしょう。
また、普通の紙とは違いしっかりしているため、簡単に破れることはなく、穴を開けて紐を通すこともできます。
用意がしやすい
紙コップは100円ショップだけでなく、スーパーやコンビニ、ホームセンターなどさまざまなお店で購入できます。
近所のお店で手軽に調達できるため、思い立ったらすぐに工作に取りかかれるでしょう。
【5選】自分だけのこだわり紙コップを使った工作アイデア
ここからは、紙コップを使った工作アイデアを紹介していきます。
小学生でも簡単に作れる作品が多いため、気になるものを作ってみましょう。自分なりにアレンジを加えてみるのもおすすめです。
模様付けが楽しいカラフル魚
紙コップ一つで作れる魚の工作アイデアです。材料は紙コップ・シール・ペンですが、シールはなくてもOKです。道具はカッターナイフ・ハサミ・ホチキスを使います。
まず、カッターナイフで紙コップの底に端から端まで切り込みを入れ、側面を押して底を突き出させて魚の口を作ります。次に、上部分を平らに押しつぶしたら、ハサミで両端を三角形に切り取りましょう。
切り取った三角形の部分を開いて、片方をハサミで半分に切ります。切ったら、半分にした三角形を背びれと腹びれ、残りの三角形を尾びれとしてホチキスで本体に付けます。ペンやシールで目や鱗などの模様を付けたら完成です。
いろんなイラストで飾るオリジナルたこ
紙コップに赤い紙を貼りつけて、たこを作る工作アイデアです。材料は紙コップ・折り紙または画用紙です。道具はのり・ハサミ・ペンなどを使います。
まず、紙コップに赤い折り紙か画用紙を貼りつけます。次に、紙コップの上側にハサミでぐるっと1周切り込みを入れてたこの足を作り、足をすべて外側に開きます。ペンや紙で目や口、足の吸盤を付けたら完成です。
紙コップの底に、テープで半分折り曲げたクリップを貼りつけると、魚釣りゲームも楽しめます。釣り竿は、割り箸・たこ糸・S字フックで作ります。
また、たこ以外にも紙コップで魚やイカ、カニなどほかの生きものも作れるため、アレンジしてみましょう。
かわいい紙コップお花のプレゼント
母の日などのプレゼントにもおすすめのお花の工作アイデアです。材料は紙コップ2個・ストロー・画用紙・シールなどです。道具はハサミ・クレヨン・のり・セロハンテープなどを使います。
まず、1個の紙コップの側面に、縁から底に向かってハサミで7~8等分くらいに切り込みを入れます。次に、側面を花びらのように広げて、お花の形にしてください。その際に角を丸くカットすると、よりお花っぽくなります。
次に、お花の形にした方の紙コップの全体に、クレヨンなどで好きなように色を塗ります。もう1個の紙コップも画用紙やシールで好きなように装飾したら、両方の底の中央にストローが通る穴を開けてください。
ストローの先に3等分に切り込みを入れて、お花の形の紙コップの穴に通したら、切り込み部分を広げてセロハンテープで留めます。その紙コップをもう1個の紙コップに上から重ねて、穴にストローを通したら完成です。
ストローを上に押し出すと、閉じていたお花がパッと開く仕組みです。お祝いする相手に向かって咲かせましょう。
簡単に作れる小物入れ
おしゃれな小もの入れを作れる工作アイデアです。材料は紙コップ・クラフトバンド・毛糸や紐などです。道具は両面テープ・ホチキスを使います。
はじめに、紙コップにホチキスでクラフトバンドを取り付けて、取っ手にします。次に、紙コップに両面テープを貼り、好きな毛糸や紐を巻き付けたら完成です。
ハサミやカッターナイフなどは必要なく、とても簡単ですが、デザイン次第で既製品のようにおしゃれに仕上がります。子どもだけでなく大人にもおすすめです。
遊べる鯉のぼり
子どもの日にぴったりの鯉のぼりを作る工作アイデアです。材料は紙コップ・丸シールまたは折り紙などです。道具はペン・のり・ハサミなどを使います。
まず、白い丸シールまたは丸く切った折り紙にペンで黒目を描き込んで、紙コップの上部に貼りつけます。次に、半分に切った丸シールや半円の形にした折り紙で、紙コップの下半分に鱗の模様を作ったら完成です。
色違いで3つ作り、千枚通しで開けた穴にたこ糸を通してつなげると、さらに鯉のぼりらしくなります。子どもの日の飾り付けにおすすめです。
また、鯉のぼりをモチーフにした、けん玉を作る工作アイデアもあります。まず、3色のリボンを用意したら、7~8cmくらいの長さに6本切ります。
次に、2cmくらいの幅に切った工作紙に、両面テープでリボンを付けてください。のりしろ部分を残してあまった工作紙を切り、輪にして留めると吹き流しが作れます。
たこ糸を適当な長さに切って両端に結び目を作ったら、鯉のぼりの紙コップの底と拭き流しの内側にセロハンテープで留めるとけん玉の完成です。基本の作品にアレンジを加えることで、さらに別の作品が作れます。
試行錯誤して、「考えるって楽しい!」という体験を積み重ねることは、子どもの思考力の向上につながります。なかなか工作の時間が取れない場合は、「ワンダーボックスfor docomo」を利用するのもおすすめです。
五感を使って、手を動かして試行錯誤ができるアナログの良さと、デジタルの良さを掛け合わせた新感覚の学びをSTEAM領域のバラエティ豊かなテーマでお届けします。(※対象年齢4歳〜10歳)
詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
出典:ワンダーボックス for docomo|comotto
【5選】みんなで遊べる紙コップを使った工作おもちゃアイデア
続いては、作ったあとにみんなで遊べる工作アイデアを紹介していきます。
紙コップを使って、繰り返し遊べるおもちゃが作れます。兄弟姉妹や友達と一緒に作って、仲よく遊んだり対決したりしましょう。
ゆらゆら動くおばけ
紙コップからおばけがむくむくと出てくる工作アイデアです。材料は紙コップ・ストロー・ビニール袋です。道具は油性ペン・セロハンテープ・キリなどを使います。
まず、紙コップの下の方に、ストローを通すための穴を1か所開けます。次に、その穴にストローを飲み口から飛び出るように通してください。
次に、ビニール袋の開く方を下にして、開かない方におばけの顔を描きます。シールや折り紙を貼りつけて顔を作ってもOKです。袋のなかに飲み口から出たストローを入れて、袋から空気が出ないようにセロハンテープで留めます。
ストローを引っ込めて、おばけを紙コップのなかに隠したら完成です。ストローで息を吹き込むと、おばけがむくむくと顔を出します。みんなで驚かし合いながら遊んでみましょう。
周りの人に注意が必要なけん玉
3つの材料でけん玉が作れる工作アイデアです。材料は紙コップ・毛糸・アルミホイルです。道具はセロハンテープ・キリ・クレヨンを使います。
まず、紙コップの側面の縁に近い部分にセロハンテープを貼りつけて、その上からキリで穴を開けます。穴に毛糸を通したら、内側で結び、セロハンテープで留めてください。
アルミホイルを丸めながら毛糸の先に巻き付けて、丸く形を整えたら完成です。紙コップにクレヨンなどで自由にイラストや模様を描きましょう。毛糸の長さを変えると、難易度を調節できるため、みんなで競い合って遊べます。
くるくる回るフリスビー
簡単に作れて、外遊びにぴったりなフリスビーの工作アイデアです。材料は紙コップ2個です。道具はハサミ・ペン・定規・マスキングテープなどを使います。
まず、紙コップの縁に8等分の印を付けたら、印から底に向かってハサミでまっすぐ切ります。紙コップを広げ、マスキングテープなどで装飾しましょう。同じものをもう1つ作ったら、重ねてホチキスで留めて完成です。
2個の紙コップを重ねて、いっぺんに印を付けたり切ったりすると、時間の短縮になり早く作れます。みんなで飛ばして、飛距離を競いましょう。
おなじみ糸電話
離れた相手と話せる昔なつかしの糸電話の工作アイデアです。材料は紙コップ2個・ビーズまたはつまようじ・タコ糸です。道具はハサミ・目打ちを使います。
はじめに、紙コップの底の中央に、目打ちでたこ糸が通るくらいの穴を開けます。次に、2mくらいに切ったたこ糸を穴に通し、穴から出てきたたこ糸にビーズやつまようじを結びましょう。もう一つも同じようにして完成です。
糸が振動することで離れた相手に声が伝わります。どれくらいの長さまで聞こえるか試してみましょう。糸がたるんでいると音が聞こえないので注意しましょう。
紙コップとつまようじと輪ゴムだけでできるロケット
実際に飛ばせるロケットの工作アイデアです。材料は紙コップ2個・つまようじ・輪ゴムです。道具は色画用紙・クレヨン・のり・ハサミ・キリなどを使います。
まず、紙コップの1つに、色画用紙で作ったロケットを貼ったり、ロケットの絵を描いたりします。もう1つに好きな模様を描いたら、ロケットの紙コップを内側にして、2つを重ねた状態で縁の近くに1か所穴を開けましょう。
次に、模様を描いた紙コップの縁に、1cmくらいの切り込みを2か所に入れます。その切り込みに輪ゴムを通して半円になるように引っかけます。輪ゴムの上にロケットの紙コップを重ねたら、穴につまようじを刺しましょう。
これでロケットの完成です。つまようじがストッパーになっていて、つまようじを引き抜くとロケットが飛び出します。みんなで誰が高く飛ばせるか対決してみましょう。
紙コップで工作するときの3つの注意点
紙コップ工作にはメリットが多く、子どもが喜ぶ作品をたくさん作れます。事故には十分に注意して、あんぜんに工作を楽しみましょう。
紙コップの工作をする際には注意しなければならないことがあるため、最後に3つの注意点について紹介します。
子どもの誤飲に注意
子どもの事故の半数は誤飲が占めているといわれています。
小さな子どもがいる家庭では、小さな素材や部品を子どもが口に入れてしまわないように、目を離すことなく作業を行いましょう。
道具や材料によるけがに気をつける
ハサミやカッターナイフなどの刃ものを使う場合は、けがに気をつける必要があります。子どもが刃物を使っているときは、そばを離れないようにしましょう。
また、ホチキスの針を誤飲する恐れがあるため注意が必要です。
片付けまでていねいに行う
事故やけがを防ぐには、材料や道具を出しっぱなしにしないことも大切です。まとめて片付けるのではなく、使ったものはその都度片付けるとあんしんです。
ホチキスの針を外したときは、セロハンテープに貼りつけてから捨てるなど、細かいところまで配慮しましょう。
紙コップの工作で遊びの幅を広げよう
紙コップを使った工作アイデアなどを紹介しました。紙コップは手に入りやすく、加工もしやすいため、子どもの工作にぴったりな材料です。アレンジ次第でさまざまな作品を作れます。
紙コップの工作に挑戦して、遊びの幅を広げ、子どもの成長につなげましょう。