50メートル走を速く走るコツは5つ!すぐに実践可能な方法をご紹介
かけっこが苦手なお子さまをお持ちの方もいるでしょう。本記事では50メートル走を速く走るコツを紹介し、正しいフォームや具体的な練習方法を解説しています。50メートル走を速く走れるようになりたいとお思いの方や、子どもに走り方を教えたい方は参考にしてください。
「うちの子どもはかけっこが苦手」
「50メートル走を速く走るコツはある?」
「走るための正しいフォームを知りたい」
学校では体育の授業などで広く取入れられている50メートル走ですが、上手く走れずに苦手意識を持っている人や、正しいフォームで走れているか気になる人もいるでしょう。
本記事では、50メートル走で速く走るコツを身体面と精神面から解説し、正しいフォームで走るための練習方法も紹介します。この記事を読むことで、50メートル走の正しい走り方や意識すべきことがわかり、タイムアップが期待できるでしょう。
短距離走が苦手なお子さまをお持ちの方、50メートル走の上手な走り方を知りたい方は本記事をチェックしてください。
50メートル走を速く走るコツは5つ
短距離走の基本ともいわれる50メートル走を速く走るには、いくつかのコツがあります。体力をつけるだけでなく、気持ちの持ち方を変えることでもよい記録が出るようになるでしょう。
ここからは、50メートル走を速く走るための主なコツを5つ紹介します。
スタートダッシュが大事
短距離走である50メートル走では、スタートダッシュが大切だといわれています。
マラソンなどの長距離走とは異なり、持久力を必要としないため一気に力を出し切ることが肝心です。全力のスタートダッシュがよいタイムを出すことにつながります。
できるだけ早く速度のピークを出す気持ちで、スタートを切ることを心がけましょう。
クラウチングスタートは前転をイメージする
短距離走では、両手と片膝を地面につけた状態でスタートする「クラウチングスタート」が一般的です。クラウチングスタートをマスターすることで、よりタイムアップが期待できます。
クラウチングスタートのコツは「前転をイメージする」ことです。体全体を押し出す気持ちで、前に倒れるようにスタートしましょう。それにより足も大きく出るようになり、スピードが乗る効果が期待できます。
リラックスして走る
スタートダッシュで力を出したあとは、リラックスして走ることを心がけてください。
体を前に出した反動を活かし、腕を前後にしっかり振って走りましょう。腕と足の振りは連動しているため、体全体を使って走ることを意識すると体が前に進みやすくなります。
また、走っている間は体の余分な力を抜くことが大切です。
力まないためには、握りこぶしは作らずにふんわりとした状態で走るのがよいといわれています。生卵のようなやわらかいものを両手に持って走ることをイメージするとよいでしょう。
ゴールの先まで意識して走りきる
50メートル走では、ゴールの少し先を目標にして全力で走ることを意識しましょう。
ゴールラインを目指して走ると、無意識のうちにその手前でスピードが落ちてしまいがちです。また、距離が短い50メートル走では、ゴール手前ではまだ加速状態でスピードが乗りきっていない場合もあります。
少しでもよいタイムを出すためには、ゴールラインの数メートル先まで走りきると決め、集中力を切らさずに走り続けることを心がけてください。
胸でゴールする
ゴール直前では胸をはり、体からゴールすることを意識してください。
多くの短距離走では「ゴールラインに胴体が到達するまで」がタイム計測方法となっています。足ではなく、胴体がゴールラインを超えることが重要です。
頭を上げて大きく腕を振り、前から引っ張られるような感覚で走れば自然に胸が前に出て、タイムの短縮につながるでしょう。
正しいフォームで走れるように練習してみよう
50メートル走では、前傾姿勢で走るのがタイム短縮に効果的です。
この姿勢は「前倒(ぜんとう)」と呼ばれ、体を前かがみにすることで足の力が地面に伝わり、前に進む力が増えるといわれています。
前倒を身に付けるには、壁に向かって体を前に倒し、感覚を身に付けるとよいでしょう。普段の練習時から背筋を伸ばすことや、ストレッチを取り入れるのもおすすめです。
50メートル走のタイムを上げられるように練習しよう
50メートル走を速く走るためのコツや具体的な練習方法、タイム短縮に必要な心構えや正しいフォームを身につける方法を紹介しました。
距離が短いので持久力やペース配分は気にせず、スタートダッシュのあとは前傾姿勢を保ち、ゴールの少し先を意識して走ることを意識してください。体の力を抜き、胸をはってゴールすることもタイムを上げるための重要なテクニックです。
紹介した練習方法をお子さまと一緒に練習し、50メートル走への苦手意識をなくすとともに、親子のコミュニケーションにも役立ててください。