ニューボーンフォトとは?撮る理由や撮影方法について詳しくご紹介
「ニューボーンフォト」とはどのような写真か、ご存じでしょうか。この記事ではニューボーンフォトについてや撮る理由、撮影方法などを紹介しています。ニューボーンフォトについて興味のある方はぜひ、こちらの記事を読んでみてください。
「ニューボーンフォトってなに?」
「赤ちゃんのニューボーンフォトを撮っておいた方がよいっていわれた。どうして?」
上記のようにニューボーンフォトがどういう写真か、どのように撮ればよいかわからない方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ニューボーンフォトについて詳しい内容や撮る理由について紹介します。この記事を読むことで、ニューボーンフォトがどういう写真か理解でき、なぜ撮った方がよいといわれているかもわかるようになるでしょう。
ニューボーンフォトの撮影方法も紹介しているため、実際にニューボーンフォトを撮影したい際に役立ちます。
ニューボーンフォトについて知りたい方や、なぜ撮るか、どのように撮影すればよいか知りたい方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
ニューボーンフォトとは
「ニューボーンフォト」とはどういった写真か、どのような経緯ではじまったか、撮影する時期について紹介します。
ニューボーンフォトがはじまった理由や撮影に適した時期を知ることで、どのような写真を撮ればよいかわかり、赤ちゃんの貴重な姿を写真という形で長く残していけるようになるでしょう。
新生児期に撮影した赤ちゃんの写真
欧米にはもともと、赤ちゃんの出産報告を「赤ちゃんの写真をのせたハガキで行う」文化がありました。そこから「新生児期」という赤ちゃんの短い期間を記録に残すため、記念写真を撮ろうという趣旨が強くなった結果、ニューボーンフォトが生まれたとされています。
日本でも2015年頃から、ニューボーンフォトを撮影することが流行りだしました。SNSで人気が広がっているため、少しずつ定着してきています。
日本では、一般人が撮影した単なるスナップ写真もニューボーンフォトに含まれると認識されますが、海外は少し違うことに注意しましょう。海外では、よりアート性が高く、専門のカメラマンが撮影したものが「Newborn Photography」と呼ばれています。
ニューボーンフォトの定義も、赤ちゃんのポーズや構図を工夫したPosed Newborn Photographyと、より自然体を映したLifestyle Newborn Photographyの2つにわかれていることが特徴です。
撮影時期
ニューボーンとは新生児のことであり、新生児期は生後28日までです。このため、ニューボーンフォトは赤ちゃんが生後28日を迎えるまでの間に撮影しましょう。
ただし、より新生児らしい姿を撮影できるのは、生まれて間もない頃とされています。それは生後間もない時期であれば、赤ちゃんがママのお腹のなかにいた頃のような姿勢を自然にとるためです。
我が子の新生児らしい姿を撮影しておきたい場合は、できるだけ早い時期に、ニューボーンフォトを撮るとよいでしょう。
ニューボーンフォトを撮る理由
ニューボーンフォトといっても、生まれたばかりの赤ちゃんの写真を撮ることに抵抗がある、という方もいるでしょう。しかしニューボーンフォトを撮ることには、2つのメリットがあります。
ニューボーンフォトを撮った方がよいかどうか迷っている方は、こちらを参考にして検討してみてください。
新生児の姿は一瞬で過ぎ去る
ニューボーンフォトが残せるのは、新生児期の生後28日までの間だけです。赤ちゃんの成長は早く、新生児の姿は一瞬で終わってしまうため、ニューボーンフォトとして残しておけば、将来家族にとって思い出深い大切な写真になるでしょう。
ニューボーンフォトに映る赤ちゃんの姿は、どこか神秘的でかわいらしく、この時期にしか見られないものです。我が子の貴重な姿を残すために、ニューボーンフォトを撮っておくことはおすすめです。
産後のママの疲れを癒す
ニューボーンフォトとして赤ちゃんの生まれたての頃の写真を残しておけば、産後のママの疲れも、写真を見るたびに癒されるでしょう。
赤ちゃんを出産した後も、赤ちゃんのお世話でママはひどく疲れてしまうことがあります。そんなときにニューボーンフォトを見ることで、赤ちゃんが小さくかわいかったことを思い出して、ママの心を軽くしてくれるでしょう。
育児でストレスがたまったときも、ニューボーンフォトを見ることで、子どもが生まれたばかりの頃の初心を思い出す効果も期待できます。
ニューボーンフォトの撮影方法
ここからは、ニューボーンフォトを撮る際にはどのような方法があるかを紹介します。
ニューボーンフォトを撮る方法は大きくわけて、カメラマンに頼む方法と自分でセルフ撮影する方法の2つです。カメラマンに頼む場合はどのようなカメラマンに頼めばよいか、セルフ撮影するとしたら注意点はあるかといったポイントを紹介するので、参考にしてみてください。
カメラマンに出張撮影してもらう
プロにニューボーンフォトの撮影を依頼する場合は、赤ちゃんや産後のママへの負担が少ない出張撮影を利用してみましょう。また依頼するときは、知識のあるスタジオやカメラマンに依頼することも大切です。
新生児の赤ちゃんは、体温や姿勢などさまざまなことに気をつける必要があります。しかし、ニューボーンフォトの撮影を引き受けているスタジオやカメラマンが、新生児の知識をもっているとは限りません。
プロのカメラマンに依頼する際には、これまでに撮影した実績があるか、きちんと赤ちゃんに配慮しているかを確認してから、頼むようにしましょう。
セルフ撮影する場合に気をつけること
セルフでニューボーンフォトを撮影する場合は、赤ちゃんがあおむけで寝ている写真を撮るようにしましょう。
セルフ撮影時に赤ちゃんにかわいらしいポーズをとらせたいと考えた場合、赤ちゃんに無理なポーズをとらせ、負担をかけてしまう可能性があるでしょう。新生児の頃の赤ちゃんはかなりデリケートなため、無理をさせないことが大切です。
SNSに投稿する場合
ニューボーンフォトをSNSに投稿する場合は、赤ちゃんが裸の写真は投稿しないようにしましょう。
ママやパパ、赤ちゃんの家族にとっては微笑ましい写真であっても、すべての人にそうとは限りません。子どもが大きくなったときに、裸の写真がSNSに投稿されていることを嫌がる可能性もあります。
子どもを守るためにも、ニューボーンフォトをSNSに投稿する場合はきちんと服を着ているか、おくるみに包まれている写真にしましょう。
赤ちゃんに危険がないように撮影しよう
ニューボーンフォトとは、新生児期の写真です。近年日本でも、ニューボーンフォトを撮影することが定着してきています。
しかし新生児期の赤ちゃんはまだまだデリケートで、気をつけなければならないことがいくつもあります。赤ちゃんのニューボーンフォトを撮影する際は、赤ちゃんに負担をかけないように気をつけ、危険がないよう配慮して撮影することが大切です。
新生児期は、あっという間に終わってしまいます。ぜひこの短い期間にニューボーンフォトを撮影し、大切な思い出として残しておきましょう。