保育園の運動会でおすすめなプログラム12選!保護者も一緒に楽しめるプログラムもご紹介

保育園の運動会でおすすめなプログラム12選!保護者も一緒に楽しめるプログラムもご紹介

保育園の運動会にどのようなプログラムがあるのか、ご存じでしょうか。この記事では年齢別におすすめのプログラムや運動会当日のスケジュールなどについて紹介しています。子どもの年齢に合わせたプログラムを知りたい方や、当日の動きが気になる方は、ぜひ読んでみてください。

「保育園の運動会ってどんなプログラムがあるの?」

 「保育園の運動会のテーマについて知りたい」

 このように、保育園の運動会のテーマやプログラムについて、興味や疑問のある方もいるのではないでしょうか。

この記事では保育園における運動会の意味や意義、運動会におすすめのテーマなどを紹介しています。なぜ保育園で運動会を行っているのか、運動会ではどのようなテーマが使われているのかわかるでしょう。

子どもの年齢別の運動会のプログラムや、保護者も一緒に楽しめるプログラムについても紹介しています。乳児でも参加可能なプログラムがあるのか、保護者がどのようなプログラムに参加可能なのかわかるでしょう。

また、運動会当日のスケジュールについても紹介しているため、スケジュールを考える際の参考にもなります。

保育園の運動会のプログラムやテーマについて知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

保育園における運動会の意味・意義

保育園における運動会とは、子どもがどのように成長しているのか、保護者が知ることができる場です。

特に家庭以外の姿を見ることで、集団のなかで子どもが自分の役割を自覚し、責任を持ってやり遂げる過程で大きく成長していく姿を確認できます。保護者は、子どもが成長していることを実感できるでしょう。

また、運動会を通じて子どもを成長させるには、あまり勝敗にこだわる必要はありません。運動会でどれだけ力を発揮したか、みんなと協力してできたかを、子どもが実感できるようにすることが大切です。

運動会におすすめテーマ例

保育園の運動会を盛り上げるために、テーマを決めて運動会を行う保育園もあるでしょう。運動会のテーマ選びでは、大人も子どももよく知っているものをテーマにしたり、想像力をかきたてられるようなテーマにしたりすることがおすすめです。

保育園の運動会におすすめのテーマにはどのようなものがあるのか、紹介するため参考にしてみてください。

みんなで作り上げようオリンピック

4年に1度行われる、「オリンピック」をテーマにしてみましょう。オリンピックとはどういうものか子どもが知ることは、スポーツや外国に興味を持つきっかけになる可能性があります。

子どもたちがトーチを持って走ったり、トーチを持った子どもが乗ったトロッコを保護者が引っ張ったりして、オリンピックを模した競技を行ってみましょう。

ふわふわ雲の上へ!空の世界

空の世界をテーマにした運動会では、マットを雲に見立てて空の世界を作ったり、飛行機になったつもりでかけっこしたりするとよいでしょう。解放感のあるテーマなので、のびのびした雰囲気の運動会になりやすくなります。

みんなが主人公!絵本の旅

子どもたちが気に入っている絵本をテーマにした運動会は、子どもが楽しんでくれるでしょう。特に、人気の高い絵本を題材にすることがおすすめです。

絵本の内容に沿った飾り付けや、競技を取入れると、子どもたちは絵本のなかの登場人物になりきってくれるでしょう。

きらきらゆらゆら海の国

子どもたちが興味を持ちやすい、海をテーマにした運動会もおすすめです。子どもたちに人気の高い海の生き物や、海の世界を運動会の飾り付けで表現できます。クラゲを真似て、ゆらゆらするダンスを披露してもよいでしょう。

みんなスマイル!おひさまの子

運動会がはじめての子どもでもあまり緊張しなくて済むように、笑顔をテーマにすると、楽しく参加してくれます。失敗したり転んだりしたときも、笑顔がテーマなら、みんな笑って乗り越えようと頑張ってくれるでしょう。

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【乳児から1歳児におすすめ】運動会のプログラム

乳児から1歳児までであれば、子どもだけで何かするということは難しいでしょう。しかし、親子でふれあえるプログラムや子どもが楽しめるプログラムはあります。

乳児や1歳の子どもたちのプログラムは、小さな子どもでもできることや、親子で行える親子競技などが中心になるでしょう。保護者が様子を見て楽しむよりも、子どもたち自身が楽しく行えるプログラムを、年齢に合わせて選ぶことが大切です。

以下では、それらを紹介します。

親の元までまっすぐ!ハイハイレース

ハイハイができるようになった子どもと、親で行うプログラムです。子どもがハイハイさえできていれば参加できるため、0歳でも参加可能でしょう。

コースの端と端で子どもと親が離れて、親のところまで子どもをハイハイさせる競技になります。親が子どもの名前を一生懸命呼んだり、音を鳴らしたりして子どもを呼んでもよいでしょう。

0歳~1歳の乳児が対象になりますが、月齢や年齢によって子どもの成長過程にかなりの違いがあります。1歳の子ども用のコースでは、マットを敷いたり障がい物を置いたりすることで個性的なコースにしたり、難易度を調整したりしてみましょう。

楽しく踊ろうマラカスダンス

楽しい音楽や歌に合わせて、マラカスを振って身体を動かすプログラムです。マラカスは持ち手がついており、なかに粒が入っています。振るとシャカシャカという音がします。振るだけで音が出るため、0歳でも楽しめる打楽器です。

やわらかめのマットを敷いて、その上でマラカスダンスをします。聞き覚えのある音楽なら、子どもたちも自然にダンスしてくれるでしょう。1歳や2歳の子どもであれば、自分たちでマラカスに飾り付けをしても楽しめます。

ゴールをめざして!トンネルくぐり競争

遊具用のトンネルや、段ボールで自作したトンネルを乳児たちがくぐるプログラムです。ただトンネルをくぐるプログラムにするだけでなく、海をイメージしてなかに入るようなトンネルくぐりにすると、さらに楽しめるでしょう。

屋内でトンネルくぐりをする場合は、そのままでも構いません。屋外でする場合は、マットなどを敷いてあんぜんに遊べるようにしておきましょう。子どもたちをトンネルに慣れさせるために、普段から挑戦しておくとよいでしょう。

【1歳児~3歳児におすすめ】運動会のプログラム

1歳児~3歳児頃になると、子どもたち自身でできることが増えてくるでしょう。保護者や友達と一緒に取組むプログラムや、全身を使うようなプログラムも可能です。

ここでは、活発になってきた子どもには、どのようなプログラムがおすすめなのか紹介します。

1歳児~3歳児の運動会では、年齢や月齢によって子どもができることに差があるため、それぞれの年齢や月齢に合ったプログラムを選んで行いましょう。

リズムに乗って!玉入れダンス

玉入れは、子どもたちの身長よりも高い位置にあるカゴに向かって、玉を投げ入れる運動会の定番プログラムです。

保育園で1歳児~3歳児向けに行う場合は、音楽を流してリズムに乗ってダンスをし、先生の合図があった時間だけ玉入れするプログラムにしてみましょう。

普通の玉入れでは、玉入れが苦手な子どもはあまり楽しめない可能性もあります。ダンスと組み合わせることで、うまく玉入れできない子どももダンスで楽しめるでしょう。

息を合わせて!みんなで綱引き

子どもと保護者たちでチームごとにわかれ、笛の合図に合わせて、1本の縄を両側から引っ張って行うシンプルなプログラムです。

友達や保護者と一緒に綱引きすることで、みんなと息を合わせることを学べます。

保護者は、縄を引っ張られる反動で子どもが転んだりケガしたりしないように、サポートしながら行いましょう。

つないで!ボール送りリレー

みんなで列になって並び、ボールを後ろの人に渡していくリレーです。

最初の人がボールを持ち上げて頭の上を後ろまでリレーしていき、後ろの人まで行ったら、今度は股の下を通して、最初の人のところまでリレーしていくプログラムになっています。子ども同士で間隔をあけたり、狭めたりして楽しむことも可能です。

ボール一つでできるお手軽なプログラムで、子どもは友達と連携をとって楽しめるでしょう。

【4歳児~6歳児におすすめ】運動会のプログラム

4歳児~6歳児の頃になると、子どもたち同士で協力したり、全身を使って全力で運動したりすることができるようになっています。少し複雑なプログラムでも、実行することができる力がついているでしょう。

子どもだけで行えるプログラムが増えるため、保護者に見えやすいよう、大きな動きのあるプログラムがおすすめです。

全力勝負!バトンリレー

バトンリレーはチームごとにわかれ、チームのメンバーでバトンをリレーしながらゴールまでの速さを競います。このプログラムでは、保護者は子どもたちが全力で走る姿を見ることができます。

また、速くゴールするためには、バトンをスムーズに手渡ししていかなければなりません。運動会当日まで、友達とリレーの練習が必要になります。仲間と息を合わせる経験になり、チーム全体の絆を深めてくれるでしょう。

みんなが一つに!パラバルーン

パラバルーンはカラフルな円形の布を使い、みんなで引っ張ったり、持ち上げたりするプログラムになります。

みんなでパラバルーンを囲んで行うため、全員で協力する経験を得られるでしょう。パラバルーンを使ってさまざまな動きをするため、身体を大きく動かせるようにもなります。

重さのあるパラバルーンを操作するためには相応の力が必要なため、大人と一緒にプログラムをしてもよいでしょう。

ぐるぐる!台風の目

台風の目は、横にした棒を二人一組で両端を持ち、コースを走って次の子どもたちに棒を渡していくプログラムです。棒を持ったまま、コースに設置してあるカラーコーンなどの周りをグルグルと回ることで、台風の目のように見えるでしょう。

カラーコーンなどの周りを、棒を持ったまま上手く回るには、二人で調整しなければなりません。子ども同士で工夫し、答えを見つけていくでしょう。

保護者も一緒に楽しめるプログラム

小さな子どもたちの運動会では、保護者との協力が必要なプログラムを行うこともあります。特に0歳~3歳児といった小さな年齢の子どもは、保護者と一緒に参加することで、あんしんして取組んでくれるでしょう。

親子で行えるプログラムにはどのようなものがあるのか、紹介するため参考にしてみてください。

食べて走ってパン食い競争

保護者が子どもを抱っこしたり、おんぶしたりしてコースを走り、子どもがコース途中にあるパンをとるプログラムは、パン食い競争として人気があります。

パンの高さは、少し頑張らないと届かない程度の高さにしましょう。ただ、子どもの力でもとれるようにする工夫も必要です。子どもは保護者と一緒に、パンをとるために息を合わせて頑張ってくれるでしょう。

パンの袋に絵を描いたり飾りをつけたりしても楽しめます。もしアレルギーのある子どもがいた場合は、ほかの食べものに変更しておきましょう。

いろんな姿に!お着替え競争

スタートしてからゴールするまでのコースに着替えが用意してあり、それぞれの親子が途中で着替えてゴールする速さを競うプログラムです。

親子でスタートしたあと、コースに用意してある着替えを手に取ります。着替える場所が用意されているため急いで移動し、二人で協力しながら着替えましょう。着替えたままの格好で、ゴールまで走ります。

このとき、着替えに絵本やハロウィンなどのテーマがあると、見ている保護者や子どもたちも楽しめるでしょう。

あの人と一緒にゴール!借り人競争

借り人競争はその名前のとおり、親子で走ってお題の人を見つけ、その人と一緒にゴールする速さを競う競争です。

まずは親子でスタートし、コースに置かれている、借り人が誰なのかを書いた紙を確認します。「赤い服の人」や「帽子をかぶっている人」といったお題に沿った人を見つけ、一緒に来てもらえるように誘いに行きましょう。

先生の特徴をお題にすると、先生たちがどのような人なのか、保護者が知る機会にもなります。

競技に参加する親子だけでなく、ほかの人も巻き込む借り人競争は、運動会で盛り上がるプログラムでしょう。

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運動会の当日スケジュール

運動会当日は、まず子どもたちが入場して行進し、開会式を行うところからはじまります。入場や行進は、時間の都合で省略になるケースがあるでしょう。

準備運動をしたあと、子どもたちの午前の競技を見る時間になります。続いて親子競技が行われ、お昼休憩に入ります。午後の競技や組み立て体操などが終わると、閉会式をして終了です。

保育園によっては、翌年入園する予定の子どもたちの競技が行われる場合もあるでしょう。

順番プログラム内容
1入場及び行進
2開会式
3準備運動
4午前の競技
5親子競技
6昼休憩
7組み立て体操など(年長)
8午後の競技や鼓笛
9閉会式

運動会は保護者同士がかかわるきっかけにもなる

普段はあまり保育園に行かない保護者でも、運動会には行くというケースが多くあります。このため、運動会は普段接点のない保護者同士が知り合い、つながるためのよいきっかけになるでしょう。

また運動会では、保育園が行っている教育方針を知ることも可能です。教育を進めていくために必要であれば、保護者同士や保育園と連携したり協力したりできるようになるでしょう。

保育園の運動会は子どもの晴れ姿を見る場であると同時に、保育園や保護者同士と関係を深められる場でもあるといえます。

子どもが楽しめる運動会にしよう

保育園の運動会は、子どもだけでなく、多くの保護者も参加する可能性の高い行事になっています。保護者に子どもたちの様子を見せるため、また園の教育方針を伝えるために、子どもの年齢や月齢に合ったプログラムや、全員が楽しめるプログラムを選ぶことが大切です。

この記事では年齢別におすすめのプログラムを紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

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