ペットボトルの工作アイディア28選!子どもと楽しく遊べるおもちゃの作り方を解説
ペットボトルやキャップを使った工作にどのようなものがあるか、ご存じでしょうか。この記事ではペットボトルで作るおもちゃや収納、飾りやペットボトルキャップを使った工作などを紹介しています。工作のポイントもまとめているため、ぜひ、こちらを読んでみてください。
「夏休みの工作に困っているんだけど、何かおすすめはある?」
「ペットボトルで工作できるって聞いたけれど、どんなものがあるの?」
このように、ペットボトルを使った工作に興味のある方もいるのではないでしょうか。
この記事ではペットボトル工作の魅力をはじめ、ペットボトルで作れるおもちゃや収納、ペットボトルキャップを使った工作などを紹介しています。ペットボトルを工作することにはどのような利点があるのか、実際にさまざまなものが作れることがわかるでしょう。
また、ペットボトルで工作するときのポイントについてもまとめています。ペットボトルを使って工作する際に、どんなことに気をつければ上手くできるのか、工作のコツがわかるでしょう。
身近なもので工作してみたい方や、ペットボトルで何か作ってみたい方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
ペットボトル工作は簡単にできることが魅力
ペットボトルは、日々の生活のなかで出てくる廃材の1つです。ペットボトルを使った工作には、ハサミやカッターで簡単にさまざまな形に加工できることや、接着剤を使えば簡単にくっつけられるメリットがあります。
さまざまな工作をするためには思考力や想像力が必要です。「comotto」ではご家庭で工作に必要な思考力や想像力を育てる手段に役立つサービスを提供しています。
五感を使って、手を動かして試行錯誤ができるアナログの良さと、デジタルの良さを掛け合わせた新感覚の学びをSTEAM領域のバラエティ豊かなテーマでお届けします。(※対象年齢4歳〜10歳)
詳細は、下記よりご覧ください。
出典:ワンダーボックス for docomo|comotto
ペットボトルで工作できるおもちゃ
ペットボトルを使った工作にはさまざまなものがありますが、まずはおもちゃとして工作する方法や、必要な材料を紹介します。
ちょっとした工作で小さな子どもでも楽しめるおもちゃや、飾って楽しむおもちゃ、外で遊びに使えるおもちゃなどがあるので、親子で作ってみましょう。
風鈴風おもちゃ
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(丸いもの)
・紙
・ひもまたはリボン
・鈴
・割り箸
・両面テープまたは接着剤
・キリ
・絵の具
・カラーペン
ペットボトルを使って、手作りの風鈴風おもちゃを作ってみましょう。音を鳴らすために鈴を使用していますが、ほかのものを使うと違った音色が楽しめます。
風鈴風おもちゃの作り方を紹介します。こちらの工作ではペットボトルの下部分を使うので、上の部分を切り取っておきましょう。底の真んなかに、キリを使って穴をあけます。穴の直径よりも大きめに、割り箸をカットしましょう。
カットした割り箸に、ひもまたはリボンを結び付け、下側の先に鈴を吊るしてください。上側はペットボトルのうち側からひもまたはリボンを通して、割り箸部分で止めましょう。
ペットボトルのサイズに合わせてカットしたペーパーに、色を付けたり絵を描いたりして装飾します。ペーパーを両面テープや接着剤で、ペットボトルに貼り付けてください。ひも部分も装飾をつけたら、完成です。
ペットボトルロケット
【材料・用意するもの】
・空のペットボトル(約2リットルが適切)
・ロケットの台座(木製またはプラスチック製)
・圧力を加えるポンプやポンプを使わない場合は水で満たす容器
・ロケットの安定性を保つためのフィン(プラスチック板やカーボンファイバーが適しています)
・ゴムバンドやテープ
ペットボトルを使って、発射台つきのロケットを工作することも可能です。
はじめに、ペットボトルの底を切り取ります。この部分にポンプや水を注入するための口を作ります。フィンをペットボトルの周囲に取付けます。フィンは安定性を提供し、ロケットが安定して飛行するのに役立つ働きをします。
ロケットが飛行するための台座にペットボトルを取付けたら完成です。
マラカス
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・ビーズなど(音を出すもの)
・ストロー
・モール
・ハサミ
・接着剤
・油性ペン
ペットボトル工作で、乳児でも遊べるマラカスを作ってみましょう。用意するペットボトルは、少し小さめのものを用意することをおすすめします。
マラカスの作り方は、シンプルです。マラカスにしたいペットボトルを用意し、なかに入れるビーズなどを準備して入れ、ペットボトルキャップをきつく閉めるだけで完成します。なかに入れるもので音が変わるため、さまざまなものでマラカスを作ってみましょう。
でき上がったペットボトルにシールを貼ったり、絵を描いたりすればかわいらしくなります。
イロワケイルカ
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(2L・四角形)
・ビニールテープ(赤と黒、白の3色)
・牛乳パック
・カッター
・ハサミ
・油性ペン
イロワケイルカは、水に浮かべて遊ぶことのできるおもちゃです。作り方を紹介するため、こちらを参考に作ってみましょう。
まずペットボトルの注ぎ口側、横にして上になった部分に、カッターで小さな窓を開けます。黒と白のビニールテープを使い、ペットボトルを2色にわけて巻いていきましょう。
牛乳パックを開いて、なかの白い部分に油性ペンでイルカの背びれや尾びれ、胸ひれなどを描き、切り取り、ビニールテープで巻きます。ペットボトルのそれぞれの位置に貼り付け、黒と赤のビニールテープを使って、目の部分を作りましょう。これで完成です。
このままでも水に浮きますし、イロワケイルカの背中の部分、窓になった部分から水を入れて遊んでみることもできます。
きらきらスノードーム
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・一度沸騰させて冷ました水
・液体のりまたは洗濯のり
・ラメやホログラム、グリッター
・ビーズなど小さな飾り
・ハサミ
・ビニールテープ
きれいなものが好きな子どもとは、きらきらするスノードームをペットボトルで作ってみましょう。
スノードームの作り方は、まずペットボトルのなかにビーズや小さな飾り、ラメやホログラムなど好きなものを入れます。続いて、一度沸騰させて冷ました水を、ペットボトルの半分くらいまで入れてください。
そのあと、ペットボトルに液体のりまたは洗濯のりを入れます。空気が入らないように時間をかけて、あふれるすれすれくらいまで入れましょう。ペットボトルキャップを閉め、ビニールテープで固定したら完成です。
お好みで、マスキングテープなどを使い装飾してみましょう。
風車
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・カッター
・キリ
・針金ハンガー
・ペンチ
ペットボトルを使って、風車を作って観察してみましょう。針金やペンチを使うので、注意して取組んでみてください。
ペットボトルで風車を作るには、まずペットボトルの底の真ん中に、キリで針金ハンガーを通すための穴をあけましょう。ペットボトルキャップにも、同じように穴をあけましょう。
ペットボトルを横にし、カッターを使って側面にコの字に切り込みを入れます。これは風車の羽部分です。
このとき、上の部分を短く、下の部分を長めに入れて、ななめに折り曲げるようにしてください。羽は約6枚作るとよいでしょう。
ペットボトルキャップで閉じて、続いて針金ハンガーを伸ばし、ペットボトルのなかを通しましょう。底側の針金は折り曲げて止め、上側の針金は直角になるよう曲げてください。ペットボトル上側の針金を使い、固定させたら風車の完成です。
けん玉
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・糸やひも
・新聞紙
・折り紙
・ビニールテープ
・ハサミ
・カッター
・セロハンテープ
・油性ペン
ペットボトルで、少し大きめのけん玉を作れます。小さな子どもでも楽しめるけん玉になるため、ぜひ、親子で作ってみましょう。作り方を紹介します。
けん玉にはペットボトルの上部分を使うため、好みの長さで上部分を切り取りましょう。切り口には、テープを貼っておくとあんしんです。けん玉の玉は、新聞紙を丸めて折り紙で包み、セロテープで止めて作りましょう。
ペットボトルの飲み口部分に糸またはひものようなものを巻きつけ、反対側にけん玉の玉をくっつけることで完成します。ペットボトル部分にはペンで絵を描いたり、シールを貼ったりして装飾してみましょう。
プロペラ船
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(四角形)
・ペットボトルキャップ×3個
・牛乳パック
・竹串
・輪ゴム
・カッター
・ハサミ
・接着剤
・油性ペン
・キリ
ペットボトルを使って、水に浮かべて遊べるプロペラ船を作ってみましょう。ペットボトル工作のなかでは、少し難し目です。
まず、ペットボトルを船の形にするために、横に倒して上部をカッターで切り取りましょう。はじめにペンでどのような船にするのか描いておくことがおすすめです。ペットボトルを横のまま、真ん中付近にプロペラの軸を通すための穴をあけましょう。
少し大きめにあけることがコツです。
竹串を、ペットボトルの幅より少し長めになるようカットします。ペットボトルキャップ2個にプロペラの羽を取付けるための切れ込みを、等間隔に4箇所入れます。ペットボトルキャップ3個の真ん中に、竹串がギリギリ通るくらいの穴をあけてください。
牛乳パックを開いて、プロペラの羽部分を作ります。縦3cm、横10cmで約4枚作り、真ん中に切れ込みを入れてプロペラ状に組み立てましょう。ペットボトルキャップに取付け、接着剤で固定します。
竹串を通して、ペットボトルにつけましょう。
竹串の真ん中に輪ゴムを取りつけ、輪ゴムを伸ばしてペットボトルの入り口まで持っていき、キャップを通します。そこに竹串を通して、輪ゴムを止めましょう。竹串はペットボトルキャップよりも少し大きめにして、巻きやすくすることがコツです。
メガホン
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・カラーペン
・ビニールテープ
・ハサミ
・カッター
ペットボトルを使ったメガホンは、運動会の応援などに使えます。作り方を紹介するので、参考にしてみてください。
ペットボトルのメガホンは、ペットボトルの上部を使って作ります。そのため、好みの大きさになるようにペットボトル底を切り取っておいてください。
ペットボトルに装飾したい場合は、この段階でしておきましょう。ビニールテープを巻いたり、カラーペンで絵を描いたりしてみてください。
続いて、ペットボトルの側面に等間隔に長めの切り込みを入れていきます。カッターやハサミ、どちらでも使いやすい方で行いましょう。切り込みを入れた部分を少し外側に向かって広げたら、完成です。
的当てゲーム
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(500ml)×4本
・画用紙
・ティッシュペーパー
・輪ゴム
・割り箸
・ハサミ
・セロハンテープ
・クレヨンなど
ペットボトルを使って、的あてゲームに使えるおもちゃを作ってみましょう。
作り方は、まず割り箸をわってペットボトルに貼り付けます。割り箸の細い方がペットボトルから約3cmは出るように、割り箸とペットボトルをピッタリ付けることがコツです。ティッシュを丸めて輪ゴムとともにテープで止め、的あての玉を作ります。
続いて、画用紙でペットボトルに付ける飾りを作り、クレヨンなどで装飾します。オバケを作るのであれば、オバケの顔や体、手や足などのパーツを作ればよいでしょう。ペットボトルに飾りを取付けたら、完成です。
あとは、ペットボトルから飛び出た割り箸部分に玉の輪ゴムをかけて、飛ばして遊びます。
スライム遊び
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(500ml)
・ホウ酸
・洗濯のり
・洗面器
・色粉(食紅など)
ペットボトルで工作するのではなく、ペットボトルを使ってスライムを作って遊ぶ、スライム遊びを紹介します。
スライムの作り方は、まずペットボトルにキャップ1杯分のホウ酸を入れてください。このペットボトルに500mlの水を注ぎ、振って混ぜます。スライムに色をつけたい場合は、この段階で色粉を入れておきましょう。
洗面器のなかに洗濯のりを入れますが、洗濯のりの量は作りたいスライムの大きさの半分にしてください。ペットボトルのホウ酸水を少しずつ入れながら、混ぜます。好みの硬さになったら、スライムの完成です。
子どもの口にホウ酸やスライムが入らないように、気をつけてください。遊んだあとは袋やプラスチック容器に入れ、冷蔵庫で冷やしておくと、暑い時期に冷たいスライムで遊べます。汚れが入らなければ長く遊びに使えるため、なるべくきれいな場所で作り、遊ぶようにしましょう。
打ち上げ空気砲
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(500ml、丸いものがおすすめ)
・ゴム風船
・ビニールテープ
・ハサミまたはカッター
空気砲をペットボトルで作ってみましょう。こちらは、幼児でも作れる簡単な工作になっています。
空気砲の部分はペットボトルの上部を使って作るため、ペットボトルの半分から少し底よりの位置で2つに切りわけておきましょう。続いて、ゴム風船の風船部分(ふくらむ部分)も切っておきます。切り取ったゴム風船を広げて、ペットボトルの切り口にかぶせましょう。
ゴム風船をかぶせた部分を、ビニールテープで固定したら、空気砲の完成です。ペットボトルに装飾して、個性的な空気砲を作ってみましょう。
ペットボトルのゴム風船がある側面を手前にして持ち、ゴム風船をひっぱって離すと、空気が飛び出て空気砲になります。
ペットボトルめがね
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(500ml)
・紙
・セロハンテープ
・カラーペン
・油性ペン
・ハサミ
ペットボトルを使い、めがねを作って遊んでみましょう。ハサミは使いますが、幼児でも作れる簡単な工作です。
作り方は、まずペットボトルの下から2/3くらいまで水を入れます。紙に絵を描いて、絵の大きさに合わせて切りましょう。絵の側面がペットボトル側になるように、セロハンテープで取りつけたら、完成です。
ペットボトルを上下にして、絵が大きく見える様子を楽しんでみましょう。
ペットボトルで工作できる収納・飾り
ペットボトル工作ではたくさんのおもちゃを作れますが、収納や飾りといった、実用的なものも工作可能です。子どもが作って収納できるものや、飾れるものを紹介するため、ぜひ、参考にして作ってみましょう。
ファスナーつきのペンケース
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・ファスナー
・カッター
・接着剤
ペットボトルで、ファスナーのついたペンケースを自作してみましょう。
ペットボトルのペンケースは、ペットボトル全体を使います。まずはペットボトル上部を、お好みの位置でカッターを使って切りわけましょう。
ファスナーに接着剤をつけ、ペットボトルに取付けます。下部から挑戦し、下部がくっついたら上部もくっつけましょう。このとき、ファスナーを約1.5cm重ねますが、余った部分はカットしておいてください。
このままでもペンケースとして完成です。かわいくしたい場合は、布をファスナートップにつけたり、ペットボトルキャップ部分に巻いたりして装飾しましょう。
タワー型の小物入れ
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(複数)
・片面ダンボール
・スポンジシートまたはマスキングテープ
・両面テープ
・カッター
・ハサミ
タワー型の小物入れは好みの大きさで作れるため、作りたい大きさに合わせて片面ダンボールやペットボトルを用意しましょう。
作り方は、まずペットボトルの底部分を、好みの長さで切り取ります。この部分が小物入れになるため、3段のタワーにしたい場合はペットボトルを3本用意しておきましょう。
スポンジシートを0.5cmに切っておき、ペットボトルの切り口部分に両面テープで貼り付けます。片面ダンボールの凸凹していない面を内側にして少し曲げ、両面テープを使い、内側にクリアファイルを貼りましょう。
片面ダンボールを立て、等間隔になるように、接着剤でペットボトルの底部分を取付けていけば完成です。今回はペットボトルの切り口にスポンジシートを貼っていますが、マスキングテープを貼ってもよいでしょう。
ミイラ男のお菓子入れ
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・包帯
・目玉シール
・黒の画用紙
・モール
・カッター
・ハサミ
・マーカー
ペットボトルを使い、お菓子入れを作れます。今回はミイラ男をモデルにして作る方法を紹介していますが、ほかのモデルでも作れるため、好みのお菓子入れを作ってみてください。
お菓子入れは、ペットボトルの下部分を使います。まずペットボトルを下から約11cmの大きさに切ってみましょう。もう一度、改めて切口から約1cm、平行になるように切り取ります。
くっつく包帯を半分の幅に切ってください。それを使い、ペットボトルの底から巻いてミイラ男を作っていきましょう。くっつかない包帯の場合は、両面テープなどを使えばくっつけられます。
包帯を貼ったら、その上から目玉シールを貼り付け、マーカーで装飾しておきましょう。ペットボトルの両サイドの真ん中にモールを通すため、カッターで十字の切れ目を入れましょう。モールを通してねじって止め、反対側も同じようにしたら完成です。
ハンギングバスケット
【材料・用意するもの】
・ペットボトル(2L)
・すきまテープまたはハンギングバスケット用スポンジ
・ワイヤー
・鉢底石
・培養土
・花の苗
・カッター
・ハサミ
・油性ペン
・接着剤
・キリ
ペットボトルを使い、壁にかけて飾れる、ハンギングバスケットを作ってみましょう。
ハンギングバスケットはペットボトルの下部分を使うため、まずはペットボトルに切り込みを入れ、好きな大きさになるよう3面切り取ってください。最後の1面は折って吊り手を付けると、背面になります。その分だけ長く残して切り取りましょう。
キリを使い、ペットボトルの底に水を通すための穴を、いくつかあけておきます。ついでに、背面になる面を織り込み、吊り手を付けるための穴も通しておきましょう。穴にワイヤーを通し、吊り手を付けておきます。
ペットボトルの前面側の中央に、底から約3cmまで、横幅3cmの切り込みを入れて切り取りましょう。ここにすきまテープ、あるいはハンギングバスケット用スポンジを貼り付けてください。貼り終わったあと、露出している粘着部分には、培養土を少し付けておきましょう。
でき上がったハンギングバスケットに、花を植えれば完成です。
おしゃれなインテリアポッド
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・両面テープ
・カッター
・ハサミ
・定規
・ビニールテープ
ペットボトルを使い、おしゃれな鉢植えを作ります。
まずはペットボトルを真ん中あたりで切り取り、2分割してください。どこで切るか定規を使い、印を付けておくとよいでしょう。ペットボトルの下半分にペットボトルの上半分を入れ、大きさを調整します。
切り口がガタガタしているようなら、きれいになるようもう一度ハサミで切ってみてください。切り口にビニールテープを貼っておくと、子どもが触ってもあんしんです。
このまま飾ってもよいですし、マーカーやビニールテープを巻いて、装飾してみてもよいでしょう。土を入れて花を植えるだけでなく、ペットボトルの透明感を活かした、高分子ポリマーも使えます。
かわいい貯金箱
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・ラッカースプレー(好きな色)
・テープ(好きな色)
・アクリル絵の具
・貯金箱の飾り
・段ボール
・カッター
・ハサミ
・接着剤
ペットボトルを使い、貯金箱を作ってみましょう。作るために必要な材料は以上ですが、貯金箱をかわいくしたい場合は、かわいいひもやリボン、飾りなども用意しておいてください。
ペットボトルの貯金箱の作り方は、まずペットボトルにお金の投入口を作ります。続いてペットボトルの真ん中でカットし、2つにわけましょう。切り口同士をくっつけて、テープを貼って固定してください。
完成したあと、中身を取出すときはテープを剥がすことになります。
ペットボトルを動物に見立てる場合は、テープで耳や足、しっぽなどを作り、くっつけましょう。続いて段ボールを敷き、その上でペットボトル全体をラッカースプレーで塗装していきます。必要なら飾りも塗装しましょう。
ラッカースプレーが乾いたら、アクリル絵の具を使って、ペットボトルに装飾していきましょう。デコシールで飾ったり、リボンやひもをかけたりしてかわいくできたら完成です。
クリスマスツリーのオーナメント
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・ペットボトルに入れるもの(写真や折り紙など)
・布
・リボン
・モール
・ビーズ
・綿
・テープ
・カッター
ペットボトルを使い、クリスマスツリーの飾りとなるオーナメントを作ってみましょう。クリスマスツリーに吊るすため、あまり大きなペットボトルは使わないことがおすすめです。
オーナメントの作り方は、まずカッターを使い、ペットボトルの底部分を切り取ります。ペットボトルに入れて飾るための折り紙を作ったり、写真を選んだりしておきましょう。底部分に綿を敷いて、ペットボトルに飾りを入れ、底をテープでくっつけます。
ペットボトルの口からビーズなどの飾りを入れて、キャップを閉めましょう。ペットボトルキャップ部分に布をかぶせ、リボンで結べば完成です。
ペットボトルキャップを使った工作
ペットボトルの工作は、ペットボトル本体を使うものだけではありません。ペットボトルキャップたけを使った工作もあるため、紹介します。ペットボトルキャップがいくつも余っている場合は、ぜひ、こちらの工作に取組んでみましょう。
コロンとおたまじゃくし
【材料・用意するもの】
・ペットボトルキャップ
・ビニールテープ(黒と白)
・ハサミ
ペットボトルキャップを使い、おたまじゃくしを作ってみましょう。こちらはハサミを使いますが、幼児でも作れる工作になっています。
おたまじゃくしを作るには、まずペットボトルキャップを黒いテープでぐるぐる巻きにします。側面にも巻きますが、おたまじゃくしのしっぽ部分を作るため、はじめと終わり部分を約5cm長くしておきましょう。側面を巻いて残った部分もくっつけたら、しっぽは完成です。
続いて白いビニールテープでおたまじゃくしの目を作り、黒いビニールテープで目玉を作って貼れば、おたまじゃくしの完成です。
ペットボトルキャップを2個使えば、大きめのおたまじゃくしになります。赤いテープを使えば金魚も作れるため、試してみてください。
ハートや星のスタンプ
【材料・用意するもの】
・ペットボトルキャップ
・紙
・スポンジシート
・マスキングテープ
・ハサミ
・接着剤
・のり
ペットボトルで、ハートや星など、好きな形のスタンプを作ってみましょう。
スタンプを作るには、まずどんなスタンプを作りたいのか決めなければなりません。図案を決めたら、紙に、ペットボトルの直径よりも小さい大きさの図案を描きます。ハサミを使って、図案を切り抜きましょう。
スポンジシートに図案をのりで仮止めし、図案のとおりに切り抜いて、紙の図案は剥がしておきます。ペットボトルキャップ2つをまとめて、マスキングテープで固定しましょう。
接着剤を使い、キャップの面のどちらかにスポンジシートの図案を貼り付ければ完成です。
金魚すくいのおもちゃ
【材料・用意するもの】
・ペットボトルキャップ2個(金魚1匹につき)
・ビニールテープ(赤)
・輪ゴム
・厚手のビニール(20cm×20cm)
・ストロー
・たこ糸(60cm)
・針金
・半紙やキッチンペーパー
・ハサミ
・カッター
・油性ペン(赤)
・ペンチ
・でんぷんのり
・空き缶
ペットボトルキャップを使い、金魚すくいのおもちゃを作れます。金魚とポイの両方を作るため、材料や道具を準備します。
まずは金魚の作り方を紹介します。ペットボトルキャップの上面を赤いビニールテープで覆い、それを2つ合わせてビニールテープで固定します。ペットボトルキャップの側面部分も、元の色が見えないように赤いビニールテープですべて覆っておきましょう。
ビニールを広げ、ふちを赤いペンで塗っていきます。きれいでなくても構いません。上で作成したペットボトルキャップをこのビニールで包み、しっぽ部分をねじって輪ゴムで止めれば完成です。
ポイを作るには、まず空き缶に針金を1周巻きつけましょう。円の形を作って、残りの部分をひねって手で持つ部分にします。持ち手部分には、ビニールテープを巻いておきましょう。
針金の輪の部分を半紙またはキッチンペーパーに置き、のりでくっつけて乾かします。乾いたら針金に沿って、丸く切り取れば完成です。
ミニサイズ花瓶
【材料・用意するもの】
・ペットボトル
・紙
・卵の殻(中身を使って乾かしたもの)
・両面テープ
・カッター
・ハサミ
ペットボトルキャップを使って、簡単に花瓶を作ってみましょう。
はじめに、紙をペットボトルキャップの幅よりも約5mm大きめにカットしましょう。ハサミを使い、片方の端に約5mmの切り込みを入れます。ペットボトルキャップを裏返しておき、切り込みを入れた部分が上になるように紙で側面を巻き、両面テープで止めます。
ペットボトルキャップのなかに卵の殻をおけば、ミニサイズの花瓶の完成です。紙の切り込みを入れた部分が、卵の殻を支えています。このあと、紙の上からリボンを巻いたり、卵に紙やビーズで装飾したりするとよいでしょう。
針刺し
【材料・用意するもの】
・ペットボトルキャップ
・布(直径7.8cmの円形に切っておく)
・化繊綿
・フェルト(3.5cm×3.5cm)
・リボン(ペットボトルキャップ以上の幅のあるもの)
・裁ちバサミ
・糸切りバサミ
・縫い針
・縫い糸
・接着剤
ペットボトルキャップを使って、裁縫に役立つ針刺しを作ってみましょう。
作り方は、まず円形に切った布を、ふちを約1cm残してぐし縫いしていきます。糸を絞りながら布を丸め、そのなかに化繊綿をぎっしり詰めて、玉止めして固定します。
ペットボトルキャップの上面に接着剤をつけ、フェルトとくっつけましょう。乾いたら、ペットボトルキャップの大きさに合わせて切ってください。ペットボトルキャップのうち側に接着剤をつけ、上で作った化繊綿入りの布を押し込みましょう。
ペットボトルキャップの側面に、接着剤を使ってリボンを巻きます。リボンを巻いたときに重ねる部分は、先を約5mm折ってボンドでくっつけておくと、きれいに巻けるでしょう。
目が動く動物のマグネット
【材料・用意するもの】
・ペットボトルキャップ
・厚紙
・マグネット
・動眼
・フェルト
・ワイヤー
・アクリル絵の具
・目打ち
・接着剤
ペットボトルキャップを使い、かわいいマグネットを作ります。
作り方としては、まずアクリル絵の具を使って、ペットボトルキャップに作りたい動物の色を塗っていきましょう。触覚や角などをペットボトルキャップから出したい場合は、目打ちを使ってそのための穴をあけます。目打ちにワイヤーを通して、触覚や角をつけておきましょう。
ペットボトルキャップの直径に合わせて厚紙を切り、その中心にマグネットを接着剤で貼ります。その上にペットボトルキャップをかぶせ、接着剤で固定しましょう。
フェルトで動物の体のパーツを作り、ペットボトルキャップの上面に接着剤でくっつけます。動眼もつければ、完成です。
本物みたいなボールのマグネット
【材料・用意するもの】
・ペットボトルキャップ
・マグネット(直径2cm×幅5mm)
・フェルト
・手芸わた
・接着剤
・縫い針
・縫い糸
・刺繍糸
・糸切りバサミ
・裁ちバサミ
・チャコペン
ペットボトルキャップと裁縫で、ボールを模したマグネットを作ります。
まずは直径7.8cmの円形に切っておいたフェルトの中心部分に、ペットボトルキャップのふちに沿った丸い印をつけましょう。その印のなかに、作りたいボールに合った刺繍をします。
ふちを約1cm残してぐし縫いをし、糸を引いて丸くしましょう。そのなかに手芸わたを詰め、さらに糸を引いて玉止めします。
3cm幅に切ったフェルトを用意しましょう。ペットボトルキャップの側面に貼るため、上下に小さく切れ込みを入れておきます。ペットボトルキャップを裏返して、フェルトを側面に巻いていきましょう。切り込み部分を内側に折り込み、接着剤で貼り付けます。
ペットボトルキャップの大きさにカットしたフェルトを、上面に貼り付けましょう。ペットボトルキャップのなかに接着剤を塗り、上記の手芸わたを入れて丸めたフェルトを押し込めば完成です。
刺しゅうで作る動物のマグネット
【材料・用意するもの】
・ペットボトルキャップ
・フェルト
・マグネットシート
・手芸わた
・接着剤
・縫い針
・縫い糸
・刺しゅう糸
・糸切りバサミ
・裁ちバサミ
・チャコペン
ペットボトルキャップで、かわいい動物のマグネットを作ります。
作り方は、まず直径約6cmの円形のフェルトを用意し、その中心部分にペットボトルキャップに沿って印をつけましょう。そのなかに動物の顔を刺しゅうします。ペットボトルキャップのうち側に手芸わたを詰めてください。
ペットボトルキャップに、フェルトをかぶせます。このとき、刺繍した顔がしっかりペットボトルキャップの中央にくるように気をつけましょう。手芸わたを詰めた上に、動物の顔がくる形です。
そのままフェルトでペットボトルキャップを包み、裏側をぐし縫いして固定します。
ペットボトルキャップのサイズにカットしたマグネットシートを用意し、裏側の上から接着剤で固定すれば、完成です。
ペットボトルで工作をするときのポイント
ペットボトル工作をする際に、知っておきたいポイントを紹介します。ペットボトル工作をきれいに仕上げるためのポイントは3つあるため、実際に工作する前に、これらのポイントを押さえておくといいでしょう。
飲み終わったペットボトルをしっかり洗っておく
工作に使うためのペットボトルは、しっかり洗っておくことが大切です。特にジュースなどの砂糖が含まれている飲みものが入っているペットボトルは、洗い残しがあるとベタついてしまいます。
ペットボトルを洗うときは、洗剤と少量の水を入れて振りましょう。そのあとは、しっかり乾燥させておきます。
目印にマスキングテープを利用する
ペットボトルをきれいに切ることは、少し難しいでしょう。まっすぐペットボトルを切りたいときは、マスキングテープを利用して目印にすると、きれいに切れます。
ペンで印をつけてもよいですが、ペンの跡が残り、修正は難しいでしょう。マスキングテープであれば印をつけたいところにすぐに貼れ、位置がずれたとしても修正が簡単です。何度も剥がせるため、目印にしても跡は残りません。
ペットボトルに傷を付けてから切る
ペットボトルが切りづらいときは、あらかじめペットボトルに傷を付けてから切ると、スムーズに切れます。親子で工作する場合は、子どものために、あらかじめ親が傷を付けておくとよいでしょう。
また、切るためのカッターを熱しておくことでも切りやすくなります。かなり厚みのある頑丈なペットボトルを工作に利用したい場合は、こちらの方法も検討してみましょう。
子どもと楽しいペットボトルの工作をしよう
ペットボトルはありふれた材料ではありますが、イメージをふくらませることでさまざまなおもちゃや収納、飾りなどに姿を変えてくれます。
今回の記事ではペットボトルやペットボトルキャップを使ったさまざまな工作を紹介しているため、やり方を知ってから、親子で取組んでみましょう。
なかなか工作が上手くいかない場合や、きれいに工作したい場合は、ポイントを押さえておくことがおすすめです。ぜひ、参考にしてみてください。