不登校になる小学生の8つの原因と9つの解決策|親ができることも併せてご紹介

不登校になる小学生の8つの原因と9つの解決策|親ができることも併せてご紹介

小学生の不登校の原因や解決策を知りたい人はいませんか。この記事では、小学生の不登校事情などの基本情報と併せて、不登校になる原因や解決するために親ができることなどを紹介しています。子どもの不登校について情報を集めている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

「小学生が不登校になる原因って?解決策はあるの?」

 「小学生の不登校の事情や割合は?」

 「不登校の子どもに対して親がやるべきこと、やってはいけないことは何?」

 このように、小学生の不登校に対して、疑問や興味を持っている保護者の方もいるのではないでしょうか。

本記事では、小学生の不登校割合などのデータのほか、不登校になる原因や親ができる解決策のほか、親がしてはいけないことなどを併せて紹介しています。

この記事を読めば、現代の小学生の不登校について詳しく知ることができます。その知識をもとに、子どもが不登校になった場合でも冷静に対処できれば、子どもと一緒に問題を解決するきっかけになるでしょう。

子どもの不登校について興味がある保護者の方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

【令和4年度文部科学省調査】小学生の不登校事情

「不登校」とは、何らかの理由や背景から学校に登校しない、登校したくてもできない状態にあることを表す言葉です。定義としては、年間30日以上欠席していること、病気や経済的な理由による場合を除くとしています。

子どもの不登校は、社会問題の一つとして深刻化してきており、その人数は増加傾向にあるのが現状です。

ここからは、小学生の不登校事情について、令和4年度文部科学省調査を踏まえて解説します。

出典:     令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査長期欠席の調査方法について|文部科学省

小学生の不登校数は約10万人

文部科学省の「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」によると、小学生の不登校数は105,112人となっています。

全体の割合から見ると、小中学校全体での不登校者数は299,048人であることから、約35%が小学生の不登校の割合であることがわかります。

出典:     令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について|文部科学省

不登校が中学生でも続く可能性が約2倍

小学生の不登校が問題視されている理由は、中学生になっても不登校が続く可能性があるためです。

令和4年度文部科学省調査にある「学年別不登校児童生徒数のグラフ」によると、小学6年生の不登校の児童生徒数が30,771人であるのに対し、中学1年生の不登校の児童生徒数は53,770人と増加していることがわかります。

この結果から、中学校に上がってからも、何割かの生徒が不登校を継続している可能性があるといえるでしょう。

出典:     令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について|文部科学省  

不登校の中学生に対して保護者はどう対応するべき?原因や高校受験のポイントを解説

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子育ての悩み 2024.03.25

【令和4年度文部科学省調査】小学生の不登校の割合

現在、小学生の不登校数は約10万人と過去最多を記録しています。しかし、この事実だけでは、在籍している小学生が、どの程度の割合で不登校になっているのかなど、具体的な部分は見えてこないでしょう。

ここでは、グラフから見えてくる小学生の不登校数や割合について、詳しく解説します。小学生の不登校の割合を正しく理解し、どの程度の社会問題なのか、しっかりと把握しておきましょう。

小学生の不登校割合は令和4年で約3%

令和4年度文部科学省調査によると、小学校に在籍している児童6,196,688人のうち、不登校者数は105,112人となっており、全体の約1.7%を占めています。

また、不登校以外の理由で欠席している生徒を含めると、その人数は196,676人に上り、全体の長期欠席者の割合は約3%となります。

出典:     令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について|文部科学省     

不登校の推移は年々増加傾向にある

小学生の不登校数や割合は、新型コロナウイルスの影響を受けはじめた令和2年以降から、増加の一途をたどっています。

最近の不登校の推移でも、令和3年度の不登校の割合が2.57%であるのに対し、令和4年度の不登校の割合は3.17%というデータが出ています。

出典:     令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について|文部科学省     

【8選】不登校の主な原因

不登校になって苦しんでいる子どもは多いですが、不登校になった原因は子どもによって異なります。不登校の子どもを抱えている保護者は、まず、なぜ子どもが不登校になったのか原因を把握することが大切です。

ここからは、8つの小学生が不登校になる主な原因を紹介します。

小学校の先生との人間関係

小学校は、基本的に学級担任制で担任の先生が、ほぼすべての授業を担当する形になっています。高学年で一部の授業が教科担任制になるものの、基本は担任の先生とかかわる時間の方が長いでしょう。

そのため、担任の先生と合わなかったり、コミュニケーションが取れなかったりなど、上手く人間関係が構築できないストレスから不登校になる場合があります。

入学時だけではなく、クラス替えや転校など、環境が変わったときに起こりやすいでしょう。

友だちとの人間関係

友だちとの人間関係が不登校の原因となっている場合は、嫌がらせやいじめが要因であることが多いでしょう。しかし、特に嫌がらせやいじめがあったわけではなく、ささいな口論やトラブルで本人が悩んでいるケースもあります。

小さな子どもは、大人であれば気にならないことでも強い影響を受けがちです。また、気になっていても保護者には相談しづらく、その辛さから不登校につながることもあります。

小学校に行こうとすると体調不良になる

不登校の理由の1つに、「学校に行こうとすると、決まって腹痛や頭痛が起きる」というものがあります。この場合、学校を休むと改善することから「仮病」や「甘え」と捉えられがちです。

しかし、学校に行こうとすると体調不良になるときには、心の不調が原因となっている可能性があります。学校に行くことに強いストレスを感じ、その結果、自律神経が乱れて体調不良を起こすというメカニズムです。

出典:     小児期の危機|池下やすらぎクリニック     

親と離れるのが不安

「親と離れることに不安を感じる」という理由は、特に小学校低学年の不登校に多い原因として挙げられています。これは「母子分離不安」と呼ばれるもので、母親から離れることに対して、必要以上に強い不安を感じる子どもが持つ症状です。

子どもは、成長とともに母親との適切な距離感を覚えます。しかし、子どものなかには、成長しても母親との距離感がつかめない子どももいます。

その程度が強い子どもは、学校で強い不安を感じたり、体調不良やパニックを起こしてしまったりするため、不登校になりやすいといえるでしょう。

出典:     子どもの分離不安障がいについて|きもとメンタルクリニック     

出典:     分離不安障がいとは?|さわだメンタルクリニック     

勉強についていけない

学校の授業についていけず、勉強が面白くない、成績が良くないなどの理由も、小学生の不登校の主な原因の1つです。

小学校で過ごす時間の大半は授業のため、勉強がわからなかったり、興味が持てなくなったりすると、モチベーションを維持することは難しくなるでしょう。

その状態が続き、学校がつらい場所となってしまい、心が折れた結果が不登校につながることもあります。このような原因で不登校になっている子どもには、「comotto」がおすすめです。

「comotto」ではご自宅で10分でできる自学のネタとして、「comottoティーチャーズ」を提供しています。

「comottoティーチャーズ」は、子どもたちの「知りたい!」に応えるオンライン授業動画。子どもたちの気になるテーマについて専門家が分かりやすく楽しく授業形式で解説してくれます!下記よりお子さまと一緒にご視聴いただけます。

このようなサービスを利用することで、勉強についていけない子どもでも、学ぶことの楽しさやモチベーションを取り戻せる可能性が高くなるでしょう。

出典:     comottoティーチャーズ|comotto     

環境が変わったと感じた

環境の変化に適応できず、強いストレスを感じた結果、子どもが不登校になってしまうことがあります。

この原因は小学校低学年(特に1年生)に見られやすいもので、小1プロブレム(小1ギャップ)と呼ばれています。幼稚園や保育園からの環境の変化(遊び中心から勉強中心になるなど)に適応できず、学校に行きにくくなるというケースです。

また2年生以上でも、クラス替えや担任の変更など、環境の変化に適応できない場合に不登校になることがあります。

出典:     幼児期の教育と小学校教育の接続について|文部科学省     

学校で嫌なことがあった

「学校で、子ども本人にとって嫌なことがあった」という理由から不登校になる場合があります。

この「嫌なこと」は、人間関係の問題だけでなく、授業や給食の時間、イベントなど、子どもによってさまざまです。一見、子どもが喜びそうなことでも、その子どもにとって苦痛に感じるものもあります。

この苦痛から逃げるために徐々に登校を渋るようになり、不登校になってしまうケースも珍しくありません。

きっかけはわからない

不登校になった理由として多いのが、「きっかけがわからない」というものです。子ども自身がなぜ不登校になったのか理解できず、何となく気力がわかなくて不登校になっているというケースです。

このように、子ども自身が不登校になった原因や理由を把握できていない場合、無理に聞き出すとストレスを与えてしまう可能性があるため、注意が必要です。

【段階別】不登校の原因とは?子どもへの対応方法や気をつけるべきことをわかりやすく解説

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不登校の小学生に「してはいけない」対応

自分の子どもが不登校になってしまったときに、何とかしようと働きかける保護者は多いでしょう。しかし、学校に行かせることに躍起になって、かえって子どもを傷つけるような対応をしてしまうことは避ける必要があります。

ここからは、不登校の小学生に「してはいけない」対応を3つ紹介します。

理由を問い詰める

不登校を解決するために、子どもに対して理由を問い詰めることは、逆効果になってしまう可能性が高いため、注意が必要です。

理由を問い詰める行為は、子どもにとっては精神的な負担になります。これは、不登校になる原因を子ども自身がわかっていない場合があるためです。また、理由を自覚していたとしても、それを     上手く言語化できない子どももいるでしょう。

答えを強要することで子どもを追い込んでしまわないよう、保護者が余裕を持って接することが大切です。

無理やり学校へ送り出す

不登校になっている子どもの理由はさまざまです。そのため、何に不安を感じ、何に対して無気力になってしまったのか、わからなくなっている可能性があるでしょう。

そのような状態の子どもを無理やり学校へ送り出したとしても、不登校になった原因が解決していないため、逆効果になる場合があります。さらには、子どもの心に寄り添わなかったことで、親子の信頼関係が崩れてしまう可能性もあるでしょう。

場合によっては、子どもの不登校が悪化してしまう危険性があるため、無理やり学校に登校させるのはやめましょう。

転校したいなどの気持ちを否定する

人間関係の問題で不登校になった子どものなかには、転校して環境を変えたいと訴える子どももいます。そのような子どもの気持ちを否定して、今の環境や学校にこだわることは、不登校の長期化につながる可能性が高いため、注意が必要です。

「もとに戻ることが最善」と保護者が考えていたとしても、それが子どもにとって同じとは限らないでしょう。

不登校の小学生に「するべき」対応

子どもは、さまざまな理由で不登校になります。そのため、子どもの心に寄り添える対応は、子どもの数だけあるといえるでしょう。

もし対応を間違ってしまえば、子どもの心を傷つけてしまうリスクもあります。そのようなことを避けるためにも、保護者として「するべき」対応についての知識を身に付けておきましょう。

ここからは、不登校の小学生に「するべき」対応を4つ紹介します。

学校以外に勉強できる環境を作る

子どもが不登校になってしまった場合は、自宅で学習できる環境を作りましょう。

自宅学習であれば、オンライン授業や家庭教師などを利用して、家族以外との関わりを持たせることができます。そのほか、フリースクールや個人塾で不登校の子どもを受け入れているところもあるため、子どもに合った学習環境が見つかるでしょう。

「comotto」ではご自宅で10分でできる自学のネタとして、「comottoティーチャーズ」を提供しています。

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出典:     comottoティーチャーズ|comotto     

子どもの相談にのる

子どもから不登校の原因を聞こうとしても、     上手く話を整理して言語化できない場合もあります。また、誰かに相談したくない、話したくないと考えている子どももいるでしょう。

苦しむ子どもに寄り添い、しっかり子どもの相談にのることは、とても大切な対応です。このとき、保護者の意見を伝えるのではなく、できるだけ子どもの気持ちに寄り添って、静かに聞くように心がけるとよいでしょう。

しかし、子どもだけではなく、保護者も何から話せばいいかわからない場合があります。

そのような場合は、「comotto」が開催するイベントなどに参加して、自然に触れながら会話をしてみるのもおすすめです。

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出典:     イベント|comotto     

家にいてもいいと伝える

不登校の子どもは、学校に行くことに不安や辛さを感じている一方で、「不登校が良くない」ということは理解しています。

子どもに対しては、「家にいていい」「休んでいい」と言葉にして伝えることで、気持ちを楽にするように心がけましょう。

親や家族が味方であるということがわかれば、子どもから「頑張ってみよう」という意欲を引き出せる場合もあります。

学校の先生と連絡を取り合う

学校の担任の先生やスクールカウンセラーと連絡を取り合い、子どもが不登校になった原因を探ってみることも、保護者ができる対応の1つです。

不登校になった原因を探る以外にも、家でしておいた方がいい勉強内容を確認しておけば、再度登校できるようになったときに、授業についていけるでしょう。

また、スクールカウンセラーとの相談では、子どもへの対応について専門家としてのアドバイスや指導を受けられる場合もあります。

スクールカウンセラーとはどんな役割?相談するメリットや対応事例もご紹介

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【9選】不登校の解決策

子どもの心がある程度回復したら、次のステップとして、不登校の状態を何らかの形で解決していく必要があります。完全に解決することは難しくても、解決するための糸口を見つけることでよい方向に進んでいくケースも多いでしょう。

ここからは、不登校の解決の糸口として、保護者ができる対策を9つ紹介します。

親子で会話する機会を増やす

日頃から子どもとのコミュニケーションを増やしておけば、些細な変化に気づきやすく、子どもも相談しやすくなります。

親子で会話する機会を増やし、子どもが話しやすい環境を作ることで、不登校を解決するきっかけになる場合があるでしょう。ただし、普段コミュニケーションが少ない親子は、何を話していいかわからない場合があります。

そのような場合は、「comotto」が開催している自然学習イベントへの参加がおすすめです。自然に触れることで、会話のきっかけが見つけやすくなるでしょう。

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出典:     イベント|comotto     

生活リズムを整える

小学生が不登校になるきっかけの1つに、生活リズムの乱れがあります。ストレスによる不眠や、ゲームのし過ぎで昼夜逆転したことから、朝起きられなくなったというケースが多く、その割合は25.7%に上ります。

生活リズムの乱れは、子どもの発育や健康にも悪影響を与えやすいため、普段から規則正しい生活を送らせることが大切です。

出典:     令和2年度不登校児童生徒の実態調査 結果の概要|文部科学省     

好きなことをさせてみる

不登校になった子どもは心身ともに疲れているため、まずは不足してしまった気力や心のエネルギーを回復させる必要があります。不登校になったばかりの頃は、ゆっくり休んでもらうことを大切にしましょう。

ある程度エネルギーが回復し、何かに取組む気力が戻ったら、子どもがやりたいこと、好きなことをさせるのがおすすめです。

好きなことに取組むことで、よりエネルギーの回復につながりやすく、不登校の解決につながる可能性があります。

フリースクールをはじめてみる

ある程度子どもの気持ちに余裕ができて、勉強への意欲が戻ったら、学校以外の場所ではじめてみるのもおすすめです。

たとえば、不登校の子どもを受け入れている「フリースクール」を利用してみるのもいいでしょう。フリースクールには決まったカリキュラムや形式がないため、勉強目的以外でも活用できます。

学校に行けるようになるまでの準備期間として、さまざまな人との関わりを経験する意味でも役立つでしょう。

なお、フリースクールは、学校によって子どもたちの目標や目的が異なります。何のためにフリースクールを利用するのか、最終的な目的に合わせて施設を検討することが大切です。

小学生が通うフリースクールとは?通うメリット・デメリットや小学校との違いをご紹介

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休息を取らせる

不登校になった子どもに必要なのは、心身の休息です。さまざまな悩みを抱えて、物事に対する意欲やモチベーションがなくなっていることも多いため、すぐに何かをはじめることは難しいでしょう。

まずは、前向きに物事に取組める気力やモチベーションを回復させることが大切です。

どの程度休息が必要になるかは個人差があるため、焦らず長い目で見て、ゆっくり子どもを休ませましょう。

居場所を一緒に探す

不登校になった子どもにとっては、落ち着いて過ごせる場所が重要です。学校に行けないことを悩んでいる子どもは、気持ちが不安定になっています。

まずは、自宅に子どもが落ち着ける場所を作ることが大切ですが、外出できる余裕ができたあとは、自宅以外にも居場所を探す必要があります。子どもの希望を聞きながら、フリースクールなどを活用していきましょう。

自学自習をできる範囲からはじめる

子どもの不登校について考えるときに、勉強が遅れていることに不安を感じる人は多いでしょう。学校に通えるようになったときに、学校の授業についていけなかったり、遅れが出てきたりすると、それがきっかけで再び不登校になる恐れがあります。

そのようなことを防ぐために、勉強する余裕が出てきたら、できる範囲で自主学習をはじめておきましょう。

このとき、勉強を強制するのではなく、子どものやる気があるときに簡単なことからはじめるのがポイントです。

たとえば、「comotto」でタブレットを使った学習を取入れてみるのもいいでしょう。

「dキッズ」は、子どものデジタル時間が”学べる・遊べる・夢中になれる”時間になるように設計された知育アプリです。豊富なジャンルで、実績のあるコンテンツを、人気キャラクターと楽しく学べます。

詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:     dキッズ|comotto     

子どもの悩みへの解決策を話し合う

不登校の原因や子どもが抱えている悩みによっては、話し合いで解決できる場合もあります。子どもの希望があれば、転校などの対応も可能でしょう。

特に人間関係が原因で不登校になっている場合は、必要に応じて学校やスクールカウンセラーに協力を求め、原因や悩みを解消することも必要です。

再登校に向けてできることを増やす

子どもに学校に通う意欲が出てきたら、できることから実践させて、再び学校へ行けるようにサポートしましょう。少しずつ準備を進めて、できることを増やしていけば、子どもの自信にもつながっていきます。

たとえば、学校に行く時間に合わせて、自力で起きてみるなどです。ほかには、学校に行かなくても制服を着る、家を出る時間に外に出てみることに挑戦するのもいいでしょう。

そのほか、「comottoウォレット」の「やること機能」を活用して、できることができたらお小遣いが増えるなど、できたときの達成感を経験させてあげるのもおすすめです。

「comottoウォレット」は、おうちで気軽にお金のはたらきを学べるアプリです。ご家庭でのお手伝いやおこづかい管理を通じて、お金の教育をはじめることができます。

詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。

出典:     comottoウォレット|comotto     

不登校は子どもと一緒に解決しよう

小学生の不登校はさまざまな原因で起きやすく、子どもは心身ともに疲れています。落ち着ける場所や休む時間を作るために、保護者は長い目で子どもを見守りましょう。

その上で子どもと向き合い、どのように不登校を解決していくのか学校などの第三者を交えて検討していくことが大切です。不登校の子どもに悩んでいるという方は、この記事を参考にして、まずは子どもと話し合うことからはじめてみましょう。