折り紙のてるてる坊主の作り方を解説!一緒に作る折り紙アイディアもご紹介
折り紙で作るてるてる坊主の折り方をご存知でしょうか。こちらの記事では、1枚の折り紙で簡単に作れるてるてる坊主や、てるてる坊主と一緒に飾りたい折り紙の折り方を紹介します。お子さまと折り紙を楽しみたい方は、ぜひ、参考にしてみてください。
「折り紙でてるてる坊主を作ってみたい。」
「子どもでも簡単に作れるてるてる坊主はあるかな?」
「てるてる坊主を作る際に注意するポイントは?」
梅雨の時期の6月や、行事の晴れを願って、ティッシュや折り紙などでてるてる坊主を作る場合、上記のような悩みや不安があるのではないでしょうか?
本記事では、折り紙で作るてるてる坊主や、てるてる坊主を作る際の注意点などを紹介しています。
この記事を読むことで、簡単でかつ飾りやすい折り紙のてるてる坊主が作れるようになるでしょう。また、子どもと一緒に折り紙を折ることで、子どもの手先トレーニングにもつながります。
折り紙を使ったてるてる坊主の作り方が知りたい方や子どもの手先をトレーニングしたい方は、参考にしてみてください。
折り紙1枚で作るてるてる坊主
てるてる坊主と聞くと、ティッシュで作るものをイメージする人が多いでしょう。ティッシュで作るときには、ペンのインクがにじみやすく顔や柄を上手く描けないこともあります。
顔や柄をかわいく描いて飾りたいときは、折り紙でてるてる坊主を作るのがおすすめです。こちらでは、折り紙1枚で簡単に作れるてるてる坊主を紹介します。
使用する材料と道具
使用する材料は折り紙1枚です。一般的なサイズの一辺15cmの折り紙であれば、幅9.5cm×高さ11cmのてるてる坊主ができます。作りたい大きさによって、折り紙のサイズを変えるとよいでしょう。
使用する道具は、カラーペンです。てるてる坊主ができあがったあとに、顔やリボンなどを描くために使います。
作り方
まず作るのは、てるてる坊主の頭部分です。色がついた面を裏にして、4等分になるよう十字の折り目をつけます。そのあと、左上・右上の角を十字の中心に来るように折りましょう。
左右の辺を中心の縦線に向かって折ります。上の三角になっている部分を、中心に向かって折りましょう。
次は折り紙の下側を折り、体の部分を作っていきます。中心と左下・右下の角を結ぶ線に沿って、斜めに折ります。左右どちらも折りましょう。
右側と下側それぞれ、十字の折り目が交わった部分を結ぶ線に沿って折ります。折ったところから5mmほど残し、折り返しましょう。左側も折れば、体の部分は完成です。
折り紙を裏返します。丸い頭をイメージしながら、左右の上角を後ろに折り返しましょう。
カラーペンで顔やリボンなどを描いて完成です。
折り紙2枚で作るてるてる坊主
折り紙2枚を使って作るてるてる坊主は、頭と体を別々に作ります。1枚で作るよりも、さらに簡単です。
頭と体を別々に作るため、体部分を少し斜めにつけて、揺れているように表現することもできるでしょう。また、頭と体で折り紙の色を変えたいときにもおすすめです。
使用する材料と道具
使用する材料は、折り紙2枚です。同じ大きさの折り紙を用意しましょう。頭と体で色を変えたい場合は、違う色の折り紙を1枚ずつ用意します。
使用する道具は、顔や柄を描くカラーペンです。また、頭と体をつなげるセロハンテープも準備しましょう。
作り方
最初に作るのは、頭の部分です。折り紙の裏側が見えるように置き、4等分になるよう十字の折り目をつけます。4つの角を十字の中心に向かって折りましょう。
もう一度、4つの角を十字の中心に向かって折ります。表側に返し、丸い頭をイメージしながら、4つの角を裏に折りこみましょう。
次に作るのが、体の部分です。三角ができるように、折り紙を半分に折ります。さらに、三角を作るように半分に折り、今度は線をつけましょう。
先ほどつけた線を中心に、右角を左下に向かって折ります。同じように左角を右下に向かって折ると体の部分が完成です。
どちらもできあがったら、顔と体をセロハンテープでつけましょう。最後に、顔や柄を描いたら完成です。
ユニークな形のてるてる坊主
てるてる坊主といえば、丸い頭にひらひらした体を思い浮かべるでしょう。こちらで紹介するユニークな形のてるてる坊主は、かわいらしいおばけのような形をしています。
体の部分が大きいため、好きな柄を書いて楽しめるでしょう。また、メッセージなどを書いて、お友達へのプレゼントにするのもおすすめです。
使用する材料と道具
使用する材料は、折り紙1枚です。好きな色の折り紙を準備しましょう。
使用する道具は、顔を描くためのカラーペンです。テープやのりなどの貼り合わせる道具は、必要ありません。
作り方
まずは三角形になるよう半分に折り、開きます。中央の折り目に向かって、両側を合わせるように折りましょう。
裏返しにし、細い角と90度の角を合わせるようにして半分に折ります。折った部分より1cm程度ずらして、三角形部分を折り返しましょう。
三角部分を裏に返し、五角形を作ります。先ほど折った部分の角を、1cmに合わせて少し折りましょう。そして三角部分を表に戻します。
折り紙を裏に返し、五角形の角2か所を少し折ります。三角部分を少し折り返し、さらに丸い頭をイメージできるよう角を折りましょう。
表に返すと、てるてる坊主の完成です。最後に顔や飾りを描くとよいでしょう。
ユニークな形のてるてる坊主は、折り方が少し複雑です。手先を使う細かな作業になります。また、顔と体の大きさのバランスを整えるために、創造力を必要とするでしょう。
「comotto」では、折り紙のように手先を使いながら、創造力を育めるアナログ教材を提供しています。さらに、アナログだけでは体験できない、デジタル教材も充実しているのが特徴です。
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出典:ワンダーボックス for docomo|comotto
てるてる坊主と一緒に作りたい折り紙の折り方
ポストカードや壁面装飾で、折り紙のてるてる坊主を使うことがあるでしょう。その際、てるてる坊主だけでは、少しもの足りなく感じるかもしれません。
てるてる坊主以外にも、6月などの雨の時期らしいものが飾られるとより華やかになるでしょう。ここでは、てるてる坊主と一緒に作りたい折り紙を3種類紹介します。
あじさい
6月の梅雨時期の花といえば、あじさいです。折り紙であじさいを作るときは、花と葉っぱを別々に作っていきます。
使用する材料は、花びらに使う折り紙と葉っぱに使う折り紙です。折り紙の枚数が多くなれば、より大きなあじさいが作れます。作りたい大きさに合わせて、折り紙を準備しましょう。
使用する道具は、はさみとのりです。はさみは折り紙を4等分に切る際に使います。のりは、できたあじさいの花びらと葉っぱを貼り合わせる際に使います。
まず作るのは、花びらです。1枚の折り紙を4等分になるよう十字の折り目をつけ、折り目に沿って切ります。
表の面を上にし、三角形ができるよう半分に折ります。さらに半分に折り、折ったところを立ち上げ広げ、ひし形を作りましょう。反対側も同じです。
開いていない頂点を中心に向かって折り曲げ、折り目に沿って折り紙を上下に開きます。両側の部分をつぶし、ひし形を4つ作りましょう。
紙を裏返し、上と下のひし形の両側を、少し内側に折りこむと、花びらに少しくぼみができ、よりあじさいらしく見えるようになるでしょう。
次に作るのは、葉っぱです。色の面を内側にして、三角に折ります。そのまま、中心で2等分に切りましょう。
さらに三角になるよう、半分に折ります。今折った部分から、斜め平行に1cmほどの間隔で最後まで折り目をつけましょう。
葉っぱの半分をイメージしながら、弓なりの線を書きます。線に沿って切り、開くと葉っぱの完成です。
花びらは1枚の折り紙で4つ、葉っぱは1枚の折り紙で2つ作れます。それぞれを台紙に貼り合わせたら完成です。
カエル
雨の生きものといえば、カエルを想像する人もいるでしょう。折り紙で作るカエルは、お尻を押すと、ぴょんと跳ねます。てるてる坊主と一緒に飾るのもよいですが、子どもと一緒にぴょんぴょん跳ねさせて遊ぶのもおすすめです。
カエルは、折り紙1枚で作れます。使用する道具は、カエルの顔を描くペンです。
まず、折り紙を縦半分に折ります。このとき、色のついた面が見えるようにしましょう。
今度は正方形になるよう上から下に折り、折り目をつけます。さらに上半分を折り、開きしょう。
上半分にバツの折り目がつくよう、左右の角を折ります。つけた折り目に沿い、三角になるよう折りたたみましょう。
次は四角い下側部分を三角の下部分に合わせて半分に折ります。そのあと、左右の辺を中心まで折りましょう。このとき、一番上の三角は折りません。
三角部分を折っていきます。三角形の左右の角を、斜めに折りましょう。これがカエルの前足部分です。
下側を再度半分に折り上げます。左上・右上の角を中心下に合わせて折った後引き出し、船のような形を作りましょう。引き出した両端を下げ、角部分を斜めに折ると、後足になります。
最後にカエル自体を上から下に半分に折り、さらに半分折り戻しましょう。表に返したらカエルの完成です。顔や柄を描くと、可愛らしいカエルになるでしょう。
傘
雨の日に使うものといえば、傘です。てるてる坊主と一緒に飾ると、より雨の日の雰囲気を演出できるでしょう。用意する材料は、折り紙2枚です。
まず、傘の部分を作ります。折り紙を三角形になるよう半分に折りましょう。さらに左右の角を中心の角に合わせ、ひし形を作ります。
つながっている部分を上にし、折り紙を裏返しましょう。左右の角が中央の縦線に来るように折ります。そうすると、後ろにあった三角形が前側に出てきます。
下の小さい三角形を上に折り上げ、中に入れましょう。上と左右の角を少し折りこみます。上部分はもう一度折り返すと、傘部分の完成です。
今度は、持ち手の部分を作ります。折り紙を縦4等分に切りわけましょう。使うのは4等分にした1枚のみです。
折り紙を裏が見えるようにおき、下から3分の1まで折り上げます。折り紙を裏返し、縦半分に折り、折り目をつけましょう。
中心につけた折り目に向かって、左右の辺を折ります。さらに、中心の折り目部分で半分にしましょう。
色がついている部分を2回斜めに折り、持ち手部分を作ります。最初に作った傘とくっつければ、傘の完成です。
子どもとてるてる坊主を作る際の注意点
てるてる坊主を作る際は注意するポイントがあります。一つは、雨を願うてるてる坊主にしないことです。
てるてる坊主を逆さまに吊るすと、雨を願うという意味になってしまいます。そのため、てるてる坊主は頭を上にして吊るしましょう。
また、てるてる坊主を黒い紙で作るのもよくありません。黒い紙で作ったてるてる坊主は、逆さまに吊るすてるてる坊主と同様、雨を願うことになってしまいます。折り紙の色を選ぶときに、黒を選ばないよう注意しましょう。
紹介したてるてる坊主は、はさみを使う場面もあります。小さい子どもと一緒に作る場合は、怪我をしないよう気をつけましょう。
今回は折り紙を使ったてるてる坊主の作り方を紹介しました。折り紙を折ることは、手先のトレーニングにつながります。また、完成形を想像しながら作ることで、想像力なども養えるでしょう。
想像力や思考力は、折り紙以外でも養えます。「comotto」では、遊び感覚で思考力を身に付けられる、STEAM教育を提供しています。
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出典:ワンダーボックス for docomo|comotto
楽しみながら折り紙でてるてる坊主を作ってみよう
折り紙で作るてるてる坊主は、少ない材料で簡単に作れます。
ティッシュではなく折り紙を使うことで、子どもの手先トレーニングや創造力の構築につながるでしょう。あじさいやカエルなども一緒に折って、子どもの作ったてるてる坊主と一緒に飾ってみてはいかがでしょうか。