小学校の春休みを充実したものに!子どもが楽しみながら成長できる過ごし方をご紹介
子どもの春休みに何をしたらよいのか困っている、ということはないでしょうか。この記事では春休みの時期や期間、学習やアウトドア、習いごとといった有意義な過ごし方を紹介しています。ぜひこの記事を参考に春休みの計画を立てて、子どもとの春休みを有意義に過ごしましょう。
「子どもが春休みに入ったんだけど、何かやらせた方がよいの?」
「春休みは宿題があまりないみたい。期間も短いし、どう過ごしたらよいの?」
このように、子どもの春休みの過ごし方に悩んでいる方や、困っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、小学校の春休みの有意義な過ごし方を、学習・家庭・アウトドア・習いごとの4つにわけて紹介しています。さまざまな春休みの有意義な過ごし方があることを知り、子どもがやりたいことや子どもにやってほしいことに取組めるようになるでしょう。
また、子どもの春休みがいつ頃からなのかも紹介しています。記事を読むことで、いつ頃から子どもが春休みに入るのかを知って、計画的に予定を立てられるようになるでしょう。
子どもの春休みを有意義に過ごさせたいと考えている方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
小学校の春休みは3月下旬から4月上旬が一般的
小学校の春休みは、一般的に3月下旬から4月上旬までの、約2週間になるケースが多いでしょう。
ただ、小学校の春休みの時期は都道府県によっても変わってきます。早いところは3月20日以降~4月最初の1週間くらいまでが春休みの期間ですが、春休みに入るのが遅いところでは3月25日以降~4月最初の1週間くらいまでになるでしょう。
春休みに入る時期は変わっても、終わる時期はおおよそ一緒の日づけになります。
過ごし方次第で可能性が広がる小学校の春休み
春休みの期間は約2週間ありますが、次の学年に上がったり新たな学校に入学したりする時期であるためか、宿題を出さない学校が多くなっています。
春休みには毎日しなければならない宿題があまりないため、普段できないようなことに挑戦するよい機会になるでしょう。子どもたちも宿題にわずらわされないため、好きなように日々を過ごせます。
【学習】小学生の有意義な春休みの過ごし方
春休みに学習して有意義に過ごすために、どのようなことに気をつければよいのか紹介します。
春休みには宿題が少なかったり、そもそも出されなかったりするケースが多いため、ほっとして気が緩んでしまうことがあるでしょう。しかし宿題が少ない分、春休みは新たな学年に進級するために予習したり、過去の復習をしたりする貴重な時期になります。
春休み中の学習目標と1日の勉強時間の計画を立てる
効率的に学習を進めるため、春休み中の学習計画を立てておきましょう。まずは、春休みにどのような能力を伸ばしたいのかを決め、どのくらいできるようになることをめざすのか目標を設定します。
春休みの1日の過ごし方を簡単に書き出しておき、食事やお風呂、睡眠や習いごと、休む時間などをあらかじめ引いた上で、残った時間から1日の勉強時間を決めましょう。1日の勉強時間にどれだけ勉強するのか、学習量も決めれば学習計画は完成です。
学校の宿題を終わらせる
春休みには宿題を出さない学校が多いのですが、中には宿題が出される学校もあります。宿題がある場合は、早めに取りかかって終わらせておきましょう。
宿題が嫌なばかりに、追い詰められるまで宿題をしない子どももいます。しかし駆け込みで宿題を終わらせた場合、宿題を終わらせることばかりに意識がいってしまい、学習した内容はあまり身に付かないでしょう。
スタートダッシュで早めに宿題に取組むと、集中して勉強できるメリットがあります。
進級前の総復習をする
春休みのあとは新しい学年に進級するため、前年までの学年の学習内容に不安はないか、総復習をしておきましょう。子どもが苦手なことや、あまり理解できていないことを見つけるよい機会になります。
また、小学校の子どもは復習の仕方がまだ身に付いていないため、保護者が丸つけなどでできるだけ子どもと接するように心がけてください。
丸つけのときに正解していれば、きちんと子どもを褒めましょう。もし答えが間違っていれば、なぜ間違ってしまったのか考えさせてから、答えを直すよう教えることが大切です。
学用品の準備・整理整頓をする
春休みは子どもの進級に備えて、必要な学用品の準備や整理整頓を行っておきましょう。
進級にあたって、現在所持している道具や文房具類のなかで足りないものはないか確認し、購入しておきます。前年度使ったものも取出して、整理整頓して必要ないものは捨て、場所を空けておきましょう。
新しく用意した学用品があれば、そのすべてに子どもの名前を書いておきます。子どもが持ち物を無くしてしまったりほかの子どものものと混ざったりしたときのため、持ち物への記名は必要です。
【家庭】小学生の有意義な春休みの過ごし方
春休みを、家庭のなかで有意義に過ごすための過ごし方を紹介します。外出しなくても、家庭でできることはさまざまあるでしょう。それぞれの家庭で、子どもと一緒にこれらのことを行ってみてください。
好きな本を読み終える
子どもが好きな本を購入したり、図書館から借りてきたりして、春休みの間に読み終えてしまいましょう。読書をよくする子どもは、そうでない子どもよりも、意識・非認知能力や認知能力が高い傾向にあります。
このときのポイントは、子どもの好きな本を読ませることです。自分が興味や関心を持っている本を読んだ経験が多い人ほど、小学校から高校生までにかけても読書量が増える傾向にあるでしょう。
読書をすることが大切なため、スマートフォンなどのデバイスで読書しても構いません。
料理をする
春休みや夏休みのような長期休暇のときには、子どものお昼ごはんの用意に困る方もいるでしょう。そこで、春休みの比較的自由な時間を使い、子どもと一緒に料理をしてみてください。
子どもが食べたい料理や作りたい料理を保護者と一緒に作ることで、親子のコミュニケーションが取れるでしょう。また、料理する際に五感を使うことで五感を鍛えたり、何から調理に取りかかるのかといった段取りや柔軟に対応する能力などを鍛えたりできます。
子ども自身が料理することで食材について学べ、感謝の心も育めるでしょう。
家族とゲームなどをして一緒に遊ぶ
外に出なくても遊べるゲームを用意して、家族で遊んでみましょう。子どもがテレビゲームやスマホゲームで遊ぶ時間が増えることを懸念している場合は、テーブルゲームを一緒にしてみてください。
また、スマホを使ったゲームのなかにも、学習教材で楽しく学べる「comotto」の「dキッズ」のようなアプリもあります。
「dキッズ」は、子どものデジタル時間が”学べる・遊べる・夢中になれる”時間になるように設計された知育アプリです。豊富なジャンルで、実績のあるコンテンツを、人気キャラクターと楽しく学べます。詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
出典、参照:dキッズ|NTTドコモ
【アウトドア】小学生の有意義な春休みの過ごし方
春休みの時期は冬のように寒すぎたり夏のように暑すぎたりしないため、アウトドアで遊びやすいちょうどよい季節です。子どもと一緒にどこかに出かけたり、外に出て自然のなかで遊んだりして、学びや発見の機会にしてみてください。
友だちと外で遊ぶ
仲の良い友だちと、外でのびのび遊ばせてあげましょう。ただ外遊びになるため、誰と何時位まで遊ぶのかあらかじめ決めておき、大人の見守りがあることや門限を守ることを決めておいてください。
小学生に外で遊ばせる場合、スマートフォンやGPSといった、保護者と連絡が取れるものを持たせておくとあんしんです。遊びに行く場所は大人が近くにいる場所にし、保護者がいない家で遊ぶことはしないようにいい聞かせましょう。
子どもだけで外出させることに不安がある場合は、comottoの「子育て応援プログラム」を利用してみましょう。「子育て応援プログラム」であれば、子どものあんぜんをサポートする「みまもりサービス」を利用できます。
「comotto 子育て応援プログラム」は、0〜15歳以下のお子さまがいるご家族を対象に、「毎年お誕生月にdポイント1,000pt(期間・用途限定)のプレゼント∗※1」を含む、おトクな4つの特典をご用意しています。(∗「irumo」は進呈対象外です。)詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
<※1>
※登録されたお子さまの誕生月の1日に進呈いたします。ただし、誕生月の初日時点で「irumo」をご利用中の方を除きます。
※下記①②に本プログラムへの入会が完了した場合、初回のポイント進呈時期は翌月1日進呈となります。ただし、入会時点で「irumo」をご利用中の方を除きます。
①0歳時(誕生月の前月までに加入)
②1歳以降誕生月当月
※進呈月の6か月後の月末までご利用になれます。「dポイント(用途・期間限定)」について、詳しくは「dポイントクラブ会員規約」をご覧ください。
お花見を楽しむ
春休みにしかできないこととして、「お花見」を子どもと楽しんでみましょう。
全国には、さまざまなお花見スポットが存在しています。桜のなかにもさまざまな種類があるため、どこにどんな桜を見に行くのかで、お花見の行き先を決めてみましょう。
お花見では春を迎えた自然にふれあえる、花見で春にちなんだ食事をするといった経験が可能です。ぜひ子どもと一緒に、お花見に出かけてみましょう。
キャンプをする
春休みに家族でキャンプをすると、現地で春の味覚や自然のなかでの生活を体験できるでしょう。
自然のなかで過ごすことはなかなか厳しいのですが、春休みの時期はちょうどほどよく暖かく、過ごしやすい時期です。キャンプは夏休みや冬休みにする人が多いため、あまり込み合わないことも魅力でしょう。
できれば子どもが楽しめるイベントや施設があるキャンプ場や、お花見ができるキャンプ場がおすすめです。
旅行する
春休みで宿題もなかった場合は、家族での思い出作りのための時間として、家族旅行してもよいでしょう。
旅行に行くことで子どもの気持ちを切り替えられ、新たな気持ちで新学年を迎えられるようになります。家族で一緒に、長く過ごすよい機会にもなるでしょう。
春休みという比較的長めで自由な時間を利用し、有名な観光地や水族館などのレジャー施設がある土地や、子どもが行きたがっている土地に出かけてみましょう。
地域のイベントに参加する
子どもが春休みで保護者の都合もついた場合は、普段は参加できない地域のイベントに参加してみましょう。
地域のイベントであれば、子どもにとって顔見知りの友だちも参加している可能性が高くなります。一緒に仲良く遊べるでしょう。
地域イベントへの参加は、いつもはできない体験をさせてあげたい、さまざまなイベントに参加することで思い出作りをしたい場合に、向いている過ごし方です。
工場や施設の見学をする
子どもの見学を受け入れている工場や施設があるため、ぜひ春休みの機会に出かけてみましょう。
たとえば航空会社の施設の見学では、展示されている飛行機を実際に見ることができますし、格納庫を見学したり体験型ミュージアムに参加できたりします。
防災施設の見学では、実際にどのように防災に役立っているか学べるでしょう。見学するだけでなく、体験できるコースもあります。
このように、工場や施設では見学とともに体験できるところがおすすめです。
博物館や科学館などの体験会に参加する
春休みの時期には有名な博物館や、科学館などを見学したり、体験会に参加したりすることもおすすめです。
科学館では、化学にちなんださまざまな展示を見学できるでしょう。コンペティションが開催されていることがあります。子ども向けのワークショップが開催されていれば、参加してみましょう。
博物館では展示物を見学できますが、実際の自然が博物館になっている青空博物館もあります。ガイドツアーに参加したり、ウォーキングツアーに参加したりして楽しんでみましょう。
【習いごと】小学生の有意義な春休みの過ごし方
春休みの時間を有意義に過ごすために、小学生におすすめの習いごとを紹介します。春休みには、宿題を出さない学校が多いでしょう。多くの時間を自由に使えるため、新しい習いごとをはじめやすい時期になります。
子どもがやりたいと言っている習いごとや、保護者が習わせたいと考えている習いごとがあれば、春休みのうちにチャレンジしてみてください。
英語体験をする
英語教室のなかには、春休みの期間中にスプリングスクールを開催しているところがあります。ぜひ参加して、英語を体験してみましょう。
英語のスプリングスクールでは子どもたちで歌を歌ったり、英語学習や外遊び、ラーニング・センターでの学びや本の読み聞かせなどが行われています。英語力だけでなく、自分の考えを述べる機会もよくあるため、子どものコミュニケーション能力も高められるでしょう。
学習塾へ通う
自習だけで不安な場合は、春休みの時間を利用して、学習塾に通ってみてください。生徒一人ひとりに、宿題の仕方や家庭での学習方法を指導してもらえるでしょう。
春休みの間だけの、「春期講習」を行っている学習塾もあります。普段学習塾に通っていない子どもでも、春期講習を受けられる学習塾は多いでしょう。学習塾に問い合わせてみて、春休みから通えるか、春期講習の有無や参加できるか確認してみることがおすすめです。
春期講習だけに申込む場合は、短い期間だけ通うことになるため、最初から目的を決めて利用するようにしましょう。
水泳を習う
水泳経験のない子どもに向けて、春休みの間に「水泳教室」が開催されていることもあるため、参加してみましょう。
水泳では全身運動ができ、心肺機能の向上が見込めます。また体にかける負担が少ないことや、体温の調整が高められるというメリットがあります。水に浮くので、リラックスする効果もあるでしょう。
ピアノ教室に通う
子どもがピアノを習うことで、子どもの感性やリズム感、表現力が鍛えられるでしょう。ピアノを弾くときに楽譜を読み取る必要があるため、知育にも効果があるとされています。長く続けられる趣味にもなるでしょう。
ピアノ教室には、大手の教室と個人の教室があります。大手の教室であれば、先生の指導力に一定の質が期待でき、教室での発表会やコンクールへ出場できるでしょう。
個人の教室では、子どもに合った指導をしてもらえるメリットがあります。大手の教室よりも日程や時間の都合がつきやすく、月謝も安価な傾向にあるでしょう。
プログラミングを学ぶ
春休みの間に、子どもの創造性や論理的思考力を鍛えられる、プログラミングを学んでみましょう。
文部科学省は新たな社会の実現に向けて、子どもへのプログラミング教育が必要と考えています。小学校でもプログラミング教育が必修化され、小学生のうちに「プログラミング的思考」を養うことが求められているでしょう。
「comotto」の「プログラミング教育」は、デジタルだけでなくアナログの教材もあるため、五感を使った学びになります。遊びながら試行錯誤して、「考えることが楽しい」という経験を積み重ねられるでしょう。
出典:小学校プログラミング教育の趣旨と計画的な準備の必要性について|文部科学省
学習と遊びを両立して充実した春休みを過ごそう!
春休みは、小学校の長期休暇のなかでも宿題が出る可能性の低い休みです。期間は約2週間とそれほど長くはありませんが、進級に備えて前学年の復習をしっかりしつつ、新しい経験にチャレンジするよい機会になるでしょう。
普段は行けない場所に出かけたり、親子でイベントに参加したりして、春休みならではの思い出作りや学習体験をしてみてください。