【低学年向け】夏休みの工作12選!簡単にできる工作や100均の材料でできる工作をご紹介
低学年の夏休みの工作テーマに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。本記事では、おすすめの工作をアイデアに富んだもの、100円均一でできるもの、簡単に作れるものにわけて紹介します。工作のネタ探しをしている方は、ぜひ、最後まで記事をチェックしてみてください。
「夏休みの工作のテーマが決まらない」
「子どもと一緒に工作をしたいけど、ネタが見つからない」
「夏休みは時間があるから、子どもと一緒に工作をしたい」
このように夏休みに行う工作のテーマ決めに、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、アイデアに富んだ工作、100円均一で材料が揃う工作、誰でも簡単に作れる工作を計12個ご紹介します。記事を読むことで、子どもと一緒に工作のテーマを決めることができるでしょう。
お気に入りの工作があれば、子どもと一緒に材料を買い出し、実際に作ってみましょう。作った作品で子どもと一緒に遊ぶことで、親子の仲も深まります。
低学年の子どもにおすすめな工作ネタを知りたいという方は、ぜひ、記事をチェックしてみてください。
【アイデアで勝負・ユニーク】低学年向けの夏休み工作4選
夏休みは時間が十分にあるため、工作に取組んでみるのがおすすめです。アイデアに溢れた工作や、見た人が驚くユニークな工作に取組んでみましょう。
ここでは、アイデアに優れた低学年向けの工作を4つご紹介します。
折り紙万華鏡
くるくると回転させることができる、折り紙を使った万華鏡を作ってみましょう。用意するものは、縦7.5㎝・横7.5㎝の折り紙を6色それぞれ32枚ずつ用意します。
まずは、色の順番を決めましょう。次に各色の折り紙を16枚ずつにわけてください。下段の6色の折り紙を、左隣の上段の折り紙に重ねていきましょう。重ねた2色でパーツを作っていきます。
まずは一番左側に並べた折り紙を手に取ってください。下の色と上の色の折り紙を1枚ずつ取出しましょう。下の折り紙の左側の角にのりを付けてください。上の色の折り紙を裏返して、重ねて貼付けます。
次に重ねた折り紙を半分に折って、もとに戻してください。右下の角を今付けた中心線に重なるように谷折りにします。ここで折り紙を裏返し、左側に台形の斜辺、下底が短くなるように置きましょう。台形の下底を左の斜辺に合わせるように、谷折りにします。
ここで折り紙をひっ繰り返し、先ほど折った部分が左側に来るようにしてください。折られている三角形を開き、右上の角を中心線に重なるように谷折りにします。次に左上の角を、今折り込んだ斜辺で、谷折りにしましょう。
三角形の部分だけ戻し、1つ前に折った部分はそのままにしてください。戻した三角形の部分を1枚だけ折り返します。もう1枚は、反対側へと折ってください。間を開いて真んなかを折りたたみます。
2色の平行四辺形ができ、左側が1色目、右側が2色目になるようにしてください。折り紙を裏返して、飛び出ている三角形の部分を手前に折り込みます。これで1つのパーツが完成です。このパーツを残り全色、96個作りましょう。
96個作ったら、各色1つずつパーツを取出し、同じ色が隣り合うように円形に並べてください。次に時計の12時の針を基準に1つ目、3つ目、5つ目のパーツを取出します。取出した3つのパーツが1段目、残り3つのパーツが2段目です。
次に2番目と3番目の色を開いて、のりを少量付けます。そして同じ色の2段目のパーツの内側に貼付けてください。この作業をほかのパーツでも行います。これで2段目まで完成しました。全部のパーツを貼り、32段まで作りましょう。
32段目のパーツののりを付けた部分を1段目の内側に貼付けてください。これで折り紙万華鏡の完成です。外側にくるくると回して、色が変わる様子を楽しみましょう。
磁石で動くスライム作り
磁石を使って生き物のように動くスライムを、作ってみましょう。用意するものは、市販で購入できるスライム、砂鉄、スプーン、磁石です。
まずは、スライムに小さじ1の砂鉄をかけて練ってください。練り終わったら、再度小さじ1の砂鉄を加えて、練っていきます。これを数回繰り返し、スライムが真っ黒になったら完成です。
スライムに磁石を入れたり、磁石でスライムを操ったりして遊んでみましょう。
ストローで作る長さで音が変わる笛
ストローを使った簡単な楽器を作ってみましょう。用意するものは直径8㎜のストロー、テープです。ストローは、音階ごとに長さを変えます。
ドは16㎝、レは14.2㎝、ミは12.7㎝、ファは12㎝、ソは10.7㎝、ラは9.5㎝、シは8.5㎝、ドは8㎝の長さでストローを切ってください。切ったストローを音階順に、一定間隔で並べたら完成です。
実際に音を鳴らして、遊んでみましょう。
チラシで作るビーズアクセサリー
不要なチラシを使ったビーズアクセサリーを作ってみましょう。用意するものは、不要な雑誌・チラシ、円柱形の箸、木工用ボンド、定規、カッター、ニス、発泡スチロール、竹串、紙コップ、筆です。
まずは不要な雑誌やチラシを、縦に細長い二等辺三角形に切り出してください。切り出した二等辺三角形を端に巻き付けましょう。このときにチラシが緩まないようにきつく巻き付けることで、硬いビーズを作ることができます。
残りが3㎝になったら、ボンドを付けて貼付けてください。しっかり張り付いたら、箸から外します。次にビーズにツヤ感を出すためにニスを塗りましょう。ニスが乾いたら、テグスやリボン、麻糸などひも状のものにビーズを通していきます。
端を結んだらビーズアクセサリーの完成です。作ったアクセサリーを実際に付けてみましょう。ひもの長さによってブレスレット、ネックレス、ヘアゴムなどさまざまなアクセサリーを作ることができるため、お気に入りのアクセサリーを作りましょう。
【100均で作る】低学年向けの夏休み工作4選
安価な費用で工作を行いたいという方には、100円均一で材料を揃えるのがおすすめです。子どもと一緒に買い出しから行い、一緒に作品を作ってみましょう。
ここでは、100円均一の材料で作る、低学年におすすめな工作を4つご紹介します。
ちぎって作るステンドグラスステッカー
窓に貼ると美しい、ステンドグラスステッカーを作ってみましょう。用意するものは、黒色の画用紙、透明ちよがみ、フラワーペーパー、クッキングシート、はさみ、のりです。
まずは透明なちよがみとフラワーペーパーをランダムに切っていきます。フラワーペーパーは簡単に千切れるため、子どもに作業してもらいましょう。次に黒い画用紙で、蝶々やクローバーなどの作りたい形をドーナツ形に切り出してください。
クッキングシート全体にのりを付け、切ったちよがみ、フラワーペーパーを好きなように貼付けていきます。貼付けたら、先ほど切り出した黒画用紙を上から貼付け、はみ出たクッキングシートは切り落としてください。
これでステンドグラスステッカーの完成です。完成したステッカーを窓に貼って、遊んでみましょう。光を通すことで、より鮮やで美しくなります。
家で投げられるスポンジボール
自宅でもあんぜんに遊べるスポンジボールを作ってみましょう。用意するものは、食器洗い用のスポンジ、輪ゴム、はさみ、カッターです。
まずは、スポンジの硬い面をカッターで切り落としてください。このときカッターを滑らせて、ケガをする可能性があるため、子どもが行う際は十分に注意してください。もし、危険と判断したら親が代わりにやってあげましょう。
次に柔らかい方のスポンジを縦長に持って、中心の付近まで切り込みを入れてください。短い辺を4等分しましょう。両端を切ったら、スポンジの持ち方を変え、先ほど切った厚みの部分を4等分に切っていきます。
切ったスポンジと同じものをあと2つ作り、3つを重ねてください。重ねた部分の中心を輪ゴムで縛り、切ったスポンジの部分を広げて完成です。スポンジは柔らかいため、家のなかで思いっきり投げて遊んでも問題ありません。お風呂に浮かべたり、キャッチボールをしたりして遊んでみましょう。
キラキラ光るレインボースティック
子どもから大人まで楽しめる、レインボースティックを作ってみましょう。用意するものは、ホログラムちよがみ、とじ穴補修シール、竹ひご、はさみ、シールです。
まずはホログラムちよがみを5㎜幅でカットして、それを12本作ってください。切り出したちよがみを放射状に並べて、中心の両面にとじ穴補修シールを貼ります。
次にホログラムちよがみをひっ繰り返し、中心にとじ穴補修シールを1枚貼り、もう1枚を接着面が上になるように貼ってください。そのあとホログラムちよがみの先端を、中心のシールに貼っていきます。
ホログラムちよがみを貼り終わったら、シールで中心の穴をふさいでください。あとは穴の開いていない方から、竹ひごをさしたら完成です。
完成したレインボースティックを回して、遊んでみましょう。先端にお気に入りのキャラクターや動物などを取付けるのもおすすめです。
毛糸のポンポン
毛糸を使った、ふわふわでかわいらしいボンボンを作ってみましょう。用意するものは、好きな色の毛糸、ボンボンを作れる手動の機械です。
本体に付属しているリングに毛糸の先端を固定し、くるくると巻いていきましょう。約100回巻き付けたら、糸が均等になるように調整します。巻き終わったら、毛糸を切って、パーツを外しましょう。
巻いた毛糸の中心をひもで縛ってください。最後に毛糸の長さを整えたら完成です。アクセサリーにしたり、ニット帽に縫い付けたりしてみましょう。
【簡単に作れる】低学年向けの夏休み工作4選
夏休みの時間を使って、家で見かける身近なもので工作をしてみましょう。
ここでは、低学年の夏休みにおすすめしたい簡単工作を4つご紹介します。子どもと工作に取組みたいけど、難しい作業を必要とするものは作りたくないという方におすすめです。
折り紙で作る高速回転コマ
高速で回せるコマを使ってみましょう。用意するものは、折り紙4枚です。それぞれ別の色を用意するとカラフルなコマと作ることができます。
コマの本体は手裏剣でできているため、まずは折り紙で手裏剣を作ってください。次にコマの軸になる部分を作っていきます。折り紙を三角形に折って戻し、十字に折り目が付くように折りましょう。
折り目を付けた箇所に合わせるように、4つ角を内側に折り込みます。さらに4つ角を中心に向かって折りましょう。次に中心にある線に向かって、両辺を折り込みます。4つ角をつまんで持ち上げたら、中心に寄せ、風車のような形になるように折ってください。
風車の対角線を折り、折り目を付けましょう。反対側も折り目を付け、ひっ繰り返して、折り目を中心に寄せてください。あとは軸の止まっている部分を手裏剣にさし込みコマの完成です。
作ったコマを回して遊んでみましょう。手首のスナップを上手く使えば、高速で回すことができます。
紙皿フリスビー
軽くてよく飛ぶ紙皿フリスビーを作ってみましょう。用意するものは紙皿、ペンです。ペンで紙皿に好きな絵を描きましょう。色付のペンでカラフルに彩るのもおすすめです。
次に紙皿のふちに、等間隔で切れ込みを入れ、順番に上下に折ってください。これで紙皿フリスビーの完成です。庭や校庭で飛ばしてみましょう。
夜でも光る粘土で工作
夜に光る粘土でおしゃれな作品を作ってみましょう。用意するものは暗闇で発色する素材が練りこまれた粘土です。
粘土を袋から取出したら、好きな作品を作ってみましょう。花や動物、アクセサリーなどがおすすめです。作品が完成したら、しばらく太陽光の下に置いておきましょう。
時間が経ったら室内に移動させて、電気を消します。暗闇できれいに光れば完成です。クリスマスツリーや家の飾り付けに使ってみましょう。
紙ボックスで作るおやつ箱
簡単に作れるおしゃれなおやつ箱を作ってみましょう。用意するものは、ふた付の箱2つ、窓の引手、装飾材料、接着剤です。
まずは2つの箱を、ふたが外側に開くようにして、中心をテープで固定します。ふたの外側には、中心付近に窓の引手を付けましょう。あとは好きなように箱をデコレーションし、お菓子を詰めて完成です。
いろいろなお菓子を詰めて、自分だけのおやつ箱を作りましょう。
小学生が工作を夏休みにする際におすすめの決め方
低学年の子どもだけでは、夏休みの工作のテーマに迷ってしまう場合があります。そのときは、親が一緒になってテーマを決められるようにサポートしてあげましょう。
ここでは、夏休みに小学生が楽しく工作をするためのアプローチ方法をご紹介します。
家にあるものを活用する
工作のテーマに迷ったときは、身の回りにある材料を活用してみましょう。ペットボトルや段ボール、ストローなどを使うのがおすすめです。
リサイクル可能な材料や捨てられるはずだった材料を利用することで、子どもたちは身近なものから工作をはじめることができます。これにより、手軽で環境にも優しい工作が可能です。
興味をもてるものや好きなものを作ってみる
工作をする際は、子どもに楽しんで作業してもらうことが重要です。テーマを決めるときは、子どもが興味関心を持てるものから選んであげましょう。
子どもから取組みたいテーマが出てこない場合は、「これはどう?興味ある?」と質問してみるのがおすすめです。
低学年向けの学習サービスを活用する
テーマを見つける際には、低学年に向けた学習サービスを活用してみるのもおすすめです。「comotto」ではご家庭でSTEAM教育に取組んでいただく際に役立つサービスを提供しています。
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出典:ワンダーボックス for docomo|comotto
親子で協力しながら夏休みの工作を作ってみよう
ここまで夏休みにおすすめの工作、テーマの決め方についてご紹介してきました。低学年の子どもと一緒に工作をするためには、子どもが興味のあるテーマを探してあげることが重要です。
子どもの創造性を十分に引き出せるよう、親は適切なサポートができるようにしましょう。親子で一緒に工作をして、素敵な夏休みを過ごしてください。