【地域別】小学校の夏休みはいつからいつまで?子どもの計画の立て方もご紹介

【地域別】小学校の夏休みはいつからいつまで?子どもの計画の立て方もご紹介

小学校の夏休みはいつからか、ご存じでしょうか。この記事では地域別の小学校の夏休みの時期や、小学校以外の夏休み、夏休みの計画の立て方などをまとめています。夏休みの時期を知りたい方や、夏休みを有意義に過ごすための計画の立て方を知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

「小学校の夏休みっていつからいつまで?」

 「地域によっては、夏休みがいつからなのか変わったりする?」

 このように、小学校の子どもの夏休みの時期について詳しく知りたい方や、疑問がある方もいるのではないでしょうか。

この記事では、小学校の夏休みはいつからいつの時期までなのか、都道府県別の時期について紹介します。一般的な小学校の夏休みの時期のほかに、都道府県によっては時期が変わるケースもあることがわかるでしょう。

また小学校以外の夏休みの期間についても紹介しているため、幼稚園や高校、大学の夏休みの時期についても把握できます。

子どもの夏休みの時期がいつになるのか気になる方や、住んでいる地域によって夏休みの時期に変化があるのか知りたい方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。

小学校の夏休みは全国的に7月末~8月末が基本

小学校の夏休みの時期は、学校ごとや学校のある地域によって変わります。小学校の場合、全国的に、7月末~8月末頃まで30日~40日程度を夏休みとしている学校が多いでしょう。

しかし、7月中旬~8月の中旬までを夏休みとしている学校もあれば、7月下旬~8月末までを夏休みとしている学校があるように、開始時期や終了時期、日数には違いがあります。

都道府県別で見る夏休みの開始時期と終了時期

夏休みの開始時期・終了時期が学校によって異なるのは、夏休みをいつからにするかを公立校では教育委員会、私立校は理事会などの運営組織が決めているためです。

また暑い時期の長い暖かい地域の夏休みは長く、暑い時期が短めの寒い地域は夏休みが短くなるといった傾向もあります。

都道府県ごとに、夏休みの開始時期や終了時期がどうなっているのか、おおよその時期を紹介するので、参考にしてみてください。

北海道・東北地方の夏休み

・北海道:7月26日頃~8月19日頃まで

・青森県:7月22日頃~8月23日頃まで

・岩手県:7月22日頃~8月20日頃まで

・秋田県:7月20日頃~8月24日頃まで

・宮城県:7月21日頃~8月24日頃まで

・山形県:7月21日頃~8月23日頃まで

・福島県:7月21日頃~8月21日頃まで

北海道や東北地方では、夏休みの終了時期が早い傾向にあるでしょう。このため、夏休みの期間自体が短くなりがちです。

北海道で、夏休みが短めである明確な理由はわかっていません。しかし、登校することが厳しい冬場の休みを長くするため、夏の休みが少なくなっているのではないかと考えられています。

ただ、近年は全国的に暑くなってきたため、北海道でも夏休みの期間延長が検討されています。

関東地方の夏休み

・茨城県:7月21日頃~8月27日頃まで

・栃木県:7月21日頃~8月29日頃まで

・群馬県:7月21日頃~8月27日頃まで

・埼玉県:7月22日頃~8月28日頃まで

・東京都:7月21日頃~8月24日頃まで

・神奈川県:7月21日頃~8月27日頃まで

関東地方の夏休みはどの県も平均的なもので、特に早かったり遅かったりすることはなく、長さにもあまり違いはありません。関東地方は特に暑い地域でも、寒い地域でもないということが影響しているのでしょう。

中部地方の夏休み

・新潟県:7月24日頃~8月28日頃まで

・富山県:7月25日頃~8月27日頃まで

・石川県:7月21日頃~8月31日頃まで

・福井県:7月21日頃~8月27日頃まで

・山梨県:7月21日頃~8月27日頃まで

・長野県:7月22日頃~8月21日頃まで

・岐阜県:7月21日頃~8月29日頃まで

・静岡県:7月22日頃~8月27日頃まで

・愛知県:7月21日頃~8月31日頃まで

中部地方の夏休みは平均的なものですが、長野県は最も短い日数の夏休みとなっていました。

これは、長野県では農業をしている家庭が多く、子どもたちも秋には農作業の手伝いをするために休むことから、夏休みの期間を短くしたことが影響しているといわれています。そして、春休みがほかの都道府県と比較して長いことも、理由の一つでしょう。

また夏の暑さによって、夏休みが延長される県もあります。

近畿地方の夏休み

・三重県:7月21日頃~8月31日頃まで

・滋賀県:7月21日頃~8月31日頃まで

・京都府:7月22日頃~8月24日頃まで

・大阪府:7月21日頃~8月24日頃まで

・兵庫県:7月22日頃~8月31日頃まで

・奈良県:7月21日頃~8月24日頃まで

・和歌山県:7月21日頃~8月24日頃まで

近畿地方の夏休みは、平均的な7月下旬~8月下旬の時期になっています。

開始時期は7月21日~22日頃と同じ時期です。しかし、終了時期は1週間程度ずれているところがあり、終了時期が早い地域では夏休み期間が少し短くなります。これは、いつから2学期をスタートさせるのかで差がつくためです。

中国地方の夏休み

・鳥取県:7月22日頃~8月24日頃まで

・島根県:7月21日頃~8月27日頃まで

・岡山県:7月20日頃~8月28日頃まで

・広島県:7月21日頃~8月31日頃まで

・山口県:7月21日頃~8月31日頃まで

中国地方の夏休みの時期は平均的なものですが、ほかの地方と比べて期間は少し長いです。

中国地方の場合は、日本海側と瀬戸内海側とで夏休みの日数が異なる傾向があるでしょう。日本海側の鳥取県や島根県、岡山県などは、瀬戸内海側の広島県と比較して、3日~7日程度早く2学期がはじまります。

広島県や山口県において、夏休みが長く設定されているのは、気候や地域の実情などによるものでしょう。

四国地方の夏休み

・徳島県:7月21日頃~8月31日頃まで

・香川県:7月21日頃~8月31日頃まで

・愛媛県:7月21日頃~8月31日頃まで

・高知県:7月21日頃~8月31日頃まで

四国地方の場合、4つの県すべて同じ時期に休んでおり、最も長く夏休みをとる地域の一つとなっています。これは、四国地方が比較的暖かい地域であることが影響しているのでしょう。暑い時期が長いことから、夏休みも長くとられている可能性があります。

九州地方の夏休み

・福岡県:7月22日頃~8月27日頃まで

・佐賀県:7月21日頃~8月28日頃まで

・長崎県:7月21日頃~8月31日頃まで

・熊本県:7月22日頃~8月28日頃まで

・大分県:7月21日頃~8月24日頃まで

・宮崎県:7月22日頃~8月24日頃まで

・鹿児島県:7月21日頃~8月31日頃まで

・沖縄県:7月21日頃~8月27日頃まで

九州地方は暖かい地域ですが、夏休みの期間が長いのは長崎県と鹿児島県だけで、ほかは短めという状況です。夏休みが短い県が多いのは、台風などの不測の事態へ備えるためや、授業時間を確保するためなどの理由があるでしょう。

梅雨が明けてからの酷暑で夏休みを前倒ししたり、猛暑の影響で夏休み期間を延長したりするケースもあります。

小学校以外の夏休み期間は?

小学校以外の夏休みはいつからいつまでなのか、それぞれの教育課程ごとに紹介していきます。小学校と同じように夏休みはあるのか、時期に違いはあるのかといったことなど、参考にしてみてください。

幼稚園

幼稚園の夏休み期間は、一般的に7月下旬~8月いっぱいになることが多いでしょう。小学校とほぼ同じスケジュールになり、夏休み期間も長めです。

また、幼稚園には公立幼稚園のほかに私立幼稚園もありますが、どちらも同じような時期になるため大きな違いはありません。しかし地域によっては、夏休みの時期が少し変わることがあります。

なお、保育園の場合はお盆だけ休むところや、全く夏休みのないところがあるため注意が必要です。

中学校

公立中学校の夏休み期間は、小学校と同じケースが多いでしょう。

一般的に、7月下旬~8月末までが夏休み期間になります。夏休みの日数も、35日~40日前後と小学校とあまり変わりません。

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高校

公立の高校の夏休みも、小学校と同じく、7月下旬~8月末までとしているケースが多いでしょう。夏休みの日数も35日~40日前後で、違いはあまりありません。

高校生の夏休みは、アルバイトやボランティアなどに積極的に挑戦する子どもが増えてきます。なかには、大学受験に向けて準備する子どももいるでしょう。

専門学校

専門学校では、一般的に7月下旬から夏休みに入るケースが多いでしょう。また、夏休み期間はそれぞれの学校ごとに20日~30日程度と、日数に違いがあります。

なかにはお盆だけを夏休みにするところや、10日程度しか夏休みがないという専門学校もあり、全体的に夏休みの期間は短めな傾向があります。

大学

大学は、公立の大学か私立の大学かで夏休みの時期が異なります。私立の大学では、公立の大学よりも早く後期授業がはじまります。

公立の大学であれば7月下旬~9月下旬にかけて、私立の大学であれば8月初旬~9月中旬あたりまでが夏休みです。私立の大学よりも、公立の大学の方が夏休みが長い傾向にあるでしょう。

社会人(会社)

社会人(会社)にも夏休みはあることが多いですが、期間はお盆だけといったようにかなり短くなります。祝日が加わると少し長くなることもありますが、基本的には4日程度が夏休み期間になるでしょう。

小学生の子どもの夏休み計画の立て方

小学校の夏休みは長いと思っていても、はじまってしまえばすぐに終わってしまった、と思うことも多いでしょう。長く短い夏休みを有意義な時間にするためには、あらかじめ計画を立てておくことが重要です。

まずは一日の予定を立て、夏休みの間にしなければならないことや、自分がしたいことなどをまとめて計画を立てましょう。

「やりたいこと」と「やるべきこと」のリストを作る

具体的な計画をスムーズに立てるために、まずは子どもの「やりたいこと」と「やるべきこと」を書き出し、リストを作ります。

たとえば、夏休みの宿題や、家の手伝いなどは「やるべきこと」でしょう。母親や父親の実家に帰省したり、旅行したり、趣味の時間をとりたいといったことは「やりたいこと」になります。

宿題はいつまでに何をやるのか決める

夏休みに出された宿題を、放置しておくと夏休みの終了直前まで残ってしまう事態が起こります。宿題として何が出されているのかを確認し、どれをいつまでにやるのか大まかに決めてカレンダーに書いておきましょう。

たとえば、読書感想文は7月中に本を読んで、8月10日頃までに感想文を書くといった具合です。自由研究は時間のかかるものもあるため、研究内容によってとりかかる時期を決めましょう。

一日にどのくらい勉強するか時間を決める

子どもと話し合って、一日にどのくらい勉強時間をとるのか決めておきましょう。小学校の低学年であれば1時間~3時間程度、高学年では2時間~4時間程度、受験を控えているなら3時間~5時間程度が目安になります。遊びや趣味の時間も記入しましょう。

また、時間を決めたとしても連続でするのではなく、わけて勉強することが大切です。午前中に1時間、午後に1時間といったようにすると、集中力が持続しやすくなります。家庭で長く勉強する習慣がついていない子どもは、30分から挑戦してみてください。

お出かけする日は30分にする、何もない日はきっちり2時間勉強するといったように、その日の状況に合わせることも大切です。

計画を書いたカレンダーを見えるところに置いておく

カレンダーに予定を書き込んだら、親子で見やすいところに置いておきましょう。

カレンダーがすぐに見えれば、子どもにとって予定がわかりやすくなるため、いま何をすべきかすぐにわかります。また、親も子どものスケジュールを把握できるため、サポートをしやすくなります。

小学校の夏休みを充実したものにしよう

小学校の夏休みの時期は、住んでいる地域によって変わります。しかし一般的に35日~40日程度と、かなり長い期間のお休みになるでしょう。

長い夏休みを充実したものにするためには、しっかり計画を立て、勉強や宿題だけでなく、趣味や遊びを全力で楽しむことが大切です。この記事で紹介した内容を参考に、子どもの夏休みの予定を立ててみましょう。

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出典:小学校低学年(1~3年生)まなび|comotto

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